2024/03/25 - 2024/03/25
298位(同エリア345件中)
まりあさん
第二回目の旅は、天気予報がさんざんのようすで、せっかくのオーシャンビューのホテルも、意味がないなぁと、意気消沈状態で、スタートしました。
コロナの一年目、過疎地のドライブ旅行は、お天気に恵まれて、たくさんの絶景と出会い、「天気が晴れなら、日本の旅もまんざらではない」と思えたのでした。
ところが、コロナの二年目は、同じようなルートの過疎地のドライブ旅行は、雨や曇り空が長々と続き、ひどい時には、1-2週間ものあいだ、一度も太陽が出ない。ほとほとイヤになってしまい、「早く、乾いた国に行きたい」と思ったものです。
コロナの三年目は、スペインとフランス旅行に飛び出して、雲一つない、真っ青な空のもと、乾いた清々しい空気の元に歩く幸せを噛み締めたものでした。とはいえ、コロナの後は、飛行機の欠航やら、人手不足やらで、昔以上に海外旅行は苦難にぶつかることも多く、何より値段の高さがひどくなったのでした。
昨年のプチ旅行の連チャンは、またまた天気に恵まれました。秋などは、来るだろうと想定した台風も、ほとんど来ないまま、「台風が来たら、国内の小旅行なら、簡単にキャンセルできる」と思っていたのに、ほぼ毎回のように快晴を楽しめて、またまた「晴れさえれば、日本の旅も充分に素晴らしい」という思いを強くしたのでした。
と、このパターンの過去歴があるから、「もしかして、もしかしたら、今年はまた、雨と曇りに祟られるのか」と、ちょっぴり憂えてます。
今回の旅は、まさに、「もしかして、もしかしたら」の最悪の天気にぶつかったのでした。
しかし、負けてはおれない。
今年は、飛行機やらレンタカーやらの、複雑な旅程を作ったので、基本的に、雨だからとキャンセルしにくいので、雨でも、なんとか楽しんで見せるのだ、と決意してます。
今回の宿は、日出の海辺に建つ、ホテル・ソラージュ
ドライブの時に、たまたま見つけたホテルですが、遠浅の海が気に入って、2-3度は利用したと記憶してます。
素泊まりにして、ランチをホテルのレストランで食べたかなぁ。
今回は、私の苦手な、バイキングの二食付きなのですが、正直、美味しくなかったです。
コロナの期間に、長々と閉まっていて、やっと開いてるのを見つけて予約したのですが、値段は、妙に高くなってました。
高くなった分、食事は何かの工夫があるのだろうという期待を、みごとに裏切ってくれました(笑)。
それより何より、私がこのホテルが好きだったのは、スタッフの方々のホスピタリティーがいいのに好印象を持っていたからでした。けど、今回は、決して悪くはないものの、過去に印象付けられた良さは、どこにも見えず、どちらかというと、並以下のホスピタリティーで残念でした。
しかも、二日目の夕方にお風呂に行ったら、団体さんがたくさんいて、芋の子を洗うようなアリサマにがっかりでした。
で、ちょっとググってみると、「2022年に、シンガポール系の企業に売却」という記事を見つけました。
ただし、スタッフは、そのまま雇用とは、あったのですが、経営が変わって、スタッフに以前のような心意気は残らなかったようです。
もう2度とはめざさないですが、心に残っていた絶景を求めて、諦めない精神で、アレコレ試してみました。
飛行機&レンタカーのシリーズ旅は、基本形は、2泊3日の短い旅にしています。今回は、2泊3日です。
ただ、鹿児島県だけは、あちこち行きたい場所が多いので、数回だけ、4泊5日の週がありますが、これが入ると、金曜日に帰宅して、月曜日にまた出発となり、ちょっと余裕がなくなります。
無理のない程度に、ぎっしりとスケジュールを立ててしまいましたが、無理が見えてきた時には、調整していこうと思っています。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大分空港に着いたタイミングで、けっこうきつい雨が降ってきました。
やっぱり、出足は最悪やわ。
車は、前回のような機能もなく、ごくシンプルなデイズでしたが、ただ、過去の3度の車が、アクセルの加速が悪くて運転しにくかったのに対して、今回は、すーっと加速してくれたので、運転はしやすかったです。
けど、またまたナビに苦労させられました。
日産の車だけど、ナビはパナソニック。
どの車にも確実にあった、「現在地」というボタンさえなく、「マップ」というボタンで、現在地を出すそうです。
ホテルまでは30分ほどで、地図もしっかり予習してきましたけど、空港を出たとこで、後ろにずらっと車が並んでしまい、交通量の多そうな「大分空港道路」より、のんびり走れそうな213号がいいなあと思ってました。
万が一、高速につっこんでしまった場合に備えて、ETCカードは入れたものの、そして、ナビは大分空港道路に案内しているけど、分岐点で、エイヤッと判断して、左折して、213号に入りました。
と、あまり分岐のない田舎エリアなので、ナビは素直に213号で、ホテルまでを案内してくれました。
しかし、次に何キロ先で曲がるのかの表示がない。
まあ、なんとかなるやろと、思えるようになっただけ、少しは慣れたのでしょうか。
曲がる700メートル前ぐらいで、二画面になり、まあまあ分かりやすく曲がり方が表示されたので、なんとか、この慣れない、シンプル過ぎるナビで、ホテルに辿り着けました。
部屋の窓からの海の景色が、この写真です。
絶望的に雨の中の景色でした(笑)。 -
部屋は、ゆったりしたツインです。
冷暖房ともに、しっかり効いて、ベッドも心地よく、温泉も良かったです。 -
バイキングの食事は、・・・・・・
右上にあるアヒージョ。鉄板の上に、小さい陶器の器が並べられていて、「プレートは熱いので、火傷にご注意を」と書かれてましたが、スイッチが入ってないようで、プレートは冷たい(笑)。
コロナのこともあったのか、小さい器に入れて、取りやすくなってるけど、ほとんどの料理が、レストラン開店直後にも関わらず、冷めてしまってるのです。 -
シェフが立っていたので、ステーキでも焼いてくれるのかと思えば、ご当地焼きそばのコーナーでした(笑)。
美味しいと思えたのは、大分の名産の椎茸です。
焼き椎茸や、でかい椎茸の入ったコロッケ。
2泊したので、2度食べたわけですが、メニューの変化もほとんどなしでした。 -
ホテルに着いたのは、ほぼ夕食時間だったので、食後に、小雨にも関わらず、少しだけ海岸を歩いてみました。
ホテルの中庭から、直接海岸に出られるのが、魅力です。 -
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翌日も、雨の予報です。
予報通りに10時ごろに止んでくれるのかどうかが、運命の分かれ目でしょうか。
朝日が昇りましたが、分厚い雲に遮られてます -
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こんな状況でも、意地でも楽しんでやる。
という意気込みで、見つけたのが、暘谷駅(ようこく)という、最初は読み方もわからない駅に隣接して、BIVIというモールがありました。
京都にもBIVIがあるけど、ここのは、百均とスーパーとドラッグストアと、レストランが2件ほど。
駐車場は広いので、そこに車を置いて、JRで、別府に行くことにしました。
大分空港から、大分まで車で行ったとき、別府あたりの車の多さに辟易としたことがあるので、別府へは電車がいいと、過去に学んでおりました。 -
別府駅の前には、温泉が
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駅前から、海の方へと歩きます。
着いた時、雨は止んでました。
けど、霧雨のような細かい雨が時折降ってきて、それに急に突風が吹いたりします。 -
別府の町は、狭い通りに歓楽街があったりと、猥雑な雰囲気です。
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アーケードも、少しはあります。
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別府に来た理由は、このルートが、海の景色を見れることと、別府にはロイヤルホストがあるのを知っていたからでした。
日出には、ジョイフルしかありません。ファミレスでの食事は、空いてる時間帯を狙うこともできるし、ゆっくり食べれて大好きなんですが、ジョイフルだけは、避けたい。
ガストも最近、味と値段をランクダウンしてるので、美味しくなくなりました。
最近は、ココスがあれば、ココスを狙い、ロイヤルホストがあれば、なお嬉しい。
ロイホは、決して安くなく、けっこうな値段になりますが、サービスも味もいいです。
グリルチキンのシャンピニオンソースのランチ。パンも、熱々のを持ってきてくれます。
で、笑えたのは、ここで食事する間、隣からはフランス語、後ろからは英語の会話がずっと聞こえてきて、少し離れたところは、判別できないけど、どこかのアジア語で話す外国人。
なるほどねぇ。別府は、血の池地獄とか、海地獄など、なかなか珍しい観光スポットがあるから、欧米人観光客をも惹きつけているようです。けど、その割に、おしゃれなレストランとかは期待できない。
だから、もしかしたら、別府のロイヤルホストは、彼らにもオアシスになるレストランなのかもしれません。
別府のロイヤルホスト。日本にいながら、海外旅行しているような錯覚を覚える、外国人がたくさんのファミレスでした。
バイキングは、作り置きの料理になるから、美味しくない。
ここでやっと、熱々の美味しいランチをいただけました。 -
プチ・デザートのコーヒーゼリー。
ゼリーは、砂糖っけ無しのほろ苦にして、ホイップクリームとアイスクリームが程よい量で入ってます。 -
さて、雨が降ったり止んだりの時間帯を、JRで別府に往復することで、時間潰しをして、日出に戻ってきた頃には、少しだけですが、青空も出てきました。
ラッキー。 -
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レンタカーの練習もあるから、道の駅 くにさき、まで、走ってみました。
さすが、大分の田舎ゆえ、とりわけ見るものもないけど、車も少ない。
道の駅は、着いてから、「えっ、どこ?、どこが道の駅???」と悩む程度のしょぼいもので、小さい店舗があるだけでした。
でっかいスペースは、第二駐車場となってましたが、ほとんど車もなく、ただの原っぱ(笑)。
少しだけ花が植えられていたので、唯一の、写真スポットがこれでした。
トイレだけ利用して、Uターンです。 -
さて、ホテルに戻りました。
干潮は、ネットで調べて、15時と、夜中の3時だったので、ちょうど、15時ごろにホテルに戻ってきたのでした。 -
ここで、感動して、気に入ったのは、この干潮時の海辺です。
遠浅の海が干上がって、ずんずん歩けるんですよね。
もう少し、青空がたくさん広がってくれたら、もっと綺麗な色になったのですが、まあこの天気ですから、このあたりがマックスでした -
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地面が、波の模様になって、ボコボコになってます。
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海の中を、しばし散歩してから、今度は、海沿の遊歩道を端から端まで歩きました。
ホテルから、左へは、ほんの5分ほどでつき当たり。 -
ホテルから右へは、かなりの距離を歩けます。
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潮干狩りも許されているようで、数人の方が、バケツを持って、うろついてました。
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この岩の少し先まで、遊歩道が続いていて、そこからまた、別の砂浜が続いてました。
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海に向かった神社
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少ない青空をとらえての苦肉の撮影
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遊歩道が続いた先に、岩が見えますが、あの向こうまで、歩けます。
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いつものパターンで、似たような写真が続きます
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ここ、田舎では珍しい、ウォータースライダーが人気のようで、今回もまた、春休みゆえ、お子ちゃま連れが多かったです。
学校の休みに、親子四人で、バイキング。大人には、アルコール飲み放題。
ま、そういう宿ですね。
私には無縁ですが、キャラクターの、ハーモニーランド、とかも近くにできているようです。 -
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一通り食べて、美味しくないのは分かったので、たっぷりのサラダに、シーフードやチーズを散りばめて、カレーライスと食べました。
カレーって、どこで食べても美味しいので、昔、オーケストラの添乗で、田舎のコンサートホールめぐりをした時に、見つけた合言葉、「困った時のカレー頼み」
レストランがまずい時には、カレーを食べるんです。
繊細な味付けが必要なものは、スルーして、カレーとサラダにすると、なんとかなります(笑)。 -
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お月さんが綺麗でした。
向こうに見えるのは、別府の町の明かりです -
朝焼けは、ほんの少しですが、楽しめました
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もう帰るというこの日は、日本中が晴れの天気でした。
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この時間は、満ち潮になってくるので、一面に海水が満ちてきています。
と、残った島に、水鳥たちが集まっている。 -
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大分空港は、鹿児島よりは、ぐんと小ぶりで、レストランもほんの数軒しかありませんでしたが、この滑走路を見渡すレストランは、なかなか気に入りました。
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ヒレカツ定食と、椎茸を焼いたもの。
やっぱり、私のために調理して、熱々の品は、美味しいです。 -
展望デッキも、広々。
ANAのラウンジはないですが、カード・ラウンジで、時間調整しました。 -
トイレが近い私は、いつも通路席なのですが、今回のみ、窓際席。
なので、窓の外の写真を入れます。
まさに、プロペラの真横の席でした。 -
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四国の佐田岬。
ここ、2度ほど走って、九州までのフェリーに乗ったことがありますが、こんなに複雑な地形だったんですね。 -
関西空港
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大阪城
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梅田界隈のビル街
ホテルは、大好きなホテルの変容ぶりを見てしまったわけですが、海の中も歩けて、あの独特な風景も楽しめたし、毎週のように伊丹空港に行き、ひょいひょいと飛行機で移動するのは、ワクワクします。
飛行機利用と、レンタカー利用に、どんどん慣れてみたいと思います。
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