2024/01/19 - 2024/01/19
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funasanさん
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クルーズの旅は終盤になってきました。1月17日朝9時30分、ロイヤルプリンセス号はオークランド(写真)に到着しました。
私の体調は回復し、よし、今日から観光だ~、と思いきや、空は灰色の雲に覆われ、冷たい雨まで降ってきます。これがNZの夏か?と疑いたくなるほど期待外れの天気です。
天気に文句を言ってもしかたありません。風邪が治り元気にオークランド観光ができるだけで幸せです。
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
※新著『がん患者よ、旅に出よう!』キンドル版・ペーパーバック版
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熱が下がり、咳や痰も少なくなりました。やっと風邪が治った感じです。体調が良くなるとクルーズ客船から見る朝日(写真)は一段と素晴らしく感じます。
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いつものようにビュッフェレストラン(写真)に朝食を食べに行きます。今日は気合が入っています。
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とりあえずビュッフェカウンターから美味そうな料理(写真)をピックアップしてきます。気合十分ですが胃袋が小さくなってきたせいか、この1皿を平らげるとお腹は膨れてしまいます。
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フルーツとケーキ、そしてコーヒー(写真)で朝の優雅な朝食を終えます。
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オークランドに接近してきました。ニュージーランドの人口は約530万人(2023年)ですが、その約1/3の167万人がオークランドに暮らしています。
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オークランドの中心部(写真)は港周辺に集中しているので徒歩観光で可能です。しかもクルーズ客船は「プリンセス・ワーフ」に接岸するので下船して5分も歩けば市の中心街まで行けます。
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プリンセス・ワーフに接岸したロイヤルプリンセス号(写真)です。残念ながらお天気が悪いのでイマイチ盛り上がりません。自称「トラベルライター」の私はお天気次第でその日の気分がジェットコースターのように変動します。
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プリンセス・ワーフの先端には「ヒルトン・オークランド」(写真)が建っています。300mほど海に突き出した形になっていて、すべての客室にバルコニーが付いています。
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ヒルトンホテルのロケーションは抜群ですが、クルーズ船が接岸すると船からヒルトンの客室が丸見えです。プリンセス・ワーフの反対側に「クイーンズ・ワーフ」(写真)があります。ここからは近距離のフェリーや観光船が発着します。
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何日ぶりでしょうか、やっと妻と一緒に寄港地観光ができます。下船してすぐ、オークランドの目抜き通り(写真)という抜群のロケーションに懐かしい店がありました。
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「OK Gift Shop」(写真)です。ご存じ「大橋巨泉」が経営するお土産屋さんのOKギフトショップです。オークランドでお土産を探す日本人は一度は訪れるお店らしく、レジの店員はオークランド在住の日本人女性でした。
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大橋巨泉と言われても知らない人が多いかもしれませんが、私の世代(70代)では圧倒的に人気がありました。私は彼の生き方に大いに影響されました。
写真:プリンセス・ワーフとクイーンズ・ワーフの間の小さな波止場 -
大橋 巨泉(1934年~2016年)は、日本のテレビタレント、放送作家、元参議院議員、その他、様々な分野で活躍し日本のマルチタレントの先駆けでした。彼は実業家でもあり、1973年、カナダのバンクーバーに、日本人観光客が日本語で買い物できる土産物店「オーケーギフトショップ」を開店しました。
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その後、カナダ国内ではバンフとナイアガラに開店したほか、オーストラリアのゴールドコーストとケアンズ、ニュージーランドのオークランドとクライストチャーチ(2011年にクイーンズタウンへ移転)にも展開し、3ヶ国7店舗まで事業を拡大しました。
写真:クイーン・エリザベス2世スクエア -
さて、クイーン・エリザベス2世スクエアに面して堂々たる建物があります。これはオークランド中央駅の「ブリトマート駅」(写真)です。駅舎は古い郵便局の建物を使用しているため、外からは古い駅に見えますが、2003年開業の比較的新しい駅です。
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プラットフォームは地下にあり、4本の近郊線の始発駅となっています。古典的な外観とは異なり、内装は現代的なデザインとなっています。
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駅舎内には飲食店が多数入居しており、大勢の人で賑わっています。
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クイーン・エリザベス2世スクエアから南に延びるアルバート・ストリートを歩いてみました。周囲には高級ショップ、カフェ・レストランが軒を連ね華やかな雰囲気です。
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アルバート・ストリートの道路幅は広いですが車道は1車線しかありません。その代わり歩道が非常に広くて街路樹(写真)が並んでいます。歩行者にとっても優しい道路設計です。
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アルバート・ストリートのカフェの値段調査です。現在、ニュージーランドドルは1NZ$=約91円です。これをもとに円換算します。
ALL-Day Breakfast(Bacon or Smoked Salmon):24.5$(2230円) -
Burgers with Chips:26$(2360円)
飲み物を注文すれば軽く3000円を超すでしょう。恐らく分量が多いと思うので夫婦2人でシェアすればこの値段でも耐えられますが、物価高には参ります。 -
Sandwiches with Chipa:25.5$(2320円)
今でもはっきり覚えていますが、南島の景勝地「クイーンズ・タウン」のホテルのレストランで立派なサーモンステーキを食べましたが、1000円ちょっとでした。もう30年近く前の話ですが…。残念ながら時代は完全に変わりました。 -
お上りさんは高い所「スカイ・タワー」(写真)に上ります。このタワーは地上328mあり、高さの違う3つの展望フロアがあります。
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高さ186mのメイン展望フロア(写真)からの眺めです。
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眼下にオークランドの市街(写真)が広がりますが、何しろ天気が悪い。折角の大展望も気分が乗りません。しかたがなく証拠写真をとっている感じです。
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オークランドの一番の中心街で高層ビルが集中しています。写真左に停泊中のプリンセスクルーズ号が見えます。
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オークランドは港に面していますが意外と坂道が多く、周囲に小高い丘や緑が多いです。この理由は、オークランド周囲は火山帯に位置していて、多数の火山が点在しているからです。勿論、それらの多くは休火山となっています。
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メイン展望台の一部に「ガラスの床」(写真)が作ってあり、はるか地上まで見えてちょっとスリルがあります。しかし、これはほんの序の口で凄いアクティビティがありました。
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それが「SKYWALK」と「SKYJUMP」です。スカイウォークは専用の防寒具を着て安全ベルトをつけて「展望台から出て」スカイ タワーの端を歩きます。スカイタワー周囲の 360 度の景色を自分で歩いて(恐怖と戦いながら)街を見下ろします。
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もっと凄いのが「スカイジャンプ」です。スカイ タワーの頂上から時速 85 キロで飛び降りるのです。アドレナリン爆発です。その無茶なアクティビティをやり終えた人達が“満面の笑顔で”帰ってきます。そしてここで服(写真)を着替えます。
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私は南島のクイーンズタウンに数日滞在して2回現地のツアーに参加しました。1回目はミルフォードサウンド1日ツアーでフィヨルドランドの大自然を満喫しました。
写真:アルバート公園 -
2度目が凄かった。冒険ツアーで、その中に、川を猛スピードで下る「ジェットボート体験」と「バンジージャンプ発祥の地」見学がありました。
写真:アルバート公園 -
ジェットボート体験は10分程度のお試し乗船で参加自由でした。私は怖くて不参加でした。もう1つの「バンジージャンプ発祥の地(カワラウ)」見学は凄かったです。
写真:アルバート公園 -
物凄く深い渓谷に架かる橋の真中の飛び込み台まで見学に行きました。ここから本当に飛び込む訳ですから。信じられません!バンジージャンプという狂気の遊びはここNZから世界に広がっていきました。
写真:アルバート公園 -
ニュージーランド人は自然が大好きで冒険心旺盛です。お金をかけずに様々なアクティビティを作り出して人生を楽しむ。私はニュージーランドが大好きになりました。
写真:オークランド市街中心 -
特に南島の景勝地「クイーンズタウン」が気に入りました。夏は登山・ハイキング、そして冬はスキーのメッカです。綺麗なワカチィプ湖に面し、ホテルは安くて高品質、サーモンステーキも安くて絶品、おまけに「英会話学校」も多数あります。
写真:ロイヤルプリンセス号乗船 -
南半球にあるNZは日本と季節が反対です。私はすぐに盛り上がり、日本の冬にクイーンズタウンの英会話学校に入って、英語学習と登山・ハイキングを同時に楽しむか?
写真:客船にもどれば綺麗な部屋が待っています。 -
それとも、日本の夏にクイーンズタウンの英会話学校に入って、英語学習とスキーを同時に楽しむか?と、私の夢は無限に広がりました。全部、夢破れですが…。(涙)
写真:お風呂に入って一休み -
いい想い出ばかり残っているNZ旅行でしたが、妻と子供を日本に残した1人旅(40代)でした。そこで、今回は妻を誘ってのNZ周遊クルーズとなった訳です。
写真:ビュッフェレストランで遅いランチ -
朝から3~4時間ばかり歩き回り、お腹ペコペコです。経費節約のため観光中は飲食せず船にもどって豪華ランチ(写真)です。これをオークランド市内のレストランで食べたらとんでもなく高額ランチになるでしょう。
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クルーズ船はお客を飽きさせません。夕方からは船内アクティビティが目白押しです。私は船内新聞を見てヴァイオリン2重奏(写真)を聞きに行きました。
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好きなカプチィーノを調達して、パソコンを開いて、ヴァイオリン2重奏の生演奏を聞きながらの知的生産です。これはもう(私にとって)最高に幸せな時間です。
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面白いことに、演奏が始まるとお客が勝手にダンスを始めるのです。その中でも小さな少女(写真)が見事なダンスを延々と続けていたのです。プロダンサーになりきった感じで踊っていました。お見事!
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普通のクルーズ船の夕食はメインダイニング(写真)で「フルコースディナー」を頂く、というのが一般的ですが、我々は体調不良のため何度もビュッフェレストランのディナーにしました。ここでビュッフェの肉料理を紹介します。
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「Roast Turkey Breast」(写真)は、オーブンで調理された骨付き、皮付きの七面鳥の胸肉です。肉は乾燥した熱で焼かれ、柔らかくジューシーな肉と、パリッとした皮がうまいです。
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「Leg of Lamb」(Slow Roasted with Rosemary)
ローズマリーを使ってゆっくりと焼いた「子羊の脚」。ローズマリーの香りと風味を楽しむことができます。 -
「Beef Rib Eye」(リブアイ・ステーキ)
リブアイは、牛の背中側、リブの部分にあるお肉のことを指します。この部位は、リブロースの中心部分で、最上級部位とされています。リブアイは、お肉のきめが細かく、やわらかく、脂身も少ない特徴を持ちます。 -
リブアイステーキの“アイ”とは、リブロースの骨と余分な脂やかぶりの部分を取り除いたものです。リブアイはリブロースの芯の部分だけを指し、その柔らかさと脂のバランスから、ステーキに最適な高級部位となっています。
写真:「Beef Rib Eye」(リブアイ・ステーキ) -
「Grilled Chicken Scaloppine」(鶏肉のスカロッピーネ)
スカロッピーネ(Scaloppine)は、イタリア料理で、薄くスライスした肉に小麦粉をまぶしてソテーした料理です。 -
「Minute Steak」(ミニッツ・ステーキ)
牛肉を薄く切って手早く焼いたステーキのことを指します。名前の由来は、数分(ミニッツ)で焼き上げることからきています。
ビュッフェレストランではこれらの肉料理が食べ放題なので、糖質制限、肉食中心の人にお勧めです。
参考:舟橋栄二著『夢の豪華客船クルーズの旅:大衆レジャーとなった世界の船旅』 出版社:22世紀アート( Kindle版、ペーパーバック版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B078LPSDYJ/
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