2023/05/20 - 2023/05/27
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みーみさん
この旅行記のスケジュール
2023/05/20
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長い長いコロナ禍も、ようやく終わりになりそうな2023年、
そろそろ海外旅行にも行きたいけど、いきなり遠くや長距離はちょっと
たいへん・・ということで、海外旅行リハビリも兼ねて、日本発着のクルーズ旅行に参加しました。
海外といっても、寄港地の台湾が一日だけですが、ひさしぶりの海外なので、それぐらいがちょうどいいかなーと。
それに帰国入国時の手続きも一度体験しておきたいという思いもありましたが、出発直前にコロナが五類になり、結局、陰性照明やワクチン接種記録などもいらなくなりました。
寄港地は那覇、石垣島、台湾の基隆の三か所のクルーズ旅です。まずは沖縄に向けて神戸から出発です。
- 旅行の満足度
- 5.0
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夕方、神戸港からの出航でした。
ブラスバンドのお見送り。 -
デッキでも、クルーズ船スタッフによる賑やかな出航セレモニーが。
いやがおうにも気分が盛り上がります。 -
船が徐々に岸壁を離れていきます。
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この高さで海側から見る神戸の街は初めて。
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六甲山が遠ざかっていきます。
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イチオシ
ダイヤモンドプリンセスは長崎の三菱造船(三菱重工)で作られた日本生まれのクルーズ船で、115,875トン、乗客定員2706人、乗組員1100人、全長が290メートルです。
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10数年前に一回クルーズ船に乗ったことがあるんですが、その時の結論、「バルコニーは要らないかな」
もちろん、価値観は人それぞれなので、いちがいに言えませんが、そもそも部屋にいるときは、寝る、着替える、シャワーを浴びるぐらいなので、あんまりバルコニーに出ることはないですし。もっとも、出航や入港するときのセレモニーをバルコニーから見たり、朝食を食べたり・・とかクルーズ船ならではの楽しみ方もできるので、結局好みの問題かなと思います。 -
バスはシャワーのみ。
リンスインシャンプーとボディジェルは備え付けられています。 -
タオル、バスタオルの交換は一日に2回ありました。
ハンドソープ、ボディミルクあり。 -
ダイヤモンドプリンセスの日本発着便のよいところは、水、コーヒー、紅茶、レモネードがクルーズ料金に含まれている点。アルコール類を含むドリンクとwifi,チップが含まれているプリンセスプラスという定額パッケージもありますが、アルコールは飲まないし、下船すれば日本なので普通にケータイ・ネットも使えるし、ということで、パッケージは申し込みませんでした。お酒を飲む方はパッケージを申し込んでもいいかもしれませんね。
ちなみに、パックにはアイスクリームのパフェを一日2個まで食べれるという特典もあるんですが、実際に食べた方にきいてみると、とてもじゃないけど、毎日食べれない、結局一回しか食べなかったそうです。 -
朝昼夕とすべてビュッフェスタイルのレストランが「ホライゾンコート」
寄港地で下船するとか、船内ショーの時間までに早く食事を済ませたい時には、断然ビュッフェのホライズンコートが便利。
コースメニューはやはりかなり時間がかかります。 -
イチオシ
2日目は沖縄に向けて終日クルーズです。
太平洋の波は穏やかで、船もまったく揺れません。 -
三日目の早朝、最初の寄港地・沖縄那覇に到着です。
「琉球村と世界遺産 識名園」と言うエクスカーションに参加しました。 -
琉球村は、沖縄各地から民家を移築したテーマパークで、登録有形文化財に指定されている建物も多数ありました。
琉球村 テーマパーク
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旧仲宗根家は1808年建築の一般的民家です。
琉球村旧仲宗根家 名所・史跡
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登録有形文化財の旧國場家は、戦前戦後の沖縄の経済界の大立者・國場幸太郎氏の生家です。
1928年建設と村内では一番新しい建物で、玄関庇やガラス戸など近代住宅の要素を取り入れれれています。琉球村旧國場家 名所・史跡
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一番座は床の間、違い棚といった純日本式の和室になっていました。
琉球村旧國場家 名所・史跡
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玄関正面から一番座、二番座、三番座と部屋が続いています。
琉球村旧國場家 名所・史跡
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二番座。仏壇でしょうか。
琉球村旧國場家 名所・史跡
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村内には咲元酒造の工場もありました。
泡盛の工場です。咲元酒造 名所・史跡
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旧玉那覇家。
琉球村旧玉那覇家住宅主屋 名所・史跡
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イチオシ
旧島袋家住宅には高倉が付属していました。
高倉=高床式倉庫で、穀物や種子を保存のためや、ねずみなどを寄せ付けないように床を高くして通気性をよくしている建物です。琉球村旧島袋家住宅高倉 名所・史跡
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イチオシ
旧比嘉家
家の前の壁は、門のかわりの目隠しとも、魔除けとも。
南九州の知覧の武家屋敷にもこれと同じような壁があったのを思い出します。琉球村旧比嘉家住宅主屋 名所・史跡
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旧平川家フール
パンフレットにはフールと言うのは、人間のトイレを兼ねた豚の飼育小屋と書いてありましたが、どういうこと?!
はっきりとは書いてないけど、人の排泄物を豚のエサとして利用していたということなんでしょうね。現代からするとびっくり・・ですが・・。琉球村旧平田家住宅フール 名所・史跡
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旧花城家は久米島から移築された住宅です。
家の前に壁がありますね。琉球村旧花城家 名所・史跡
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御嶽と神アサギ
琉球村 神アジャギ 名所・史跡
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各家の室内には様々なものが展示されています。
美しい紅型の着物。琉球村 テーマパーク
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イチオシ
1808年建築の旧大城家は、村内でも規模の大きい住宅で、那覇市首里から移築されたもので、王府の重臣の邸宅でした。
琉球村旧大城家住宅主屋 名所・史跡
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水牛もいました!
昭和の初めまでは、沖縄では小規模な黒糖工場が農村にあって、牛にサトウキビをひかせていたそうです。琉球村 テーマパーク
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琉球村のもう一つのお楽しみは、島唄や琉球舞踊、エイサーなどの沖縄伝統芸能を楽しめるところです。
旧西石垣家前での島唄ライブ。琉球村旧西石垣家住宅主屋 名所・史跡
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優雅な女性の琉球舞踊。
琉球村 テーマパーク
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そして、最後に勇壮なエイサー
エイサー演舞 祭り・イベント
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映像では見たことありますが、生では始めて。とても迫力がありました。
琉球村には沖縄の駅という大規模なお土産屋さんがあって買い物もできるし、食事処もあります。
エイサーもみれるし、色々楽しめる施設でした。エイサー演舞 祭り・イベント
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次に訪れたのは、琉球王家の別邸・識名園です
識名園 公園・植物園
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正門は国王一家などのみが出入りできた門で、格式のあるお屋敷のみに許された屋根がついています。
識名園 公園・植物園
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正門から続くカーブした道を進むと池が見えてきます。
カーブした道というのは直進しかできない魔物除けだったそうですよ。識名園 公園・植物園
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左手には育徳泉という池の水源のひとつにもなっている泉がありました。
識名園 公園・植物園
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そして、その育徳泉を過ぎると、右手にはカーブした石積みの壁が続いて、
識名園 公園・植物園
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さきほど見えていた池の景色が全く見えなくなります。
識名園 公園・植物園
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その道の先には開けた空間・御殿が現れます。
識名園 公園・植物園
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そして池のある景色がまた目の前に現れます。
こういった視覚効果を狙って先ほどの石垣なども造られているのかなあと思いました。識名園 公園・植物園
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御殿
識名園 公園・植物園
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座敷から庭が眺めたところ
識名園 公園・植物園
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識名園は1941年に国の名勝に指定されましたが、戦災で大きなダメージを受けました。
そして、1975年より修復・整備か行われ、再び美しい姿を取り戻し、現在は世界遺産の構成物のひとつとして登録されています。識名園 公園・植物園
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室内に上がって部屋を見学することができます。
識名園 公園・植物園
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御殿内部
識名園 公園・植物園
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御殿内部
識名園は18世紀後半に造営されました。識名園 公園・植物園
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床の間、違い棚などの書院造の座敷。
識名園 公園・植物園
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一番座、二番座、三番座。
識名園 公園・植物園
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古写真がたくさん展示してありました。
復元・修復はこのような写真が役に立ったのでしょうね。識名園 公園・植物園
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駕籠屋。
識名園 公園・植物園
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庭は回遊式庭園になっていて、二つのアーチ橋があります。ひとつは琉球石灰岩をそのまま使ったようなゴツゴツとした石でできていて、もうひとつはきちんと成形をした石を使っています。その対比がまたおもしろいですね。
識名園 公園・植物園
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この石段の段差は、かなり高いです。
識名園 公園・植物園
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対岸から御殿を見たところ
識名園 公園・植物園
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御殿全景
識名園 公園・植物園
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池の島には六角形の四阿があります。
識名園 公園・植物園
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島に渡る橋は琉球石灰岩の一枚岩でできています。
識名園 公園・植物園
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六角堂と橋。
識名園 公園・植物園
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イチオシ
御殿、池、六角堂を望む。
識名園 公園・植物園
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あふれた池の水が石の懸樋から落ちていくた滝口。
昔はここにも四阿があって、滝で涼を取ったそうです。識名園 公園・植物園
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池に浮かべた船の船着き場も残っています。(舟揚場)
識名園 公園・植物園
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イチオシ
橋を渡って対岸から御殿側を見る景色も美しい。
識名園 公園・植物園
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景色を見渡せる高台(勧耕台)
ここから手入れの行き届いた田畑を見て王が人々を励ましていると讃えた「勧耕台碑」というのがあります。識名園 公園・植物園
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現在の勧耕台碑ものは拓本をもとに復元したものです。
識名園 公園・植物園
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番屋。
昔のお屋敷・邸宅には必ずあるのが門番・番人の家ですね。
琉球村と識名園、沖縄の歴史や文化に触れられる充実した旅でした。
これから船へ帰ります~識名園 公園・植物園
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