2014/02/23 - 2014/02/27
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Exclevelanderさん
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旅行3日目。この日は朝からチチェンイッツァ遺跡とセノーテを回るツアーに参加しました。2月とはいえ、36度という気温の中での観光でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
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-
今日は丸一日チチェン・イッツァ遺跡を巡るツアーに参加しました。
ツアーのpick up時間が7時とかなり早かったので、この日は6時前に起床。
ベランダに出ると、こんなにきれいな朝日が見えました. -
今回は某H社のツアーに参加したので、日本人ばっかりのツアーです。
カンクンからチチェン・イッツァー遺跡までは車で3時間半ほど。
参加者は15人くらいでした。
ホテルで日本人は見かけませんでしたが、結構日本人もカンクンに来てるんですね。
多くはハネムーンという感じのカップルが多かったです。
最初の休憩ポイントまでは高速道路をひたすら進むだけだったので結構退屈な感じでした。
2時間ほど移動したところでトイレ休憩とお土産やの散策タイムがありました。スペイン統治時代の建物っぽい感じでしたが、観光客向けということなのかもしれません。 -
休憩所の隣にはビール"Sol"の工場がありました。
遺跡見学をキャンセルして、そのままビール工場見学に行きたくなるくらいの暑さでした....。
ガイドさんによるとこの日の気温は36℃の予報(注:冬の気温です)。
日差しがとても強いということで、
- 日焼け止めを塗ること
- 一人1L以上の水を購入しておくこと
- 帽子を用意すること などの諸注意がありました。 -
お店の中に並んでいたお菓子にはブラジルのエース、ネイマールが出ていました.
2014年当時なのでネイマールも若いですね~。 -
時間が残っていたので、辺りをブラブラしているとツツジっぽい花を見つけました。
が、全体的に枯れ気味でした...。
おそらく気温が相当高いようです。 -
メキシコからコスタリカにかけての地域はメソ・アメリカと呼ばれており、
この地域ではマヤ文明が栄えていました。
このマヤ文明の中でも一番有名なピラミッドがチチェン・イッツァのエル・カスティーヨです。
このピラミッドは、春分と秋分の日の年2回、羽を持つ蛇の神ククルカンが舞い降りることで有名です。 -
チチェン・イッツァの遺跡は冬でも気温が非常に高くなります。
自分たちがツアーに参加した2月下旬でも最高気温は36℃を記録していました。
真冬のボストンから来ていたので暑さは正直堪えましたが、この日はまだ比較的風もあったので助かりました。
夏場は45℃くらいになることもあるそうです。
ガイドさんも仕事とはいえ、大変だなあと...思いました。
公園の入場ゲートを入るとしばらくは通路の両脇にお土産屋さんが続きます。 -
古代遺跡のピラミッドがあるということで1988年に世界遺産に登録されています。
-
そして、ゲートを通過してから5分くらい。
お待ちかねのピラミッドと対面です。 -
この日は雲もそれほど多くなく快晴!
青い空とピラミッドが映えています。正直ちょっと暑かったですが、曇り空だと写真も残念な感じになるので文句言えませんね。
この後は、ピラミッド以外の遺跡を見に行きました。 -
チチェン・イッツァ遺跡の観光の続きですが、
マヤ文明で最も特徴的なのは生け贄の文化です。
まず最初に見に行ったのはツォンパントリという球技場の近くにある骸骨の祭壇。
頭蓋骨が彫られており、この上に生け贄が置かれていたそうです。 -
今の自分たちの文化からするとおぞましく感じますが、当時はこれが当たり前だったそうです。
ツォンパントリの隣にはジャガーの神殿がありました。 -
名前の由来は外壁にジャガーの闊歩する姿があるために名前がついたそうです。
この建物の内壁には多くの戦闘のシーン等の壁画や、レリーフが残る。 -
チチェン・イッツァ遺跡で有名なものとして球戯場が知られています。
場所はジャガーの神殿の反対側になります。
此方がフィールド全体の写真 -
球戯場で行われていたのはサッカーに似たスポーツで、手を使わずにゴム・ボールを壁の上部に取り付けられた輪に入れるというもの。
こちらがゴールの輪っかです -
実際ゴールにいれるのはなかなか至難の技だったと思います。
この球技は諸説あるものの、豊作祈願の儀式といわれているが、スポーツと違う点は、勝者のリーダーは首を切り落とされてしまいます。
なぜ勝者が死ななくてはいけないのか?
当時のマヤの価値観では、神への生け贄は名誉であり、天国への道が約束されるということで、
当時生け贄志願者は数多く、競うほどのものだったそうです。
首をはねられたリーダーの体から出た血液が、蛇の形になって飛び出しています。
ちなみに蛇は神様の化身といわれています。
球技に勝利し、自らを神への生け贄に捧げることで、飛び散った血は蛇の形に描かれており、生け贄となった体は神に近づき、天国へ導かれるということなのだそうです。
世界ではさまざまな価値観がありますね。 -
球戯場を見た後、10分ほど歩いてセノーテを見に行きました。
セノーテですが、地下水が溜まった池のことです。
このセノーテ。
川のないユカタン地方ではセノーテは命綱だったそうです。
ということで、雨乞いや豊作を願って生け贄を捧げる場所でもありました。
20世紀初めの調査によれば、池の底からは子供や女性、金や翡翠の装飾品などが出てきたそうです。
今でこそ、生け贄は必要ありませんが、マヤ文明では至る所で生け贄というキーワードが出てきます。 -
暑い中を歩いてきたので、ここで少し休憩になりました。
36℃の炎天下で歩くのはさすがにしんどかったです....。
さて、この後はついに「エル・カスティーヨ」のピラミッドを見に行きます。
このピラミッドは半分が復元され、半分は当時のままの状態で保存されています。
古代文明のピラミッドがこれだけ綺麗に保存されているので見ていてもとても壮観です。
以前はこのピラミッドにも登ることが出来たそうなのですが、階段から落ちて死亡してしまった人がいたそうで、
現在は登るのは禁止されています。 -
こちらが、ククルカンの蛇です。
-
階段の段数は91。これが四方にあるので合計すると364。最上部の神殿の石段を合わせると365段で1年を表すのだそうです。
また、ピラミッドの各面は9層構造で、各層は階段を境に2層に分けられているので計18層。マヤ暦は1年=18か月だったので、月を表現しているとガイドさんが説明してくれました。
階段もかなり崩れていて重ねた歴史の長さを感じることが出来ます。
一通り説明が終わった後、ガイドさんからツアー参加者みんなでピラミッドに向けて拍手をしてください。と言われました。
この拍手の振動が、ピラミッド状部の神殿に反響して音が戻ってきます。
この戻ってくる音が古代アステカ文明で農耕神ケツァルコアトルの使いとして崇拝されていたケツァールの鳴き声に聞こえるのだそうです。 -
蛇の装飾の近くにはまたまたイグアナが日向ぼっこしていました。
-
遺跡観光の後は、はIK KILのセノーテへ向かいました。
日本のテレビでよく見るのはグランセノーテでダイビングスポットとして有名ですが、テュルム遺跡の近くなので今回行ったIK KILのセノーテとは別物です。
このセノーテですが、2010年にRed Bull主催のDiving(飛び込み)世界選手権が行われたことで有名なんだそうです。 -
セノーテの上から覗き込んでみると沢山の人が泳いでいます。
このセノーテは深さが53mもあるそうで、入るにはライフジャケットの着用が義務付けられています。
あまり泳ぐのが得意ではないのでさすがにライフジャケットなしで入る勇気はありませんでした。
さらに見てみるとたくさんの人が泳いでいました。 -
人、人、人。
みんなチチェン・イッツァ遺跡とセットでこのセノーテに来ているのでとても混雑していました。観光地なんで仕方ないんですけどね....。
せっかくの機会なので、入ってみることにしました。
透明度が高いことで有名らしいのですが、人が多いこともあってそれほど水も綺麗ではありませんでした。
なんだか夏休みの休日にプールに来たような感じでした。 -
旅行の4日目。
この日がカンクンで一日滞在できる最後の日。
当初はイスラ・メヒーネス(カンクン近くの島)に行こうと思っていたんですが、
同行の友人が今日はゆっくりしたいということと、せっかくAll Inclusiveのプランで来ているのでホテルの施設を十二分に楽しもうということになりました。
だって、この海ですから。 -
海岸も素晴らしかったです。
当時住んでいたボストンは氷点下の気温だったので、この常夏のカンクンの気候は本当に天国の様でした。夏は暑そうですが...。 -
プール遊びも気持ち良かったです。
アメリカから来ている人は雑誌や、ハードカバーの本を置いてました。
あまり影がないところでも彼らは日光浴をしながら数時間ぐらい平気で本や雑誌を読んだり、のどが乾けばビールやカクテルを飲むという優雅な休暇を過ごしていました。この日光浴をしながら優雅に読書というのがなかなかできません。
欧米の人は観光であまりウロウロすることもなく、ホテルなどのリゾートで文字通りのんびりとするのが普通のようです。
まだまだこういう過ごしかたって出来ないですね....。
リゾートでぼんやりと本を読んだりして過ごすというのがなかなかできませんね~。
さて、部屋でのんびりしていると、どうも、体中がかゆくなってきました....。
鏡で体を見てみると全体が赤くはれ上がっています。
もともと日焼けに弱い体質なので長時間日に当たると赤く腫れあがってしまうんです。日焼け止めも最初に塗ったんですが、プールに入っている間に落ちてしまったようです。
あまりにひどくなってきたので、妻に日焼け用のアフターローションを買ってきてもらいました。
体質的にリゾートでのんびりするのは向いていないのかなあ。。。
日焼けのトラブルを除けば一足早く夏休みを楽しむことが出来ました。
日本からはなかなか来る機会がないので、とても貴重な機会になりました。
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