ほっこり温泉行きたかったから。1泊2日。

2024/02/09 - 2024/02/10

年末年始、忙しかったから。
なんかほっこりしたいな、と、1人参加可能な旅行を申し込みしました。
宿泊は今井浜温泉。目的地は修善寺、河口湖。
河津桜も見られるかな。修禅寺参拝もいいんじゃない。
翌日は、河口湖へ。
え？河口湖へ？へ～。
富士山ビュー特急に乗るために。
行程を見ると変わったプランだな、と思ったけれど。
そうか、どちらかと言うと、乗り鉄旅なんですね。
電車にも乗れるんだ。ラッキー。

エリア 富士五湖(山梨)

• 旅行の満足度: 4.5

• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

行きは、サフィール踊り子号、グリーン車。
品川駅12：38発サフィール踊り子号。ホームに入線してきました。

伊豆方面へ行くのは、とても久しぶり。電車で行くのも久しぶり。
サフィール踊り子号、快適です1人座席で気兼ねなし。
景色も伊豆半島に入ってきたのか、進行方向右側の景色は田舎の風景。
なんて、田舎育ち、田舎暮らしのわたしが言うのもなんだけれど。
あら、お観音様。

単線区間に入ると、すれ違いのための停車で、各駅停車のよう。
あゝ海だ。海側の席からは伊豆大島が見えます。

利島、鵜戸根島、三宅島、新島も見えてきた。
そろそろ、下車駅の河津です。

駅からホテル送迎車で、お宿に到着。
伊豆今井浜東急ホテル。

駅前からホテルまでの道々にも、河津桜が咲いています。
ホテル道向かいの、「一燈庵」の木戸口の河津桜もきれい。

お部屋は、オーシャンビューです。
送迎車の運転手さんが、「伊豆ハワイ」と自慢するように、気持ち浮かれる浜辺の景色。

温泉に入ってから、早めの夕食。
先附け、お造り、もち豚しゃぶしゃぶ、金目鯛煮付け、お食事、プリンというメニュー。

小骨も鱗もきれいにしてあり、甘辛の煮付けが美味しくてびっくりです。
あまりに美味しくて、買って帰りたいと言ったら、給仕のお兄さんが、「時価だから、高いですよ。」とにっこりした。
笑顔が素敵だったから、諦めきれた。

食事の後、添乗員さん引率で、河津桜の夜桜見物に出かけて行きました。
今井浜海岸駅から河津駅まで、一駅だけ伊豆急に乗って。
駅から徒歩で、河津川沿いの桜を楽しみます。

結構暗いので、かえって幻想的な趣です。

やかた橋のたもとが1番明るくて桜の色がきれいに写りました。

桜に菜の花。

桜に水仙も春らしい。

河津の駅に、川端康成の「伊豆の踊り子」の像。
昭和のわたしは、伊豆の踊り子と言えば、百恵さんと友和さんを連想しちゃいますが。
小一時間の夜桜観覧を終えて、また一駅電車で今井浜海岸駅へ帰ります。

翌朝、6:53朝焼けです。
1人の気儘さで、昨夜はちょっと夜更かししてしまいました。
こんなの何年振り？
癖になりそう。
朝食は、ブッフェ。美味しくいただきました。

2日目行動開始。
車窓の風景を楽しみ、バスで移動です。

河津七滝ループ橋を、走り。

天城峠の、山葵田を眺めて。
修善寺を目指しています。

はい、竹林の小径に到着。

バス駐車場から、楓ばしを渡り竹林へ。

まあるい縁台があって、寝転んで見上げるのだろうが、朝露でびちょびちょ。
上を見上げれば、寝転んで見上げるのと変わらない風景でしょう。
こんな感じ。

桂橋を渡ってすぐ、河原湯の足湯。

河川敷に降りるところに独鈷の湯。あれ？きれい。
子どもたちが幼稚園くらの時に来た以来なので、30年以上前の記憶のなかには、こんな立派だったかな？と訝しんでしまった。まるで違うものを見たようなかんじ。

まあ、、。
なんか修善寺、初めて来た感じで、すごくいい。

辰年でもあるし、手水舎の龍もかっこいい。

修禅寺をお参りして。

御朱印の書置きを戴き。

お百度参りはしませんが、

境内をぶらぶら。
石のだるまさん良いお顔。

蝋梅を愛でたり。

弘法大師様に、ご挨拶。

源氏公園の方へ散策。

頼家のお墓にお参り。

お伺いの石を持ったら、めちゃ重い。

指月殿
北条政子が、頼家の冥福を祈り建立された伊豆最古の木造建築という。
今や、小池栄子さんしか浮かばない。

十三士の墓をお参りして、バスに戻ります。
坂道の帰り道、ところどころ残雪と凍結で滑りそう、慎重に歩きました。

竹林の小径にある、しゅぜんじ回廊をぐるりと見回して、バス駐車場まで。

バスに乗って、須走、御殿場を通過。目的地は河口湖。

富士山くっきりお出まし。
みなさん富士山が好きですね。車窓から、誰もが写メしてる。私も。

目的地は、北原ミュージアム併設の、happy days cafe。
メニューはチキングリルのランチコース。
ここで昼食して、河口湖駅発の電車に乗ります。

ランチの後、少し散歩。
雪と澄んだ空に飛行機雲と遊覧船。よく晴れた冬景色。

河口湖大橋。
去年のお正月に、娘たち家族とみんなで、ちょうど河口湖大橋のむこうの「河口湖音楽と森の美術館」に来たのを思い出した。

岩手県育ちの婿が、こんなに大きな富士山を見たのは初めてだ！と感激した時の富士山。昨年1月2日、この日もいいお天気でした。

「ふじさんだぁ、みずうみだぁ」と、大はしゃぎ。
やんちゃな孫(男児)が、水遊びを始めはしないかと、ヒヤヒヤしていた私だけ。

はい。
富士山ビュー特急。特別席に乗って終点大月駅まで。

乗車口入ります。

2号車指定席は、こんなかんじ。
赤チェックが可愛い。

特別席へはここを通ります。

自分の席だけ撮りました。みなさんもう席に着かれていたので。
おお、和モダンな設え。

1人席もあって、カフェみたいで心地よさげです。

スイーツは出ないけれど、飲み物サービスがありました。

富士山を見たり。

リサとガスパールの電車とすれ違ったり。

リニアモーターカーの施設を見たり。
あとは、山梨の田園というか、里山というか、日頃地元でも馴染みのありすぎるような景色の中を進行。

コースターの裏に記念乗車のスタンプを押したり、程なく大月駅到着。
大月からは特急かいじで新宿へ、ホームで解散。

温泉三昧というわけではないけれど、気楽に参加できちゃった。
ツアーの強みで特別席を貸し切り。
もしかすると乗れないかもしれない電車に乗れた、少し変わっていて面白い旅でした。
楽しかった。