２度目のお伊勢参り

2024/02/03 - 2024/02/03

　十数年ぶりにお伊勢参りに出かけました。
前回は企業関係のバス団体旅行でしたが、今回は自力。
といっても、名古屋経由なので、それほどの面倒さはありませんでした。
２月上旬でしたが好天に恵まれ、しっかり歩いてきました。
あらためて感じたことですが、伊勢神宮の内宮はいかにも説明が少ない。
天皇が訪れるなど日本の歴史に連なる神社だけに、もう少し詳しい説明書があってもいいのかも。

エリア 伊勢神宮(三重)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

　10時すぎに名古屋着。伊勢に向けてのスタートは近鉄電車です。直近の特急は満員で乗れず、１本待ってからの乗車となりました。全席指定なんですねえ。

　最初に訪れる伊勢神宮外宮の最寄り駅である伊勢市駅に到着しました。１時間１０分ほどです。近鉄電車ですが、外宮に行くにはＪＲ駅を通って外に出ます。コインロッカーに荷物を預け、駅を出ると、いかにも参道っぽい光景が広がりました。

伊勢神宮外宮の参道。おはらい町やおかげ横丁のある内宮参道とは比べるべくもありませんが、土産物屋さんや伊勢うどんのお店が並んでいました。

外宮に到着しました。入り口の広場を過ぎ、火除橋を渡り、奥へと向かいます。神楽殿前を通るとすぐに正宮に到達しました。内宮に比べると、距離は短めの印象です。すぐにお参りです。

大きな神社でいつも目立つ神楽殿。こちらも立派です。屋根は鎌倉時代のものらしいです

参道を歩いていると、何個かの石があり、参拝客が手をかざしたりしてました。亀石というそうですが、どういうものか不明。古墳の石らしいのですが、どういう意味があるのか不明のままでした。

伊勢神社外宮の正宮に着きました。外宮参拝のメインの場所です。内宮もそうですが、中は見えません。ありがたい所だから仕方ないのかな。

外宮の特徴と言えば、多賀宮、風の宮、土宮と正宮参拝の後、小さな祠を回ること。特に多賀宮は結構、登っていきます。しばしハアハア。

多賀宮から降りてくると、風宮、土宮参拝。特に風宮は、元寇の時、神風を吹かせて蒙古軍を撃退したありがたい神様とか。

　帰り、入り口横のせんぐう館でしばし休憩。勾玉池に面していて、カモや白鷺がいました。
　

　外宮参拝を終えると、伊勢市駅とのほぼ中間にあるバス停から内宮行きのバスに乗りました。臨時バスが出ていて、ノンストップで１５分ほどで内宮に到着しました。

　バスで内宮に到着、たくさんのお店が並ぶおはらい町を横目に正宮に向かいます。お腹ががすいてきたけど、我慢我慢です。

　宇治橋を渡ります。前に来たときは、かけ替え工事中で横の通路を渡った記憶があります。２月初め、土曜とはいえ、かなりの参拝客。初詣みたいです。人気なんですねえ。橋から見た五十鈴川の清流はとてもきれいです。

お参り前のお清めで手水舎がありますが、やはり内宮は、五十鈴川御手洗場でお清めじゃないと。清流に手をお清めします。相変わらずきれいな水。冷たさもそれほどでもなかったです。ただ、冬場なのでバランスを崩して落ちてしまったら大変。

　立派な神楽殿が見えてきました。その手前の五丈殿ではお守りやお札を買い求める人でごった返していました。

　いよいよ正宮です。長い列があったけど、係の人が列をつくらずと叫んでいたように、ばかばかしいので、横をすり抜けて一番前に行き、お参りしました。意味なく列を作る人ってなんなんでしょう。神社仏閣に行くたびにいらいらします。

参拝を終えて、宇治橋を渡って、おはらい町に到着しました。赤福が見えてきました、とりあえずは昼ご飯。ここは伊勢うどんです。おそらくどこで食べても同じかなと思い、すいてる店をあえて選択。うどんにタレをかけただけのシンプルな食べ物。たぶん、外れなしでしょう。

伊勢うどんのデザートは当然、赤福。おみやげを買うつもりはなかったので、飲食スペースに並びます。十数分待って、赤福２個とほうじ茶がついた「盆」を注文。いつものように問題なく美味しく食べられました。

おかげ横丁です。以前はリニューアルオープンしたばかりの時でしたが、飲食店がさらに増えている感じがしました。

あちこちにある松阪牛看板の勢いに押され、ついに松阪牛の串を買っちゃいました。９００円だから、結構なお値段。硬い牛肉を予想していましたが、さすがに松阪牛？それなりの柔らかさ。味もあって、とても美味しく。高級品だもん、当然。

帰りは内宮から路線バスで伊勢市駅へ向かいました。今度はバス停で停車するので２０分以上かかったかしら。伊勢市駅の観光案内所で伊勢神宮内のマップをもらいました。行きの時、自由に取れる棚には置いておらず、もしかしてと中に入るともらえました。説明書きの少ない伊勢神宮、必須かも。