蓼科で雪山登山とオーベルジュ

2024/01/27 - 2024/01/29

冬の八ヶ岳は2回目。
前回より混んでる気がする。
どこに行ってもオーバーツーリズム。

東京に居ると暖冬感はあまり無いが、八ヶ岳は暑すぎた。
宿付近でも雨が降るそうで、2500mクラスの厳冬期の雪山感はまるでなかった。
北横岳は前回行ったので、雨池、縞枯山、茶臼山に行った。

驚くべき事にツアーで雪山に来ている人がいっぱい居た。
何故ツアーをするのか？
上高地の涸沢にもツアー一行が居たし、ツアーでなくても特急でも山でも年寄りの団体が居る。
何故だろう、歳取ると団体行動したくなるのだろうか。

宿は再訪間違いなし。
メシうまでコスパが良い。
両方とも夫婦だけでやっている小さな宿だが、これくらいが良いのかも。

エリア 茅野(長野)

新宿駅構内のカフェへ開店と共に突撃

さすが提供が速い

特急あずさは周りがうるさい客ばかりで地獄
やっと茅野駅に降りてもロープウェイに向かうバスがこれまた大混雑

満員バスに嫌気がさしたのと、あまりにも綺麗な青空なので、途中下車して蓼科山へ目的地変更
もともと蓼科山か北八ヶ岳ロープウェイどっちに行くか迷ってたんだよね

でも飲み物持ってないじゃん…と気付いて道端の雪解け水をペットボトルに汲んだ
すぐ隣に公式(？)の水場があることを知らずに…
まあ中身は同じってことで

途中、駐車場から溢れた路駐の群れを発見

11時登山開始
アイゼン付けたけど雪は少なめ
登ってると暑くなってくる
樹氷が綺麗

森林限界を越えるとさすがに寒い

山頂に着いた頃には雲とガスで眺望が無くなってしまった
あんなに晴れてたのに…

15時すぎ下山
私達が山頂にいた時が1番天気悪かったんじゃないかな…

歩いて宿に向かいます
途中、川にせり出す不思議な氷を発見

1時間ちょいでハイランドリゾートアゲインに到着
最後の別荘地の上り坂がキツかった
ここは前に1度来ていて再訪

前回と変わらず女将さんが温かく迎えてくれた

10部屋以上ありそうだがこの日泊まってるのは4組くらいのよう

ツインだけどベッドがセミシングルなのが難点
布団は暖かい
冷蔵庫は空だけど氷水のピッチャーが貰える

洗面

トイレ

貸切風呂は男女に分けて大浴場と言っても良いくらい広め
夕食前と朝イチで2回利用出来たので、部屋の狭い洗面台で洗顔せずに済んだ

大きな窓からは蓼科山が見える
しかも温泉で温度も熱すぎずぬるすぎず丁度良い
露天風呂もあるがこの季節に入るのはなかなか勇気がいる

玄関と食事会場の間にフリードリンクのスペースがあり、部屋にはコップが無かったのでここから拝借した

コーヒーや紅茶もセルフで頂ける

薪ストーブのある小さなラウンジでフリードリンク片手にくつろぐのも趣がある

楽しみにしていた夕食

夫はグラスワイン、妻はジュース

木いちごジュースはバランスの良い甘酸っぱさでスッキリ
こけももジュースは少しクセがあるが赤ワインのようにお肉に合わせると良い感じ

グラスワインの種類は白が1番のドイツワイン赤が5番の日本ワインとのこと
どちらもリーズナブルなのに美味しい！

前菜からボリュームたっぷり

庭に餌を食べにくるたぬき
みんなでしばし撮影タイム

キノコのコンソメスープ
コクがあって美味しい

外がパリッとした温かいパン

バジルがほんのり香るクリームソースが美味しい
結構大きめ

牛フィレ、ややしっかりめの焼き加減だったが旨みと食べ応えは十分

チョコケーキ美味しかった
コーヒー紅茶はセルフ

期待通りのディナーで再訪の甲斐があった

貸切風呂でさっぱりしてから朝ご飯
たらこチーズ？のおかず系パンと甘めの豆パン？の2種
家だったらパンだけで十分な内容とボリューム
ジャムやバターが用意されてるが流石に合わないよな…と思い未使用

家庭的なTHE朝ご飯

ちょっと食休みして9時頃チェックアウト

すぐ近くのピラタス蓼科スノーリゾートへ

スキーやスノボはしませんが

北八ヶ岳ロープウェイで上へ

10分間隔で運行中

宿で貰ったクーポンで少し割引になったとはいえ高い…

満員ロープウェイに揺られること約7分

雨池へハイキング

一面銀世界だ～

山荘気になったけどアイゼン脱ぐのが面倒で往きも帰りも結局スルーしてしまった

すれ違えなさそうな木道

到着！
池は凍り雪が積もってるのでただの雪原みたいになってる

スノーシューが無くても絶妙な沈み具合で気持ちよく歩ける

岩の周りは雪が無く氷が露出

暫く雪の上を歩いて遊んでたら少し雲が出てきた
そろそろ戻るか～

ロープウェイの上の駅にもカフェがあるけど飲み物とパン等の軽食のみなので、降りてから昼ご飯にすることに

山麓駅はお土産屋の隣がちょっとしたフードコート的な感じ

野菜がゴロゴロ入ったカレー

ビーガンカフェ
"べつばらドーナツ"というのが売ってて気になったがまさかの完売…残念

今日も歩いて宿へ向かう

バス停はあるがバスは来ない

別荘地に入ると道路の凍結が酷く、妻は思いっきり滑って転んで節々を痛め半泣き

しかし鹿を沢山見て写真も撮って機嫌を直していた

やっとの思いで到着

ドキドキ…

フロント
後で知るのだが、なんと本日貸切みたいです

レストランでチェックイン
暖炉がある…！
先に夕食時の飲み物を決めてくれとのことで、夫は4グラスのペアリング、妻はぶどうジュース

程よくシンプルで落ち着きのある部屋
ハリウッドツインが高ポイント

貸切風呂があったので部屋風呂は使わなかった
においの強い香水はご遠慮下さいと書いてるわりに、タオルの柔軟剤臭が結構したのはなんだかなぁ

トイレ

実は2階に上がる階段があり

冷蔵庫が2階はやや不便

でもこのデイベッドはテンション上がる！
しかも天窓がある
生憎月明かりが強く星空観察には向かなかったが、このコンセプトは良き

貸切風呂も十分な広さで湯温も丁度良かった

お待ちかねのディナー
やっぱり薪は良いなぁ…

前菜は熱々のキッシュ(セルフ取り分け)
玉子のふわっと感、中に入ったチーズも美味しかった

キノコのポタージュ
旨みが濃厚

写真忘れたがパンが2種類出てきて、しかも始めから置かれてるのではなく途中で違う種類のパンがサーブされるのもこだわりを感じた

魚も身が非常にふっくらしていて、ソースも美味
ペアリングでは赤を合わせていたのが意外だったがとてもよく合っていた

アップグレードしたサーロインステーキ
サーロインの旨みは残しつつ脂っぽさがなくて中年の胃に優しい
ソースが少なめなのも肉や野菜本来の味を楽しんでほしいというメッセージだろうか

甘酒を使ったデザート
見た目も可愛いし、フレッシュなイチゴと優しい甘さのミルクプリンが美味しかった

一休ダイヤモンド特典で食後にプティフールとドリンクを頂いた
ドリンクは何種類か選べて、妻コケモモジュース夫ブランデー
ディナーでもそうだったがジュースに入ってる氷が丸い大きいやつ！高いロックのウイスキーの時のやつ！

大満足の夕食は朝にもたれることなく、元気に朝ご飯を頂きます
朝からこんな山盛りグリーンサラダ食べないでしょ…と思ったがドレッシングが秀逸でペロリ
焼き立てクロワッサンももちろん美味

エッグベネディクトっぽいもの
玉子の半熟加減が絶妙

料理が本当に美味しくて感動したのだが、夫婦揃って人見知りでオーナー夫妻に上手く伝えられずちょっと申し訳ない気持ち

昨日のうちに頼んでおいたタクシーで、今日も北八ヶ岳ロープウェイへ
車だと超楽だな！

月曜なのでロープウェイ空いてるかと思いきや本数も減ってるので結局満員

お天気バッチリ

縞枯山、茶臼山を目指す

ちょっと細めの登山道

これが噂の縞枯か(山の一部が帯状に立枯れる)

展望台はあったけど山頂どこ？

手前のピークが茶臼山

茶臼山の山頂らしい

茶臼山展望台からの大パノラマ！
アルプス一望
こんなに雲がないの珍しいのでは

南八ヶ岳もバッチリ
風が強いけどいつまでも見ていたくなる

俗に言うエビの尻尾

下山
フードコートは休みだったので仕方なくビーガンカフェへ
しかし今日もドーナツは売切

夫バーガー、妻カレー
不味いことはないが…まあビーガンになることは無いな

バスで茅野駅へ
丁度座席が埋まるくらいの混雑
後ろの人がずっと咳しててイラッ…

帰りのあずさはうとうと…