2024　母と旅する沖縄、首里城正殿の再建工事は骨格が完成！☆沖縄本島

2024/01/12 - 2024/01/14

「孝行のしたい時分に親はなし」ということわざがあります
親が健在なうちに孝行することに意味がある！
歳を重ね、大事なものは物ではなく思い出なんだと思う日々
どこに居ても蘇る記憶の積み重ねが、心の財産となる♪

母と一緒に首里城を訪れるのは、なんと46年ぶり！
守礼門の前で家族写真を撮ったね～などと、昔の記憶を辿る旅にしよう♪

今回はゆいレールを利用し、巡ってきますよ～沖縄
さぁ、母と旅する沖縄に出発です！

2024年1月12日（金）～14日（日）　2泊3日
宿泊先：ダイワロイネットホテル那覇国際通り

エリア 那覇(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.5

1月12日（金）　1日目
旅のはじまりはセントレアから
セントレア　15:00発　沖縄（那覇）行き　JTA47便

無事に沖縄、那覇空港に到着

今日の夕食は、那覇空港国内線ターミナルビル4Fにある中国料理「花林」

JAL国内ダイナミックパッケージのオプション利用

エビチリ＋半チャーハン＋スープ
これがなんと500円♪

八宝菜＋半チャーハン＋スープ
これもなんと500円♪♪

超お得なオプションでございます！
ごちそうさまでした

ゆいレールの2日乗車券を購入
購入した時間から48時間有効です

ゆいレールの牧志駅で下車
宿泊先は、ダイワロイネットホテル那覇国際通り
駅直結で屋根付きのスロープがあり、ホテルまでの移動は雨でも問題なし！

ツインルーム
部屋の広さは余裕あり

古さは否めませんが、きれいに清掃されています

トイレ、洗面、バス

マックスバリュ牧志店でお土産とお酒を購入
ホテルに戻っておしゃべりタイム♪
ほろ酔い気分で、そろそろ寝るよ～

1月13日（土）　2日目
おはようございます
朝食はホテル1階の「野の葡萄」

朝食ビュッフェは6:30から

あれも食べたい♪

これも食べたい♪

いっただきま～す♪
朝からたくさん食べちゃいます！

8時過ぎにホテルを出発
牧志駅からゆいレールに乗車し首里駅へ

フリー乗車券を購入し提示すると、入場料がお得になる特典あり！
いいね♪

首里駅には首里城への行き方が詳しく書いてあります

その前にちょっと寄り道

達磨峰西来院（達磨寺）

お線香をたいて

お参りいたします

龍の天井画は圧巻

なでだるま

足腰が丈夫でありますように！

朱色の鳥居の先には･･･

金運神社♪
どうぞよろしくお願い致します！

だるま石
持ち上げて諸願成就

躍進の「やく」と考えれば、苦難も乗り越えられそうです！

散歩って楽しいね♪
この石垣に魅入ってしまったわ！

首里城へのルート
ここが分かれ道、城壁沿いルートを選択

まだまだ疲れていません！

階段は続きます
歓会門入口まで465メートル

高い城壁
空気が清々しいわ♪

ここからの景色は最高♪

城壁がカーブしていて、素晴らしい！

城壁沿いルート、お勧めいたします

守礼門に到着
46年前、ここでみんなそろって写真を撮ったね♪
昔は旅行というと、一番良い服を着て行ったことを思い出すわ！

園比屋武御嶽石門
国王が外出する時の安全をこの石門の前で祈願しました

世界遺産
琉球王国のグスク及び関連遺産群

歓会門に向かいます

歓会門：首里城の城郭内に入る第一の正門

門の両側の一対の獅子像「シーサー」は魔除けの意味をもっています
母はこのシーサーを狛犬と言っていましたが、犬じゃないんだな～（笑）

第二の門、瑞泉門（ずいせんもん）に向かいます

この両側にもシーサーが鎮座

第三の門、漏刻門（ろうこくもん）
健脚な母は、遥か彼方！

良い天気だ♪

広福門は漆塗直し作業中

正殿正面の大龍柱
高さ：約3.1メートル　重さ：約1.5トン

火災を耐えた大龍柱
今後は新しく制作される大龍柱の見本としての活用と、火災の歴史を後世に伝えるための歴史的遺物として展示

ここは、首里森御嶽（すいむいうたき）

琉球の神話では、この御嶽は神が造った聖地であり、首里城内でもっとも格式の高い拝所の一つです

券売所でフリー乗車券を提示し、チケット購入

モノ割（ゆいレールの割引）
400円 → 320円

こちらから中に入っていきます

木材倉庫に描かれた首里城正殿

こちらのスロープを渡り、再建工事を見学いたしましょう

伝統の技を見てみよう！

正殿一階

礎石の上に柱を乗せる理由は、床下に空気の流れを作り湿気を少なくしてシロアリや根腐れを防ぐため

Q:どんなしくみで正殿を支えているの？
A:正殿は基壇と呼ばれる基礎の上に配置され、礎石と柱によって支えられます

Q:正殿の一階はどのように使われていたの？
A:正殿一階は下庫理（シチャグイ）と呼ばれ、琉球国王が自ら儀式を行う場所でした

宮大工の技、曲線美

瓦屋根の土台はこうなっているのね！

正殿二階
昔はいろはにほへと･･･と記された木材で、家の骨組みを組み合わせていったものです

Q:正殿を支える木材には何が使われるの？
A:1768年に書かれた古文書にも、オキナワウラジロガシやイヌマキが首里城に使われたことが記録されているとの事

Q:正殿はどのように組み立てられているの？
A:正殿は木組みと呼ばれる伝統工法で組み立てられます

Q:正殿の二階はどのように使われていたの？
A:正殿の二階は大庫理（ウフグイ）と呼ばれ、王族のための儀式や、祈りが行われたプライベートな空間でした

正殿三階、入母屋造り
2023年12月25日、骨組みの中心となる「棟木」を屋根に取り付ける作業が行われ、首里城正殿の骨格が完成！

Q:正殿の三階はどのように使われていたの？
A:正殿の三階は、建物の通風を目的にした屋根裏空間です

こちらの建物の中で再建工事が行われています

Q:なぜ建物の中で工事をするの？
A:雨や風から守るために首里城正殿の復元工事は仮設の建物の中で行います
この建物を素屋根といいます

東のアザナ（展望台）に向かいますよ～

あの素屋根の中で工事が行われているんだよ

青い空に映える首里城正殿、2026年の完成を目指しています

下りる時、足元注意だからね～！

帰り道、ふと目を左に向けるとあるのが･･･

弁財天堂
首里城の貯水池である円鑑池に浮かぶお堂

沖縄師範学校跡
現在の沖縄県立芸術大学の敷地内の一角にあります
門柱にある弾痕は、戦争の歴史を物語っています！

道を挟んで反対側にあるのが、円覚寺跡

円覚寺は琉球における臨済宗の総本山
尚真王が父王尚円を祀るため、1492年から3年がかりで建立されたと伝えられています

円覚寺の総門
第二尚氏王統の菩提寺であり、琉球随一の寺院でした

総門を入ると放生池があり、放生橋が架かっています
荘厳な寺院でしたが、去る大戦でほとんど破壊されてしまいました

これにて首里城公園を後にいたします

ゆいレールの首里駅から美栄橋駅へ移動

今日のランチはこちら

すし食堂　魚まる
職人が 一カン一カン 丁寧に握ってくれます

ランチタイムは、11:00～15:30（ラストオーダー）

メガ握り20貫、2人前お願い致します！

うちなーんちゅは ”色色” 食べます
沖縄の魚は、本当にカラフル♪

出た～、メガ握り20貫♪
母は食べれるかな～と言いながら、18貫完食
という事は、私は母の2貫をもらい、22貫も食べちゃった！
美味しかったです、ごちそうさまでした

美栄橋駅にちょうど来たゆいレールに乗り、一駅先の県庁前駅で下車
そうだ、那覇市歴史博物館に行ってみよ～っと

この博物館は、パレットくもじの4階にあります

こちらもフリー乗車券を提示し、チケットの割引あり♪
350円 → 280円

入館いたします

＜尚王家の歴史＞
琉球王国の王家である尚家
15世紀初頭、「北山」「中山」「南山」の3王国を統一

第二尚氏王統図

ゆっくりと見て回ります

県指定文化財：黒漆雲龍螺鈿盆（くろうるしうんりゅうらでんぼん）

同様の盆が中国清朝の皇帝への贈答用として製造され、北京の故宮博物院に保管されているとの事

国宝：黒漆雲龍螺鈿東道盆
黒漆塗りに螺鈿（らでん）で五爪の龍文様が施された東道盆（トゥンダーブン）
東道盆は神仏への供え物や客人をもてなす際に使用

中国皇帝へも献上されたとの事で、各国と交易を展開していたようですね

玉冠（ぎょくかん）
表面には黒ちりめんが貼られ、その上に金色の帯が12筋縫われ、各金筋には24個ずつ金や銀、珊瑚、水晶など7種類の玉が合計288個、鋲でとめられています

国の重要な儀式の際に、唐衣装とともに国王の正装として用いられました

御後絵（おごえ）：国王の死後描かれた肖像画
国王はたくさんの龍が織りだされた正装の唐衣装をまとっています

琉球では龍は王家の象徴とされていたため、龍の衣装をまとうことができたのは王家の人々だけでした

国宝：紅色地龍宝珠瑞雲文様紅型平絹袷衣装
龍文が全身に配された紅型（びんがた）
極彩色な衣装に見惚れてしまいます♪

華やかな紅色地に龍文の描かれた衣装は、王家ならではのものといえます

＜琉球王国の歴史＞
1429年、首里城を拠点とする勢力により琉球は統一･･･
1879年（明治12年）春、日本政府（明治政府）は強引に王国を廃止し、「沖縄県」を設置することにより沖縄の島々を日本の中に編入
ここに、琉球王国500年の歴史は終止符を打たれた

円覚禅寺記
旅先の歴史を知ることは大切

琉球国図（1696年）
九州南部から沖縄周辺までを示した地図
福岡藩士の竹森道悦によって太宰府天満宮に奉納された地図

琉球国図（首里・那覇の部分拡大図）
中国から渡来した人々や日本国と琉球国の人々が雑居する地域が形成されていたことがうかがえる
とても興味深い資料です！

これにて那覇市歴史博物館を後にいたします

ホテルに戻り、休憩タイム
今日はずいぶん歩いちゃったからね～

本日の夕飯はこちら

ダイニング琉歌 沖縄本店

カンパ～イ♪♪

海ぶどうと島豆腐サラダをたのんだら･･･

こ～んなに大量でビックリ！！
食べきれるかな～と言いながら、完食（笑）

島タコと海ぶどうのカルパッチョ

フーチャンプル

熱々！　溶岩石ステーキ

ごちそうさまでした♪
まだまだ食べたい沖縄料理がたくさんあったから、今度はもっと大勢で来るね！

国際通りのブルーシールのお店に滑り込みセーフ
閉店時間を少し過ぎていたかも

沖縄と言えば、やっぱりブルーシールのアイスを食べなくっちゃ♪

アイスは別腹、うんまいね～♪
さぁ、ホテルに帰るよ～

1月14日（日）　3日目
おはようございます

今日は何をいただこうかな～っと♪

もとぶ牛100％のビーフカレー、食べちゃお～っと♪

母は朝からモリモリ食べちゃう♪

そう言う私も、ガッツリいただきます♪

朝食後、ゆいレールに乗って向かった先は、儀保駅

首里餅菓子屋 儀保店に到着
朝7:00から営業開始！
私が愛してやまないお餅のお店♪

大好きなんです、ここのお餅！
出来立てをパクッといただく、最高の幸せ♪

儀保駅のプラットホームからの眺め

見えたよ～、首里城！
2026年の完成が待ち遠しいです

儀保駅からホテルのある牧志駅までは9分

あっという間に到着

ホテルの周りを散策
下に見えるは、安里川

安里駅に到着
牧志駅と安里駅間のゆいレールは、ものすごい急カーブを描いています！

ぐるっと回って、さいおんスクエア前広場で珍しい船を発見！

那覇爬龍船モニュメント
毎年5月3日～5日の間、開催される那覇市の伝統行事「那覇ハーリー」で使用される爬龍船の実物大モニュメントとの事

さいおんスクエアを通過

牧志駅付近で、どデカい さいおん うふシーサーに遭遇♪
高さはなんと3.4メートル

壺屋焼の巨大シーサーです！
シーサーはライオンをモデルとする架空の動物

ここ沖縄には十五世紀ごろ、琉球王朝の大交易時代に中国から伝わったと言われています
お会いできて、嬉（うれ）シーサー♪

朝の国際通り
ホテルに戻りチェックアウト
ちょっと早めですが、空港に向かいましょう

あそこに見えるのが、私達が乗る飛行機だよ♪

27番搭乗口
沖縄（那覇）　12:15発　セントレア行き　JTA42便
無事な運航、よろしくお願いいたします

機内で沖縄を感じながら油みそのおにぎりを頬張る♪

母に問う、今回の沖縄旅はどうだったかな？
私と一緒に旅が出来ただけで大満足なんだそうです！
嬉しい言葉を聞き、微笑む私が隣に居ました

また一緒に旅をしようね♪

　　　いちごいちえ

この旅行記へのコメント （6）

• ムロろ～んさん 2024/01/20 22:11:39

  ランチが安い＼(◎o◎)／！

  こんばんは、ムロろ～んです。
  本年も改めまして宜しくお願いします(-人-)。
  
  那覇へ行かれた旅行記を拝見しました(^_-)-☆。
  ２日目のランチが安いのに驚いてしまいました！
  沖縄って海が近いから新鮮なネタだって豊富に入るし美味しいに決まってるじゃないすか！
  それと空港でいただいた夕飯の内容もコスパが良いし！
  ＪＡＬダイナミックパッケージでオプショナル、これはチェックですね(^_-)-☆。
  
  しっかし、あの首里城をひょいひょいと登っちゃったんでしょう？
  健脚！というか、若くないすか(◎_◎;)？
  ４６年前？止めて下さいよ！私は生まれてませんよ(◎_◎;)。
  というか、お二人とも若いでしょ？気分は？アハ(笑)。
  
  
  ムロろ～ん

  いちごいちえさん からの返信 2024/01/21 07:34:38

  RE: ランチが安い?(◎o◎)／！

  ムロさんへ
  
  おはようございます、いちごいちえです。
  こちらこそ、本年もどうぞよろしくお願い致します！
  
  那覇へサクッとひとっ飛びしてきましたよ♪
  歳のわりに良く動き、良く食べるんです、私達（笑）
  食べ物で苦手なものがほとんど無く、なんでも食べちゃいます！
  2日目のランチのお寿司、迫力満点でとても美味しかったですよ〜♪
  
  今回は利用しませんでしたけど、JAL国内ダイナミックパッケージのレンタカーオプションはとてもお値打ちなんです！
  そして、観光やお食事もコスパ最高です♪
  
  首里城って、結構な坂道＆階段でしたね。
  ムロさんはお若いから、ひょいひょいと登っちゃうと思うんですけど！
  母よりも私の方がバテてしまいそうでしたよ。
  
  この度は沖縄の旅行記にメッセージを頂き、ありがとうございました。
  
  　　　いちごいちえ

• jh8nttさん 2024/01/20 17:14:46

  祝・母娘沖縄旅

  いちごいちえ　さん
  
  親子での沖縄旅、楽しく拝見いたしました。
  
  いちごいちえさんの言葉の通り、
  『母に問う、今回の沖縄旅はどうだったかな？
  私と一緒に旅が出来ただけで大満足なんだそうです！
  嬉しい言葉を聞き、微笑む私が隣に居ました』
  
  これが親子旅の共感のすべてかなーと、思います。
  　　　　
  　　　　　　　　　jh8ntt
  
  

  いちごいちえさん からの返信 2024/01/20 20:47:58

  RE: 祝・母娘沖縄旅

  jh8nttさんへ
  
  こんばんは、いちごいちえです。
  いつもありがとうございます！
  
  冬の時期の沖縄は寒すぎず、街歩きには最適です♪
  旅の予定があるだけで、生活に張り合いができ、母は毎日散歩を続けて体力作りに励んでいましたよ！
  
  今度は首里城正殿が完成した時に是非とも再訪したいな〜と考えています。
  その時は四世代旅で守礼門の前で、家族写真を撮りたいと思います♪
  代々思い出のバトンを受け継いでいってもらいたいわ！
  
  この度は沖縄の旅行記にメッセージをくださり、ありがとうございました。
  
  　　　いちごいちえ

• ブービーさん 2024/01/20 11:50:12

  親孝行旅♪

  いちごいちえさん、こんにちは♪
  あれ？確か先月も沖縄に!(^^)!
  おお～、なんてフットワークが軽いこと！
  沖縄なんて、いちごいちえさんにとっては、私にとってのコストコくらいの感じなのですね（分かりづらい(^-^;）
  
  親孝行のいちごいちえさん！
  そして「一緒に旅が出来ただけで大満足」って言ってくださるお母さま！
  ステキな親子関係ですね(*^^*)
  ほっこりする旅行記、ありがとうございました♪
  
  
  

  いちごいちえさん からの返信 2024/01/20 14:16:19

  RE: 親孝行旅♪

  ブービーさんへ
  
  こんにちは、いちごいちえです。
  いつもありがとうございます！
  
  海も綺麗でリゾート感もあり、パスポートのいらない旅先、沖縄♪
  コロナ禍の4年間で良く通わせていただきました。
  
  コストコと言えばセントレアの近くにもあり、帰りの便を少し早くして帰りにコストコで買い物が定番になりつつあります！
  旅のスケジュールの一環で、ついでにコストコ寄っちゃう？　なんてね（笑）
  
  親の歳を考えると、あと何回行けるのだろうかと･･･。
  思い残すことの無いように、行ける時にいっちゃお〜って♪
  まぁ、それを許してくれる主人がいるので、とてもありがたいです。
  
  この度は沖縄の旅行記にメッセージを頂き、ありがとうございました！
  
  　　　いちごいちえ