名古屋発着ツアーで広島へ…【その2　宮島＆尾道】

2023/11/25 - 2023/11/26

広島旅行2日目は、8時半にホテルを出発し、宮島へ…。

その後、尾道の千光寺公園へ行った後、18時半の新幹線で名古屋まで帰ります。

私にとって1泊2日の旅は珍しく、あまりの短さにまるで日帰りのような気分でした。

エリア 宮島・厳島神社(広島)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス 船 新幹線
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

安芸グランドホテル内の、オーシャンビューのレストランで、朝食ビュッフェ。

主食はクロワッサン、というのが私の中で定番ですが、小さなおにぎりが思いの外、美味しかったです。

海側とは反対側の8Fの部屋からの風景。

山陽線が走っています。

8時半にホテルを出発して、ほどなく広電宮島口駅近くの、フェリー乗り場へ。

フェリーで10分ほどで…、

宮島桟橋へ到着。

ここから厳島神社へは、徒歩12分です。

五重塔と豊国神社（千畳閣）を見上げながら…、

社殿内の入口へ…。

寝殿造の厳島神社は、世界文化遺産に登録されています。

この東回廊から入りますが、一方通行なので、戻りたい時はもう一度入り直さなければなりません。

回廊も、鮮やかな朱塗り。

東回廊から見た社殿。二つの灯籠が見えています。

振り返ると、先ほどの五重塔が見えました。

満潮に近く、まさに海に浮かぶ神社です！

宮島自体がご神体とされ、その島に神社を建てるのは恐れ多いとされ、海上に建てられたとか…。

ご本社の本殿。

手前に幣殿、拝殿、祓殿が並びます。

ご本社の前は平舞台となっていて、その中央に高舞台があります。

今でもここで舞が奉納されているそうです。

平舞台中央部の海に突き出た日焼前（ひたさき）まで行くと、大鳥居が真正面に見えるのですが、長蛇の列だったので、横から失礼してパチリ（笑）。

門宮神社。

門を司る神様が祀られています。

高舞台で舞を奉納する際に楽を奏でる楽坊と、その柱の間から見た大鳥居。

平舞台と狛犬。

西回廊を進むと、能舞台があって…、

西回廊の角には、反橋（そりばし）。

朝廷からの使者である勅使だけが通ることを許されていたことから、勅使橋（ちょくしばし）とも言うそうです。

手前から見るとこんな感じ。

結構反っているので、着物で渡るのは大変だったことでしょう。

こちらは天神社。

天神と言えば、あの方ですよね。そう、菅原道真公がご祭神です。

西回廊をさらに進んで、出口に向かいます。

紅葉が鮮やかでした。

宮島のあちこちで出合った鹿。

奈良公園のように鹿せんべいなどの餌は与えられていないせいか、人には寄り付きませんが、恐れることなく自然に共存しているという感じでした。

厳島神社出口から徒歩10分ほど歩くと、大聖院の仁王門。

ここから階段を上って境内へ…。結構長い階段でした。

階段を上り切ると、海が見えました。

大聖院は、真言宗御室派（総本山仁和寺）の大本山。1200年の歴史を持つ宮島最古の寺院です。

空海が唐より帰朝後、宮島に渡り弥山にて修行され、西暦806年（大同元年）に開基されたとか…。

鳥羽天皇勅命の祈願道場であると言われる勅願堂。

勅願堂のご本尊は、波切不動明王。

その周りには千体不動と、

三十六童子像が取り囲んでいました。

ランチは表参道商店街のカフェで。

昨日からの食べ過ぎが重なり、空腹感を感じなかったので、カフェラテ＆エッグトーストで軽く済ませました。

ランチの後、宮島から尾道の千光寺公園へバス移動（約2時間）。

千光寺頂上展望台からの眺め。眼下に尾道水道を望みます。

そこから文学のこみちを通って…、

徳富蘇峰の漢詩や、

志賀直哉「暗夜行路」など文学の碑を見ながら、降りて行くと…、

千光寺です。

806年の開基で、尾道屈指の歴史を誇る古刹です。

ここは、大師堂。弘法大師様が祀られています。

千光寺鐘楼「驚音楼の鐘」。日本の音風景百選の一つに選ばれているそうです。

この後、岡山18：36発のひかりに乗って、2時間で名古屋へ。

名古屋駅から出発するツアーに参加したのは、田舎者の私は初めて。そして、1泊というのも珍しかったのですが…。

長期の海外旅行に少々健康不安を感じ始めた私には、ぴったりなのかもしれません。コロナ禍での4年の旅の空白は、私の心身に変革をもたらしたようです。