2023年、プチ旅行を積み重ねるぞ (30) 日本のエーゲ海、牛窓でギリシャ料理、ついでに岡山・倉敷

2023/11/21 - 2023/11/21

岡山県の牛窓に、ホテルリマーニがあります。
数年前、コロナの最中に、クラツーのツアーに参加したところ、このホテルでランチでした。

へぇー、こんな海辺のホテルがあったんだ。いつか、泊まりにこよっと。
と心に決めてました。

ふと、思い立って、検索すると、このホテルは、ギリシャ料理で知られているとのこと。ランチの時には、ただ洋食と思ってましたが、なんで、ギリシャ料理なんやろと調べると、この牛窓のことを、日本のエーゲ海と言うそうな。
地元の人は、「いったい、誰が言い出したのかは不明なんですけどね」とおっしゃる。

ホテルでは、トルコ人、ポーランド人、スリランカ人が働いているそうで、私は、これらの国は訪問しましたけど、ギリシャは行かずじまい。
なので、食事がどこまでギリシャなのかはわかりにくかったですが、オリーブオイルが美味しくって、シェフの焼き加減がすぐれていて、お魚もお肉も美味しかったです。

何より気に入ったのが、牛窓の古い町並みで、海辺の町にありがちな、クネクネの路地が入り組んでいて、そこにお寺や神社が散りばめられていて、楽しい散歩を楽しめました。

牛窓へは、岡山駅から、赤穂線で、30分ほどの邑久駅に行き、そこからホテルの送迎バスで、行きます。
邑久の読み方を見つけるのに苦労しましたけど、「おく」と読むんですね。

旅行の目的地を探すのに、よくケータイ国盗り合戦のGPSスタンプラリーを使う私ですが、つい最近、新たに利用し始めた、ANA Pocketというアプリがあるんですが、チャレンジという項目に、「デイリーチャレンジ」では、「日に、2キロ歩く」とか、マンスリーチャレンジでは、「電車と徒歩で、150キロ移動する」とか、「車で300キロ移動する」とかの項目があり、チャレンジをスタートして、移動を完了すると、ポイントがもらえるんです。

ポイント貯めても、マイルに変える程度しかないのですが、点数貯めるというのがモチベーションになるので、そのチャレンジのために、一泊岡山に泊まることにして、岡山城、後楽園、倉敷駅などにチェックインする形で、ポイント稼ぎをしました。

そんなこんなで、久しぶりに岡山城を見て、後楽園も歩いて、倉敷の美観地区も、シャカシャカと通り抜けました。
そのため、写真が大量に撮れてしまいましたが、取捨選択しつつ、掲載します。

ホテルリマーニは、2食付き、2泊で53000円。
駅に直結のANAクラウンプラザは、1泊素泊まりで13500円でした。

エリア 牛窓(岡山)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線

岡山駅で、赤穂線に乗り換えます。

これが、邑久駅。
あんまり本数がないなと思ったら、単線だった。

駅前にある、観光案内所は無人でしたが、使えそうなパンフレットや地図をいただきました。

部屋は、ゆったりしたツインで、バルコニーもついて、全室オーシャンビューです。

夕食までの時間で、海辺の町を散策しました。

緑のエリアの右半分あたりを、あちこち歩き回りました。

陽が傾いてきて、光に色が付いてくると、海の青さが際立ってきました

神社の階段に猫ちゃんがいました。
私が、リュックの猫の餌を取り出すと、目ざとく見つけて、走ってきました。
餌の威力は強い(笑)。

高台に上ると、屋根の瓦が重なり、その向こうに海が見えます。

ホテルの夕景

ギリシャのアペタイザー
蛸に、アーティチョーク。
野菜はシャキシャキに新鮮です。

魚とエビ

メインは、選べるのですが、こちらはギリシャ料理で、ケバブのようなものですが、チキンに、香辛料をつけて焼いてます。
焼き方がうまいので、柔らかく、ジューシーで美味しかったです。サワークリームをつけて、いただきました。

デザートは、好きなのを二つ選べて、モンブランと、ライス・プディング

朝食も5つの中からのチョイス式で、ステーキや魚のグリルもあり、パンケーキやコンチネンタルとして、フルーツたっぷりのもありましたが、初日はふつうにオムレツにしました。
ジュースが、生のジュースで、梨と野菜のをもらいました

ホテルから西の方に、路線バスで移動。
役場の建物の中に、瀬戸内美術館がありました。

人形の展示会

トニー谷って、そういえば、そろばんシャカシャカする芸人さんがいましたね。
懐かしいわ。

西陽が差し込む、部屋のベランダ。

町の中に、いくつか古い井戸がありました

海水浴場。

その向こうに、牛窓神社。
360段ぐらいあるようですが、5段ごとに踊り場を作ってくれてます。
真ん中に展望台があるとの説明を読んで、登る気になりました。

ここからの景色は抜群でした

さらにあがります

木立の日陰が心地よいです。

夕陽が赤くなってきました

今年の、10、11月。
天気が最高です。

前夜の夕食時に、スタッフが網を持って海へと歩いて行ったので、なんだろうと思ったのですが、ホテルサイトを見ると、生簀の中の好きな魚を選んで、料理する、というメニューがあると知りました。
スタッフが、その仕組みを見せてくれました。
この生簀、モーターで上に持ち上げると、中の魚も見えて、それを網で掬い上げて、調理場に運ぶそうです。

二日目の夕食の前菜は、チーズをパン生地で包んでグリルしてました。
ハチミツをかけて、チーズと甘味とのコラボです。

この日のパンは、ピタパンを焼いたのを出してくれました。

鯛と牡蠣

ステーキは、絶妙な火の通し方で、美味しかった

お腹のためには、デザートを一つにすべきと思いつつ、誘惑に負けて、チーズケーキとモンブランにしましたけど、チーズケーキも、すごく美味しかったです。

夕食時は、食べ過ぎたようで、夜が寝苦しかったです。
故に、朝は、コンチネンタルにしましたけど、マジにたっぷりの種類と量のフルーツと、コッテリのヨーグルトで、大満足でした。

天気に恵まれて、二泊三日の滞在中、申し分のない快晴でした。

岡山駅の表と裏に、グランビアとANAクラウンプラザホテルがあります。

駅前の銅像は、やっぱり桃太郎(笑)
土産はやっぱり、吉備団子でした。

秋はいいですね。
街路樹と青空を見ているだけでも幸せな気分になります

岡山城も、以前よりきれいになったようです。

黒島のヴィーナスロードという、トンボロ現象の島があるようです。
三つの島が、干潮時のみ現れる道で、歩いて渡れるようです。
5-9月に歩ける時間帯が増えるようで、ホテルリマーニが、島へのボートツアーを出しているようで、また夏の時期に再訪したいと思います。
ちなみに、この絵は、岡山シティーミュージアムで、市民展があり、そこに応募した作品です。

岡山県立美術館は、工芸展をやっていて、オリエント美術館は閉館中で、シティミュージアムで、市民展を鑑賞しました。

ホテルリマーニから、朝のうちに岡山のホテルに移動して荷物を預け、午前中は美術館めぐりをして、ホテルのランチを予約していました。
前菜はトルティージャ

根菜がたくさん入ったポトフ

オマール海老と魚のグリル

ステーキは、ナマ肉が苦手な私のために、タリアータにしてくれました

部屋は高層階を希望したら、15階の部屋をくれて、ゆったりしたホテルステイを楽しみました

ANAポケットのアプリにつられて、ランチの後は、倉敷へ。

倉敷の美観地区の紅葉、美しかったです。
今年は、あまり紅葉を追いかけてないので、今年初めて見た紅葉かしら。

岡山の美術館では、あまり絵画を見れなかったので、入場料2000円にひるみながらも、大原美術館に入りました。
最近、写真可能の美術館が増えてますが、ここは、撮影禁止で、国際化の波からは、取り残されてました

商店街を突き抜けて、駅への戻ります。
この日は、18000歩ぐらい歩きました。

最終日は、とっとと帰るだけ、という方針にしているのですが、帰宅してからも、雑用がたまっているので、朝のうちに、ホテルから後楽園まで歩きました。

夜間はライトアップしているようですが、もう、夜間拝観は、混むのと寒いので、追いかけないことにしています。
この傘は、ライトを隠すのに使ってるのかな

この日も天気予報は晴れ、なのですが、少し薄雲が広がってるので、写真はイマイチ映えません。

岡山駅の新幹線ホーム。
ピンクの車両は、キティちゃん車両。こんなのがあるのね。
23日の勤労感謝の日ゆえか、岡山から京都までの新幹線も、外国人もたくさんいて、また、たくさんの人が、乗り降りして、大移動してました

この旅行記へのコメント （2）

• 言語現象研究者さん 2023/12/17 20:17:29

  リマーニに今週 行ってきます

  エーゲ海を望むホテル リマーニ 良いですね、今週 行ってきます。そう言ったら、悦さんから、まりあさんのページ見てないの?と言われてしまいました(笑)。何年か前に、向かいの丘のホテル イルマーレ(!!)に泊まったときに、次回は絶対リマーニに泊まろうと思っていました。夕のギリシャ料理、朝のステーキ朝食 楽しみです。

  まりあさん からの返信 2023/12/17 21:46:50

  RE: リマーニに今週 行ってきます

  コメントをありがとうございます。
  ホテル・リマーニ、地元の顔とも言える存在感で、景色も食事もスタッフのおもてなしも、なかなかです。
  ぜひ、滞在を楽しまれてくださいね。
  
  まりあ