ボルチモア旅行記(ブログ) 一覧に戻る
宿泊した、ルネッサンス・ボルチモア・ハーバープレイスホテルですが、さすが五つ星、三名一部屋(クイーンサイズ・ベッド2台)で約12万円位だと思いますが、ミネラルウォーターは無し、室内用スリッパも無し、当然ながら歯磨きセットも無し、という充実ぶりでした。<br />他に、コーヒーハウスは1階にスターバックス、スーベニールショップという売店は有りました。<br /><br />10時前に荷物を纏めてチェックアウトし、荷物はフロント横のクラークに預けて預かり証を受け取りました。<br />「朝御飯は、ダンキンドーナツが近くに在るみたいなので行ってみよう。」という長男に従い、そろそろと歩き始めましたが、大通りから一本入った裏道にはボツボツ暗い影が有る様な、夜には歩きたくない雰囲気でした。<br />ダンキンドーナッツに着いて、長男が2つのドーナツと珈琲を注文しましたが、食べる事が出来る席は有りませんでした。<br />恐らくは犯罪防止の為なのでしょう。<br /><br />ダンキンドーナツを出て、ホテル近くの港のベンチに座り3人でドーナツを食べて珈琲を飲み、簡単な朝食としました。<br />その後、長男が「お父さんが好きそうな」と、目星を付けておいてくれた港湾施設へ徒歩で移動しました。<br />そこで観たモノは…、<br />1944年就役。1968年の退役まで、潜水浮上を1万回以上実行し、中でも大日本帝國敗戦前日の1945年8月14日に、大日本帝國海軍海防艦を撃沈した、米国海軍潜水艦「トースク」の雄姿でした。<br /><br />https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BE%8C.../dp/4864761779<br /><br />拝観料は大人19.95ドル、僕らは60歳以上のシニアですので17.95ドルで、この他にも港に係留されている、沿岸警備艦と灯台船を含んで拝観できる内容の金額でした。<br /><br />さすがに就役以来80年以上を経ているフネですので、老朽化は進んでいますが、そこはやはり実戦を生き抜いてきただけに、得もいわれぬ迫力が滲み出ている古武士の風格が感じられました。<br /><br />潜水艦を拝観した後、徒歩10分程のイタリア食堂街が在るリトル・イタリーに行きました。<br />長男はスマホで予約しておいたチアッペリーゼ?というリストランテに入りましたが、迎えて下さったのは見るからに迫力満点、押し出し十二分、真っ赤な口紅と頬紅のマンマ・イタリアーナでした。<br /><br />「私は5歳から、ここに住んでいるの。この店は1940年から営業しているの。そう、ジミー・カーター大統領も来た事が有るのよ!」と早口で話しながら、献立表っを見せて下さいました。<br /><br />食事を終えて、灯台船と沿岸警備艦を拝観し、ホテルに戻ってクラークへ荷物を受け取りに行きましたが、陽気なベルボーイは預かり票を受け取ると「ワォ!この荷物かい?、売ろうか、と思っていたところだ、お前さんは、その前に受けとる事が出来てラッキーだぜ!」と大声を出し、長男が苦笑しながらチップを渡すと、彼は莞爾と笑って荷物を出してくれました。<br /><br />荷物を車に積んで、帰る途中に在るアウトレットに寄り、僕は家内と長男が勧める靴とダウンジャケットを買い、家内と長男は2時間半位を掛けて品定めをし、長男用に数点の洋服と靴を買った様です。<br /><br />さすがに日も暮れて、長男が友人達と時々行くらしい韓国料理店で夕食を済ませる事になりました。<br />とにかく、ワシントンDCもヴァージニアもボルチモアも殆ど日本人の住民は少なく、僕らは2世・3世のネイティブ・コリアンにしか見えない感じの様です。<br /><br />次は、いよいよ最終号です。

長男をたずねて三千里  (その8)

14いいね!

2023/11/04 - 2023/11/04

12位(同エリア59件中)

0

27

ヤブレイヌ

ヤブレイヌさん

宿泊した、ルネッサンス・ボルチモア・ハーバープレイスホテルですが、さすが五つ星、三名一部屋(クイーンサイズ・ベッド2台)で約12万円位だと思いますが、ミネラルウォーターは無し、室内用スリッパも無し、当然ながら歯磨きセットも無し、という充実ぶりでした。
他に、コーヒーハウスは1階にスターバックス、スーベニールショップという売店は有りました。

10時前に荷物を纏めてチェックアウトし、荷物はフロント横のクラークに預けて預かり証を受け取りました。
「朝御飯は、ダンキンドーナツが近くに在るみたいなので行ってみよう。」という長男に従い、そろそろと歩き始めましたが、大通りから一本入った裏道にはボツボツ暗い影が有る様な、夜には歩きたくない雰囲気でした。
ダンキンドーナッツに着いて、長男が2つのドーナツと珈琲を注文しましたが、食べる事が出来る席は有りませんでした。
恐らくは犯罪防止の為なのでしょう。

ダンキンドーナツを出て、ホテル近くの港のベンチに座り3人でドーナツを食べて珈琲を飲み、簡単な朝食としました。
その後、長男が「お父さんが好きそうな」と、目星を付けておいてくれた港湾施設へ徒歩で移動しました。
そこで観たモノは…、
1944年就役。1968年の退役まで、潜水浮上を1万回以上実行し、中でも大日本帝國敗戦前日の1945年8月14日に、大日本帝國海軍海防艦を撃沈した、米国海軍潜水艦「トースク」の雄姿でした。

https://www.amazon.co.jp/%E6%9C%80%E5%BE%8C.../dp/4864761779

拝観料は大人19.95ドル、僕らは60歳以上のシニアですので17.95ドルで、この他にも港に係留されている、沿岸警備艦と灯台船を含んで拝観できる内容の金額でした。

さすがに就役以来80年以上を経ているフネですので、老朽化は進んでいますが、そこはやはり実戦を生き抜いてきただけに、得もいわれぬ迫力が滲み出ている古武士の風格が感じられました。

潜水艦を拝観した後、徒歩10分程のイタリア食堂街が在るリトル・イタリーに行きました。
長男はスマホで予約しておいたチアッペリーゼ?というリストランテに入りましたが、迎えて下さったのは見るからに迫力満点、押し出し十二分、真っ赤な口紅と頬紅のマンマ・イタリアーナでした。

「私は5歳から、ここに住んでいるの。この店は1940年から営業しているの。そう、ジミー・カーター大統領も来た事が有るのよ!」と早口で話しながら、献立表っを見せて下さいました。

食事を終えて、灯台船と沿岸警備艦を拝観し、ホテルに戻ってクラークへ荷物を受け取りに行きましたが、陽気なベルボーイは預かり票を受け取ると「ワォ!この荷物かい?、売ろうか、と思っていたところだ、お前さんは、その前に受けとる事が出来てラッキーだぜ!」と大声を出し、長男が苦笑しながらチップを渡すと、彼は莞爾と笑って荷物を出してくれました。

荷物を車に積んで、帰る途中に在るアウトレットに寄り、僕は家内と長男が勧める靴とダウンジャケットを買い、家内と長男は2時間半位を掛けて品定めをし、長男用に数点の洋服と靴を買った様です。

さすがに日も暮れて、長男が友人達と時々行くらしい韓国料理店で夕食を済ませる事になりました。
とにかく、ワシントンDCもヴァージニアもボルチモアも殆ど日本人の住民は少なく、僕らは2世・3世のネイティブ・コリアンにしか見えない感じの様です。

次は、いよいよ最終号です。

旅行の満足度
4.5
観光
5.0
グルメ
4.5
同行者
家族旅行
交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

14いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

アメリカで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
アメリカ最安 316円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

アメリカの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP