2023年 仙台旅行記１：秋保温泉、仙台城跡、瑞宝殿＆オイスターバー

2023/10/21 - 2023/10/22

10月21日から23日にかけて仙台へワゴンRスティングレーで出かける。21日8時30分に自宅を出発、上信越道ー関越道ー北関東道ー東北道と順調にクルマを進め、13時30分に福島市の親戚の家に顔を出してから、再び東北道を北上し仙台南ICで高速を降り秋保（あきう）温泉に一泊。

表紙の写真は、政宗公の300回忌を記念して1935年に仙台城本丸跡に建てられた騎馬像だが、戦時中、金属供出の憂き目に遭い1964年に復元された。

エリア 仙台(宮城)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

10/21

東北自動車道矢板北PAで休憩。栃木と言えばレモン牛乳（乳飲料）だね。

併設のレストランで喜多方ラーメン。塩気がやや強めだったが、もちもちした太麺が美味しかった。

仙台南ICで高速を降り、向かったのは秋保温泉方面。途中でワイナリーに立ち寄り宮城産のリンゴで造ったシードルを購入後、本日の宿、秋保リゾート・ホテルクレセントにチェックイン。

ホテルの口コミは下記のとおり

https://4travel.jp/dm_hotel_tips/15084264

大浴場で一風呂浴びてからフレンチコースのディナータイム。スターターはヒヨコ豆のブランマンジュとホタテ貝のデュカスバイス風味。

メインは牛フィレ肉のグリルとタマリンドのソース。

デザートはフランス栗のムースカシス風味。どれも美味しかったです。

部屋に戻ってから秋保ワイナリーで購入した「秋保クラフトシードル辛口」（990円）を開ける。甘くないシードルを初めて飲んだ。

10/22

朝食はバイキング。

和風でまとめてみた。

8時30分にホテルを出発。仙台市内にある息子のアパートまで約30分。ここで奥から2台目の今年購入したプリウスに乗り替える。ちなみに隣の外車はアルファロメロ・ジュリエッタ。

新しいプリウスの感想は静かで乗り心地良く快適なのだが、とにかく天井が低いので乗車するたびに戦闘機に乗り込むような気分になる。知らんけど。

息子の運転で最初に向かったのは仙台城跡（青葉城址）。写真は城跡から広瀨川越しに望む仙台の街。

なお、青葉城有料駐車場（600円）は城の後ろ側にあるのだが一番近道の市道仙台城跡線が災害復旧工事で閉鎖されており、行きは八木山動物公園、帰路は東北大学工学部経由と、かなり大廻りさせられてしまったが、おかげで仙台の地理が少し理解できた。

仙台湾も見える。なお、右手の小山がこの後行く瑞鳳殿（ずいほうでん）と呼ばれる政宗公の霊廟がある経ヶ嶺。

パノラマで一枚。さすがは東北一の都だね。

後を振り向くと仙台藩初代藩主の伊達政宗公の騎馬像あり。

伊達政宗は、出羽国並び陸奥国の武将・戦国大名で伊達氏の第17代当主。近世大名としては、仙台藩（宮城県・岩手県南部）の初代藩主。羽柴秀吉の小田原攻めの時から秀吉に、秀吉死後は徳川家康、秀忠、家光に仕え仙台62万石を築いた名将。

騎馬像のUP。イントロに記したとおり、政宗公の300回忌を記念して1935年に仙台城本丸跡に建てられた騎馬像だが、戦時中、金属供出の憂き目に遭い1964年に保存されていた型から復元された。

なお、政宗は子供の頃に天然痘で右目を失明しているのだが、遺言により肖像などには両目がしっかりと書かれている。

さらにUP。この像にも眼帯は無いね。ちなみに刀鍔型の眼帯をつけたのは1942年の映画「獨眼龍政宗」から。

台座まで入れるとこんな感じ。ちなみに作者は小室達（こむろとおる)(1899-1953）。

毎日、愛馬の上から仙台の街を眺めている。

今日は日曜日なので、こんなイベントが開催されていた。小さい子が可愛いね。

関ヶ原の戦いの後に建てられた仙台城の想像図。櫓はあるが天守は無い。一説では家康への遠慮により建設しなかったのでは、と言われている。

仙台城跡を後にプリウスで10分ほど移動、着いた所は瑞鳳殿駐車場。駐車待ちのクルマが3台並んでおり、後に並んだが15分ほどで駐められた。

瑞鳳殿は経ヶ嶺という小山に造られているので石段が結構きつい。

途中Y字路となるが瑞鳳殿は左へ。右側は帰りの石段。

瑞鳳殿入り口に到着。

瑞鳳殿の正面門は「涅槃門」（ねはんもん）と呼ばれ、仏陀が入滅した悟りの境地を表しているそうだ。なお、普段門は閉じているが今日は特別な日なので開いている。

次ぎは「拝殿」で、拝礼のために整えられた施設とのこと。なお、中央にいる方はボランティアガイドさん。いろいろと詳しい話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

門のUP。

そして瑞鳳殿が見えてきた。

瑞鳳殿は政宗の死後、嫡男伊達忠宗によって1637年に建立された政宗の霊廟。

桃山様式の豪華絢爛たる廟建築として1931年に旧国宝に指定されたが、1945年の戦災で焼失し、現在の瑞鳳殿は1979年に再建されたものである。

瑞鳳殿の扉も普段は閉まっているのだが今日は特別御開帳日。ラッキー。

横から見るとこんな感じ。

額のUP

まるで日光東照宮にある陽明門のようだが、ガイドさんも関係説を支持していた。

金箔と漆をふんだんに使ってある。

再建に先駆けて、1974年には発掘調査が行われ、遺骨の学術的調査から身長は159.4cm、血液型がB型であることが判明した。1589年に米沢で落馬し、骨折したときのものと思われる左腓骨の骨折の跡も見つかったそうだ。

政宗公の木像が鎮座している。こちらのお顔も両眼がしっかり開いている。

政宗公は1636年に江戸の伊達上屋敷で亡くなったが、遺体は防腐処置を施され生前と同じ大名行列により仙台まで戻った。将軍家光は政宗の死を悼み江戸は7日間、京都は3日間、殺生と歌舞音曲を禁止した。

ガイドさんの案内により少し離れた場所に移動。ここは政宗の子孫達の墓所となっている。

感仙殿（かんせんでん）は政宗の嫡男、伊達忠宗の霊廟。

善応殿（ぜんのうでん）は政宗の孫、伊達綱宗の霊廟。

豪華な霊廟は綱宗で終わり、以降はこのような普通の石塔となった。伊達騒動の余波とか経費節約の意味もあるのだろうね。

昼飯は息子の提案により国道4号沿いにある仙台場外市場・杜の市場で寿司でも食おうと行って見たが「寿司や甲子園」はご覧の通りの大行列！　しかも進む気配なし。

時間が勿体ないので魔法のシール付きの寿司パックを購入（３つで5,384円）息子のアパートに戻って食べたが、ネタが回転寿司の3倍ほど分厚い、旨い寿司だった。

仙台駅西口にあるホテルメトロポリタン仙台にチェックイン後、17:00に予約した仙台エスパル・イーストにあるステーション・オイスターバーで夕食。まずは、とりあえずビール！

生牡蠣６ピースを最初に注文。あっという間に無くなる。

シーザーサラダとカラマリという名のイカフリッター。

HEROESという名のチリワイン（ソービニオン・ブラン）をボトルで注文。

妻が選んだメインは牡蠣入りカニミソトマトソースパスタ。

息子は牡蠣入りフィットチーネパスタ。

そして私の選んだメインは牡蠣入りウニクリームリゾット。

どの料理も美味しかったが最後のリゾットは最高！お支払いは全部で約15,000円だったが、海外で食べたと思えば安いものだ。

息子と別れてからエスパルの土産店で買い物をしてから、最後のシメに入ったのが地下街にあったフルーツパーラー・サイキファーム。写真は妻の注文したフルーツパフェだが久しぶりで旨かったそうだ。

これで「2023年 仙台旅行記１：秋保温泉、仙台城跡、瑞宝殿＆オイスターバー」は終了です。最後までご覧いただきありがとうございます。

OMAKE1

仙台駅エスパルなどで購入した土産はこんなところ。菓子系と麺系がほとんどで液体は秋保のワイナリーで購入したシードルのみ。

OMAKE2

「仙台中華そば」をさっそく調理してみました。鶏ガラ系あっさり味で美味しかったです。（ネタは後乗せです）

OMAKE3

2023年6月に購入した息子のプリウス。グレードはX。Xはレンタカーなどの法人用なのだがセールスさんの計らいで購入できた模様。

1.8L直4エンジン＋モーター、トータル出力142psのFF車で、燃費は32.6km/Lとなっているが実際は22～25km/Lといったところか。前モデルと比べて5cm低くなった天井のせいで乗車時は頭をぶつけないよう気を遣い、着座位置も低くなったので車内も狭くなったような気がした。しかし、走行は静かで、乗り心地も良くバックガイドモニターでバック駐車もラクラクと出来る高級なハイブリッド車だった。

写真は6月に帰省したときに行った清里高原にある清泉寮で撮ったものだがフロント窓の傾斜がまるでスーパーカーだね。穿った見方であるが事故の多い高齢者に選んで欲しくないので、これだけ天井を下げたのでは、と考えられないこともない。