2023/09/25 - 2023/09/25
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momotchiさん
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バイクツーリングの話です。
今回は先日高知を訪れた際のものと今日の二日間の高知ツーリングを纏めました。
前回いただいた「雉丼」や仁淀川の沈下橋の「名越屋沈下橋」、今回は前回食べ損ねた「きじラーメン」や見落としていた仁淀ブルーが楽しめる「にこ淵」などにも足を伸ばしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
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CBR400Rで出掛けます。
朝7時前に自宅を出発、瀬戸大橋を渡り愛媛県西条市を目指します。 -
愛媛県西条市の国道11号線の加茂川橋交差点から国道194号線に入ります。
国道194号線は「そらやま街道」という愛称が付けられているようです。 -
そらやま街道は加茂川沿いにワインディングロードが続きます。
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残念ながら今日も石鎚の山々は雲の中のようで、UFOラインは駄目なようです。
天候が良ければ走ってみたかったのですが……
UFOラインは愛媛県と高知県境にある西日本最高峰の石鎚山に続く伊野町道の愛称で、標高1,300m~1,700mの尾根沿いを縫うように走るルートは、天空へ続くかのような絶景が楽しめるツーリングコースです。 -
寒風山トンネルを抜け高知県に入ると今回もポツポツと小雨が降り始めました。
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まずは「道の駅 木の香」に立ち寄り昼食をいただきます。
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「道の駅 木の香」(吾川郡いの町桑瀬)に到着しました。
道の駅 木の香 道の駅
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駐輪場には3台のバイクが停めてありましたが、どの車両も高知県外のプレートでした。
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駅舎入口脇にある施設案内板です。
この道の駅には、温泉施設や宿泊施設もあるようです。 -
四国三郎の異名を持つ吉野川の支流桑瀬川の脇にあり、川のせせらぎを楽しみながら食事や温泉を楽しむことができそうです。
ちなみに、ここの温泉の泉質は塩化物温泉のようで、また機会があれば温泉も楽しんでみたいと思います。 -
清流と呼ぶのにふさわしい、とても綺麗な桑瀬川の流れです。
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少し早い昼食をいただいた後、雨雲レーダーを確認し今後のコースを考えます。
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この道の駅は雉肉を使った「きじラーメン」が有名です。
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木の優しさが感じられる店内です。
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桑瀬川が見えるテーブルに座ります。
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メニューを開くとお目当ての「きじラーメン」がありました。
「きじラーメン」には塩味と味噌味があるようです。 -
メニュー表を見ると「雉丼」というメニューもあります。
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平日20食限定で、内容豊富な「週替り定食」もあるよです。20食限定には魅力を感じますが、今回は迷わず「きじラーメン」の塩味をオーダーしました。
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待つこと5分余り、今回のお目当て「きじラーメン」(税込み990円)が出てきました。
今回はセットではなく単品でいただきます。 -
麺は中細のストレート麺、スープは綺麗な透明で、上にチャーシュー、つくね、ナルト、ワカメ、コーン、ネギなどが盛られています。
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添えられていたゴマ、柚子胡椒をかけていただきます。
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雉肉のつくねです。
地元産の雉ガラで出汁を取ったスープは控えめの塩加減で、雉の旨味を生かした上品な仕上がりになっていました。 -
チャーシューは雉ではなく普通のものでした。
精算時スタッフの方に伺うと、チャーシューに雉を使うと値段が1,500円を超える価格設定になるため、手軽な価格に抑えるためチャーシューは妥協されたそうです。
しかし、とても美味しいラーメンだったのでお腹も大満足です。 -
前回いただいた「雉丼セット」(1,500円)です。
ラーメンか丼か、しばらく悩んでこの時は「雉丼」をいただきました。
雉肉は今でこそ一般的ですが、元々は献上品の高貴な食肉だったようで、その高貴な味を楽しみました。 -
親子丼のような感じですが、鶏肉の代わりに雉肉や雉のつくねが入っています。
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大きく切り分けられた雉肉は食べ応え十分です。
肉には臭みなどは全くなく、口に入れると鮮烈で高貴な美味しさを感じました。 -
雉のつくねも程良い食感と甘みが感じられ、旨い!
お腹も大満足です。 -
この後、モクモクタイムをしながら雨雲レーダーと睨めっこ、石鎚山に向かうUFOライン付近には強い雨雲はないようですが、見る限りしっりと雲はかかっているようです。せっかくのUFOラインも天候が悪ければ、素晴らしい景観を見ることができず面白くないので予定を変更し「にこ淵」に立ち寄った後、久しぶりに国道439号線を走り四国の水瓶といわれる早明浦ダムに向かうことにしました。
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「道の駅 木の香」から20分程走ると「にこ淵」への案内板がありました。
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鋭角に曲がり、いの町道に入りました。「にこ淵」へはここから1.7km程のようです。
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細い町道を5分足らず走り「にこ淵」(吾川郡いの町清水程野)に到着、近くの駐車場に誘導されました。ここまで来る途中にも大小沢山の駐車場も設置されていましたが、この駐車場が一番近いようです。
平日にも関わらず沢山の車が駐車されていて、ガードマンの方が駐車場整理をされています。ガードマンの方に話を伺うと、週末や祝日などは特に訪れる方が多く大混雑するそうです。
秘境ともいえる山奥にも関わらず、近年メディアに取りあげられたりSNSの影響などもあり「仁淀ブルー」の人気は年々増加し、訪問される方も多くなってきているようです。そういう私もその一人ですが……
バイクを置き「にこ淵」に向かいます。 -
駐車場から少し下った場所から下に降りるようです。
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コンクリート舗装された歩道を下ります。
途中、環境整備のための募金箱があったので少しですが募金させていただきました。 -
少し進むと急勾配な階段に変わりました。
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途中の階段の踊り場から神秘的な青い滝壺の「にこ淵」が見えました。
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仁淀ブルーの名付け親が、この青こそが仁淀ブルーだと言われたそうです。
滝壺の周りには沢山の方が降りられているようです。 -
ここは水神の化身といわれる大蛇が棲むという言い伝えがあるそうで、今でも地元では神聖な場所とされているようです。
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石の上にカメラを置き、スローシャッターで撮影しました。
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幻想的な青、仁淀ブルーをしっかりと楽しむことができたので、引き上げることにします。
帰りは長く急な階段を上ります。数えてみると90段程でしたが、一段一段の段差が大きく日頃の運動不足のためか息が上がってしまいました。
この後、国道194号線に戻り早明浦ダムを目指しますが、その前に仁淀川に架かる「名越屋沈下橋」に向かいます。 -
国道194号線に戻り南下すると「道の駅 633美の里」(吾川郡いの町上八川甲)があったので、立寄って沈下橋の情報を仕入れることにしました。
道の駅 633美の里 道の駅
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この道の駅は以前妻と四国八十八か所を回った際に休憩に立ち寄った場所です。
スタッフの方に沈下橋の情報を伺うと、一番見応えのある沈下橋がここから20~30分程のところにあるそうで、目印となる施設などもご教示いただきました。
情報を伺った後、水分補給とモクモクタイムを終え出発します。 -
仁淀川の支流上八川川 《かみやかわがわ》です。
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思わず停車し撮影しました。
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仁淀川に架かる「名越屋沈下橋《なごやちんかばし》」(吾川郡いの町勝賀瀬)に到着しました。
駐車スペースに勾配があるためバイクは横向きに停車しました。名越屋沈下橋 名所・史跡
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沈下橋は、専門用語で潜水橋といいます。狭い橋なのに欄干がないのが特徴で、 川が増水した時に流木などが欄干などに引っ掛かって橋自体が破損したり流されたりするのを防ぐため、障害となる欄干をあえて付けず抵抗を極力抑え増水時に橋が川の中に沈むことを前提に造られた橋梁のことです。
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沈下橋の袂では子どもたちがカヌーの練習をしているようです。
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この名越屋沈下橋は仁淀川にある6つの沈下橋の中で最下流に架かかる全長が191mと最も長い沈下橋です。1971年(昭和46年)に架けられ、吾川郡いの町と高岡郡日高村名越屋を繋ぐ日高村道で、地域住民の重要な生活道路だそうです。
沈下橋を渡り、高岡郡日高村名越屋側に向かいます。 -
通行の車両もないようなので停車し、沈下橋の上でCBR400Rを撮影しました。
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日高村名越屋側にある駐車場にバイクを置き撮影しました。
今日は水量が多少多いようですが通常はこのあたりの仁淀川は水深が浅く、仁淀ブルーの美しさを楽しむことができるそうです。
バイクに戻り国道194号線を引き返します。 -
いの町吾北総合支所付近の交差点まで戻り、国道439号線に乗換え四国の水瓶といわれる早明浦ダムを目指します。
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国道439号線を快走します。
国道脇にはキバナコスモスが満開です。 -
黄金色に色付いた稲穂や、真っ赤に咲いた彼岸花を楽しみながらの走行です。
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土佐町市街地を抜け県道17号線を少し進むと早明浦ダムが見えてきました。
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早明浦ダムの天端に向かう交差点ですが……
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何と、天端の道路は工事のため通行止になっていて立入ることができません。
ガードマンの方に伺うとダムの北側に展望台があるそうなので、その展望台に向かうことにしました。 -
一度下まで降りてきて、早県道17号線を左折し明浦ダムの真下にある地蔵川に架かる橋梁を渡ります。
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展望台へ向かう狭いクネクネ道を上ると早明浦ダムの天端脇にでてきました。
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こちら側も通行止です。
天端道路上にはクレーン車がアームを伸ばし作業が行われていました。 -
さらに細いクネクネ道を進み、展望台に到着しました。
早明浦ダム 名所・史跡
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早明浦ダムと、ダム湖のさめうら湖が一望できます。
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このさめうら湖は、四国地方最大の貯水量を誇ります。
建設時には土佐郡大川村が、村役場を始め村内の主要公共施設や主要集落の大部分が水没するという大規模な工事がおこなわれました。今でも水没している当時の村役場が渇水時には姿を見せることがありますが、渇水の象徴としてよく報道されています。
大川村は現在人口約350人と、離島を除けば日本で人口が最も少ない自治体といわれるそうです。
これから帰路に就きます。 -
国道439号線に戻り高知道の大豊ICまで来ました。
時間もまだ早いので国道32号線に出て、のんびり帰ることにします。 -
高知県長岡郡大豊町から徳島県三好市に入ります。
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大歩危小歩危峡付近にある「RiverStation West-West」(三好市山城町西宇)に休憩に立ち寄りました。
ここには、コンビニや土産物店、アウトドアショップ、徳島ラーメン店、祖谷蕎麦店などがあるようです。West - West 専門店
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展望台のベンチでモクモクタイムです。
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吉野川の対岸を高知行き特急南風が通過していきました。
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祖谷蕎麦も食べてみたいのですが、お腹もあまり空いていないので次回の楽しみにしたいと思います。
祖谷そば もみじ亭 グルメ・レストラン
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徳島道の井川池田IC入口交差点を左折し、高松琴平方面に向かいます。
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徳島県と香川県境となる全長4,187 mの新猪ノ鼻トンネルに入ります。
このトンネルを含む猪ノ鼻道路は2020年(令和2年)12月に開通した新しい道路です。
この道路ができるまでは猪ノ鼻峠を越えるルートでしたが、線形不良個所も多く急勾配区間や災害危険箇所も沢山あったため、大雨や大雪等の異常気象になると度々全面通行止になっていました。開通後は安全に短時間で通行できるようになりとても利便性が向上しました。 -
新猪ノ鼻トンネルを抜け香川県に入りました。
地図を見ると香川県と高知県は隣接しているように見えますが、両県は直接接する場所がなく、移動する場合は一度徳島県か愛媛県を通過しなくてはなりません。 -
丸亀市飯山町まで戻ってきました。正面には飯野山が綺麗な姿を見せてくれています。
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坂出ICから瀬戸中央道に入ります。
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瀬戸中央道の南備讃瀬戸大橋を渡ります。
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瀬戸央道を走り児島ICまで戻ってきました。
前回走れなかったUFOラインを走ってみたかったのですが、残念ながら悪天候のためリベンジは叶いませんでした。しかし「きじラーメン」や仁淀ブルーの「にこ淵」、久しぶりに走った国道439号線、早明浦ダムでは初めて行った展望台と一日ツーリングを楽しむことができました。UFOラインはまた天候のいい時にリベンジに出掛けたいと思います。
ドラレコのメモリーカードの容量を大きくしようと思っていましたが、PCへのデーター転送に時間が掛かるため今までどおりのカードを使用しています。しかし使い様で、必要な場面のみ手動録画しておけば今のカードでも十分利用できるような気がするのでしばらく様子見することにします。
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