2023/09/19 - 2023/09/19
86位(同エリア273件中)
なおたんさん
1週間のソウル滞在。
今回のメインイベントは、ソウルから遠く離れた鎮安郡に位置する馬耳山を訪れることでした。何年か前、どなたかのブログで塔寺の写真を見て以来、行ってみたい!とずっと思っていた憧れの地であります。
馬耳山の情報が少なく、1人で辿り着けるか本当に不安でしたが、「ま、何とかなるだろう」精神でトライ。
道中色々ありましたが、ここでしか見られない風景と感動。本当に行って良かったと思える場所でした。
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馬耳山へ行く前日、セントラルシティで帰りの全州→ソウル行きのバスチケットを買いに来ました。
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行きはソウル→全州まではKTX、帰りは高速バスにしました。KTXはコネストさんを通じて日本から予約できたのですが、ネットで高速バスを予約するには韓国で発行したクレジットカードが必要なので、直接こちらで購入します。
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日本語対応がある券売機がありました。
これで、間違えずにサクサクチケットを購入できました。 -
結構な長距離で22000wとは韓国の交通機関は本当に安いです。
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行くのは韓国の中腹にある、鎮安郡という場所。①のあたりになります。
馬耳山はその名前のように馬の耳のような形をした二つの山からなっており、その二つの間を通り抜けるように南部駐車場と北部駐車場があります。今回見たい塔寺は、どちらかというと南部側にあります。
ただ、全州から直接南部駐車場へ行くには全州駅から一日二本だけ出ているというマウルバスしかありません(その後調べたら1日4便出ているようですが、午前中は2本)。全州市外バスターミナルから鎮安へのバスへ乗り、鎮安から北部駐車場へ行くバスは比較的出ているようなのですが・・・北部から南部への道は険しいとのこと、なんとしてでも南部から入りたい! -
というわけで、、ソウル滞在3日目の朝、地下鉄でソウル駅まで来ました。
7:02分のKTXで全州に向かいます。
ホームを確認。 -
チケットそのものを提示する場所がないので、プリントアウトしてきたチケット(スマホだけだと怖い)で何号車と座席番号を確認。
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なんかワクワクしてきました!
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わーん。進行方向と逆に後ろ向きの席だわ。
予約するときに確認したつもりが間違っていたのかしら・・・。 -
朝ご飯は前日の残りのキムパだったので、駅で買ったチョコバーを食べます。
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なんか晴れ予報なのに・・・・霧がすごい。。どんどん田舎の風景になっていくのですが、、こんな霧がすごかったら山に登れないじゃん。ダメだったら全州でビビンバ食べたり、街歩きすればいいかな、なんて考えていました。
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列車はどんどん南に下ります。
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約2時間かけて全州に到着。
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観光案内所で馬耳山に行きたいことを伝え、バスの停留所を教えてもらいました。
お、晴れてきた! -
駅前は工事中で駅舎の写真が撮れないのが残念。
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ここから9時45分発のバスが出るとのこと。グーグルやNAVERを見てもそのような記載があるのでのんびり待っていましたが・・・
待てども待てどもバスが来ない。停留所にいる人たちは次々と他のバスに乗っていきます。
予定時間をすぎて、ふとスマホを見ると、もうバスが通りすぎてるではありませんか!え?これほんと?? あんなに目を凝らしてバスを探していたのに?不安でいっぱいになってると、そばにいたアジュンマが声をかけてくれました。私の韓国語がアレなので、よくお話がわからないのですが、ここで待て、ということらしい。。 -
おばさんに来たバスに無理矢理乗せられ(笑)、私が交通カードをタッチしようとすると、「それはダメよ!」と。運転手さんに「この子タプサ(塔寺)に行きたいからよろしく。私の後ろに座って。」みたいな感じに。
思わぬ展開になった! -
バスはすごい速度で山道を走ります。
このバスは南部駐車場に行くのか?バスは小さいマウルバスじゃないの?このバスで合ってるのか?
と疑問がわきましたが、乗るときにバスに「チナン」と書いてあるのは見えたので大体の方角はあってるかな、と。
そしてグーグルの位置情報でも馬耳山の方へ向かっているのがわかりました。もう北部でも南部でもどっちでもいいや!
おばさんは途中の停留所で降りました。まったく言葉が通じず申し訳なかったのですが、降りる寸前に彼女が言い残した言葉ははっきり聞き取れました。
「タプサはまだまだ遠いわよ。」 -
そうこうしてるうちに、、なんと南部駐車場へ着いた!しかもバスが山道をすごい飛ばしたおかげか1時間くらいで着いた!よかった!
ほんとあのおばさんがいなければ、ここには来れませんでした(感謝) -
南部駐車場からタプサまでは近いと言っても1.6キロあります。
その参道は食堂街になっています。 -
高麗人参の産地でもあるので、天ぷらになって売られていたりします。
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有名なポッコッマウル。
本当はこちらで、名物のクヌギで燻したトゥンカルビと、粟でできたマッコリを飲みたかった!
ひとりでも大丈夫な雰囲気はありましたが、これから山へ登るのに1杯といっても、アルコールはまずいかな、と思い止めました。 -
まだ午前中ですが、食事処に入っていくグループを見かけました。
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塔寺にいくまで、良いお散歩コースになっております。
湖が見えました。 -
結構歩く・・・(汗)
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こちらで、チケットを購入します。3000w
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馬耳山が見えてきました。
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もうすぐ憧れの塔寺が見える雰囲気。
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お、おお~!夢にまでみたタプサ~!
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うわ~!なんと表現したらよいのでしょう、この独特の雰囲気。もちろん接着剤なしで積み上げられている石の塔も壮観なのですが、この岩肌がゾクゾクする感じ。
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地震国に住んでいると、地震で崩れないのか心配になります・・・。
これは本当にひとりの人が積み上げたものなのでしょうか。 -
少し登ってみます。
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これ以上は上へ行けない模様。
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上からの写真。ぶれた。
でも下から見上げる方がいいですね、ここは。 -
ここから銀水寺まで300メートル、北部駐車場まで1.1キロの表示がありました。
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いきなり、この登り坂かい!
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銀水寺に到着。
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ここから、西側に雌馬耳峰、東側に雄馬耳峰がのぞめます。
独特な山容です。
ここはパワースポット、というより、奇山と言った方が相応しいと思いました。 -
山がせまりくる勢いです。
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さてここからは二つの山を通り抜けするための階段が続きます。
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ちゃんと整備はされているのだけど、、地味に辛い。。。しかも天気よすぎて暑い。。
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前にいた家族がどんどん遠くなっていく・・・・。
と、反対側から家族らしき3人とすれ違ったとき、日本語が聞こえました。
やっぱり日本人にもよく知られた山なのね~。 -
一番高いところまで来ました。
皆さん、休憩されたりしていましたが、ここは特に絶景という場所ではありません。
ちなみに片方の山には登れますが、そこからも反対側の山が見えるだけらしいので、登りはしませんでした。 -
さて今度は下りになります。
おびただしいほどの階段続き。これを逆から来たら、、と思うと無理でした。 -
野生の鹿を発見。
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北部の駐車場付近に出ました。ふと後ろを振り返ると、それは見事な馬耳山が見えました。この風景は北部側からじゃないと見えませんね。
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北部も食堂街がありました。
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北部駐車場ってここかな?なんとなく嫌な予感はしたのですが、とにかくお腹が空いたし、トイレにも行きたい。
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適当なお店に入ってご飯を食べましょう。
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メニューもよく見てなかったので、キムチチゲありますか?と聞いたらあるというのでそれをお願いしたら・・・
トゥッペギで出てくるのかと思いきや、鍋を火にかけてくれました。 -
そろそろ召し上がれ、と感じのよい店員さんのGOサイン。
うまーーー! この辺りは豚肉の産地らしくて、お肉がゴロゴロ入っています。今までソウルで食べたキムチチゲとは別物。しかも8000w。
あとで調べたら
★ジンアンマイ豚肉 というお店で、NAVERでも評価が高いお店でした。 -
お店出て駐車場にきたけど・・・・バスがないってかバス停どこぉ???さっきの店で聞けばよかった。
停留所も見つからないし、時刻表もない。ネットで調べるとあと1時間半くらいバスは来ない模様。
でももっとよく調べると、、ここから鎮安まではバスでも数分で歩いた人もいるとの情報。 -
疲れてはいましたが・・・歩きましたよ! 鎮安のバスターミナルまで。
でもグーグル頼みで、よくわからない道を歩くのは怖かった・・・。 -
鎮安の街並みが見えてきてホッ。
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ひじょーにわかりづらい場所にバスターミナルはありました。
全州行きのバスは結構頻繁にあると認識していましたが・・・14時台1本しかないじゃないか。
券売機はなく、チケット売り場でチケットを買うしかないらしい。
日本人の「チョンジュ」という発音は聞き取りづらいので、翻訳アプリでハングルの文字を見せて購入。ここで間違ったところへ行ったら大変なことになります。 -
バスターミナルから写真。なんかドラマに出てくる地方の光景そのもの。
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ここが・・・待合室?
とりあえず、チョンジュと書いてある近くにいます。14時30分発のバスですが、
果たしてちゃんと乗れるのか、不安。
でも気づくと、行きに同じバスで同じくらいに山に入った韓国男子3人組が、近くにいたので、彼らもきっと全州に出るのだろう、と思いました。
・・・彼らはいったいどうやってここまできたのかな?バス?タクシー? -
バスが到着して、運転手さんにチケットを見せたら乗って、と。良かった。これで全州までは行けます。
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約1時間ほどで全州市外バスターミナルに到着です。
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ここからまた数分歩いて全州高速バスターミナルまで来ました。
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帰りのバスは17時なのでまだ1時間半もあります。
ここは鎮安に比べると大分都会のバスターミナルに見えます。 -
全州といえばPNBのチョコパイ。
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家族のお土産に購入しました。ま、ソウルでも買えますが。
でもこれ、つぶれるからスーツケースには入れられないし、ずっしりと重いしで、後々までお荷物になってしまいました。 -
カフェで休憩したりして、17時のバスを待ちます。
もうSeoulの文字を見るだけで安心する!笑
バスは定刻どおりに発車しましたが、ソウル手前と市内は大渋滞、セントラルシティに着いたのは20時過ぎ。ホテルに到着したのは21時過ぎでした。
とても長い一日でした。
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この旅行記へのコメント (2)
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- タビガラスさん 2023/09/29 08:51:20
- 馬耳山に行きたくなりました
- なおたんさん、おはようございます。
全州、馬耳山、塔寺の関心を持って見させて頂きました、私の好みの場所でした、周辺には行っていますが、まだ、全州には行っていませんのでぜひなるべく早く馬耳山に行きたいです、ちょっと行きづらい場所なのでゆとりをもっていきたいです、旅行記、参考にさせて頂きます。
今月の5日には同じ東横イン江南に宿泊しています、5日には同じ大韓航空を羽田から金浦まで利用しました、次の韓国の旅行記楽しみしています。タビガラス
- なおたんさん からの返信 2023/09/29 12:26:47
- Re: 馬耳山に行きたくなりました
- タビガラス様
ご訪問、ありがとうございます。
いつも楽しく旅行記拝見しております。
私も今回、全州で2.3泊して馬耳山のプランを考えていたのですが、台風シーズンで予定した日に馬耳山に行けなかったら困るのでソウルで長めの滞在となりました。
釜山からの方が近いらしく、そちらからのアクセスも考えたのですが、バスの本数が少ないらしいです。
いまだに私の全州駅から乗ったバスが本来乗るはずのバスだったのか、違うバスがあってそれに乗ったのかわかりませんが(笑)、思い切って行ってみてよかったです。(コロナ前の記事が多く、私の韓国語能力が低いので有益な情報を得られず)
山は詳しくないですが、馬耳山は他の場所にはない雰囲気と山容でした。
今月、東横インにお泊まりになられたのですね!旅らしさは感じられませんが、どこの東横インも同じクオリティで、ホテルに帰ると安心します。
またこちらも色々参考にさせていただくかと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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