石川雲蝶西福寺開山堂と土踏んだか雲洞庵　開興寺の味噌なめたかと五十沢温泉に浸り魚沼産コシヒカリを堪能した新潟県南魚沼市の一泊二日

2023/04/22 - 2023/04/23

いつか見たいと思っていた西福寺開山堂の石川雲蝶。
寄居町だとか　そんな所を周っていて「何かもういいや」的になっていた私。
西福寺のホームページに、
「撮影OK。R5/4/28まで！」

行くしかないっしょ！

そういう感じで興味があるという息子はまあいいとしても、ダンナも結局行くことに。
日帰りでも行けるけど、せっかくだから温泉がとてもいいと思った五十沢温泉。
南魚沼市は　見どころ満載！
お寺も神社も　魚沼産コシヒカリも本当に良かった。

ここでご紹介しきれない部分もいいところがたくさん。
もしよかったら、こちらから
https://ameblo.jp/goshuin-gourmet3po5/entry-12818565195.html
（アメブロ　てくてく御朱印さんぽ）

エリア 魚沼・小出(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 交通手段: 自家用車

こんにちは！　Terumin です。
いつかいきたいと思っていた西福寺。
石川雲蝶の物凄い彫刻。
西福寺のホームページに、
「撮影OK。R5/4/28まで！」

ということで、新潟県南魚沼市に来ています。

西福寺 開山堂石川雲蝶の彫刻 寺・神社・教会

このお方が　石川雲蝶。
（あくまでも　むかって左の人）

開山堂です。

何やら期待に胸が高まります。
「これから始まる大レース♪」
ってな感じでしょうか（わかる人だけわかるシリーズ　その一）

拝観料　￥500也

これもまた！

たるんでいる私めに、喝を入れてくれそうです。

そこかしこに色々とあり、
目を見張ります。

そして

待ってましたのタメゴロー（わかる人だけわかるシリーズ　その二）

開山堂天井の大彫刻
「道元禅師猛虎調伏の図」

道元禅師が宋の天童山への行脚の折、
魯山にさしかかり日没となったころ、

猛虎と出会い襲われそうになった。

禅師はとっさに持っていた杖を
虎にめがけて投げつけ、
傍らの岩上に身を避けて
座禅に入ると、

柱杖はたちまち龍となって虎を追い払った。

勢いよく流れる滝、
暗雲たち込め
稲光が走り、虎をめがけて飛び出す龍。

その傍らで
静かに座禅を組む道元禅師

「静」と「動」！！

他にも
禅師を助ける白山権化化身

宋で修行中、
腹痛に苦しむ道元禅師

そしてそして
こういうものも大好きな私

他にも石川雲蝶の
「娘道成寺」であるとか

「鬼退治の仁王像」であるとか

西福寺さんの御朱印はこちら

その後　いくつか周り、
お昼をと思って探し当てた
「松よし」さん

松よし 大崎本店 グルメ・レストラン

私は　きのこおろしそば
ちょっと辛めのおつゆと
しこしこしたおそばが、とっても美味しい

ダンナと息子は、野菜天丼×2
美味しかったらしい

そして　へぎそば2人前￥1800
これもまた　美味しかったらしい

松よしさん近くに　龍谷寺
インドグプタ王朝様式の建物で、すぐわかります。

龍谷寺 寺・神社・教会

そして色々と寄ってから

今夜のお宿は「五十沢温泉ゆもとかん」
アットホームなひなびた旅館です。

五十沢温泉ゆもとかん 宿・ホテル

お部屋はこんな感じ。
ゆもとかんでは、蛇口からも温泉がでていますので、
全身をこの温泉で洗うことができます。
温泉好きには　たまらないですな。

夕食はレストランでいただきます。

野菜たっぷりであってボリュームもあり、こういうメニューも嬉しい。

もちろん　八海山も
美味い酒

マグロの赤身漬け　トリュフソースがけ

そしてそして　待ってました！
南魚沼産　釜炊きコシヒカリ

鴨鍋

しらす、山菜さつま揚げ
アツアツの揚げたてでした。

カブのオーブン焼き
ガーリック仕立てでおいしかった。

翌日は　同じく南魚沼市にある
日本一の庵寺

雲洞庵

役所広司さん主演の「峠　最後のサムライ」のロケ地である。

赤門の「海北禅林」の扁額

雲洞庵 寺・神社・教会

赤門の山道には、
法華経が一字一石に記し深く埋められ、
古来より
「雲洞庵の土踏んだか」
と言われ、
踏みしめてお参りしますと
罪業消滅、万福多幸のご利益にあずかると信仰されています。

苔むしたお釈迦さん

これは…！？

姥子様
雲洞庵の山姥は、歯痛を治すと信仰されています。

鳥力道林禅師の襖絵

こちらは不老不死仙人の欄干彫刻

初代開山の大和尚、二代目
各御位牌も祀られています

お庭がきれいでした

そして　上越国際スキー場方面へと

龍澤寺
立派な山門です

龍澤寺 寺・神社・教会

こちらにもすごい彫刻が

上杉家ゆかりの禅寺。
上杉景勝公。

厨子入り文殊菩薩座像

最後は開興寺へ
立派な総門は黒門と呼ばれています。

「開興寺の味噌なめたか」

禅院の生活は質素であり、寺では修行僧が自ら沢山の味噌を作り蓄えていました。

御館の乱
上杉景勝公に縁の深かった開興寺は、
景虎公の小田原北条軍に包囲され、焼き討ちにあってしまった！

伽藍など　ことごとく焼失したなか、
味噌桶に埋めた
上杉氏より寄進された大般若経典六百巻は
無事であったのです。

三門

このことから、
開興寺の味噌には
経典のご利益・功徳があるに違いない

「開興寺に参拝したならば
お味噌をいただかなければ
何のためにお参りしたか甲斐が無い」

この庭園は
かの有名な　堀部安兵衛が設計・作庭したそう

味噌を頂きましたっ！
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ちなみに
私は　八海山飲みすぎたのか
それとも数々の仏様軍にあたってしまったのか
濃厚な温泉力にやられたか
調子が悪く　…
まだ寄りたいところがあったのですが、

もうダメですわ　(;´д｀)

お昼も食べられず
帰途につきます　(´；ω；`)ｳｩｩ

この旅行記へのコメント （2）

• mistralさん 2023/11/04 21:48:45

  石川雲蝶

  Teruminさん
  
  こんばんは。
  コメントさせていただくのは初めてとなります。
  
  先ごろ南魚沼にあります里山十帖に宿泊致しましたが
  せっかくの機会ですので、周辺の観光スポットなど調べていて
  石川雲蝶さんの彫刻がびっしりと彫り込まれている開山堂の存在を
  知りました。
  他にも雲蝶さんが残された彫刻のある寺院も、周辺には多数あるようでしたが
  その折には充分な時間が取れず、開山堂のみの見学で終わりました。
  
  帰宅後、旅行記を書きながら検索していてTeruminさんの旅行記に出会い
  驚きました。
  内部は写真撮影禁止とありましたから、諦めていましたが
  撮影が可能な期間が限定的であるんですね。
  おかげさまで写真とそこに付けられたコメントを拝読しまして
  そうだったんだと了解した次第です。
  開山堂内部での説明などは聞いてきていたのですが、何分にも画像も
  ありませんので、今やうろ覚えとなってしまっていました。
  
  まだ手付かずだった開山堂などを含めての一編の中で、Teruminさんの
  コメントの一部を引用させていただいてもよろしいでしょうか？
  
  mistral
  

  Teruminさん からの返信 2023/11/27 17:31:18

  RE: 石川雲蝶

  > mistralさん
  >
  > こんにちは
  コメントありがとうございます。
  返信が大変遅くなり　本当に申し訳ございません。(´；ω；`)ｳｩｩ
  
  PCの調子が悪く、 mistralさんのコメント今読んだ次第です。( ；∀；)
  
  こんなもので良かったら、是非是非お使いください。
  
  
  この拙いブログを読んでくださって本当にありがとうございます。
  嬉しいです。