初めての鳥取砂丘と砂の美術館

2023/04/05 - 2023/04/06

47都道府県でまだ未踏の地は鳥取県と富山県。
今年中に何とかしようと、ANAのセールがあったので鳥取県に行くことにしました。

目的は鳥取砂丘と砂の美術館です。

鳥取砂丘では怪しかった雨もギリギリまでもってくれて美術館に駆け込むことができました。
次の日は鳥取駅周辺をぶらりと観光した1泊2日の旅です。


【費用】　航空券（ANAスーパーバリューセール）往復　14,740円
ホテル（Yahooプラン）ホテルモナーク鳥取　スーペリアシングル朝食付き　１泊　8,170円
交通費・入館料　約2,000円　食事・土産　約5,000円　　

合計　約30,000円

【行程】
1日目　羽田（ANA291）06：45～08：00　鳥取空港＝＝　バスにて鳥取駅＝＝バスにて鳥取砂丘～ランチ（鯛喜で海鮮丼）～砂の美術館＝＝バスにて鳥取駅～ホテルチェックイン（夕食/コンビニ）

2日目　ホテル朝食～チェックアウト10：00～鳥取駅＝＝バスにて鳥取城跡～仁風閣＝＝バスにて鳥取駅＝＝バスにて鳥取空港～ランチ（空港内）
15：15発～16：30羽田着

エリア 鳥取市(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回は未踏の地、鳥取県。
鳥取砂丘コナン空港へ飛んでるのはANAなので、スーパーバリューでチケットが安いタイミングで決めました。

2023年の3月いっぱいでANAさんは搭乗券をモバイルに統一したようです。

久しぶりに行くとびっくりするかもしれませんね。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

鳥取行きはバスゲートより出発です。

ゲートの後ろの方には自販機などもあって、後ろのテーブルなどで食事もとれるようになっていました。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

バスに乗って移動します。
機材はB737-800です。

あっという間に鳥取砂丘コナン空港に到着しました。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

飛行機から出ると早速コナンがお出迎え。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

空港内はまた帰りにゆっくり見ることにしよう。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

バスに乗って鳥取駅へ。

鳥取空港連絡バス 乗り物

バスで20分ちょっとで鳥取駅に到着しました。

鳥取駅 駅

駅構内にある観光案内所へ。
訪日外国人が列を作ってました。

ここで鳥取砂丘行きのバス乗り場などを聞いてパンフをもらいます。
砂の美術館の割引券もこちらで購入。

鳥取駅 駅

鳥取砂丘方面へは0番乗り場から現金で380円です。

鳥取駅バスターミナル 乗り物

バスに乗って20分くらい、鳥取砂丘に一番近いバス停は「砂丘会館」ですが、ひとつ手前の「砂の美術館」で下りました。
先に海鮮丼の「鯛喜」に行こうか迷ったからです。
でも早すぎてお腹が空いておらず、あとで行くことにしました。

リフトが見えますがこれに乗るには「砂丘センター展望台」で下ります。

新しいカフェがありました。まだ早くてやってない。

砂丘会館の前にあるビジターセンターへ。
ここでガイドツアーを予約していたのです。
↓
https://www.sakyu-vc.com/jp/tour/

60分コースを予約(1,000円）

鳥取砂丘ビジターセンター 美術館・博物館

30分以上早く着いてしまったけど受付の方がガイドの方を呼んでくれて早くスタートしてもらえました。

待っている間、ビジターセンターの中を見学しています。

鳥取砂丘ビジターセンター 美術館・博物館

ガイドさんが到着して30分早くガイドツアーがスタート。
私1人でのツアーになりました。
結果的に終わったと同時に雨が降ってきたので、早くスタートできて助かりました。

砂丘へはこの階段を上がっていきます。

鳥取砂丘 自然・景勝地

階段を上がると広々とした砂丘が見えて感激しました。
ここが有名な鳥取砂丘だ～～

鳥取砂丘 自然・景勝地

ツアーがスタート。
観光客はだいたい正面にある馬の背を目指して行くそうですが、私たちは左手の方へ、誰も歩いていません。

こちらは「スリバチ」とよばれるところで傾斜は32度もあり、写真だと分かりづらいけどなかなかの傾斜です。

この辺りは外来種の繁殖で緑地化が進んでいるそうです。

鳥取砂丘 自然・景勝地

風が吹いた次の日に現れる「風紋」です。

この光景から砂漠をイメージする人も多いですが、砂丘は砂漠と違って少し湿っていて風がそこそこ強くないとしっかりとした風紋は出ないとか。

鳥取砂丘 自然・景勝地

鳥取砂丘の砂は花崗岩も混じっています。
これは山から削られたものが千代川を下って流れ着いたもの。

鳥取砂丘 自然・景勝地

なので砂と花崗岩が交互に層になっている場所もあります。

こういうのを見られるのはガイドツアーならではですね。

鳥取砂丘 自然・景勝地

「コウボウムギ」と言われる麦の一種です。
今はまだ出てきたばかりですが、もう少し成長すると長く伸びていくそうです。

鳥取砂丘 自然・景勝地

川の水が砂に染みこみ、雨が降ったりすると川ができるそうです。
これも砂漠にはない光景ですね。

鳥取砂丘 自然・景勝地

左手の方から馬の背を上って行きます。

「上れますか？」とガイドさんも気遣いながら上手く上がるコツも教えてくれました。息が切れる・・( ;∀;)

鳥取砂丘 自然・景勝地

馬の背から下を見るとオアシスが見られます。
これも降水量や時期によって現れたり消えたりするそうです。

鳥取砂丘 自然・景勝地

馬の背の上から海を見下ろします。

写真だと高低差がまるでわかりません(^^;)

鳥取砂丘 自然・景勝地

砂丘の一部がこうして水がしみ出しているところもあります。

鳥取砂丘 自然・景勝地

今度は一気に馬の背を下ります。

これがけっこう怖いのですが、こちらも下りるコツを教えてくれたので何とか無事に下りることができました。

鳥取砂丘 自然・景勝地

下りてきたところを見上げます。
やっぱり高低差がまるでわかりません(^^;)

鳥取砂丘 自然・景勝地

60分のガイドツアーが無事に終わり解散となりました。

ビジターセンターの横に足を洗うところと砂を落とすベンチがあります。

鳥取砂丘ビジターセンター 美術館・博物館

見事に靴の中が砂だらけになってました。

雨がポチポチと降り始めたのでタイミングが良かった。

鳥取砂丘ビジターセンター 美術館・博物館

60分歩いてお腹も空いてきたので、美術館に行く前にお昼にします。

時間的に混むかなぁと思ってたけど平日なのとタイミングですぐに座ることができました。

鯛喜 グルメ・レストラン

オススメはカニなどがのった贅沢丼ですが、食べきれないかもしれないので普通の海鮮丼にしました。

1,150円でボリュームがすごい。
ご飯が酢飯だったら良かったかな。ごちそうさまでした(^_^)

鯛喜 グルメ・レストラン

美術館に行く前に帰りのバスの時間をチェック。
何しろこれしか便がないので。

バス停の近くの駐車場側から美術館に入っていきます。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

入り口にあった大きな砂のモニュメント。かなり大きい作品です。
これも定期的に作り直すのかな？

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

今回は私の見たかった「エジプト」編です。

2023年の3/1～2024年の1/3まで開催中。
2022年～2023年はエジプト独立100年、ツタンカーメンの墓が発掘されて100年との節目からエジプトになったそうです。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

入り口のところでパネルやシアターを上映中。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

入るとすぐに迫力のある砂像が見えます。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

ラムセス二世の砂像です。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

バザールの様子です。商人たちが行き交っています。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

この立体的な宮殿もすべて砂と水でできています。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

王の墓の発掘の様子を上から見ることができます。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

スフィンクスです。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

石版の文字なども細かく作成されていて圧巻です。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

クレオパトラの像。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

ナポレオンの戦争の様子。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

3階ではエジプトの雑貨フェアとミュージアムショップがありました。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

ミュージアムショップから見た展示ブース。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

過去に開催された砂像の展示パネル。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

ロシアもなかなか見どころがありそうでしたね。

でもやっぱりエジプトは砂像がぴったりでした。

鳥取砂丘砂の美術館 美術館・博物館

時間に合わせてまた鳥取駅に戻ります。

鳥取駅前です。ここから歩いてホテルに向かいます。

鳥取駅 駅

鳥取駅付近には鳥取温泉があって、その温泉の浴場があるホテル「モナーク鳥取」にお世話になることにしました。

ちょっと道が分かりづらくて駅から徒歩10分くらいでした。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

入り口の車寄せは地元のシティホテルと言った感じですね。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

ホテルの廊下もシティホテルなので広々しています。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

お部屋のカタチがちょっと変わっていたのでご紹介します。

入り口のドアを開けるとすぐベッドがあって、左手にバストイレやクローゼットがあるのです。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

ベットの近くから撮影。
窓はベッドの上と写真のクローゼット横に2つあります。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

広角で撮影するとこんな感じ。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

ユニットバスは少し古いタイプのようですが特に不便はなかったです。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

アメニティはこんな感じ。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

ベッドサイドのコンセントはありがたい。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

テーブル周り。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

窓からの景色です。JRの線路が見えました。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

ホテルの裏手から出ると2分くらいでコンビニに辿り着きます。
雨も降っているので夜はコンビニ食で済ませました。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

さっそく鳥取温泉を堪能します。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

HPより写真をお借りしました。

なかなか広々としていて人も少なくてゆったりできました。
源泉は、ナトリウム硫黄塩・塩化物泉でしっとりします。
駅近のホテルでこんなにいいお湯を堪能できるとはビックリしました。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

次の日の朝、夜中は雨と風がすごかったけど晴れてくれました。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

朝イチで朝食会場へ。
シティホテルらしく宴会場でのブッフェでした。

1人なのに広いテーブルを独占。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

最初は和食のラインナップでしたが、鳥取の名物と言えばらっきょう、それが食べたいがためにカレーを追加しました(^^;)

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

宴会場のホールもなかなか素敵。
結婚披露宴などでよく利用されてるんでしょうね。

リーズナブルでしたがなかなか良いホテルでした。

ホテルモナーク鳥取 宿・ホテル

一度鳥取駅に出てから「くる梨」という100円の循環バスで鳥取城に向かいます。

鳥取駅バスターミナル 乗り物

こちらはようやくICOCAが使えるようになったようです。

昨日の夜は雨風がすごかったので、ギリギリかなぁと思っていた桜も散ってしまいました。

久松山 自然・景勝地

鳥取城跡と久松山。うっすらと桜のピンクが残っていますね。
私は詳しくないのですがここ鳥取城跡は戦国時代の山城を起源にした城跡で羽柴秀吉の兵糧攻めの舞台となった場所だそう。
歴史好きには憧れの城跡らしいです。

久松山 自然・景勝地

鳥取城跡の麓にある洋風建築は国指定重要文化財の「仁風閣」です。
観覧料は150円で、鳥取砂の美術館にあった割引券で100円になりました。

フレンチルネサンス様式の白亜の木造2階建てです。
木造なので近づくとペンキの剥げなどが目立ちます。

仁風閣 名所・史跡

葵の紋瓦は幕府との繋がりの強さを示しています。

仁風閣 名所・史跡

皇太子も宿舎として利用されていたとか。

仁風閣 名所・史跡

使用禁止ですが素晴らしい螺旋階段です。

仁風閣 名所・史跡

よく見ると支柱がなく、わき板が支柱の役割をしています。
この造りは全国でもまれなものだそう。

仁風閣 名所・史跡

2階にはこちらの階段から上がります。
でもこちらの階段もかなり軋みが・・

仁風閣 名所・史跡

ここは木製の腰掛け便器のあるトイレです。
内側は引き出し式になっていて砂を入れて使用したらしいです。

仁風閣 名所・史跡

畳敷きの寝室もありました。

仁風閣 名所・史跡

1～2階とも屋内式のベランダがついています。

仁風閣 名所・史跡

窓ガラスはまだ昔のガラスが残っている部分も。
今のガラスと比べるとやっぱり趣があります。

仁風閣 名所・史跡

2012年に映画「るろうに剣心」のロケ地になったそうです。

撮影の様子が細かく書かれていて、ファンにはぜひ訪れて欲しいところです。

仁風閣 名所・史跡

2階から見下ろした螺旋階段。曲線が素敵。

仁風閣 名所・史跡

この字は東郷平八郎の直筆。建物の命名もしたようです。

仁風閣 名所・史跡

ぐるっと庭に方に回ってみます。
洋館と日本庭園のバランスがまた美しいです。

仁風閣 名所・史跡

庭をぐるっと散策しました。
晴れてくれて本当によかった。

仁風閣 名所・史跡

坂を上がって鳥取城跡の方へ。
上から見た仁風閣。

仁風閣 名所・史跡

この辺りにくるとたくさんの石垣が見えてきます。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

池田長吉の時代に築かれた基礎工事の際に、息子長幸の夫人の侍女「お左近」の活躍がめざましく、この方の手水鉢を石垣に築きこむと無事完成したという伝説が残っていることから、復元の時にもとの位置に戻されたそうです。

見上げるとすぐに見えますよ。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

上から見た仁風閣です。敷地がかなり広いのがわかります。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

鳥取城のヌシがキツネだったことから稲荷神社がありました。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

こちらは表御門跡です。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

鳥取市内が眼下に広がります。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

三階櫓跡です。階段を少し上がったところです。

鳥取城跡 久松公園 名所・史跡

さすがに山の上までは登山になってしまうので、そのまま下ってまた100円バスで鳥取駅に戻りました。

鳥取砂丘コナン空港への直通バスは本数が少なかったので、空港を通る路線バスで空港に向かいました。

鳥取駅バスターミナル 乗り物

早めに空港に到着しました。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

入り口からコナンと新一がお出迎え。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

到着ロビーの片隅に「コナン探偵社」とあるグッズのお店がありました。
（中には入らず）

コナン探偵社 鳥取空港店 お土産屋・直売所・特産品

かなりたくさんの紹介パネルのコーナーがあります。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

こちらもコナン。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

こんなに広々としたスペースにもコナン。
手前に立つと立体的に見えるやつ。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

等身大？のフィギア。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

2階から見ると怪盗キッドが。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

こちらは2階の奥にある赤井秀一のコーナーで、毎時00分に何かが起きます。
（それは見てのお楽しみ）

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

展望デッキに上がってみます。

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

ここは1人で来るところじゃないようです（笑）

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

お約束の鐘がありましたが、この日は強風のため外には出られず・・
出られても鳴らしませんが(^^;)

鳥取空港 鳥取砂丘コナン空港 空港

意外にランチを食べる所が少なくて、アジアンリゾートラウンジ「陶庵」でガパオライスを。

アジアンリゾートラウンジ 陶庵 グルメ・レストラン

食後は1階の「すなば珈琲」へ。

すなば珈琲 鳥取砂丘コナン空港店 グルメ・レストラン

キャラメルラテ（だったかな）をいただきました。

すなば珈琲 鳥取砂丘コナン空港店 グルメ・レストラン

飲み終わるとラクダさんが。ごちそうさまでした。

すなば珈琲 鳥取砂丘コナン空港店 グルメ・レストラン

帰りも737で帰ります。

初上陸した鳥取県。
何もないって評判？だけど、鳥取砂丘と砂の美術館は一度は行く価値アリ！
鳥取温泉も良かったです。

ご覧いただきありがとうございました(^_^)