ジョムソン街道＆プーンヒルトレッキング 満開のシャクナゲを求めて 2014.3.19～4.1

2014/03/19 - 2014/04/01

主な日程

１日目　成田―バンコク

２日目　バンコク－カトマンズ－ポカラ

３日目　ポカラ－ジョムソンーナウリコット

４日目　ナウリコット－ティティガオン

５日目　ナウリコットータトパニ－チトレ

６日目　チトレ－ゴラパニ

７日目　ゴラパニ－プーンヒル

８日目　ゴラパニ－タダパニ

９日目　タダパニ－トルカ

１０日目　トルカ－オーストラリアンキャンプ

１１日目　オーストラリアンキャンプ－カーレ－ポカラ

１２日目　ポカラ－カトマンズ

１３日目　カトマンズ－バンコク

１４日目　バンコク－成田

エリア ジョムソン(ネパール)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: タイ国際航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

３月２０日　ポカラ　フェア湖畔<br>
ほぼ順調にポカラまで<br>
ネパール第二の都市ポカラはアンナプルナ方面の玄関

２１日　ジョムソン<br>
ダウラギリとアンナプルナの間に流れるカリガンダキ川<br>
それに沿った道がジョムソン街道<br>
街道名物の南風は厄介<br>
今回は地層に着目して街道を進む<br>いたるところに使われる石材<br>
所々で見られる貫入痕

桃の花、ロバの隊商、堆積層<br>
このあたりは砂岩・頁岩・粘板岩などで構成される<br>
テチス堆積物といわれる<br>
チベット側で最も一般的な地層

貫入痕のある岩石はおそらくテチス堆積層より下に分布<br>
貫入痕が最も顕著なのが　ヌプツェのクモの巣状の岸壁<br>
ヌプツェが押し上げた結果エベレストが誕生ともいえる

巨大なしゅう曲<br>
高校の教科書などでもこのあたりのしゅう曲が紹介されている<br>
(高校地学の便覧では)

途中のマルファにて<br>
草の根の部分を洗っているのは<br>
なんでも歯磨き粉の原料とか

河口慧海はこの地で３か月滞在<br>
ここから２３日かけてチベットへ

１００ｍ以上はあるテチス堆積物<br>
これらの堆積物は、ヒマラヤ山脈の上部にあったものが<br>
イエローバンドを堺にチベット側に滑り落ちた・・<br>
そのことが判明したのは１９８０年代とか

今回の新たなる発見<br>
『犬猫』に見守られた『頂』から命名<br>
英名【Ｄ．Ｃ．Ｐ．】　訳して【犬猫峰】　<br>
左側は猫に、右はセントバーナードに見えてしまう

アイリス、サクラソウ・・と咲きます

倒木は貴重な燃料<br>
この辺りは自然公園のため伐採はできない

川原で見つけたもの<br>
化石を含んだ泥岩<br>
結晶化した石灰岩、貫入痕を含む緑泥片岩、頁岩<br>
結晶質花崗岩、大理石

今年の開花は遅いらしい<br>
前回２０１２年３月の頃は一面見事な桜が

セントバーナードの腹の部分に当たるところは
逆断層が多数あり数十ｍのずれ幅を観測

世界第７峰の東壁は４０００ｍ以上の断崖<br>
ここでの仰角は約３３度

堆積層への貫入痕<br>
（無名の滝にて）

中生代の地層から現れた君は・・<br>
巨大恐竜の末裔かも

突然現れた硅岩層<br>
ダウラギリ周辺は　Ｐｚ層：エベレスト層群<br>
変成した泥質石灰岩・緑泥変岩・角閃石などが多い<br>
硅岩層はＨｍ層：ヒマラヤグループといわれ片麻岩・ザクロ石などが含まれ<br>貫入痕が多くみられる<br>
タトパニからチトレに向かう途中の尾根はヒマラヤ誕生時の巨大断層の名残かも知れない<br>
（パトナさんは頼もしくとても楽しいガイドです）

ゴラパニはプーンヒルの玄関口<br>
どうやら満開のシャクナゲはお預け<br>
「白い花が咲くときは不作だよ」「今年は雪が多く蕾が落ちた」<br>
周辺を探してやっと見つけたが・・・

プーンヒルでの展望は満足

プーンヒル 山・渓谷

よっぽど空腹だったのか<br>
持参したカリン糖を平らげた<br>バックはダウラギリ

プーンヒルの散策路は硅質砂岩で修復中

今度また来るしか無いかな

２９日ポカラ　バラヒ寺院にて

２９日ポカラ　バラヒ寺院にて

少年が絞ってくれたパインジュース<br>
美味しかったよ

３０日カトマンズ　ホテル「ヤク＆イエティー」<br>
ネパール伝統料理をいただく

ホテル ヤク & イェティ ホテル