2023 北海道（道央）編 地獄ふたたび＆支笏湖ブルー

2023/07/15 - 2023/07/16

うちのオヤジは飛行機に乗ったことがない。
だから乗せることにした。
我が家は年1でオトートだけ仲間外れの1泊温泉旅行に出かける。
当初はオカンが青春時代を過ごした愛知県内の温泉を提案したが、2秒で却下されたため、青森からは飛んだ瞬間着陸する近さの北海道になった。
新千歳空港からそう遠くない温泉地ならば、断然登別だ。ワタクシは2021年に1度訪れているが、今回はオヤジとオカンにも日本屈指の温泉地の良さを味わってもらうこととする。

2日目は支笏（しこつ）湖へ。こちらは初めて来た。透明度が高く、湖畔からは樽前（たるまえ）山などの山々が見える美しい湖だった。

エリア 登別(北海道)

ワタクシの大好きな温泉地、登別温泉に1泊。夜は遊歩道をライトアップしている。夜の地獄谷は地獄というより火星だった。
駐車場そばの緑地にはエゾ鹿ファミリーもいた（暗すぎ撮れず）。

地獄谷 自然・景勝地

2023年の7月は海外からのお客さんもだんだん増えてきていた。温泉ホテルの快適で美味しいお部屋食で酔っ払ったワタクシ、韓国人観光客に韓国語で挨拶したらちゃんと返してもらえて嬉しかったんだぜ。

明るいとこんな感じ。ここはフォトスポット。オヤジとオカンもここで2ショット撮影。

温泉の川

至るところで湯気が立ち昇る。

温泉街から少し走ったところにある大湯沼。ここはかなりの熱湯。

大湯沼をちょっと高いところから。

移動手段はレンタカー。途中白老町に立ち寄る。白老には社台（しゃだい）という地名があり、競走馬を生産する牧場がある。社台グループの活躍馬はオルフェーブル、ブエナビスタなど。ちなみにブエナビスタの父は、ウマ娘で有名なスペシャルウィーク。

サラブレッドは美しい。

海のそばでのびのびと草をはむ。

支笏湖に到着。到達記念にポーズを決めるオカン。

支笏湖 自然・景勝地

支笏湖の遊覧船を予約し、船の時間までに近くの立派なビジターセンターでお勉強。見上げればコタンコロカムイ（アイヌ語で村を守る神）こと、シマフクロウ。
支笏湖土産も購入。

支笏湖ビジターセンター 公園・植物園

遊覧船は湖の中が見える造りになっている。エメラルドグリーンの水中をウグイが泳ぐ。

少年も興味津々。

もちろんデッキから湖上を眺めることもできる。本当に湖水が透明できれいだということがわかる。

支笏湖では直線的に侵食された石、柱状列石（ちゅうじょうれっせき）を見ることができる。
支笏湖にはウグイやヒメマスが生息していて、ヒメマスは「チップ」と呼ばれている。おそらくアイヌ語で鮭を指す「チェプ」が訛ったのだろう。支笏湖のヒメマスは阿寒湖から移入されたものだという。
ワタクシの故郷・青森にある十和田湖のヒメマスも阿寒湖からもってきたもの。ヒメマス皆きょうだい。

湖畔の食堂でランチ。支笏湖はヒメマスが名物ということで、ヒメマス＆ニジマス刺身丼を注文。ヒメマスはサーモンの上品さを爆上がりさせた感じで、それでいてマスの風味もちゃんと感じる。醤油のつけ過ぎには注意。身はとろける柔らかさ。ニジマスの方はより食べごたえのある食感で味も強め。どっちが良いかは好みであるが、どっちも美味いぞ。
各店が推すヒメマス天丼も美味いに違いない（十和田湖のやつもうまいからね）。

1泊2日なんてあっという間である。帰りは新千歳空港でお土産を買い揃える。北海道全土から美味いものが集まるパラダイスである。
良い温泉、美味しいもの、本州とは異なる表情を見せる大自然。
日本人なら人生で1回は満喫した方がいいぞ北海道。

新千歳空港 空港