コロナ後初 地中海クルーズ10日間

2022/10/13 - 2022/10/22

コロナ明けと言うには早過ぎでしたが、そろそろイイかなあ？と恐る恐る出掛けました。
出国する１週間前にルールが変わり、船会社に提出する乗船４８時間前発行の陰性証明書が不要になりラッキーでした。もし必要だったら、成田で英文の陰性証明書を取得するのに二万円位掛かったはず。帰国時は、まだMySOSのアプリが必要でしたので、マイナカードを作り接種証明をスマホに取り込むなど面倒でした。

カタール航空でドーハ経由ローマ
チビタベッキアから地中海を反時計回りで廻る王道の「地中海クルーズ10日間」イタリア・フランス・スペイン

2019年造船のコスタスメラルダ　18万トン　最大5200人乗船可能な船ですが、乗船客は4割程度かな？
ヨーロッパでは投げ売り価格だったのかもしれない？
初クルーズのイタリア人が多かったような印象を受けました。

エリア ローマ(イタリア)

チビタベッキアを出発して、最初の停泊地
コスタの本拠地　リグーリア州サボナです。それまでベースだったジェノバから移転。
小さな街ですが、船がすぐ近くに停泊するので超便利です。散策に買い出しにと気楽に出掛けられます。

午後からコスタのエクスカーションで、サボナ近郊のFinal borgo（フィナルボルゴ）とNoli（ノーリ）を訪れました。
個人では行きにくい、日本のガイドブックに載っていないような小さな村ですがイタリア版「最も美しい村」のひとつです。

のんびりと歴史の重みを感じられ、正に中世のイタリアを味わえました。
おススメです！

村の入り口の古い壁画　
「NOLI」

カラフルな八百屋さん　
スーパーばかりの日本と違って、お店の人とおしゃべりを楽しめそうな雰囲気

マルセイユの港までシャトルバスに乗ってきました。
ここから中央駅まで、道を尋ねながら歩くこと30分！
タクシーに乗れば良かったと後悔

マルセイユから列車で一時間、エクサンプロバンスに行きました。
結構本数もありましたし、日帰り旅行にはピッタリかなあ～

エクサンプロバンス出身のセザンヌ

なんだか空の色が地中海沿岸より、淡い気がしました。
育った土地のカラーが、絵に影響するのかな～

エクサンプロバンスはロクシタンの発祥地
そう思うと、フレッシュないい匂いがしてきそうな...

コスタ主催のエクスカーションで世界遺産モンセラットを訪れました。
パワースポットと呼ばれるのも頷けるこの風景！

大聖堂にある「黒いマリア像」です。

なんで黒いのかな？
ガイドさんはスペイン人で、スペイン語とイタリア語で説明してくれるのですが、さっぱり分からない・・・

モンセラット博物館にて
これが見たくて、モンセラットを訪れたと言っても過言ではありません。
やはりカラバッジョは迫力が違いますね！

エルグレコの悔悛するマグダラのマリア

地元カタルーニャの画家ラモン・カサスの作品でフランス名「マドレーヌ」
モンセラット博物館のチケットもこの絵でした。
誰かを待っているのかな？
なんとなく物憂げな雰囲気な気になりますね～

モンセラットからの帰り道
「カサ・バドリョ」
なんと言ってもガウディの建築物は目立ちます。
バルセロナって、建物を見る車窓観光だけでも満足できます。

マヨルカ島の街並み
１０月下旬でも２６度　半袖で十分です。

マヨルカ島で一番の観光名所　パルマ大聖堂の内部
確かにステンドグラスが素敵でしたが、３０分以上並びました。

ヒップホップバスに乗ってベルベル城まで行ってみました。
高台にあるので、港が一望できます。

ベルベル城の入り口

パレルモにて
モンレアーレ大聖堂

今回のガイドさんはイタリア人
イタリア語とドイツ語で説明してくれてます。

パレルモ　シチリアの空の色が素敵
文化が交錯しているPalermoは、他のイタリアとは違う異国情緒を楽しめますよ～　

カプチン・フランシスコ修道会のカタコンベ
ずーと会いたかったロザリアちゃん
撮影禁止なので、絵葉書から

１９２０年に２歳で亡くなった時、お父さんがどうしてもこの姿を残したいとエンバーミングをおこなったそうです。
流石に実物はもっと黒ずんでいましたが、可愛らしかった。

想像を超える数のミイラを目にすると、あなたの人生感が変わるかも！

クルーズ船内の様子
今回はベランダ付きの部屋を予約したのですが・・・
窓を開ければ海！とはいかず、もう一つサンルームが！
しかもその先は通路で、人が行き来してる！

サンルーム自体　六畳ほどあります。

ベランダ側のドアを開けるとこ～んな感じに。
「部屋を本来のベランダ付きに替えてもらおうか！」とも思いましたが、物は考えようです。

「覗かれてる！」って思うと気になりますが、サンルームで寝そべって、ワインでも飲みながらくつろげる広い部屋！なのよ～とセレブ気分で優雅に過ごしました（笑）

ビュッフェ会場と同じ階なのでエレベーターを使わず、秒で移動可能でしたから時短になったし。

子供向けサーカス

中央のコロッセオで行われる大人向けキン肉マンのショー

万人向けの砂絵のショウ
船には、しっかりコスタを表す「C」が！

「La Notte Bianca」
真夜中０時にスタートするフェスタ
サイレントDISCOで盛り上がるスペインの若者達

今日のドレスコードは白・白・白
真ん中で踊っているのは、初クルーズの友人です。
明らか日本人なのに、アラブの富豪？？？のコスチューム。
実はこれがインスタ映えするらしく、モテまくり大ウケでした！

一緒に写真撮ろう！
一緒に一杯やろうぜ！
踊ろうぜ！！とか・・・

結局、夜中三時近くまで返してもらえず大騒ぎの一夜

日暮れ時は、デッキで夕日を鑑賞

その後は、最上階にあるプールサイドで氷の芸術大会

コックさん達が腕を奮って、氷を削って作品に仕上げます。

船のディナー

茄子とアンチョビのパルミジャーノ

甘すぎるデザート
いくつ注文しても大丈夫
お勘定を全く気にせず食べられるのが、クルーズの魅力ですが…
飲み物が高い! 1·5リットルの水が500円
ビールが一杯で700円かなあ～
ガンガン飲みたい方は、ドリンクパッケージで!

最終日
下船後のローマ　スペイン広場に向かって
ストライキの影響で、ローマのフリータイム2時間が３０分に変更
久々のローマなのに残念！

空港からドーハ経由カタール航空で帰国です！
Arrivederci ！
Ci vediamo I'anno prossimo.