2023/05/19 - 2023/05/20
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おくぅーんさん
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最近、温泉によく出かけますが、あれをしてほしいし、これもしてくれればいいのになって欲張りになってきているような気がします。欲には限りがありませんが、その流れに逆行しているところで、自ら”いたらない、そしてつくさない宿だ”と宣言している珍しい旅館もあるらしいとのことで、自分には無縁のところかなと思いきや、娘らからのプレゼントとして予約をしてもらった旅館がまさにそういうところでした。しかしながら、そういう宿ってちゃんとお客さんが来て繁盛しているのかなっていらない心配をしてしまいました。それでも、ネットでその評判を拝見させてもらうに、結構な人気の宿らしくて、実際行ってみて体感させてもらいたいものだと、逆にわくわくしてきました。ただ、先日震度5の地震が起きた珠洲にそれがあるということで、緊張感も少なからずあったのは隠しようのない事実ではあったのだが。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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目的の温泉旅館に行く前の、旅のルーチンとなっている”寄り道”としての”妙成寺”散策に。さてと入場しようかと受付に行くと入場料が必要らしかった。500円も。”ちっ”。仕方がないので払ったのだが、御朱印の受付も兼ねていて、前払いにて受け取りますだと。普通は参拝後に御朱印をいただくというパターンだと思っていたのだが、ちょっと変わっているかなと思った。
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まず受付を済ませてから、右折したところにある”名勝庭園”というところに行った。よく手入れされた立派な庭園だった。
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そこから仰ぎ見る”五重塔”がすばらしかった。まるで京都か奈良にでも来たような感覚になった。
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それから、”浄行堂”に行った。茅葺屋根の苔むし度がすごかった。
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そしてそばにあるこれも苔むし度のすごい岩を見た。国歌にでてくる、”さざれいし”とのことだった。これがあの噂の”さざれいし”。最初はここにしかないものなのかなって感動したけど、結構いろんなところで見かけるものだから、感動しなければよかったかなって思った。
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そして階段上って”仁王門”に向かう。
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仁王門のなかには当然、金剛力士像が迫力の姿で待ち受けていた。口の開いているのが”阿形”。
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こちらは、口を閉じているので”吽形”。自信はないがそうだと思った。いや、そのはずだ。どちらも迫力の形相だ。それは間違いない。
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そして、”本堂”へ。この寺院の敷地内には、”国指定重要文化財”が10棟もあって,
加賀百万石の前だけ初代から五代にわたって庇護造営されたとのことである。バックに金持ちが控えていると違うねえ。 -
そんな建物の中でも一番目をひくのが、”五重塔”である。北陸随一の木造であり、栩葺の屋根の五重塔としては全国唯一とのことだが、下から見ていてもよくわからなかった。
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五重塔を階段したから見ると感動ものだね。
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それからいよいよ今晩宿泊する旅館へと向かう。道中にはところどころに、”さか本→”の看板があった。どんどん山の中に行くことになるので、道間違いないなって再確認できるので、その看板を見ることで安心ができた。
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それにしても、あまりにも道が狭すぎる。本当にこの先に旅館なんてあるのだろうか?と最後まで心配だった。
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道なりにまっすぐ行くと、左手の開かれたところに目的の旅館があった。旅館の前で物足りなさを感じるのは、ただただ雑音のない世界だからなのだろうか。そこは、木々が揺れるすれたような音と時折聞こえる鳥のさえずりのみの静かな空間だった。暖簾をくぐって玄関に入るとシーンとしていて、どこにでもあるような”いらっしゃいませーっ”ていう元気なお出迎えなどはない。一応出迎えはあったが、宿泊の部屋と食事及び風呂の場所と時間のみを告げられたのみ。必要最低限を教えてくれて、それ以上はなくてあとは放っておいてくれたような感じ。これをよしとするかどうかはお客の考えることですが。新鮮な感覚で心地が良かったので、わたしたはよしとする派なのでしょうね。
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客室に案内されて室内にあるものと言えば、布団と真ん中に机がひとつあるだけ。テレビなんてないし、携帯電話の電波も弱弱しいものしかこないような状況だった。文明から隔離されて、余計なものは一切そぎ取ったような感じだった。
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部屋から玄関方面の庭を見ると、ほぼ緑で覆われた感じだった。
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反対側の庭もやはり緑がいっぱいで、長い椅子がひとつおかれていて、それに座っているとプライベート空間が広がっているという感じ。静寂の中、ひとときのリラックスタイムを過ごせた。
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と思ったら、しばらくするとこの旅館の飼い犬がやってきて、”わんわんわん”って、なかなか元気に吠えてきた。番犬気分でこちらに吠えてきているが、尻尾は元気にふりながらなので、犬がどういう気持ちなのかがよくわからなかった。
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それから、温泉に向かった。大きな窓からはここからも竹林が見れて優雅な気分で風呂に浸かることができた。
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しかしながら浴槽からあがって、いざ体を洗おうと椅子を探したが見つからなかった。よくよく床を見ると一部木製となっているではないか。ということは、椅子ではなく床に座るわけだな。すばやく納得してしまった。すごいね自分。今までで初めて風呂で床に座って体を洗うこととなった。なかなかできない経験をさせてもらえてありがたかった。
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体があったまったので、屋外の庭を散策。それにしても緑がとてもきれいだ。
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緑の量が尋常でないほど多いかも。だけどそれが心地よかった。
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それから、旅館の離れにいってみた。
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離れに行くのにも、細い道を通って緑をかきわけ行かなければならなかった。
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そして離れの玄関前に到着。
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離れの中に入ると、椅子が二つ置かれていたが、真正面にはどでかいガラスがデーンとあった。室内には、自分たちでコーヒーを豆から挽いて飲むことができるサービスもあった。ゆったりとジャズのCDなどを聞きながら、自然のキャンバスの絵を見つつちゃっかり挽きたてコーヒを飲んで、超贅沢な時間を過ごすことができた。
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側面の窓を見るとこれも小さな自然の絵を鑑賞ができるような感じ。おしゃれですね。
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この離れを遠くから見ると、なんと屋根から草が。屋根の掃除を手抜きしているわけではありません。自然の中に溶け込んだ感覚になれました。こういう感じで屋根に草が生えるようにするのも逆に大変かもしれないですね。
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旅館の本館に戻り、洗面所を確認。当然、共同の洗面所となっていたのですが、ここの窓が異常ではないほど透明できれいだなと思っていたら。
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近づいてよくよく見ると、ガラスがないではないか。冬の寒さは?夏の虫は?とかいろいろ心配してしまいますが、なんとかなるんでしょうね。今日のところは、問題ないので深くは考えないようにしました。
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夕食は、無垢の一枚板テーブルでとりました。旅館に来ての、まさかのほかの客との相席御膳とは。とはいえ、宿泊は最大で4組程度。この旅館に来るお客は、何となく考えが共通しているような感じの人ばかりだったので、初対面にも関わらず意外と話しがあって楽しかった。それからリピーター率の高さにも驚かされました。
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夕食にはやはり地元冷酒をオーダー。酒のつまみは、白エビの天ぷら。酒が進むよ。
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そして、近場の漁港から直送の魚の刺身。
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それから魚の揚げ物とか、ほかにもいろいろ提供されたが、一品一品決して量は多くはないが、それぞれおいしいものばかりでよかった。
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最後は、”いしるのだし入りの焼きおにぎり”。焼きおにぎりを夕食に出されたのは、初めてかもしれない。いしるがおいしかったので、どこで手に入れられるかを聞くと、近くの道の駅に販売されているとのことで、お土産に買って行こうと思った。
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その日は、早めにぐっすり爆睡。そして翌朝は、コケコッコーに起こされた。まさかの早朝4時。床下に鶏が数羽飼われていたのである。早寝早起き。とても健康的な生活をすごせるだろうね、ずーっとここで住んでいると。
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コケコッコーにつられてか、犬さんも元気に早起き。
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朝早くから行動できたので、おなかがすいて朝ごはんもおいしくいただけた。特に、自慢のがんもがあつあつでよかった。
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ここで並べられている卵は、もしやあの鶏のもの。出来立てほやほやで産地が丸わかりでいいかも。
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そして帰宅前に、もう一度離れでリラックスタイムを過ごす。聞くとことによると、チャックアウト後でも自由に使えるそうで、もしも時間に余裕があればずーっとこの椅子に座っていたいと思った。この旅館に宿泊して感じたのは、”なにもないのがいい”でした。結局のところ、衣食住の必要最低限で十分満足できることを知りました。
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湯宿さか本をチェックアウトして、すぐ近くにある”見附島”に行った。
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なぜこの島に寄ったかというと、先日の震度5の影響をみたかったからです。実際見てみると、こちらから見て先端部分の岩が崩れているような気がしました。
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いつもなら島近くまで行けるところも通行止めとなっていて、被害も現実あったのが実感できた。
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その後、穴水大宮に行った。
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能登半島の神社では先日の地震の影響での被害がいろいろとあったそうだが、この神社では幸いにも大したことはなかったそうなのでなによりだったのかなと。
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この神社の名物は、十二支の刻石に囲まれた霊犬を撫でて願い事を唱ええるとね願いが叶う石。当然その霊犬はいつも撫でられているのでピカピカだった。
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賽銭でも入れようかなと、賽銭箱を見ると”1円・5円・10円玉は神に非礼”との文字があって、まさか札を入れろと?それは参拝客に非礼でしょ。
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そして昼時となり、茅葺きの食事店に行った。
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店内も昔のまんまで、落ち着く。
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ランチは和風でとてもおいしかった。
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最後の寺は、七尾の和倉温泉近くにある”青林寺”。
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インスタ映えする御便殿として有名。御便殿とは、天皇をはじめ皇族の方々が地方に行幸、行啓された際に、ご宿泊所は休憩所として設けられた建物です。通常ならば、天皇などの宿泊や休憩が終わるとすぐに取り壊してしまうらしく、そのなかでまだ現存しているのが、全国でも3か所を数えるのみの珍しい建物とのことだ。それよりも、机に映った窓の外の景色がとても美しく写真でとることができるのが、今ではそのほうが人気があるとのことだった。
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確かに美しく写真が撮れて、気持ちがよかった。自分ってプロかもと錯覚を一瞬思えた。
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夜は夜で3Dマッピングのイベントがあって、順番待ちで見学に訪れる人が多数いるようだ。
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一番最後は、能登ミルクのアイスクリームを食べた。若者ばかりの人気のある店だった。今回の旅行の一番は、”湯宿 さか本”の今までにない何もないというのが一番の贅沢なんだなと気づかされたことかな。もしかして、リピーターになるかもしれないかなとも思った。
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