お目当ては東京駅ビュー　GWは都内でのんびりホテルステイ

2023/05/04 - 2023/05/05

ゴールデンウィークはカレンダー通りの休日。
世間は自粛明けで、どこに行っても混んでいそう。

春はなんだかんだで忙しく、夫は疲れも溜まっている様子。近場で英気を養おう！ということで、ホテルメトロポリタン丸の内で一泊することにしました。

お目当ては、部屋からの東京駅ビューです。
新幹線をはじめとする様々な電車が、部屋から一望出来るのです。

ホテルステイと言っても、別に部屋が豪華なわけでもなく優雅にエステを受けたわけでもなく、全くキラキラ要素はありません笑。

ただ、近場のホテルにあえて宿泊する機会はなかなか無いので、新鮮でリフレッシュできました。

エリア 丸の内・大手町・八重洲(東京)

ゴールデンウィークも後半、街は大変賑わっています。
さて、直行も味気ないので、ホテルステイの前に、日比谷のＴＯＨＯシネマズシャンテへ映画を観に行きました。

「せかいのおきく」
何を観ようかと調べるまで、存在を知りませんでした。
大きな上映館ではマリオだコナンだと賑わっていますが、知った以上はもうこれ一択でした。

旅行記なので細かく映画の感想は述べませんが、とても良かったです。

いわゆる下肥を生業にしている人々が出てくるので、そういうシーンも多いわけでして、映画がモノクロで幸いでした。
この映画を観た直後にカレーを平気な顔して食べられたら、貴方は勇者です。
でも全編が、とても清らかです。

悲劇もあるのですが、小さく笑いをとるシーンも結構多くて、1時間半はあっという間でした。

またちょこっと寄り道を。
宿泊先からすぐ近くの、丸の内ホテルにあるカフェ、ポム・ダダン。

名物のアップルパイをテイクアウトして、部屋でオヤツにいただきます。

GWは混むだろうと思い、事前に電話予約しました。

カフェはフロントのすぐ上のフロアなのに、なぜか階段は封鎖されていました。

この階段のお向かいの裏手にある、エレベーターで上がります。

丸の内ホテルは、東京駅北口からすぐにあります。

エレベーターから写真を撮りました。

エレベーターを降りたスペース。

カフェはアフタヌーンティーの予約客で大変賑わっていました。
名前を告げると、用意された包がレジ後ろの棚から秒で出てきて、とてもスムーズに事が運びます。

実は、もし席に余裕がありそうなら、このアップルパイを店内で食べさせてもらえないか(ドリンクとのセットメニューで提供あり、予約は不可)
交渉しようかと思っていたのですが…
レジの方の鮮やかな動きに、見事に封じられました。

実際、空席などは無さそうでしたが。

無事オヤツをゲットして、ホテルにチェックインすることにしました。

ホテルメトロポリタン丸の内、東京駅の日本橋口からすぐです。

フロントはサピアタワーの27階にあります。

前回の旅行では名古屋のJRゲートウェイホテルに宿泊したので、JR系ホテルをリピートです。
資本が東海と東日本なので、違うといえば違うのですが。

名古屋で見た、八丁味噌からインスパイアされたと思しきオブジェは、丸の内にはありませんでした。

丸の内のオブジェは…なんだろう。
夕日の煌めく東京湾の水面？

フロントに到着。
ロビーに、素敵なパノラマの鉄道模型が飾ってあります。

東京駅で見られる電車たちの模型が、たくさん走ってます。

鉄道好きなお子さんが見たら、大喜びなのでは？
もちろん、大人も楽しいです。

夫は触発されたのか「鉄道模型を作りたい」と呟いていましたが、どこに置くの？と素早く制しておきました笑。

うちの猫様の餌食になるのが明白です。

飛行機も水上バスもいました。

奥に見えるのが、明日の朝食会場にもなるレストラン「TENQOO」です。

ロビーは吹き抜けになっています。
私たちの部屋は34階でした。

最初、高層階だと内心喜んだのですが…
高けりゃいいってものじゃない、と後で知ります。

カードキーをかざすと、宿泊階行きのエレベーターホールに入ることが出来ます。

同じエレベーターに乗り合わせた外国人客が、29階で降りました。
そこからの眺め。

34階からの眺め。
ちょっとコワイ。

廊下の感じは、名古屋のJRゲートウェイホテルに似ています。

あちらはグリーンを基調とする爽やかな感じ、丸の内はそれより落ち着いた感じかな？

部屋に到着。
予約した時、最後の1室だった記憶があります。

20平米 ステーションサイドクイーン・ビューバス【禁煙】
南側の部屋です。

なんか狭いわ。

窓際のスペース。

ブラインド、オープン。

わかっていたけど、ホームの屋根が！
隙間から、電車が見えます笑。

写真では切れましたが、左手に東京湾も見えました。

電車はホームに入ってしまうと屋根でよく見えませんので、前後で捕える感じですね。

アップにすると、はやぶさが停車しているのが隙間から見えます。

これはもしや、下の階の方が、電車が間近で見えてより楽しいのでは…と思いました。
だからレストランも、フロントと同じ27階にあるのでしょうか。

上の階だと、全体は見渡せるけど、電車は豆粒ですね。
全体的に流れているのを見るのが楽しい、という方には、上の階も良いと思います。

バスルーム。

部屋は二重窓だけど、バスルームは一枚ガラスなんです。
夜景はバスルームからの方が綺麗に撮れると、何かの口コミで見かけました。

私の腕かつ旧モデルのスマホカメラでは、いずれにせよ大差無いようですが…

夜はバスルームの明かりを落とし、夜景を見ながら入浴しました。
平日でビルの明かりが多いと、もっと綺麗だと思われます。

ひとしきり撮影した後、先ほどゲットしたアップルパイをいただきます。

部屋に備え付けのコーヒーを淹れました。

部屋にはお皿やカトラリーがなかったので…かぶりつきましたよ！お行儀悪かったですね笑。

フロントにお願いすれば貸していただけたのではないかと思いますが、タイからの団体さんが到着して混み出した&他所のホテルのオヤツだし…と遠慮してしまいました。

お味の方は、それはもう美味しかったです。
正統派で、なんだか懐かしい感じ。

お値段も1ピース550円とホテルメイドにしては手頃です。お土産にしたら喜ばれるのではないかと思いました。

しばらく部屋でまったりしてから、夜ご飯に出かけます。

「廻転とやま鮨 銀座」
ちなみに、回転はしていませんでした。

富山には縁もゆかりもないのですが、大好きな場所です。
何度か旅行に行った際に、こちらのお店も利用しました。

最近、東京進出を知り、懐かしさから予約しました。

ホタルイカや白エビなど、富山ならではのネタのほかに、色々セットになってるメニューでした。

サービスでいただいたけど、甘味はちょっと…余計でした…

この後散歩しながら、有楽町経由でホテルへ帰りました。

夜になると、鉄道模型もライトアップです。

部屋からの夜景。

暗くなると、電車がますます豆粒に…笑

丸ビル、新丸ビル、東京駅も綺麗に見えます。

隙間から見える、はやぶさとこまちのドッキング車両。

ヘビがニョロニョロしてるみたい…

翌朝。

チェックイン時に、フロントの方から「明日の朝食は混雑すると思いますので、なるべくお早めがよろしいかと…」的な耳打ちをされました。

なので、6時オープンと同時くらいの勢いで行きました。しかし、すでに数組いらっしゃいました。

和食に力を入れているようで、ご飯のお供的なものが多数！
食材自体が豪華なわけではないのですが(失礼)、一つ一つが美味しかったです。

山形の「だし」が印象に残りました。

この納豆、美味しかった…

藁の中には、ビニールで包まれた粒の大きな納豆が入っていました。

洋食もありましたが、品数は少なかったかな。
なんだか盛り付けが汚くなってしまい、すみません。

これがレストラン「TENQOO」のある、27階からの眺め。

うんうん、34階よりは電車が近くてよく見える。

もう、好みの問題なのかという気がしてきました笑。
接写もいいけど俯瞰も捨てがたい。
おかげさまで、非日常を味わうことが出来ました。

チェックアウトは12時ですが、早めに帰ることに。
9時過ぎには部屋を出ました。

夜ご飯にと、グランスタ東京で八場とんのお弁当を買い(名古屋の八丁味噌大好きです)帰途につきました。

グランスタ東京では、暖かい八丁味噌を別添えでお弁当につけてくれます。
名古屋で買った時は、ソースが暖かいものだった記憶がない…

車内ですぐ食べる人には、優しいサービスですよね。
贔屓のお店の気遣いに、こちらまで嬉しくなりました。

以上、近場一泊の旅行記にお付き合いいただきありがとうございました。
皆様も、楽しいGWを過ごされますように。