2023年3月　2泊3日島根　窯元めぐりとか城跡めぐりとか

2023/03/29 - 2023/03/31

何年か前にNHKの『猫のしっぽ、カエルの手』で見て以来、ずっと行きたかった湯町窯に行ってきました。
ついでに近くの松江城や出雲大社も行けたらいいなと出雲と松江にホテルの予約をしました。
綿密に計画を立てず、いつもの通り公共交通機関と己の足頼みの旅をしてきました。
ガイドブックや現地でもらったパンフレット、そしてフォートラベルの旅行記に助けてもらいました。
トラベラーさんたちのお名前をだしていいかわからないので控えますが、何回も読ませていただきました。
ありがとうございます。

エリア 島根

1日目
ANA383便
東京（羽田）空港発 09:15発 ⇒米子空港着 10:35着

米子空港で到着後にまず買ったのがこちらのチケット
空港から松江駅行きの空港連絡バスから使え、一畑電鉄やバスも使える優れもののチケットです。
チケットも便利でしたが、一緒にいただいた一畑電車とバスの時刻表一覧が凄く便利でした。

松江駅に着いてからまずは歩いて袖師窯に行きました。

この時は私しかお客さんがいなかったのでゆっくり見て3枚購入

この四角いお皿の模様がきれいで最後まで買おうか迷った
収納を考え別のお皿を買うことにしました。

歩いて松江駅まで戻りバスに乗り、念願の湯町窯にきました

何組かのお客さんが店主と和やかにお話しされてました

私は店内を何周も回ってずっとどれを買って帰ろうか迷っていました

湯町窯のロングセラー商品のエッグベーカー
この時店主とお話しされていたお客さんはこれを結婚式の引き出物にしたそうです
私はこの日買うか迷いましたがもったいなくて使わないまま眠らせてしまいそうなのでお皿を購入しました

「だんだん」て昔朝ドラのセリフで聞きましたよね

湯町窯の最寄りのJRの駅が玉造温泉なのでついでに日帰り温泉に行くことにしました
道中の川沿いの桜が満開ですごく良い景色でした
桜の下でお花見しているファミリーや電車と桜の写真を撮っている鉄オタさんもたくさんいました

よく調べず近いと思い込んで歩きましたが、結局温泉街までは30分歩きました。
日帰り温泉ゆ～ゆでひと休み

ゆ～ゆから歩いて10分弱のところにあるバス停から松江しんじ湖温泉駅までバスに乗りました

宍道湖の夕陽は美しいというので見に行くことにしました
美術館の近くだときれいに見えるそうなので行ってみました

このお地蔵さんの周りの砂浜にしじみの貝殻がいっぱい落ちていて、本当にしじみがとれるんだなぁと思いました

夕陽はきれいですが、沈むまでみていたら真っ暗になるな、と思いほどほどのところで駅に引き返しました。

松江しんじ湖温泉駅から電鉄出雲市駅近くのホテルに向かいます

ツインリーブスホテル出雲
駅の目の前のきれいなホテルでした

2日目
朝一番にホテルの目の前のバス停から出雲大社に向かいます

出雲大社正門到着

出雲大社正門のすぐ近くにある竹内まりやさんのご実家の竹野屋
すごく素敵な旅館で次に出雲に来ることがあったら泊まってみたいと思いました

朝一番に来たのでまだ人もあんまりいなくて清々しい空気
参道のお店が朝早くてほとんど空いてなかったので、参拝後はすぐに電鉄出雲市駅に戻ってきました

思ったより早く駅に戻れたのでもう少し出雲で過ごします
レンタサイクルで少し足を伸ばして窯元に行くことにしました
レンタサイクルやさんという表記はほとんどなくて駅前の駐輪場でついでにレンタサイクルしているようです
普通のママチャリと電動があります

電動自転車で20分くらい走り続けて出西窯に到着

今は作るところは見学できないのが残念

素敵な展示でここでもぐるぐる回って迷いまくりました

このフリーカップとお皿を一枚購入
ここのお店は窯元価格で5％引きで買えました
食器を買ってばかりですが、ちゃんと使えるように料理を頑張ろうと思いました

敷地内にあるパン屋さんで早めのランチ

クロックマダム
パン屋さんもすごく素敵な雰囲気でした
パンも美味しい

帰りも20分かけて自転車で帰ってきました
ここから再び松江まで向かいました

ホテルに荷物を預け松江城に向かいました
松江城の最寄りのバス停で降りると竹島資料館ののぼりを発見
韓国語も書いてあるあたりなかなか攻めたのぼりだと思いました
竹島ってニュースでたまに聞くけどよく知らないのでせっかくだからちょっとみていくか、と軽い気持ちでで入ったら、学生ボランティアさんに案内してもらえるとのこと
断るのもなんですし、せっかくなのでお願いすると別室でスライドを見ながらレクチャーしてくれました
なんか軽い気持ちで入ってすみません汗
でも、日本の主張も韓国の主張も学生ボランティアさんのお話を聞いたおかげでよくわかりました
島根県の子供は学校で竹島問題について授業で習うそうです
領土問題とか平和教育とかその地方では熱心にやっていてもほとんどの日本人にとってはどうしても人ごとのように思ってしまうと思います
せめてその土地にお邪魔した時だけでも関心を持つように心がけたいと思っています

松江城にやってきました
桜が咲いていてお城によく映えてました

そのあとは駆け足で小泉八雲の記念館とか旧居を回りました

松江シティホテル本館
ホテルからみた宍道湖

宍道湖が見えること部屋のお風呂が温泉だということお値段がリーズナブルということで決めましたが、いろんな人が来るのでしょうね…
部屋の中の注意書きが多いホテルでした

3日目
朝早めにホテルを出発しまして、JR松江駅からやくもに乗りました

安来駅まで来まして足立美術館行きの無料のシャトルバスに乗りました

足立美術館に到着
まずは入場券買い、帰りのシャトルバスの整理券をもらい一旦外に出ました

足立美術館の目の前の旅館でレンタサイクルを借りて安来市立歴史資料館に来ました
ここで100名城スタンプを押して、月山富田城の本丸跡の行き方を教えてもらいました

月山富田城は山城なので本丸跡は山道を登っていかなくてはならないのですが麓までは車で行けるとのこと
そこの駐車場に自転車を置けるとのことなので自転車でそこまでいくことにしました

坂が急すぎてほとんど押してたけど、駐車場まで到着

山道と聞いてビビりましたがきれいに整備された階段でした
ひたすら登ります

写真だとうまく撮れませんが階段をひたすら登り続けます

登ってる途中に駐車場でお留守番してる私の自転車が小さく見えました

本丸に着きました

自転車を借りた時に私が自転車で月山富田城に行くというのを話していたのを聞いていた方がいたようで（普通は車で行くような場所なので）ここで「本当に自転車で来たんですね！！」とちょっと驚き気味に話しかけられました。
ええ、自転車で来ますとも。車が運転できないのでね。

下山して下から見た月山富田城の景色
山の上にちょっと石垣が見える

自転車をお返しして足立美術館に入りました
写真不可でしたが北大路魯山人の展示が良かったです

お庭で有名なだけあって素敵な庭園です
この辺りは黄砂が飛んでいて遠くの景色が霞んで見えるんですとシャトルバスの運転手さんがおっしゃってましたが、黄砂で汚れるでしょうに美術館の窓はどこもピカピカでこういうところにもお庭をきれいにみてもらおうという心意気を感じました

指示に従い見てみました

左の景色

右の景色

帰りのシャトルバスの時間までまだ時間があったので喫茶店に入りました
コーヒー一杯1000円（ただしおかわりできます）
銀座の喫茶店のような価格設定ですがこの景色をゆっくり見られると思えば納得か？いや、やっぱり高いな

足立美術館のあとは安来駅から米子駅に移動しました

駅前のバス乗り場で帰りの米子空港行きのバスのチケットを購入
ついでにコインロッカーで荷物を預けて観光のラストスパートです

駅の観光案内所で米子城跡への行き方を聞くとバスはあるけど本数が少ないから歩いたほうがいいですよと言われて歩くことにしました。
観光案内所でいただいた地図を見ながら歩いていると看板が見えてきました。

到着

こちらの城跡も階段を登って上がるようです
1日に2箇所も城跡に来ることもなかなかないし、こんなに階段を登ることもなかなかないのでいい運動になりました

到着

すごく景色がいいです
桜が満開で景色もいいので地元のテレビ局のカメラマンさんが撮影してました

ここのいいところは余計な柵や看板なんか無くベンチだけ置かれていること
子どもとか危ないかもしれないけど、それぞれが注意して過ごせば素敵な景色が見られるんです

階段いっぱい登ってはぁはぁしてましたが、来て良かったと思いました

山を降りてみた米子城跡
山の上にちょっと見えます

米子市立山陰歴史館で100名城スタンプを押しました
お城に詳しくもないし歴史好きでもないけど、スタンプ帳のおかげでいろんなところに行ってみようという気持ちになります

ランチをしようにもめぼしいお店が見つからず東京でも行けるガストに入店
安くて美味しいけど、旅行先ではここでないところに行きたかった
今回の旅はとにかくご飯に恵まれず残念でした

米子駅からバスに乗り米子空港にやってきました
渋滞もなく順調に着いてよかった

最近は人手不足で地方の空港の保安検査が混むと聞いていたので早めに保安検査を終えて一安心していたところに残念なお知らせ
20分遅れで帰りました