2022/08/13 - 2022/08/14
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nekochanさん
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ベルギーの田舎に引っ越した友人から週末に遊びにこない?とお誘いがありました。8月第2週の週末にドイツから車で出かけました。場所はドイツからはすぐそばのところです。
1日目土曜日は近くにあるお城Kasteel Alden Biesen アルデン・ビーセン城とベルギー唯一と言われるワイナリーに行き、2日目は久しぶりのTongeren トンゲレンのアンティークマーケットに行きました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
8月13日(土)
友人への引っ越し祝いに鉢植えを贈ろうと思っていて、12時半に花屋さんに行ったら既に閉まっていました。(;゚д゚)ェ…
グーグルで花屋さんを調べてその次に近い花屋さんを探したらそこには鉢植えはなくて、花束だけ。
今日の最高気温32度から34度と言われていて、花束はどれだけ持つんだろう…
お店の人に相談したら、お店で使っている簡単な入れ物に水をいっぱい入れてくれました。水をこぼさないようにそーっと車に運びました。
お店の人にはチップを渡しました。
1時間半なんとかお花もお水もそのままで、無事友人宅に到着。だいたい2時。
すぐにちゃんとした花瓶にいけてもらいます。
近くのお城に行こうということですぐに出かけました。
お城に入る前に何か食べたいという友人の彼氏の希望で、まずカフェに入ります。
わたしはお腹は空いていないので、アイスカフェを注文します。
アイスクリーム入り。(コーヒーフロート) -
夫はビールとハムチーズサンド。
ハムチーズサンドってこんなに量が多いの?家を出る前に朝ごはん食べたばかりなのにこんなに食べられる?
わたしも少し手伝って食べました。 -
Kasteel Alden Biesen アルデン・ビーセン城に来ました。
Bilzen ビルゼンという人口32,477人の町にあります。 -
もともと Deutscher Orden ドイツ騎士団(チュートン騎士団)の居留地でした。
この城の歴史は1220年に遡ります。
十字軍の理想を支持したGraaf Arnold III van Loon ルーン伯アーノルド三世と妹のMunsterbilzen修道院長Mathildis マチルディスは礼拝堂とその周辺の土地をドイツ騎士団に贈りました。
ここから現在の城館に発展していきました。 -
広い庭があります。
ここはイギリス庭園。 -
ドイツ騎士団の居留地の長、LandkomturであったWinand van Breill の下で、 1543 年に古い老朽化した建物の土台にある礼拝堂の隣に水城、濠のある城の建設が始まりました。マースランド ルネッサンス様式の古典的な砦の形をした水城です。
Landkomtur居住地の長、 Hendrik van Wassenaar ヘンドリック・ヴァン・ワッセナールは古い要塞化されたお城をバロック様式の城館へ改築しました。
1690 年から 1700 年にかけて、彼はバロック様式の庭園を整備しただけでなく、礼拝堂の西にオランジェリー、温室を建設しました。
イギリス庭園からお城を見たところ。 -
門から中に入ります。
友人と話しながら適当に歩きます。
実際の入り口はどこだったのかわかりません。
どうやら入場無料のようです。 -
ここでは夏の間いろいろな催しがあるようです。
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Caspar Anton von der Heyden 別名 Belderbusch は、1769 年から 1775 年にかけて城の外壁の東翼を取り壊し、残りの北と南の建物の東側に 2 つの新古典主義の建物を建てました。乗馬学校やZehntscheune と呼ばれる現物税を保管した倉庫に使われました。
その後1971年まで個人の所有になります。
1971年3月8日、火災により建物の大部分が焼失しました。ベルギー政府がここを購入し、その後20年間にわたって宮殿全体を18世紀の状態に再建しました。
今日、アルデン・ビーセン城にはフラマン地域の文化センター、ドイツ騎士団と居住地の歴史に関する常設展示のある博物館があります。 -
大きな日傘のようなものがたくさんあります。
とても暑いので、日影が気持ちいいです。 -
建物の中に入れるようです。
入って見ます。 -
騎士の鎧。
こんな風に無造作に置いてあるということは古いものではないのでしょう。 -
格子のはまった窓の外は濠です。
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このときはChris Keulen というオランダの写真家の展示をしていました。
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アフリカで撮影した写真の展示でした。
中は涼しくて気持ちがよかったです。外に出ます。 -
結婚式の写真撮影をしていました。
暑いので大変です。
今年は暑さで芝が枯れています。 -
わたしたちも記念撮影。
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お城につながっている教会に行きます。
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教会の中です。
合唱の練習中だったので、中には入りませんでした。 -
教会とギャラリー 1633年から1635年という看板があります。
フランス語、ドイツ語、英語でも書いてあります。 -
Edmond Huyn von Amstenrade の名前の下に古い建物の一部のような石のワッペン。
彼がLandkomturをしていた頃の建物の一部かもしれません。 -
お城の全体の模型です。
ウィキペディアにロワール川からライン川の間で最も大きな城の一つとありましたが、本当に大きいところです。
予約制のガイドツアーもあるようです。
お城のサイトによると、だいたい2時間で25人までのガイドがオランダ語が80ユーロ、フランス語、英語、ドイツ語が85ユーロということです。 -
お城の中にあるカフェで一休みして帰ります。
暑いので、休憩が多いです。 -
ドイツ騎士団、ドイツのシンボルの鷲の旗が立っています。
どうしてベルギーにドイツの旗が立っているのだろうと思いましたが、ドイツ騎士団という事実に関係していたのですね。 -
このお城を舞台にBilzen Mysteries という催しがありました。
子供と大人向けのインタラクティブな謎解きゲームだそうで、毎年夏の間に行われているようです。 -
風になびくベルギーやEUの旗。
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柵の外から覗いたフランス庭園。
フランス庭園まで来ませんでした。 -
一度、友人宅に戻ってから、Wijnkasteel Genoels-Elderen ワイン城に来ました。
発音はジェノルス・エルデレンでいいのかな?
一応発音のサイトで聞いてみたのですが、そんな感じに聞こえます。
Riemst リームストという町にあります。 -
今年の夏はヨーロッパは水不足です。
花の手入れは本当に大変です。 -
ワイン城と呼ばれるお城の建物と庭。
庭にテラスがあってワインが飲めます。
18時で閉まるけどいい?と言われました。(今17時過ぎ)
え、そんなに早いの?
ささっと飲みます。 -
日よけのパラソルの下でワイン。
噴水があって少しだけ水があります。 -
テラス席はたくさんあって、まだお客さんはたくさんいます。
急ぐことはないかな。 -
赤いバラがきれいです。
で、ブドウ畑はどこにあるのだろうと思ったら、ちょっと離れたところだそうです。 -
ベルギーの白ワインを初めて飲みました。
すっきり飲みやすい味でした。
ベルギーのワインって聞いたことがなかったのですが、このリームストのワインはローマ人が植えたブドウが起源で、2000年の歴史があるとか。( ゚д゚)
22ヘクタールのブドウ畑で、ベルギーで一番大きくて一番近代的だとワイン城のサイトにあります。 -
ここが売店です。
だいたい白ワイン、1本10ユーロくらいでしたか。
(買いませんでした)
時間がなかったので、あまりよく見ていません。 -
売店の入り口です。
この後は友人の家でBBQをしました。 -
8月14日(日)
朝ごはんを食べて、友人たちとTongeren トンゲレンに来ました。
人口は31,142人。小さな町ですが、紀元前15年頃に作られたベルギーで最も古い町と言われています。
Koeln ケルンからBavay バヴァイへのローマ街道沿いにあった Aduatuca Tungrorumというローマ人入植地が元となっています。
Onze-Lieve-Vrouwebasiliek 聖母大聖堂。 -
この町には何度も来ましたが、アンティークマーケットが目当てなので、観光はしたことがありません。
今度ゆっくり町を見なくてはと思いながら、いつも素通り。 -
Ambiorix アンビオリクス像の立つGrote Markt。
アンビオリクスという人は紀元前53年ころのケルト系のエブロネス族の王の一人でした。シーザー率いるローマ軍と戦ってローマ軍団一個半を壊滅させたことで知られているそうです。
この広場にはたくさんカフェがあります。
このあたり一帯にアンティークマーケットのお店が出ます。 -
マーケットの朝は早く、早く来れば来るほどいいものがあると言われていますが、わたしはそんなに早くに来たことはありません。f^_^;
本当に久しぶりのトンゲレンのアンティークマーケット、コロナのせいかお店もお客さんの数も少な目です。 -
ここは駐車場がマーケットの会場になっていました。
涼しくていいです。
屋内のマーケットとしては、レンガ造りの建物、体育館らしいですが、そこにもお店があります。そこはアクセサリーなど小さなものが多かったかな。 -
ここにはヨーロッパの古いものがたくさん。
いろいろなものがあるので、集めているものがあればそれに集中して探すほうがいいですね。トンゲレンのマーケットはとにかくたくさんお店があります。 -
右側に見えているのは中世の城壁。
建設工事は1241年に始まり、約50年間続いたということです。
一番最初に建てられた城壁はローマ時代のもので2世紀に建てられ、まだ一部1500mが残っているそうです。
城壁の外の通りにもお店がところどころたっています。 -
トンゲレンは車で来ると停めるところを探すのに時間がかかるところです。
わたしたちは今回屋内のパーキングに停めました。 -
城壁にあるMoerenpoort という門。
1379年に建てられたということです。
このそばにアンティークショップが並ぶ通りがあります。 -
この通りはすべてアンティークショップです。
お店の外に品物が出ていますが、お店は営業中で中の品物も見ることができます。
この通りのお店で日本の染付の大きい皿を買いました。
25ユーロと言われたので、20ユーロにしてと言ったらすぐにOKされました。15でもよかったのかもしれません。 -
そろそろ帰るので駐車場のほうに向かいます。
前はここにもたくさんお店が出ていたと思うのですが。 -
かわいい建物。
下にはHEMAという雑貨屋さんが入っていたようです。
中に何も見えないから閉店したのかな。 -
トンゲレンから戻って友人宅でケーキでお茶しました。
ベルギーのケーキはおいしいです。ドイツのより好きだなぁ。
14時に車で出発しました。 -
ワイン城の前を通ったので、車の中から写真を撮りました。
ワインの大きな樽がワイナリーという雰囲気を出しています。 -
ワイン城の正面です。
きのうワインを飲んだテラスが見えています。
ベルギーの週末の旅はこれで終了です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
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