松島一の坊でオールインクルーシブ満喫の1泊2日

2023/03/04 - 2023/03/05

観光ではなく、オールインクルーシブ目的で旅行に出かけたりします。
オールインクルーシブと言っても色々あって、ラウンジもルームサービスもフリーなところもあれば、アルコールはラウンジだけだったり、夜のみのサービスだったり、夕食時のドリンクだけフリーだったり、冷蔵庫からご自由に、なんてサービスはまちまち。
今回泊まった一の坊さんは、チェックインからフロント前のラウンジで、ビールやスパークリングが提供されるし、バーでもゆっくり飲めるみたい。
あとは、夕食時(17～20時)は、ビールや日本酒、焼酎、ワイン、リキュール(カクテル)なども好きなだけというサービスも魅力的。
夜のバーではお酒も作ってもらえるし雰囲気も良さそう。
ただ、アルコールの提供は夜まで。
どこの宿も割とそうなんですが、翌日になったら、朝食時もラウンジでも、ソフトドリンクかコーヒーやお茶のみ。一の坊さんもそのパターンか……朝風呂してビールとかしたいなぁ、なんて思ってたら、一の坊さんのガーデンテラスのお部屋は、冷蔵庫のビールと、ガーデンテラス用ラウンジにあるビールとスパークリングが、チェックアウトまで好きなだけ飲めちゃうようで、さらに、そっちには、リンツのチョコや、スキンケア系のアメニティもあるみたい！
なら、ガーデンテラスに泊まっちゃおう、という理由で一の坊さんで癒される旅を決めました。

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

東京駅から新幹線で出発です。
グランスタのオープンが8時なので、お買い物して乗り込めるよう8時半くらいの新幹線をチョイスする習慣が身についてきています。

東京駅 駅

今回も車内の友に日本酒を購入。
ちょっとヘンテコな組み合わせだけど、日本酒と生春巻き、案外いいと思ってます。

車内販売で「シンカンセンスゴクカタイアイス」を久々に買ってしまいました。旅の始まりに浮かれてます。

仙台着きましたー！

仙台駅 (JR) 駅

牛たんやずんだ餅に飛びつきたいけど、何度も食べてるし、夜に備えて胃袋を温存。
でも、駅から徒歩5分くらいのところにあるMacGuffin Coffee Orderでキャンドルケーキはどうしても食べたくてやって来ました。
小さなカフェで、コの字のカウンターのお店は、夜になるとワインバーになるみたい。

可愛い。
キャンドルケーキはホワイトチョコムースが濃厚で、こってりずっしりしたスイーツです。
これはひとりだったらきっと無理。同行者の夫とシェアしました。
甘いものがいける口で助かります。

ドラクエのおばけキャンドルにそっくりすぎて、同行者とかなり盛り上がりました。

食後はアーケードを散歩し、今回は入らないけど(営業前だけど)飲み屋がひしめく壱弐参横丁なども散策。
めちゃくちゃ楽しそうな路地ですね。
今度はこの辺りに泊まって飲み歩き旅もしたい。

そのままお散歩がてら、徒歩で青葉城跡まで登りました。

仙台城跡 名所・史跡

政宗様も馬に乗ってお散歩に行っちゃった模様。

こちらでドラクエのお土産をゲットして、護国寺も参拝。
帰りも駅までお散歩してたらいい時間になったので、松島海岸までJR仙石線で向かいました。

松島海岸駅に着いたら、お迎えのバスが来る時間。(予約なしで乗り込めます)
程なくして来たバスに乗り、松島一の坊に到着です。
ロビーラウンジのソファには、牡蠣ちゃんのぬいぐるみがたくさんいて可愛い。
この牡蠣クッション、SNSで一時期話題になってましたね。生で見る方が可愛いし、触り心地もやわらかさも、すごい気持ちいいです。

松島温泉 湯元 松島一の坊 宿・ホテル

ショップでも売ってて、危うく買ってしまいそうになりました。

お部屋や温泉、館内サービスの説明ののち、カードキーなどをいただき、さぁ自由時間です。
わーい、まずはビール。

ビールはこのサーバーが自動でついでくれます。
ラウンジで飲む時は冷えたグラスに、部屋で飲みたい時はプラカップに注ぎます。

おツマミは、いちのたね、というスナック。
黒胡椒や山椒がまぶされたナッツ、かなり好みです。(この味は夜までで、翌日はハニー味になってました)

こちらはカマンベールチーズのクッキー。しょっぱ甘い。

スパークリングもついできました。

スパークリングは、こんな感じで冷えてます。

こちらはお茶系のコーナー。
好きなカップが使えるようです。
他にもコールドブリューコーヒーや、デトックスウォーター、ソフトドリンク、フレーバーシロップ、ジェラードコーナーもありました。

2杯飲んだところで、そろそろ部屋に行こうか、とガーデンテラスのラウンジへ。
こちらはガーデンテラス宿泊者用のアメニティコーナー。

スキンケアのアメニティはこんな感じで、あと、泡立ちと伸びが良くて白くて柔らかいボディタオルもありました。

スナックコーナーには、リンツチョコと、素焼きのマカダミア。
塩味がついてないナッツが好きなので嬉しい！

ラウンジの冷蔵庫には、こんな感じでスパークリングと瓶ビールが冷えてます。
これも飲み放題です。ワクワクしますね。

さて、スパークリングを１本と、リンツのチョコをお持ち帰りして、お部屋へ！

景色ー！！
すごいー！！

シャワーブース横にはタオルウォーマーと、バスローブ。

タオルウォーマーは、すぐに乾くのでありがたかった。

お部屋にあった館内着と同じタイプのものがショップで販売されてました。
寒い時用のフリースの羽織ものが、ものすごく軽くて柔らかくて暖かくて、とても良かった。
バスローブも分厚いタイプで、安心感ある着心地。
あと、お部屋にはグレーの靴下が置かれていました。

こちらはお部屋のお風呂！でかいです！(沸かし湯です)
2階なので戸を引かないとお庭を歩く人と目が合っちゃいます！でも、夜は全然大丈夫そう。

露天風呂の反対側にシャワーブースもあります。

お部屋の冷蔵庫にはエビスビールが2缶、炭酸水が冷えてました。
あと常温の水のペットボトルも2本。

さーて、軽く泡を1杯飲んでから、1階にあるロウリュサウナと岩盤浴で汗を滲ませて、内風呂でスッキリしましょう。
ちなみにここのサウナ、ロウリュと名乗ってますが、お水を石にかけて蒸気を出すようなシーンには出くわしませんでした。
でも、自由に持ち込めるうちわがあるので、あおいで爆汗を促す感じ。
こちらで1時間くらい温浴と温泉を楽しみました。

一旦、お部屋に戻り、水を飲んだり、ゴロゴロ休んだあとは夕食の時間です。
と言っても、さぁ食べるぞー！！って意気込みではなく、そろそろ飲みに行く？って感じでレストランへ。
何から始める？
私は日本酒かなー？
おれはビールかなっ！
って感じて、まずは飲みたいものを手にし、一通りのメニューを見て回りました。

カクテルコーナーもあり

ワインセラーもあり

日本酒コーナーはこんな感じ

そろそろ何かつまむ？みたいな流れで始まり、ピクルス、キャベツのムース、アスパラ菜のアンチョビソース、ブルーチーズ、いぶりがっこ、タラコをチョイス。
こんな感じでスタート。

では本格的に始めますか、と和食から。
お造り、お凌ぎはマグロとヒラメの握り。
揚げ物はこごみや蕗の薹もあって、とても春らしい。

次はこちらの日本酒へ。
和食が秀逸なので進みます。

牡蠣のワイン蒸し

仙台牛のロースト

で、洋食系はこんな感じ。

角のコーナーにあった仙台牛のビーフシチューが美味しそうでいただいたら、すっごい好きな味！

フカヒレの茶碗蒸しは、ごま油も香りが漂い、少し中華風。
和食ブースにあったけど、おもしろい茶碗蒸し。

鴨のロースト×手打ちそばは、歯ごたえがすごいいい！
同行者がおかわりしてました。

桜鯛の揚げおろし
どれも日本酒にあいます。
しかし、苦しい。 もっと食べたいしオカワリしたいのもあったけど、無理。
この辺りで、夕食を終わりにしようかな。

という訳で、プリン(私)と、桜餅(同行者)で〆ました。

夕食を終え、夜のラウンジは、しっとりムード。
ピアノの生演奏が始まりました。

身体全体を預けられる大きなソファ、自宅では飲まないタイプのお酒やコールドブリューコーヒー、肌触りのいい館内着をまとい、抑えた明りの中でくつろぐ時間は、旅の醍醐味ですね。

一旦部屋に戻り、ゴロゴロ。
それから最上階にある露天風呂へ。
こちらは男女入れ替え制なので、夜もちゃんと入っておきたかったんです。
夜の女風呂は、露天しかないタイプの大浴場でした。
ここの温泉、無味無臭ですが、とろみがあって肌がしっとりするタイプです。

大浴場の目の前にある湯上り所は、ラウンジとはまた違った良さのあるベテランぽいマシンがあり、レモン水で給水。

ラウンジでもオシャレウォーターをいただきました。
こういう飲み物ってときめきますが、微かなフルーツの香りのみで、味わいは水ですね。

炎がでるテーブルもあり、炎を見ながらフルーツジュースで水分補給。

最後にコールドブリューコーヒーをお部屋にお持ち帰り。

バーでアルコールもオススメされたのでジントニックもオーダーしたら、ローズマリーも入れてくれました。
飲み放題だからといって手を抜かないとこ、好きです。
あー、今日はもう部屋から出ないでゆっくりしよう。
お部屋のテレビはスマートテレビだったので夜はhuluログインして、お酒を飲みながら孤独のグルメ見まくりました。

寝る前にお部屋のお風呂にも入ったら、ちょうど真上にお月様。
3月最初の週末ですがそんなに寒くもなく、ゆっくり風呂を楽しみ、そろそろ就寝。
サスティナブルな竹の歯ブラシはとても使い心地良かったです。

そういえば、お部屋に金庫(セーフティボックス)はなくて、その代わりか、ベットサイドに鍵のかかる引き出しがありました。
キーホルダーのお魚、かわいいです。
あまり高価なも物を持ち込まない旅人なので、こういう簡易なもので充分でした。

朝6時の部屋からの風景です。
朝風呂へ行きましよう。

大浴場の露天で朝風呂をゆっくり楽しみ、館内をフラフラしました。
まずは朝日が差し込むラウンジへ。
牡蠣ちゃんたちが眩しそうにしています。

宿の通路に飾られてたシマエナガのお雛様がとても可愛かった。

ラウンジには自由に読める雑誌たちがあります。なかなかに好きなラインナップで、ほんと滞在時間が足りない！！
レンタチャリもあるし、お風呂もたくさんあるし。ひとりで来ても時間を持て余しそうにないですね。

お部屋に戻る途中、ガーデンテラス用のラウンジからビールを1本お持ち帰りしました。朝ビール最高です。

お部屋でくつろいでいたら7時半。
朝ごはんへ参ります。
こちらはレストランの天井。ゴージャスです。

小鉢サイズのばらちらし、美味しかった。
白米はあまり食べないのですが、このサイズならいける！
牡蠣汁は、けしからんくらい美味しかった。

出汁巻き卵は、甘くない系。

伊達の銀鮭、美味しい。
これで日本酒飲みたい！

コレが私がチョイスした朝メニューの全体図です。
和食でまとめてみたのですが……

肉好きとしては、煮込みハンバーグ×蔵王地養卵は見逃せなくて、追加。

デザートは、塩ずんだのフレンチトーストを。
かなり塩が効いてました。

最後に、クッキーとコーヒー。
コーヒーはマシンドリップと、スタッフさんがその場で丁寧にドリップしてくれるタイプがありました。

名残惜しいケドもう胃にスペースがありません。おなかいっぱい。
チェックアウトは11時ですが、宿にいても寝ちゃうだけなので、同行者が部屋風呂＆湯上りビールしてる間にメイクして、10時過ぎにチェックアウトしてお散歩に向かいました。
松島へドラクエのお土産をもらいに徒歩で向かったら10分くらいで着いちゃいました。行きはバスで来たけど全然近い！歩けますね。
そして、福浦島が見えてきたので、200円払って橋を渡ります。

福浦橋 名所・史跡

いい天気、いい景色です。

福浦島 自然・景勝地

どこを撮っても絵になる。

島からは、泊まってた松島一の坊が！

島を1周したので、橋を渡って帰ります。

駅まではお土産屋さんや瑞厳寺を見たりしましたが、電車が来る15分前くらいに着いちゃいました。
松島海岸駅の売店2階にはこんな休めるスペースがあり、電車が来るまで快適に過ごせました。
窓の外を見るとわかるのですが、観光客で駅前はごったがえしてます。ランチ難民になりそうな感じです。
私たちは仙台駅で、地元在住の身内と合流してランチの予定なので、松島でつまみ食いはなし。
いい感じでお腹がすいてきました。地元民が行くご飯屋さんへ連れて行ってもらうの楽しみです。

松島海岸駅 駅

仙台で連れていってもらったのは、武屋食堂。こちらのランチは豚汁が有名なようです。
しかし、ランチ時なので、夜メニューは一部しか提供出来ないとの事。残念、せり鍋が夜メニューにあったのに食べれないのか。
気を取り直し、私は、朝ごはんで美味しかった銀鮭をチョイス。それと豚汁、白米抜きの定食とビール。

いまここ和食 武屋食堂 仙台中央店 グルメ・レストラン

皮はパリッと、身はふっくら。
あまじょっぱいタレにバター！
すごくすごく美味しい銀鮭！

豚汁は大きいサイズもオーダーできるみたいですが、普通サイズでも十分デカい！

ビールを飲み干してしまったので、日本酒をコップ酒でオーダー。
夜メニューに載っていたホタテのキムチはオーダー可能だったのでちゃっかり頼んでます。

あー美味しいお店だった。
夜メニューも魅力的だったので、今度は夜にも来たいです。

地元の身内は、これからジムへ行くと言うので店の前でお別れ。
まぁ、正月にも会ったし。またね。
そのあとは、武屋食堂さんの目の前にある30階の展望フロアがあるのをチェックしてたので、そちらへ向かいました。

SS30 名所・史跡

このスペース、たくさんベンチあるし、明るくて気持ちいいです。これが無料って凄い。

それから、朝市通りを歩いたり、アーケードを通りながら、駅前のアエルへ移動し、今度はこちらの31階の展望台フロアへ。
こちらからは新幹線やアーケードの屋根が見下ろせておもしろい！

ＡＥＲ展望テラス 名所・史跡

そろそろお土産タイムです。
萩の月の簡易包装(個別に箱包装してないタイプ)やずんだ餅などを購入したり、酒屋さんで100円の試飲をしたり。

藤原屋 みちのく酒紀行 グルメ・レストラン

米鶴かすみ米は微かに発砲してました。

今回はオールインクルーシブを満喫する贅沢旅でしたが、仙台駅周辺は、夜もめちゃくちゃ魅力的なお店がひしめいてますから、今度はビジホに泊まって、ちょい飲み歩きの旅もしたいです。

おしまい