「はじまりの地」を旅して〜隠岐諸島　西ノ島編〜

2022/10/22 - 2022/10/24

初めての隠岐諸島。ひょんなことから訪れることになり、行ってよかったと大満足。
日本発祥の地、といっても過言ではないあの場所には人を惹きつける力があった。

お天気にも恵まれ、和気あいあい楽しい滞在になりました。

◯島へのアクセス～高速船レインボージェット（ジェットフォイル）
◯西ノ島の「イカ祭り」って？～和気藹々地元のお祭りに便乗。でもイカとは関係がない！？
◯魔天崖と馬の景観～崖好きにはたまらない！
◯通天橋と天上界～この世のものとは思えない絶景
◯黒木神社～後鳥羽上皇の魂が700年以上に渡り祀られている

そして偶然隠岐諸島を訪れたご縁がもたらしてくれたものとは？

エリア 隠岐諸島(島根)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 船 レンタカー

初、高速船（ジェットフォイル）に乗りました。

カラフルなレインボージェットで、松江市からバスで七類港まで行き、西ノ島の境港へ。

船の時間はこちら。高速船で約1時間、フェリーの場合は2時間半。あっという間です。
https://www.oki-kisen.co.jp/

松江駅前から、ちゃんと船の時間に合わせたバスが出ています。

◯松江駅九番乗り場から、七類港行き、境港行きそれぞれの接続バスがあります。
https://www.ichibata.co.jp/bus/rosen/oki-kisen.html
同じ乗り場から空港行きも出ていたりするので、間違わないように～

私は船酔いするので、船内の写真はありません。ごめんなさい！
乗船してすぐに雑魚寝スペースで場所確保、降りる直前まで爆睡。

隠岐汽船フェリー 乗り物

到着してすぐに、西ノ島で開催されていた「イカ祭り」に参加。

西ノ島に祀られている大明神の由良比女神社（通称イカ神社）にゆかりのお祭りかと思ったら、「イカ」とは関係がないとか？？

でもイカ漁有名ですよね？？

船酔いしながら到着したばかりでよく分かっていません（汗）

和やかな雰囲気のお祭りで、手作りカレーをいただきました。
イカが入っているのかと思ったら、まさかのチキンカレー（汗）

美味しくいただきました！

地元の方が本当に和やかに、楽しく過ごされているお祭りでした。
高校生がデザインしたパンダ絵葉書が可愛くて3枚も購入。

後から調べたら、「イカまぐろ祭り」というお祭りが西ノ島で開催されるようですが、この「イカ祭り」とはちょっと違うみたい。

西ノ島町観光協会 名所・史跡

こんな景観！「魔天崖」と呼ばれるこの場所は、崖好きにはたまりません。
解放感あふれるこの場所で、どこまでも走って行きたい気分。

そして絶景を横目にのんびり草をむしゃむしゃする馬たち。すぐそこに何頭もいるんです。
しかも馬たちの艶が綺麗・・・

風はとても強いですので、帽子はあまり役立ちません！サングラスがあると便利です。

国賀海岸 自然・景勝地

隠岐島奇譚より・・・

「三百メートルある魔天崖をはじめとする粗面玄武岩の断崖絶壁には亀島、鳥帽子島、仏岩、乙姫御殿、通天橋、鬼ヶ城、などの名前がついているがこの絶勝を筆舌で表現することは出来ない。頼山陽は耶馬渓を見て筆を投げたといふがその十倍もすばらしいこの國賀を見たら眼をまはすかもしれない」

と書いてあります。

補足：
頼山陽（らいさんよう）とは、江戸時代後期の歴史家で詩人。
耶馬渓（やばけい）とは大分県の名称で、日本三大奇勝ともなっている。

国賀海岸 自然・景勝地

その絶勝がこちらです！国賀海岸にある通天橋。
なんとも言えない彩りの岩が剥き出しになっています。

お天気にも恵まれ、青空になりました。
でも、さすが島。風はかなり強かったです。

国賀海岸 自然・景勝地

通天橋から天上界へ。
島奇譚にあるように、天上界の島、または岩に名前がついています。

素敵な場所。

国賀海岸 自然・景勝地

天上界！神々しい！
ずっと見ていたい、まさに絶景です。どのくらい、ここに立っていただろう・・・

時を忘れて、と言った言葉がぴったりだと思います。きっと天上界には時計はないのでしょうね。

また行きたい場所の一つになりました。

国賀海岸 自然・景勝地

別府港付近からの長閑な眺めです。
この時は、少し小雨が降っていました。

でも塩の香りを嗅ぎながら、海沿いの散歩は気持ちいいので、港から歩いて黒木神社を目指しました。

西ノ島町観光協会 名所・史跡

黒木神社。「クロギ」と読むのですって！知らなかった。

実は西ノ島の港から歩いてすぐ。2分ほどで着いてしまいます。ただし、神社まで少し階段を上ります。

境内までプラス約5分ほど。御所跡も見学したり、絶景ポイントから写真を撮ったりしていると、あっという間に30分は経ってしまいました。

雨上がりの境内、素敵でした。

後醍醐天皇をまつっています。現在は県史跡にも指定。
島内には、他にも後鳥羽上皇にゆかりのある場所がいくつもありますが、今回は時間の都合で黒木神社のみになりました。

黒木御所阯 名所・史跡

黒木御所阯。こちらは、「クロキ」と濁らないよう・・・？

1332年（元弘2年）に鎌倉幕府討幕に失敗した後醍醐天皇が隠岐へご配流されました。
再起をかけて再び島を出るまでの約1年間住まわれたといわれる伝承の地で、
歴史本「太平記」にも記載されている由緒ある場所です。

約700年前のことですが、いまでも綺麗にされています。

黒木御所阯 名所・史跡

そして、隠岐諸島へ旅をしたことで、縁あって素敵な旅イベントへの企画運営に参加させて頂くことになりました！

何と自治体の協議会が後援している豪華なイベントです。
早速私の旅が役立って嬉しいです。写真も！

『「はじまりの地」に魅せられて
隠岐諸島への旅～入門編～』
2023年3月3日（金）20時～

「はじまりの地」としての隠岐諸島を、5人のゲストスピーカーさんたちが余すところなくお話しくださいます。しかも、参加無料！

隠岐に行ってみたい方、興味のある方、気になる方！
どなたでもお気軽に参加いただけます。一緒に隠岐の魅力の虜になりましょう（笑）

参加無料です！お申し込みはこちらから～
https://peatix.com/event/3496538

西ノ島町観光協会 名所・史跡