おひとりさまサイコロきっぷの旅～白狐に導かれて～【1日目】

2023/02/04 - 2023/02/05

2023年、JR西さんから発売されたサイコロきっぷ第３弾。前回前々回と行くチャンスがなく（理由：旅続きによる金欠）、今回初めて活用させていただきました。
wktkしながら振って出た目は「湯田温泉」。っしゃあ！！勝ち！！（湯田か加賀に行きたかった人）
すぐに宿と列車を手配し、いざ、湯田温泉へ。
あと、せっかくなのでついでに下関まで行ってきました。
自分のやりたいことだけをつめこんだ、およそわたしにしか優しくない旅になりました。いつものことです。

さいころきっぷ、また是非やってほしいんですが、
もし次があった暁には、早めに転がし早めにお宿と電車を手配したほうがいいなと思いました。
わたしはまだホテルも電車もあった方ですが、翌日見たらもう埋まってた…。

エリア 湯田温泉(山口)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

早朝6：25。新大阪から新山口へ出発します。
さくらに乗るの初めてです！シート高級感あっていいな。

朝早いと駅弁もやってないし駅コンビニもまだなので、持参したパンで朝ごはん。

新山口駅に到着。次の電車まで少し時間があったので、駅前広場を散策。
山口・防府市出身の俳人・種田山頭火像がお出迎えしてくれます。『分け入っても分け入っても青い山』の俳句で有名です。中学校で習ったのですが、この五七五の韻律ガン無視の自由律俳句がすごく印象に残っています。

新山口駅 駅

新山口駅の新幹線改札口から在来線へ向かう通路。イベントっぽい！

新山口駅 駅

リアルサイコロイベントもしていました。サイコロきっぷ利用者限定で、山口県各地の何かしらが当たるようです。９時からだったので、前倒しで始まるようなら…と思い並んでみましたが、やはり間に合わなさそうだったので断念。８:５５発の下関行きの電車に乗ります。
下関行きはICカード使えなくて切符買わないといけないのです。知らなかった…。早めに諦めてよかった。

新山口駅 駅

１時間で下関駅。駅構内ふぐだらけでかわいい！！めっちゃふぐ。ひたすらふぐ。これでもかとふぐ。それ以外ないのかと思うほどにふぐ。
駅からバスで唐戸市場方面へ向かいます。バスで10分弱ぐらいなので、頑張れば歩いても行ける距離ですが、しょっぱなからキャリー引いて体力使いたくないので行きはバスを利用しました。

下関駅 駅

唐戸市場につきました。時刻は10：30を過ぎたころ。お目当てのお寿司屋さん、「すし遊館」さん。20分前でしたがすでに待っておられる方が。まぐろがおいしいそうです。

すし遊館 唐戸店 グルメ・レストラン

11時開店。「せっかく下関に来たんだし、やっぱりふぐ食べたいよね！」という観光客ニーズにもりもり応えてくれたかのような『ふぐ三昧セット』。ふぐ刺し、にぎり、ふぐ皮の軍艦、ふぐ唐揚げと、おいしいとこ取りすぎる一品。ありがとうございます！！

名物・大トロ。脂乗ってておいしい。

シマアジ。唐戸市場に隣接しているので、市場直送です！ぷりっぷりで新鮮。

唐戸市場隣接のモール、カモンワーフのボードウォークからは、関門海峡が一望できます。（天気悪っ！）
ここから巌流島へ向かう船も出ているそう。

カモンワーフではおみやげのお店もあるので、ふぐ関係のお土産はこちらで購入しました。ふぐのちくわがおいしかったです。

カモンワーフ ショッピングモール

唐戸市場、カモンワーフに来た最大の目的はここ、しものせき水族館・海響館。
イルカショーや最大級のペンギン展示などが目玉です。

館内入った所にリターン式のロッカーがあるので、キャリーをぶちこみ館内散策。

下関市立しものせき水族館 海響館 動物園・水族館

入り口を入ったところ。
下関市とペンギンは深い関わりがあるらしく、市の鳥に制定されたそうです。

こんな感じでエスカレーターを登っていきます。

エスカレーターを降りたあとに広がる関門海峡の海。インフィニティ。

館内水槽の所々にある、どうあっても食に結び付けるその精神、決して嫌いじゃない。

下関はふぐの街なので、ふぐの展示種類も世界最大らしい。フグの名前でフグを形成してる。熱量がすごい。

これはトラフグ。さっき食べた子。

刺身でもてっちりでも、からあげでもおいしい。
ひれ酒はちょっと苦手…（酒のめない）。

みんな大好き・マンボウもふぐの仲間です。下唇がすごいことになってる。かなり大きいマンボウです。

ふぐ展示が豊富すぎて、1時間ぐらいふぐコーナーで溶けます。
大きいフグやちっちゃいフグ。棘があったりなかったり。
推しフグを見つけてみるのもいいですね。
この子上目遣いでめっちゃかわいい。口元もほら、なんだか微笑んでる感じがしませんか？

ここのイルカショーは、イルカとアシカの共演です。イルカがアシカにサインを出したり、その逆だったり、全国的にも珍しいのではないでしょうかと！
ショープールは正面の観客席からも見られますが、プールの上からも見える場所があって、上から目線でイルカたちが見られます。
どっちも見たくてショー2回見た。

餌の時間だったのか、めっちゃ神々しいスナメリさん。

ペンギンが合図で一斉に水中を泳ぐ姿が見られます。水中を飛ぶように泳ぐ姿は飽きませんね！

ガラス越しにめっちゃ見てくる。圧がすごい。

出口にはシロナガスクジラの実物大骨格標本があります。全身の骨格の実物を展示しているのは世界でも少なく、テンションぶちあげ。

海響館から下関駅へ向かう道すがら、海峡ゆめタワー内にある「茶寮　福の花」で早めの晩御飯。
予約をしていたのですが、開店直後だったのでお客さんはまばらで（一番乗りだった）、おひとりさまでしたが個室に案内していただけました。

しゃぶしゃぶ瓦そば 茶寮福の花 グルメ・レストラン

下関の郷土料理、瓦そば。アツアツの瓦に茶そばが乗っていい香り。下の部分の、瓦に直接乗ってできたカリカリのおこげ部分がたまらんですね！

ふぐのコロッケ「ふくっけ」。ほくほく。

瀬戸内レモンのチーズケーキ。

下関から新山口に乗り、湯田温泉を目指します。
電車かわいい。

着いたころには暗くなっていました。この時間でも、サイコロの恩恵か結構な人が電車を降りていました。
駅にはこんな大きな白狐（ユウ太くんというらしい）が鎮座されています。ライトアップされてより神秘的。

湯田温泉駅 駅

町中のいたるところに足湯や狐像があります。9時とか10時くらいまでやってる足湯もあるので、歩いて疲れた足を癒そうと思いましたが、タオル持ってねーわと思い断念。明日買おう。

お宿に到着し、しばしのんびり。
ホテル喜良久さんにお世話になりました。町の中心からも近く、リーズナブルなビジホです。

お部屋には、湯田温泉出身の詩人、中原中也の詩集が置いてあります。ちなみにこれは宿泊施設向けの本らしいです。ほかの宿泊施設のお部屋にもあるのかな？

湯田温泉　ホテル喜良久（きらく） 宿・ホテル

ホテルにおちょこが売っていたので、せっかくなのでお土産がてら買って、飲泉を飲みにいきました。

温泉舎 名所・史跡

ホテルのお隣にある温泉舎（ゆのや）の飲泉。おちょこに入れて飲めます（素手だと熱いので禁止）。
まだまだ寒い冬の夜、体がぽかぽかします。

温泉舎 名所・史跡