「名鉄全割でんしゃ旅宿泊」で蒲郡へ 三谷温泉松風園に宿泊

2022/11/24 - 2022/11/25

水戸・東京・横浜をめぐる「ずらし旅」から帰った翌日、愛知県の蒲郡に向けて旅立った。

エリア 蒲郡(愛知)

自宅の最寄駅からＪＲで岐阜駅へ。

駅前でキンキラキンの信長さまが、下々の者を偉そうに見下ろしていた。
顔がキムタクに似ていたら面白かったのにね。(*´艸`)

岐阜駅 駅

少し歩いて名鉄の岐阜駅へ。

名鉄岐阜駅 駅

名鉄電車の路線図。
（蒲郡駅の物）

今回は左端の岐阜駅から、右端の蒲郡駅まで移動する。
片道1680円。

自宅に送られてきた引換券。

名鉄の岐阜駅で、フリー切符や割引券などに引き換えてもらう。
2DAYフリーきっぷは、通常4000円する。
これらと三谷温泉松風園一泊で10900円也。
お得でニンマリ。

JRの電車内から、何度も見ていた赤い名鉄の車両。
常々、いつか乗りたいと思っていた。
いざ！

まずは名古屋駅の隣の隣の金山駅へ。

駅前のネパール料理店ネパーリチュロで昼食にする。
サラダとラッシー。

ネパーリチュロ グルメ・レストラン

ナンとカレー。
ナンは一回だけお代わりが出来る。
食べきれなかったナンは持ち帰りしたが、冷めても甘くてすごく美味しかった！
ここのナンは絶品。
近くなら通うのになぁ。

ふたりで1600円也。

金山駅から吉良吉田駅まで名鉄に乗る。
ポカポカと暖かい日で、電車に揺られウツラウツラしてしまった。
心地良い。
ここまで来ると、周りはのどかな風景。

さらに乗って、終点の蒲郡駅へ。
すぐ隣をJRが走っている。

蒲郡駅 駅

蒲郡駅は恐ろしい程に、電車とホームの間があいていた。
(｀△´；)
全身まるごと落ちてしまう～～。

この日泊まる松風園のバスが、迎えに来てくれていた。

数分で松風園に到着。

三谷温泉　松風園 宿・ホテル

広いロビーから見えるのは三河湾。

この辺りは潮干狩りが出来るそうだ。

ウェルカムドリンクをいただく。

旅館あるある、迷路のような館内の松風園。
泥酔したら、迷うよ～～。
(*´艸`)

客室に行くにはまずエスカレーターに２度乗り、降りたら左へ曲がる。
右に曲がると大浴場。
大浴場の上が宴会場（食事会場）だったと思う。
どちらも行くまでに階段がある。

左に曲がると下り坂が現れる。
東館を突き抜ける通路で、ここから今夜泊まるあさひ停に行ける。
暖房と手すり完備の通路。
靴下をはいてスリッパでこの坂を上がろうとすると、ツルツルしてスリッパが脱げた。
(*´艸`)

坂道を下ると一本道廊下。
しかしクランクが、3か所あった。
ダンジョンのようで楽しいお宿。

広い旅館だわ。
そして昭和生まれには、懐かしさが込み上げてくる物もある。

コロナ禍なので、お布団は既に敷かれていた。
コロナが終わっても、お布団は最初から敷いておいてほしいと思う。
荷物を広げた部屋に、入ってほしくないから。

広い客室。
梁の位置は低めなので、頭上注意。

喫煙室らしいが、煙草の臭いは感じなかった。
臭覚の鋭い私でも、全く大丈夫。

あったよね～、こういうタイプの冷蔵庫。
懐かしいわぁ。

洗面所に、

お風呂に、

トイレ。
水回りは新しくてきれいだった。

窓からは三河大島や西浦半島が見えた。

館内から海岸に降りることも出来る。
貝殻を拾いたいとき、フロントに頼めば袋がもらえる。

刻々と沈む夕日を眺めながら、

サービスのゼリーをいただく。
松風園って、こういう細かな心遣いがあって嬉しい。
スタッフも親切だし。

クリスマスの飾りもたくさん。

小さくてかわいい。

豪華なシャンデリア。

照明にはこだわりがあるように感じた。

ちょっとぬるめの足湯もあった。

夕食は大広間で。
他の宿泊客と一緒だけれど、間隔は十分にとられていた。

文字が今までになくたくさん並ぶお品書き。

これが宝石寿司。

海苔と酢飯が用意されており、簀巻きを使って自分で巻く。
もちろんそのまま食べてもOK。
頼めば、普通のご飯も持ってきてもらえる。

お吸い物に、

サクサクのてんぷら。

三河牛のステーキ。

柔らかい。

竹内吉房料理長からの感謝の一品である、ロブスターのグラタン。
濃厚で美味しかった。

茶碗蒸しの中の透明粒粒は、ビーズに見立てた海藻。
プチプチとして美味しい。

宝石寿司とかビーズとか、女子ウケしそうな名前がいいね。

デザートは蒲郡みかんの、さっぱりゼリー。
かわいいデザートだから、これにもステキな名前があればいいな。

うまい具合に満腹となる。
ちょうどよい量だった。
これ以上食べると辛くなるのだが・・・

ひとりにつき1000円分の館内利用券を、使ってしまわねばならない。
お土産購入に使えるといいのだが、飲食にしか使えない。
アルコールは欲しくないので、何か食べるしかない。

何にしよう･･･

少し迷って、特選黒毛和牛みかわ牛A5を注文した。
4切れで2000円。
実費だったら絶対に食べないお値段だわ。

歯がなくても歯茎で食べられるであろう柔らかさと、深い味わい。
今回の宿泊で一番の思い出となった、Ａ5みかわ牛。

温泉に入って、1日目はおしまい。

朝の海は格別のきれいさだった。
美しいぞ、三河湾！
家康もここで泳いで、潮干狩りをしたのかな？

今年のＮＨＫ大河ドラマは「どうする家康」。
去年の「鎌倉殿の13人」もすごく面白かった。
今年も期待してしまう。

南欧っぽい場所が多い松風園。
大浴場の露天風呂も、同じような感じだった。

旅館の朝ごはんは、どこも贅沢で美味しいね。

サワラが特に美味しかったよ。

ミニバイキングコーナーもあった。

コーヒーはロビーで飲める。

松風園をチェックアウトして、バスで蒲郡駅まで送ってもらう。

駅構内にある観光案内所で、

アシスト付き自転車を借りる。
無料だよ。
嬉しいね。
蒲郡市民の皆さん、ありがとう！

自転車に乗って最初に訪れたのは、蒲郡市生命の海科学館。
職場体験(？)中の学生さんたちが親切丁寧に、そしてちょっとはにかみながら誘導してくれた。

名鉄のでんしゃ旅クーポンを使って、無料で入る。
がまポン(蒲郡クーポン）を使うと、500円が300円になる。

蒲郡市生命の海科学館 美術館・博物館

クビナガリュウ（タラソメドン）の化石レプリカ。
空を飛んでいるように展示してある。

上の階にあがると、顔の部分が至近距離で観察できる。
肩がこらないのかな？頭痛がおきないのかな？と思うほど首が長い。

巨大な隕石に圧倒される！
隕石って多分、初めて見たと思う。
臭いもするそうだが、嗅ぎ忘れて今も後悔中。
どんなにおいがするのだろう？？

全長3、5mの骨格を持つのは、海に戻った爬虫類ステノプテリギウス。
イルカに似た形をしていたそう。

現生のシーラカンスの近縁にあたるリビスの化石。
ジュラ紀に棲息していた硬骨魚類の一種。

魚としての形はお馴染みの物だが、うろこ（？）がきれいに残っていて素晴らしい。

アンモナイトの化石もある。
実際に触れることが出来るものも。

無料だから取りあえず入館してみたが、展示物の豊富さや、触ったりできるサービスにビックリ！
素晴らしい博物館だった。

続いて竹島へ。
竹島と聞くと、どうしても日本海にあるあの竹島を思い浮かべてしまう。
(*´艸`)

こちらはいたって平和な、まるでモンサンミッシェルのような竹島。

竹島 自然・景勝地

海もきれい。

漁をしている人もいた。
遠浅なので、潮干狩りが楽しめる。

暖かくて良い所だね。

橋の長さは約400メートルだそう。

島の周囲は約680メートルあって、グルっと遊歩道が整備されていた。
途中に階段や岩場があって、車いすやベビーカーは無理。

竹島遊歩道 名所・史跡

貝拾いを楽しむ人たち。
私も拾った。

次にやって来たのは、竹島ファンタジー館。

入口で幼い女の子が、お化け屋敷と間違えて入るのを怖がっていた。
(*´艸`)
ここのシニア割は60歳以上が対象。
初めてシニア割の恩恵に与ったわ♪

竹島ファンタジー館 美術館・博物館

5500万個の貝で創られたテーマパーク。
貝は世界110か所から集められている。

LEDイルミネーションで照らされている。

館内は一本道。
それでも、老眼なので時に順路を見失う。

大きさや形が揃った貝がたくさん並ぶので、これは本当の貝ではなくて造り物ではないかと疑ったほどだ。

良く集めたなぁ。

この収集力に恐れいったわ。

浦島太郎の場面。

橋の下には鯉が泳いでいる。

入口でひとりにつき一粒の、鯉の餌がもらえる。
それを水に落として、どの鯉が食べたかで占いをする。

恋には既に縁のない年頃なので、適当に落としておいた。

蒲郡には名物の蒲郡うどんなるものがあるらしいが、時間の都合で味噌煮込みうどんを食べた。
ゆっくりしすぎて、蒲郡うどん屋さんまで行く時間が無くなってしまった。
次の機会に食べることにしよう。

帰宅後に「最高のオバハン中島ハルコ」の番組で知ったのだが、蒲郡名物渦巻パンなるものもあるそうだ。
これも次の機会に。

ひだかや グルメ・レストラン

ひだかやさんのメニュー。

御飯までついてきた。Σ(･ω･ﾉ)ﾉ！
当然味噌掛け御飯となる。

蒲郡駅でレンタサイクルを返却し、名鉄電車に乗る。

名古屋駅で降りて名鉄百貨店に行き、いいじゃんあいち旅キャンペーンのクーポンを使い切るべくお買い物。
青柳ういろうを全種類買って5238円。
小ざくらや一清の和菓子1036円。
これで6000円分のクーポンが使い切れた。
名鉄デパートではいったん普通に支払いをして、そのレシートとクーポンをもって免税カウンターに行く。
すると現金が戻ってくるシステム。

名古屋→岐阜→大垣→米原→最寄り駅と、何度も乗り継いで帰宅した。
東向きの旅は新幹線を使わないと、正直言って面倒くさい。
でも今回は名鉄にいっぱい乗れて楽しかった♪

投稿日　2023・1・3

青柳ういろう 名鉄百貨店本店 グルメ・レストラン

この旅行記へのコメント （2）

• ムロろ～んさん 2023/01/03 16:44:59

  ニンマリ(´艸｀*)→共感♪

  新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
  ムロろ～んです。
  名鉄に乗って旅された旅行記を拝見しました。
  
  私も名古屋を旅する際に考えていたんです、温泉(;^ω^)。
  でも、唐突の計画だったので止めました(~_~;)。
  値段とクーポンもらえるなら良いじゃないですか(´艸｀*)。
  で、東京行った翌日に旅って…？凄すぎ(´艸｀*)？！
  
  宿も良いじゃないですか！
  メニューが…、多すぎ(◎_◎;)？
  さらに肉も注文？私も注文するだろうなぁ、きっと(´艸｀*)。
  私もこの内容だったらニンマリすると思います。
  
  
  ムロろ～ん

  ホーミンさん からの返信 2023/01/03 20:16:11

  RE: ニンマリ(´艸｀*)→共感♪

  ムロさん
  
  新年あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いいたします。
  
  新年早々、旅行記を読んでくださってありがとうございます。投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。
  
  全国割がどうなるかわからない時だったので、駆け込み旅行をしました。
  
  すきあらば旅！
  
  あれ？
  それって今のムロさんのことかも。(*´艸`)
  
  蒲郡は暖かくてよかったです。今年の冬は寒いですからね〜。
  
  松風園のハード面は、古さを否めません。でも蒲郡の気候と同じで、心暖かく過ごせましたよ。