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 これは2022年の10月3日から31日にかけて、カラコルム山脈のスカルドゥ、マチュルー、カプル―、ギルギット、フンザ、パスー、タリシングなどを訪れ、またラホールやイスラマバード辺りを歩いた記録である。<br /> ここでは降雪の10月20日にナンガパルバット山麓のタリシングより下流の村の散策について記した。<br />

北部パキスタン放浪記(9);ナンガパルバット山麓・雪のタリシングと周辺の村の散策

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2022/10/20 - 2022/10/20

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montarou

montarouさん

これは2022年の10月3日から31日にかけて、カラコルム山脈のスカルドゥ、マチュルー、カプル―、ギルギット、フンザ、パスー、タリシングなどを訪れ、またラホールやイスラマバード辺りを歩いた記録である。
ここでは降雪の10月20日にナンガパルバット山麓のタリシングより下流の村の散策について記した。

交通手段
徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  •  冷えてきて夜から雪が降り、10月20日の朝の積雪は約5㎝。昼間は電気がこないので、WiFiは設置されていないし、お湯も沸かせない。雪は激しくないので、歩いて下流のチョリット村(Chorit)に向かって散策。これは材木を切るベルト型ののこぎり小屋。

    冷えてきて夜から雪が降り、10月20日の朝の積雪は約5㎝。昼間は電気がこないので、WiFiは設置されていないし、お湯も沸かせない。雪は激しくないので、歩いて下流のチョリット村(Chorit)に向かって散策。これは材木を切るベルト型ののこぎり小屋。

  •  これは物置小屋、牛糞を壁に貼り付け、乾かして燃料にする。

    これは物置小屋、牛糞を壁に貼り付け、乾かして燃料にする。

  •  家々も畑も雪景色。乾燥された馬草は、勝手に食べられないように、屋根の上に置く。

    家々も畑も雪景色。乾燥された馬草は、勝手に食べられないように、屋根の上に置く。

  •  石運び用の車。彼らは活力の塊だ。

    石運び用の車。彼らは活力の塊だ。

  •  下る途中の谷には水車が並んでいて、ここは女性の世界、氷と雪で水車が止まる前に、小麦を粉にする。

    下る途中の谷には水車が並んでいて、ここは女性の世界、氷と雪で水車が止まる前に、小麦を粉にする。

  •  この岩は、凄まじい地殻変動の証拠である。また後背の崖は、近世の堆積物で、雨水で簡単に浸食される。

    この岩は、凄まじい地殻変動の証拠である。また後背の崖は、近世の堆積物で、雨水で簡単に浸食される。

  •  大小の岩砂を含む堆積物が浸食された崖、石を傘にした砂礫の塔が出来る。

    大小の岩砂を含む堆積物が浸食された崖、石を傘にした砂礫の塔が出来る。

  •  ルパール川の男たち?爺たちは溝堀りか、遊びか?

    ルパール川の男たち?爺たちは溝堀りか、遊びか?

  •  ルパール川から数百m登るとチョリット村で、チャイを飲める所があるか?、と聞くと、待っていろ、と言う。少しおいて、案内された所は、小さな駄菓子屋のような所で、そこで座って待てと言う。そこの天井は、のこぎりで切った平板でなく、斧を使って割った木を敷いていた。

    ルパール川から数百m登るとチョリット村で、チャイを飲める所があるか?、と聞くと、待っていろ、と言う。少しおいて、案内された所は、小さな駄菓子屋のような所で、そこで座って待てと言う。そこの天井は、のこぎりで切った平板でなく、斧を使って割った木を敷いていた。

  •  やがてチャイを持ってきてくれた。当初、逃げ出したかったのだが、非常に親切で逃げられなかった。お金を払い、ここで独特の言葉のお礼を言って出てきた。出てくると、小学校の下校時間と重なった。周りを取り囲まれたが、私は川の方の帰り道に向かったが、子供たちは崖の上を歩きながら、長い間声をかけてきた。この地域の子供たちは人なつっこく、屈託がなかった。<br /> チョリット村からルパール川まで、数百mほど降りて、小雪が降ったり止んだりだったので、橋を渡り、さらに対岸の集落に向かって登った。ルパール川の左岸も、土砂の河川堆積物の高さが百mほどの崖で囲まれ、石の傘をかぶった塔もあった。<br />

    やがてチャイを持ってきてくれた。当初、逃げ出したかったのだが、非常に親切で逃げられなかった。お金を払い、ここで独特の言葉のお礼を言って出てきた。出てくると、小学校の下校時間と重なった。周りを取り囲まれたが、私は川の方の帰り道に向かったが、子供たちは崖の上を歩きながら、長い間声をかけてきた。この地域の子供たちは人なつっこく、屈託がなかった。
    チョリット村からルパール川まで、数百mほど降りて、小雪が降ったり止んだりだったので、橋を渡り、さらに対岸の集落に向かって登った。ルパール川の左岸も、土砂の河川堆積物の高さが百mほどの崖で囲まれ、石の傘をかぶった塔もあった。

  •  これを登ると、平坦な堆積台地に出た。そこは岩や石が少なく、黒土の豊かな畑地が広がっていた。

    これを登ると、平坦な堆積台地に出た。そこは岩や石が少なく、黒土の豊かな畑地が広がっていた。

  •  この辺りで良く見る鳥。

    この辺りで良く見る鳥。

  •  ここの学校でも子供たちが下校、見送ってくれた。 

    ここの学校でも子供たちが下校、見送ってくれた。 

  •  家畜も雪宿りで軒先にお集まっている。

    家畜も雪宿りで軒先にお集まっている。

  •  マイナス20度以下になるこの地域で薪の備蓄は重要だ。

    マイナス20度以下になるこの地域で薪の備蓄は重要だ。

  •  木をかじってへこんだ所で寒さを防ぐ?

    木をかじってへこんだ所で寒さを防ぐ?

  •  冬まで家ができるかな?  

    冬まで家ができるかな?  

  •  この堆積地の最上部まで来たが、右の直下百m余りはルパール川で、右岸に渡れない!

    この堆積地の最上部まで来たが、右の直下百m余りはルパール川で、右岸に渡れない!

  •  道の左隣には用水が流れていて、その水源がルパール川ではなく、橋は支流の上流にあると思った。この堆積台地は越えたが、支流の川を渡らなければ帰れない。半時間ほど登って行くと、人が降りてきて、上流にも家があることが分かった。 結局、堆積台地の末端から小一時間ほど支流を登って、やっと橋があった。橋の上には新しい水平道路と大きな水路があった。

    道の左隣には用水が流れていて、その水源がルパール川ではなく、橋は支流の上流にあると思った。この堆積台地は越えたが、支流の川を渡らなければ帰れない。半時間ほど登って行くと、人が降りてきて、上流にも家があることが分かった。 結局、堆積台地の末端から小一時間ほど支流を登って、やっと橋があった。橋の上には新しい水平道路と大きな水路があった。

  •  対岸に渡った直後に、今まで歩いて来た道を、物資を積んだロバが登ってきた。越冬用の物資かも?

    対岸に渡った直後に、今まで歩いて来た道を、物資を積んだロバが登ってきた。越冬用の物資かも?

  •  発電所の先のルパール川の橋を渡ると、チャングファー氷河(Chhungphar)の川への出口が氷壁になっているが良く分かった。

    発電所の先のルパール川の橋を渡ると、チャングファー氷河(Chhungphar)の川への出口が氷壁になっているが良く分かった。

  •  またナンガパルバットの一部が見えてきて、天候も少し回復してきた。

    またナンガパルバットの一部が見えてきて、天候も少し回復してきた。

  •  これはタリシングのミシン屋、天気が悪いと、アチコチで人の集まりができる。 

    これはタリシングのミシン屋、天気が悪いと、アチコチで人の集まりができる。 

  •  果物屋、柿は二種類で、甘柿は平ったい形だが、左の柿が甘柿か渋柿か不明。右の尖がっているのが渋柿。果物屋の年よりも対話。 <br /> マンゴージュースを買って宿に帰る。朝に芝上に書いた落書きが溶けずに残っていた。天気は回復傾向、放射冷却も加わり今夜も寒いだろう。<br />

    果物屋、柿は二種類で、甘柿は平ったい形だが、左の柿が甘柿か渋柿か不明。右の尖がっているのが渋柿。果物屋の年よりも対話。 
    マンゴージュースを買って宿に帰る。朝に芝上に書いた落書きが溶けずに残っていた。天気は回復傾向、放射冷却も加わり今夜も寒いだろう。

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