2022/10/31 - 2022/11/01
4位(同エリア51件中)
rairaiさん
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マニラから一泊でパナイ島のイロイロとギマラス島へ。
出稼ぎフィリピンメイドを題材にしたシンガポール映画「イロイロ」を観て、いつか行ってみたかったイロイロの街。
学園都市、愛の街、治安が良い街、との評判。しかも対岸のギマラス島はマンゴーアイランドと言われ、マンゴーが特産の島とのこと。
あまり日本人にはなじみのない場所ですが、開放的な港町の雰囲気を味わってきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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マニラからセブパシフィック航空で1時間20分、ビサヤ諸島の最西端に位置するイロイロの街に到着。
ここはスペイン統治時代の歴史的建造物が多く残り、しかも40以上の大学がある学園都市。2015年にはAPEC会議の会場にもなったそうです。治安が良いため、タクシーやジープニーも安心して乗れるとのこと。
空港のトイレに便座とペーパーが完備されていて、まずは好印象。 -
市内中心部まではタクシー運賃一律600ペソ。交渉する必要もなく安心して乗車。30分ほどでホテルに到着。
まず向かったのはハロ教会。パナイ島で初めて建てられた大聖堂とのこと。
白いロマネスク様式の建築が印象的です。 -
教会の向かいの鐘楼は修復中でした。
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この時期フィリピンはお盆にあたり、お墓参りに家族総出で行かれるとのこと。
教会前にはお墓に備えるお花のアレンジメントがたくさん売られていました。
フィリピンもお供えするのは白い菊の花なんですね。 -
イロイロでは「コートヤード マリオットホテル」に宿泊。
マニラの居宅にはバスタブがないため、バスタブ優先でジュニアスイートの部屋にしました。一泊朝食付き12000ペソ、約3万。
こちらはベッドルーム。遠くにギマラス島を見晴らせる開放的な景色が広がります。 -
こちらはリビング。新しいホテルなのでどこもピカピカ。
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バスルームは期待通り広くてゴージャス!バスタブも大きく大満足。
日本から持参したままずっと使えなかった「草津の湯」の入浴剤を、やっと使える日が(涙) -
夕飯は「Tatoys restaurant」へ。地元で人気のシーフードレストラン。
カニ肉のシシグ、イカのグリル、オイスター、空心菜の炒め物、ガーリックライスを注文。
フィリピン料理はどの店も大盛ですが、ここもボリュームがすごかったです。
味もおいしくほぼ完食。 -
翌朝はギマラス島へ。タクシーでターミナルへ向かいます。メーター制で初乗り40ペソ、100円くらい。
船着き場に着くと、チケットを渡され船に誘導されます。料金は出港後に支払い。一人30ペソ。安い! -
雨も上がり、青空の元ギマラス島へ向かいます。約15分の船旅。
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ギマラス島に到着。
若くて笑顔が素敵な職員が話しかけてきました。入島の手続きが必要とのことで観光案内所に移動。ワクチン証明を提示、用紙に住所や氏名を記入します。
皆さん笑顔で、旅行客が来てくれるのをとても歓迎してくれている様子!
この島は美しいビーチが有名とのこと。次回はぜひ一泊したい。
ジプニーやトライシクルの料金をあらかじめここで確認しておきました。 -
いよいよ初ジープニー。マニラでは治安の面から利用することはありません。
天井の低さにびっくり。頭をぶつけないよう身をかがめ、ぎゅうぎゅう詰めで座ります。15分ほどで街の中心サンミゲルに到着。
降りたとたん、トライシクルのお兄さんたちが「どこに行くの?」と私たちのまわりに集まってきました。
その時ジープニーから一緒に降りた若い子持ちのお母さんが、突然私たちに話しかけてきました。
このお母さんも客引き?とちょっと身構えると、
「観光?あそこのお店はここで一番有名なマンゴーピザの店だから、ぜひ行ってみて」と。
私たちが観光客と見て、親切に教えてくれたのでした。
少しでも警戒して申し訳ない気持ちと、感謝の気持ちでいっぱいに。 -
せっかく勧めていただいたので、お腹は空いていませんが入ってみることにしました。お昼時には満席になる人気店のようです。
ギマラス産のマンゴージュースとマンゴーシェイクを注文。
期待しすぎたのか、一口飲んであれ?
シロップが多すぎのようです。もう少し甘さ控えめがいいなあ。 -
コーヒーが飲みたくなり、ピザ屋の店員におすすめのカフェを聞くと姉妹店のカフェを紹介してくれました。
ピザ屋のガードマンに行先を伝えトライシクルを呼んでもらいます。親切にもドライバーと値段の交渉まで。 -
トライシクルはバイクの横にサイドカーを付けたもの。この座席に二人で座るので狭くてぎゅうぎゅう。
でもでこぼこ道の振動と、南国の風を感じつつ乗る初めてのトライシクルに、童心にかえって大興奮。 -
紹介して頂いたマンゴーアイランドカフェ。まだ新しいカフェで、素朴なギマラス島の中では目立つモダンな外観でした。
お値段はマニラ並みでしたが、香りもよくおいしいコーヒー。
店員さんもニッコニコの笑顔で対応してくれます。
うちの息子と同じくらいの年齢かな。どうやったらあんな可愛い笑顔が出せる青年に育てられるんでしょうか。 -
ギマラス島で作られた地元のお菓子が並んでいました。
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ドライマンゴーと、ピヤヤという柔らかなパイ生地に餡が挟まれたお菓子を購入。
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さあ、トライシクルに乗って船着き場へ戻りましょう。
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ギマラス島に来たからにはギマラス特産のマンゴーを買わなくては、と果物屋に立ち寄ってもらいます。
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まだちょっと青いギマラスマンゴー。5個で500ペソ。約1300円。
普段マニラで買うマンゴーよりもずっと高めの値段にびっくり。
夫がすかさず「高すぎるよ」と私に目配せ。
それを察知したお姉さん、今はシーズンじゃないから高いの、と一生懸命釈明。
かなりボラれている感を感じますが、交渉も面倒になりまあこういう時は素直にボラれてみようと購入。
お姉さんはとびっきりの笑顔でマンゴーを袋に詰めてくれました。 -
港に着きました。向こう岸にイロイロの街が見えます。
カラッとした晴天で、潮風が心地よい。 -
帰りのフェリーはほぼ満席。
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到着しました。順番に降りていきます。
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お昼ご飯を食べに旧市街へ。とりあえず涼しさを求めロビンソンデパートに入り、お店の場所を確認。
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イロイロの街は「バッチョイ」という麺料理が名物です。
ここは評判が良いという「Teds batchoy」というチェーン店。 -
ビーフバッチョイ。牛肉の塩ラーメンというかんじ。あっさりして食べやすいですが、絶賛するほどでもなく、、、。
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ポークロミ。ちゃんぽん風のとろみのあるヌードル。
これが熱くて熱くて、汗をかきかき食べました。 -
汗だくでどうしてもプールに入りたくなり、チェックアウト後でしたがホテルに交渉。
なんと500ペソでワンドリンク付き4時間プール利用のプロモーションがあるとのこと。
プールは強風でしたが誰もおらず貸し切り状態。 -
ヤシの木の様子からもどんなに強風かがわかりますね。
でも青空の元のプールで、汗も引き気分も爽快。 -
ホテル周辺は商業開発地区。大型ショッピングモールやコンベンションセンター、博物館が立ち並び華やかな雰囲気です。
「ブランデーミュージアム」に寄ってみることに。 -
ここは「Emperador」というスペインのブランドの博物館とのこと。
メガワールドというフィリピンで有名な不動産会社と関連があるようです。 -
ブランデーをはじめ、様々なお酒が陳列されています。値段もピンキリ。
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内部は無料のミュージアム。試飲もできる30分のツアーもありましたが、時間が合わずに断念。
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ブランデーが穀物ではなくブドウからできると初めて知りました。
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ミュージアムに併設されたカフェでは、ブランデーを使ったドリンクが販売されていました。
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ブランデーリキュールと抹茶のフラペチーノ。
ブランデーの豊潤な香りと甘さ、そして抹茶の渋みがマッチして、めちゃくちゃおいしかった!
これ絶対ほかの場所でも売ってほしい。しかも100ペソと安くてびっくり。 -
ショッピングモールの中庭は、このようなランタン飾りで華やかに。
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初めてのイロイロ、評判通り治安もよく、古い町並みから近代的な開発地区まで見どころも多く素敵な街でした。
これは地元で有名なビスコッチョというラスクのようなお菓子と、バタースコッチというヌガーとスポンジをミックスしたようなねっちりした食感の、恐ろしく甘いお菓子。 -
大事に持って帰ってきた、ギマラス産高級(笑)マンゴー。
4日くらいで食べごろになるとのこと。
どんな味か期待でいっぱいです。
日本でも外国でも、人に話しかけるというのは結構勇気がいりますが、フィリピンではだいたい誰に聞いても笑顔で対応してくれることを今回の旅でも実感しました。
シンガポールに住んでいた時は、中華系店員の笑顔ゼロパーセントの塩対応に心が折れたことも多々ありましたが(笑)、フィリピンではちょっとした交流に感動することのほうが多い気がします。
海外旅行でフィリピンというとセブやボラカイが有名ですが、イロイロの街もぜひもっと日本の方に知ってもらえたら嬉しく思います。
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