「東光寺」の彼岸花_2022_参道に”赤”、境内に”白” が咲いていましたが見頃末期でした(佐野市）

2022/09/22 - 2022/09/22

佐野市の「東光寺」へ、彼岸花を見に行きました。

栃木県佐野市には、JR両毛線と東武佐野線が乗り入れる「佐野駅」の南に、東武佐野線の「佐野市駅」があります。その「佐野市駅」の南、600mくらいのところに「東光寺」があります。境内は、東武佐野線に隣接していますが、境内よりも線路の方が低いので、電車が通っても、境内からは電車の屋根しか見えません。

「東光寺」はサクラで知られているらしいのですが、境内には彼岸花も咲いていると聞いて、見に行きました。行ってみると群生している訳では無く、参道には赤い彼岸花、境内の花壇には白い彼岸花が咲いていました。この日の彼岸花は見頃継続中でしたが、白い彼岸花は、色褪せたり、萎れたり、枯れ始めている花が目立ちました。

エリア 佐野(栃木)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車 徒歩

「東光寺」の境内の南端に、「山門」があります。

「山門」に続く参道は、石垣に囲まれて高くなっていて、この部分(幅が狭い）だけが境内のように見えます。

参道の東側に、赤い彼岸花が咲いています。

西側にも咲いています。どちらの彼岸花も、未だ蕾もあって、花は綺麗に咲いています。

「山門」から参道へ入ります。

参道の両側には、仏さま(修行僧？）の像が並んでいます。

参道のすぐ東側(生け垣の向こう側）を、東武佐野線が通っているのですが、線路が低いのと、生け垣があることで、電車が通ってますが屋根しか見えません。

参道の古木はサクラで、春には綺麗に咲くそうです。

参道の途中には、かなり立派な「仁王門」があります。

仁王像が安置されています。

中央の通路の両側に、置かれています。

そして裏側には、お地蔵様が置かれています。

反対側にはお釈迦様(阿弥陀様？）が置かれています。

「仁王門」を通り抜けます。

「仁王門」の先には、立派な建物があるのですが、これは本堂ではなさそうです。

南西側に咲いていた彼岸花です。見頃は終わっているようです。

こちらは、南東側の彼岸花です。上の写真の花と較べれば、まだ見頃のうち、だと思います。

東側の彼岸花は、まだ十分綺麗に咲いています。

参道の西を見ると、別の山門があり「亀峰山 法雲禅寺」と書かれています。

ネット情報によると、「伝教大師最澄が東光寺と共に創建し、当初は法雲庵と称していた」そうです。なので、当初は「東光寺」と一体の存在だったのですね。

「東光寺」には、佐野市の文化財に指定された巨木が、２本あります。

写真(彼岸花の後方の木）は、樹齢が300年とも500年とも云われている「榧（かや）」です。

大きくて立派な建物の後ろには、もう一つ”門”があります。「中門」と呼ばれています。佐野市指定の重要文化財です。

堀田摂津神正敦が築いた「植野城（堀田佐野城）」の”陣屋の大手門”を、廃藩置県のときに、堀田家の菩提寺である「東光寺」に移築したもの、だそうです。

「中門」から中を見ると、おそらく、この建物が「本堂」だと思います。

「中門」を入ると、すぐ右に「鐘楼」があります。

正面の建物が「本堂」だと思います。

「中門」から「本堂」への参道の東側に、植栽のエリアがあります。

その植栽エリアに、白い彼岸花が咲いています。

植栽エリアは、「鐘楼」の東側まで繋がっています。写真の右端に見えているのが「鐘楼」の基礎部分です。

植栽エリアから。「本堂」方向を見た景色です。左奥には、赤い彼岸花も見えます。

白い彼岸花、変色したり、萎れ始め、そして枯れ始めてる花もあるので、見頃末期ですね。

見頃末期ですが、綺麗な花も（探せば）まだあります。

自然の中の群落とは違いますが、綺麗に咲かせています。

”白い彼岸花が多い” ことで知られているようです。

”赤”よりも、”白”のほうが、花期が早いようで、傷み始めた花が(赤よりも）目立ちます。

もう少し早く来れば、もっと綺麗だったのですね。

「本堂」と白い彼岸花ですが、だいぶ開きすぎですね。

「鐘楼」と白い彼岸花です。まとまれば、まだまだ綺麗です。

晴れて青空が広がっていれば、もっと綺麗だったと思うので、残念です。

東側の植栽エリアには、赤い彼岸花も咲いています。

彼岸花以外の花も……、これは秋明菊でしょうか。

北側から見た”植栽エリア”です。立派な松の向こう側に「鐘楼」があり、その右奥に「中門」があります。

「本堂」の前にも、綺麗な花壇があります。

「本堂」の前から「鐘楼」を見ると、違った景色が見られます。

♪　白とんじゃった♪　白とんじゃった♪　白とんでっちゃったら……♪♪

白い花って難しいですね。

境内に置かれていた石像は、猫型ロボットかと思ったら、○ン○ン○ンでした。

他にも、寺院らしい像も置かれています。

二人並んでいる像や、

三人並んでいる像もありましたが、背景の花が、ちょっと残念な状態でした。

東武佐野戦に隣接した「東光寺」は、春のサクラが見事、とのことなので、来春に期待して、これで帰ります。

(　おしまい　）