2022年8月：牛が自由に歩き回る離島，塔門を歩く！［香港：塔門］

2022/08/22 - 2022/08/22

暑さもピークを過ぎたであろう，ということで再び郊外へハイキングへ｡
Tripadvisorの香港観光地1418件中159位の場所｡
香港の他の離島と同じく，海鮮を売りにしている｡
中環から行ける離島より交通の便が良くないのでお手軽感はないが，のんびり過ごすには良い場所｡

エリア 香港(香港)

沙田の駅から27のミニバスに乗って馬料水碼頭へ｡

ここから塔門へ向かうフェリーに乗船｡

釣り道具をいっぱいに抱えた人も列に並んでいる｡

フェリーも定員いっぱいいっぱいに乗っている｡

フェリー航路は入り江を｡
穏やかな海を進んで行く｡

幾つかの港を経由して塔門に到着｡

エンジン音が大きいフェリーが去ると港は静まり返る。

風月無辺亭付近はすでにお土産の露店が。

塔門の説明書き。

塔門海傍街に入ると食堂が並んでいる｡

週中の午前中ということもあり，街はひっそり｡

何軒かの商店があるだけかと思っていたら，意外に長い通りだった｡

所々に歴史を感じる看板やシャッターがある｡
海辺だからか錆びた看板も多かった｡

通りを越えると住宅街。

住宅地の先から島の反対側へ行く道が。
その途中には廃墟も｡
昔はもっと人口が多かったかも｡

島の反対側に行くと一気に視界が広がる｡
島の反対側の拠点，塔門山頂観海亭から丘と海を眺める｡

とりあえずここで一休み｡
風があるのがせめてもの救い｡

海を見下ろしながら頂上へ向かう。

龍景亭｡
木に囲まれているので眺めは良くない。

ここから海に下りれるか試みる｡

少し下りると一気に景色が｡
牛糞が至る所に落ちているので歩くのに注意が必要｡

遠くから聞こえる船のエンジン音が響いている｡
辺りの静けさを演出してくれる｡

風が心地よい｡

崖に邪魔され下りれなかった｡

無理に下りる必要もないので，早々に諦め南に向かう。

ここから浜辺に下りれるが，塔門のもう一つの目玉，畳石へ｡

振り返り，先程いた塔門山頂観海亭を｡

木陰のないコースを黙々と歩く｡ 南丫島を思い出す｡
そういえばかなりの間，南丫島へ行ってない。

海の色が美しい｡

牛が放牧されている。
道を塞いで動かない牛もいた。
闘牛を思い出し緊張したが，ここらの牛は穏やかだった｡

牛がたくさんいるエリアを抜けると，整備されたエリア｡
海を眺めるベンチ｡

塔門呂字畳石｡
呂の字になっているとか｡

地質公園に指定されている地域なので，岩場を眺めているだけで楽しい｡

ここで昼食を｡
波の音を聞き，潮風にあたりながら｡

日陰を探すのは苦労した｡

見る角度によると少し傾いている｡
しかし，綺麗に石が重なり合っている｡

水が透き通っていて美しい｡
贅沢なひと時｡

よく見ると岩が突き出ている｡
異星感がある｡

ゆっくり過ごした後は港へ戻る｡

漁民新村を通って港へ｡

いい雰囲気の歩道だが，直射日光がキツい｡

村に入るにはマスクをつけねばならないとのこと｡
後にマスク跡の日焼けがつく｡

榕樹村｡
団地のような長屋のような｡
炎天下の中バスケをする人はいない｡

ここにきて塔門が歓迎してくれていたことに気付く｡

後は港へ向かうだけ｡

生活感溢れる住宅街を横切って行く｡

週末でないので，人っこ一人歩いていない｡

時間になったのでフェリーに乗り込む｡
フェリーにもオクトパスカードを読む機械が設置してあった｡
年季が入っている｡

いつかまた塔門に来る日まで｡

先ほど歩いた榕樹村を海から。

こちらは先ほどの長屋｡

心地良い揺れで，一気に眠気が…｡

高流湾咀｡

劉屋を眺めながら黄石湾へ｡

黄石碼頭で西貢行きのバスを待つ｡
持参してきた水を飲み切ってしまったので自販機で飲み物を｡

西貢に到着｡
定番の船上魚屋｡

島から帰って来たばかりなので船の呼び込みには興味無し｡

午後の暑さにやられそうなので休憩｡
パイナップルスムージーを｡
海を眺めるためにテラスで｡
中でクーラーにあたりながらの方が良かったかも…｡

人が行き交う様子をのんびり眺める｡

日傘は必需品。

夕方までダラダラと。

夕食はハンバーガー｡

厚めのポテトフライとビーフパテ｡
食べ応え十分｡