2022/06/28 - 2022/06/29
14位(同エリア1395件中)
ロムルスさん
初夏の箱根を、小田急の箱根フリーパスで周遊しました。初日は強羅公園へ、翌日はロープウェイで大涌谷へ、海賊船で芦ノ湖を周遊し、温泉に浸かって1泊2日を過ごしました。
(宿泊)
東急ハーベスト箱根天神平
(ルート)
1日目、富士屋ホテルでカレーランチ、強羅公園バラ園散策、宿でテニス
2日目、ロープウェイで大涌谷と芦ノ湖周遊、帰路天山に立寄り
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
6月28日、小田急ロマンスカーで箱根へ
6月なのに30℃超えの日が続く東京を離れ、はこね3号で箱根湯本へ。小田原が近づくと酒匂川の支流に沿って走ります。 -
箱根湯本駅(9時53分着)
箱根はちょうど紫陽花の季節で、駅も飾られていました。10時11分発の箱根登山鉄道に乗り換えます。 -
早川橋梁(出山の鉄橋)
緑深い箱根山を、登山鉄道はスイッチバックしながら山を登って行きます。途中の出山信号場では、眼下に通ってきた早川橋梁が見えました。 -
宮ノ下駅(10:37)
約30分で、紫陽花の花に囲まれた、宮ノ下駅に到着しました。今回は富士屋ホテルでランチのためここで下車します。 -
宮ノ下駅
強羅までのちょうど中間点にある宮ノ下は、古くから温泉場として栄えたところです。 -
奈良屋カフェ
駅前には、かつての老舗旅館の奈良屋が営む、足湯カフェがあります。 -
富士屋ホテル
宮ノ下駅から徒歩5分、明治11年開業の箱根を代表するクラシックホテルです。 -
花御殿
こちらは昭和11年開業の別館、花御殿です。これら建物の多くが、登録有形文化財に指定されています。 -
ロビー
2020年に改装され、スッキリとして広く感じられるようになりました。 -
エントランス
入口からフロントへ登る階段の赤い欄干と、龍の彫刻は健在です。 -
レストラン・カスケード(11:30)
改装以降、メインダイニングのザ・フジヤはコース料理のみの扱いになってしまったため、今回はフォレスト・ウイングでのランチです。 -
チキンカレー(3200円)
目当てはこれ、大正4年から受継がれた伝統のカレーです。1957年インドのネール首相をはじめ、歴史上の著名人にも多く饗されたそうです。付合せからラムレーズンとピクルスが外されたのは残念。 -
公園下駅
昼食後は、強羅公園のバラの花がちょうど見頃だということで、強羅駅を経由してケーブルカーで強羅公園へ向かいます。 -
強羅公園(13:00)
大正3年に開園した日本初のフランス式庭園です。ケーブルカーの公園下駅からすぐ、ここは箱根フリーパスで入場無料になります。 -
ローズガーデンとヒマラヤ杉
噴水池からヒマラヤ杉へ登った先に、目指すバラ園がありました。園内は階段が多いので、バラ園へは公園上駅から行くのが正解でした。 -
音楽堂
見晴らしポイントに立つ音楽堂から下の斜面に、140種類、1000株の薔薇が、ちょうど美しく咲き誇っています。 -
ローズガーデン
バラ園の中は、舗装された遊歩道があり、ゆっくりまわって鑑賞できるようになっています。 -
ローズガーデン
今日の午後は、強羅でも陽射しが強く、暑くなってきました。ちょっと涼しい場所で休憩することにします。 -
一色堂茶廊(14:00)
噴水池の横にあるとても雰囲気のいい洋館風のカフェがありました。 -
一色堂茶廊
中は天井が高く優雅な雰囲気です。ここで冷えたワインをいただき、小休止することにします。 -
東急ハーベスト箱根天神平
今日の宿は、強羅から早川の谷を挟んで反対側にある、東急ハーベスト天神平です。静かな森に囲まれた雰囲気のホテルです。 -
フロント
まずフロントでチェックイン。テニスコートにも空きがあるとのことなので、早速コートも予約しました。 -
東急ハーベスト・テニスコート
コートは本館の下に5面、緑の木々に囲まれて、全天候型の綺麗なコートが並んでいます。(1面2000円/時) -
東急ハーベスト・テニスコート(16:00)
ボール、ラケット、シューズは無料レンタルが用意されています。少し日が陰ってきた所で、1時間だけテニスしました。 -
プール
テニスの後は、プールでクールダウン。5m×15mと少し小さい室内プールですが、先客ゼロでした。 -
露天風呂
温泉は麓の宮城野から引いているそうです。露天風呂もありますが、少し小さめです。 -
内湯
内湯も少し小さめですが、宿のキャパ自体が小さいので、それほど混みませんでした。 -
フロントロビー
夕食は1階のフロントロビーへ降り、その横にあるレストランでいただきます。 -
レストラン箱根天神平(18:00)
木々の緑が美しく映える、落ち着いた雰囲気のレストランです。 -
6月にちなみ、先附には京菓子の水無月を型取った豆腐が添えられていました
(先附)水無月豆腐、梅肉餡掛け北寄貝
(御椀)海老真丈、若玉蜀黍、
(造里)本鮪、羽太、縞鯵、芽物色々 -
お酒は、丹沢山など地酒の飲み比べにしてみました
(焚物)鱸と湯葉の養老蒸し、鼈甲飴、茗荷
(焼物)伊佐木若狭焼、蓴菜、蜀黍カステラ -
彩りも美しく、美味しい夕食でした
(食事)貝柱御飯、赤出汁、香の物
(甘味)水羊羹、オレンジ、キウイ -
客室
お部屋は、東急ハーベストらしい、センス良く落ち着いた色合いの客室でした。 -
6月29日、朝食
今日はケーブルカー、ロープウェイ、遊覧船と乗り継いで、箱根を一周します。朝食は、昨晩と同じレストランです。 -
朝食
ゆっくり朝食をとり温泉に浸かって、11時に、最初の目的地、大涌谷に向け出発します。 -
強羅駅(11:30)
強羅駅から早雲山駅まで、ケーブルカーで登ります。所要時間11分、ケーブルカーでは珍しい途中駅が4つあります。 -
早雲山駅、cu-mo箱根
終点の早雲山駅は2020年に改装され、早雲山の雲と箱根山の木イメージしたcu-mo箱根がオープンしていました。 -
cu-mo箱根
大文字を望む見晴らしのいいテラスには、円形の大きな円卓が置かれ、足元には箱根らしく足湯が設けられています。谷を渡る風が涼しく気持ちいい。 -
ニューベル
これは、早雲山に浮かぶ雲をイメージした綿菓子の乗った、遊び心満載のバナナとリンゴのスムージーです。(750円) -
早雲山駅(12:30)
つぎは、ロープウェイで大涌谷へ向かいます。所要時間は12分。ロープウェイは1分間隔で常に出発しています。 -
強羅の温泉街と大文字
ロープウェイは、強羅の温泉街を見下ろしながら早雲山を登り、大涌谷を越えて行きます。 -
早雲山から富士山を望む
早雲山の山頂近くからは、遠くに富士山も見えました。このあたりはかなり風も強いです。 -
大涌谷
稜線を越えると、その先の眼下には白煙を上げる大涌谷が広がります。温泉を掘る塔や送湯管も見えます。 -
大涌谷を渡るロープウェイ
振り返ると、すれ違ったロープウェイが大涌谷を渡っていく姿が見えました。風は強いですがロープが2本あるため、さほど揺れません。 -
大涌谷全景
ロープウェイの大涌谷駅から出ると、名物の黒玉子を売る道の駅と、その先には白煙を上げる噴煙地が見えます。 -
黒玉子のモニュメント(13:00)
玉子を大涌谷の温泉池で60分ほど茹でると、殻に温泉の鉄分が付着、硫化水素が反応して硫化鉄(黒色)になり、これを15分ほど蒸すと黒玉子が出来上がるそうです。 -
自然研究路
延命地蔵から先の噴煙地や温泉池に向かう自然研究路は、火山活動が活発なのため、ガイド付きツアーのみ入場可能となっていました。 -
富士山とロープウェイ
黒玉子茶屋の近くからは、芦ノ湖へ向かうロープウェイの背景に、美しい富士山の姿が見えていました。相変わらず風は強いです。 -
姥子駅へ向かう(13:30)
再び大涌谷駅からロープウェイに乗り、姥子を経由して、芦ノ湖湖畔の桃源台へ向かいます。 -
桃源台駅
20分ほどで、芦ノ湖畔の桃源台駅に到着しました。ここで、海賊船型の芦ノ湖遊覧船に乗り継ぎます。 -
桃源台港(14:00)
桟橋には青い船が1艘泊まっているのが見えます。次の船は14:20出港とのこと。間もなく、元箱根港の方からもう1艘、赤い船がやってきました。 -
ビクトリーとクイーン芦ノ湖
乗船が始まりました。今度の出港は、いま到着した右側の最新船、クイーン芦ノ湖だそうです。 -
ビクトリー号
左側の船ビクトリー号は、18世紀のイギリスの戦艦ビクトリー号を模して2007年に建造された船だそうです。 -
クイーン芦ノ湖号
芦ノ湖にある3隻の海賊船の中では1番新しく、2019年就航で、船内は木目調を活かしたリゾートを感じさせる優雅な造りになっています。 -
桃源台港を出港(14:20)
定刻に桃源台港を出港、箱根町港を経由して元箱根港へ向かいます。所要時間は約40分です。 -
芦ノ湖の海賊船
芦ノ湖の湖上は思った以上に涼しく、半袖で甲板に立ち風に当たると寒く感じるほどです。 -
箱根町港
出港後約25分で、箱根の関所がある箱根町港に入港です。桟橋には18世紀のフランス軍艦ロワイヤル・ルイを模したロワイヤルⅡが停泊していました。 -
箱根神社
箱根町港に10分ほど停泊し、次の寄港地の元箱根港へ向かいます。途中、パワスポットとして有名な箱根神社の鳥居の沖を通過します。 -
元箱根港へ入港(15:00)
船は芦ノ湖の南端、元箱根港に入港します。夕方が近づき、空には雲が少し多くなってきました。 -
Bakery & Table 箱根(15:30)
ちょっと遅い昼食をイートインのできる湖畔のパン屋さんでとりました。このお店、外の席には足湯もありました。 -
元箱根
15時15分に、往復できる最後の桃源台港行き海賊船が出港すると、湖畔は急に人影もまばらになってきました。 -
天山湯治郷
箱根周遊の締めくくりは、天山湯治郷でお風呂に浸かり、夕食をとって帰ることにしました。元箱根港からバスで20分ほどで天山湯治郷に到着。 -
ひがな湯治 天山(16:00)
日帰り入浴施設ですが、高級旅館のような門構えです。箱根フリーパスで100円引きになりました。(1200円) -
ざしきぼっこと雨宿り
湯上がりは露天風呂の奥にある、ごろ寝スペースのざしきぼっこや、読書室の雨宿りでしばし休憩。 -
ざしきぼっこ
ごろ寝スペースざしきぼっこの前には、小川のせせらぎが涼しげな音をたてています。 -
ざしきぼっこ
初夏の蝉の鳴き声と小川のせせらぎ、吹き抜ける風がとても心地よく感じました。 -
食事処 楽天(18:30)
夕食は附属施設の食事処楽天です。すべて半個室になっているので、ゆっくり落ち着いて食事ができます。 -
箱根山麓豚の温泉湯くぐり
これは、温泉の湯を使った豚しゃぶのセットです。アルカリ性の温泉水がヘルシーとのこと。コスパも最高です。(1980円) -
天山湯治郷(20:00)
フルにリラックスして東京へ帰ります。この時間からでも余裕で帰れる近さも箱根の魅力です。
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