2022夏の紋別ひとり旅、1泊2日

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2022/07/31 - 2022/08/01

149位(同エリア317件中)

hanamaruさん

猛暑の東京を抜け出して、さわやかな夏の紋別一人旅。甘くてプリプリのホタテ。カモメの鳴き声が響く人のすくない港町。ハマナスが海風に揺れるオムサロ原生花園は貸切状態。東京帰ったら、なんでみんな紋別行かないの？と言いまくりたい。

エリア

初めてのANAプレミアムクラス。ラウンジにて、朝から一番絞り。とくたびで9000マイル使用。プレミアムクラスへのアップグレードは7000円。
和食には日本酒だよね。味わい深く手の込んだ食事。機内食久しぶり。
プレミアムクラスのお客の中にはエラそうな人も。CAさん大変ですね。私は礼儀正しくしましたよ。
「紋別タッチありがとう」プレートを掲げ手を振る係員。紋別タッチという言葉を、旅の計画中に初めて知った。修行中の男性、オタクな雰囲気でCAさんに馴れ馴れしい。CAさんも大変だ。
ANA便しか発着しない空港。飛行機が建物に横付け。デッキには搭乗客を迎えにきた人達が手を振る。特別感があり面白い。
紋別空港から無料のバスでバスターミナルへ。15分くらいで到着。観光案内所で、地図や時刻表を入手。オムサロ原生花園への行き方をおしえてもらった。
雄武町行きに乗り、川向4線下車後、徒歩4分。
13:51発まで40分ほどある。すぐ近くの道の駅にあるローカルなスーパーを物色。紋別博物館を観たかったんだけど、あいにく月曜日は休館。

セイヨウトウキ。グーグルレンズをかざして調べた。民家の庭先にもよく見かけた。
耳元に絶え間ない風の音。嵐が丘の舞台、イギリスのハワースに行ったときを思い出した。外国の景色みたい。人がすくない。紋別の町からバスで20分。これは穴場だ。
これがオホーツク海かぁ。海の幸をありがとう。
浜辺をポニーが散歩していた。
休憩所売店の、高校生くらいの男子によるソフトクリーム。クオリティが少々あれですが、そんなことちっともかまわない。帰りのバス停の場所を教えてくれてありがとうございました。
紋別高校行き、16:21に乗るんだね。ふーん、2時間近くある。でもね、そんなに時間をもて余すこともなくちょうどよかったです。

とはいえやはり時間が余ったので、国道をはさんで向かいにあるオムサロ遺跡公園へ。アイヌ原住民の住居跡。人気のない森の中にあり、マスクを外してフィトンチッドで森林浴。小高い丘の目の前にオホーツクの海の幸、裏手に山の幸。最高の立地だね。
ぐるっと一周して10分もかからない。しばし一万年前のアイヌ原住民の暮らしに思いを馳せる。
ちょっとたよりないバス停。バス、来てくれるよね？来なかったらヒッチハイクかな。
無事に紋別市内に戻ってきました。今夜のお宿は、紋別プリンスホテル。道民割の影響か、駐車場は北見ナンバーの車がぎっしり。
駐車場側のコンパクトなお部屋。建物は古いけど、内装はきれいでした。口コミに、カモメの鳴き声で目が覚めたという文句があったけど、それって、最高じゃない？そういう感覚の人は旅に向かないよ。

北海道にきたらガラナを飲むと決めている。コーラとファンタグレープの中間みたいなお味。
港町のうらぶれた盛り場。演歌が似合う。ご出勤のお姉さん（おばさま）が急ぎ足でスナックに消えていく。
夕食は、紋別セントラルホテルへ。ホタテづくし御膳。これで1980円！大満足！レストランの皆さんもめちゃくちゃ感じよい。紋別最高！なんでみんな紋別行かないの？
ホタテ、明太子ラブ。特筆すべきはライブキッチンのオムレツ。ふわふわとろとろ。シェフはニコニコ親切で、明るく声がけをしてくれる。ほかのスタッフも目配り、心配りが素晴らしい。頭が下がります。
ホテルのベッドがあまりにも寝心地よくて、結局チェックアウトぎりぎりまでゴロゴロ。紋別バスターミナル近くのお土産店で、ケンミンショー紹介のホタテエレガンス購入。紋別がすっかり好きになり後ろ髪引かれる思いで空港へ。
東京からの飛行機着陸シーンを待つ人びと。すごいエンジン音。一見の価値あり。今日も紋別タッチありがとうのお出迎え。孫や子供を迎えにきている人達、デッキから名前を呼んで手を振り合う。ジーンとする。