マラケシュ４泊５日の旅②砂漠の入り口の街へ

2022/06/18 - 2022/06/22

マラケシュ旅行３日目。出発前に手配した運転手兼ガイド付個人日帰りツアーで世界遺産のアイト・ベン・ハッドゥと、砂漠の入り口の街ワルザザードへ。

今回のツアーは宿泊したリヤドを通して申し込んだ。ネットで見つけたツアー会社にも問い合わせたけれど返事がなし。現地で直接申し込む選択肢もあったけれど、コロナ明けで様子が掴めなかったのと、現地でツアー探しに時間を費やしたくなかったので手っ取り早くリヤドを通して予約。

本当は泊まりがけの砂漠ツアーやアトラス山脈の渓谷まで行くツアーに参加したかったけれど、時間と体力的な問題で今回は断念。それでもこのツアーのおかげでマラケシュとは全く違うモロッコの雄大な風景を垣間見れた。

心残りは、移動中思いがけず体調を崩して世界遺産アイット・ベン・ハドゥを堪能できなかったこと。

エリア ワルザザート(モロッコ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝８時、フナ広場にあるカフェ・ド・フランスで待ち合わせ＆出発。ドライバー兼ガイドは空港送迎ドライバーと同じ人だった。

マラケシュから１時間半も行くと雄大な自然の風景。位置的にはマラケシュとワルザザードの真ん中くらい。

一ヶ所目の目的地：テルエ要塞（Kasbah de Télouet）

素敵な木製のドア

私の好きな凝ったデザインの鉄柵。壁や床のタイルも美しい

天井も凝っている

ここで私が一番気に入った箇所。写真ではわかりにくいけれど、窓から射し込む光を受け、エキゾチックで独特な雰囲気を醸し出していたのです

内部の一室

窓からの眺め

屋上テラスからの眺め。
暑さを彷彿とさせる赤土の風景と雪を被った山々の景色のコントラストが面白い

次の目的地、世界遺産アイット・ベン・ハドゥ

入口のお土産屋さん

迷路のような村内。ここも色々な映画のロケ地に使われているらしい

階段でニャンコ発見。暑いよね～

と、ここまではよかった。が、頂上付近で突然お腹と胃の調子が悪くなり、あまりの辛さに手が小刻みに震え始めたので、これは不味いと助けを求めたら、すぐ近くにいたベルベル人の男性がカフェのトイレに案内してくれた。私を待っている間、相方は彼と色々話しをしたみたい。とても親切な人でした。トイレの使用量を含めたお礼のチップも最初は頑なに受け取ってもらえず、旦那のあまりのしつこさに折れたものの、多すぎると言って少しだけとって後は返されました。帰りは言われるままに通された家の内部の階段を降りるとあら不思議、ものすごい近道であっという間に丘の下方まで降りられたのでした。ベルベル人のお家が垣間見れたのはラッキーだったが、マジ辛かった。腹痛で手が震えたのは人生初。

というわけで、ハイライトの頂上まで行くどころか、ほとんど見学せずにここを去ったのでした。無念。すまぬ、相方

別の集落

「アラビアのロレンス」という映画のロケ地として使われたというワルザザードの町近郊のティフルトゥトのカスバ(Kasbah de Tifoultoutte)

ワルザザードの町自体は特に見どころはないので、車窓から眺めて終わり。

アトラス・コーポレーション・スタジオ。ここも外見だけ。

帰り道、ワルザザードに住むドライバーのお姉さんの家に「挨拶したいから」と言って連れていかれ、ミントティーや日没後に食べるお菓子やデーツをご馳走になる。

が、後で相方に「これはドライバーやその家族の小遣い稼ぎだよ」と言われてびっくり。モロッコの人はほんと商魂逞しい

胃が気持ち悪くてほぼ手をつけられなかった。無念。

アボガドのジュース。調子の悪い胃に効くから、と強く勧められたので仕方なく飲んだ。人生初アボガドジュース、すっごく美味しかった。

夕焼けが綺麗

日没後、どこかしらの小さな町のオープンテラス式簡易食堂でドライバーの食事のため停車

ラマダン中は日の出出ている間は食事だけでなく水１滴も飲めないので、胃に優しい塩で味付けたしただけのシンプルなひよこ豆のスープ。まわりのお客さんもみんなこれ食べていた。日本のお粥みたいな感じで美味しかった。

２０時。やっとジャマ・エル・フナ広場到着

ここは夜のほうが断然賑わっている。
昼間は暑すぎるしね。日没後の食事を終えた地元民もたくさん歩いていた。ちなみにフナ広場、夜間は車の侵入禁止。

この日はさすがに夕食はパス

リヤドのスタッフに胃の調子が悪いことを話したら、この症状によく効くタイムのお茶を作ってくれた。ドライバーのお姉さんもタイムのお茶を飲むといいと言っていたな。日本人が風邪の引き初めに生姜湯を飲んだりするの似てるかも。

③につづく