東京散策　くにたち散策と国分寺の不思議な兒島画廊へ

2022/06/30 - 2022/06/30

北海道旅行後の東京滞在中に、気になる行きたい所は行ってやろうと歩き回るのでした。

４トラベルの誰かさんの国立の写真が、まるでドイツの家屋みたいに見えて、その家屋を探しに行って来ました。
その誰かさんの名前を忘れてしまいました。もし私だと気が付けば教えて下さい。お詫びとお礼を申し上げたいです。

国分寺の兒島画廊は４トラベルの私が師匠と仰ぐ唐辛子婆さまの旅行記で知り、行きたかった所です。私はいつも唐辛子婆さまの足跡を追従しています。
やはり、奇妙不思議奇想天外夢物語の様な世界でした。

エリア 国分寺・小金井(東京)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

４トラベルで見たドイツ風住宅を探しに国立駅にやって来ました。

国立駅の前に古めかしいお洒落っぽい建物がありました。
覗いてみます。

旧国立駅舎 まち案内所 名所・史跡

旧国立駅を再現しており、ノスタルジーを感じます。

大正、平成、令和と同じ形を維持しながら駅舎を保存しているのですね。

駅舎内は街の案内所にもなっており、中ではNHK番組駅ピアノみたいにピアノを弾かれている方がいました。かなり上手です。猫ふんじゃったぐらいを弾ける方は、演奏するのはちょっと恥ずかしいかな。

駅前から一直線に街路樹が通っています。

国立の名前がこくりつとも読めますので、真面目で教養高い街なのかなと想像します。

この字体好きだな。
これだけで、この街はセンスがいいのではと即判断。

深い木々に囲まれたレンガの建物は何でしょうか。
以前行った、ロンドンの街並みに似ています。

なんと一橋大学だったのですね。
思い出すのは石原慎太郎だけです。
やはりインテリジェンスの街なんだ。

ちょうど、参議院選の公示中だのでポスターを眺めました。
東京って全く私が嫌いな連中ばっかりじゃないの。変なのが多すぎる。

私が目指したドイツの街並みにやって来ました。

でも、どうみてもドイツ風ではないですね。

この建物をドイツ風と思ったのでしょうか。
きっと、参考にした４トラベルの方の写真がそれらしかったのでしょうね。

お店の中は古い着物が沢山置かれていました。

お隣のお店はお蕎麦屋さんでした。
この木造建築をドイツチロル風とも思ったのでしょうか。

折角なので、ここでお蕎麦を頂きます。
民芸調の内装です。

食卓に食べる唐辛子が入った缶がありました。
唐辛子か・・・唐辛子婆さんがお書きになった旅行記を思い出しました。
そうだ。この後、そこへ行ってみようと決めました。

ドイツ風と思った街並みにさよならです。
後悔していません。
私の格言・・・・行ってみないと分からない。

国立駅へ帰って来てトイレへ。ここのトイレ標識は公共なのにオサレなのです。
次は、近くの駅　国分寺へ行ってみます。

4Tの唐辛子婆さんの旅行記で知った興味が湧く兒嶋画廊さんへやって来ました。
今日はとても暑いので、国分寺駅からタクシーでやって来ました。
運賃はワンメーター500円です。東京が私の田舎より安いのに驚きました。

丘の上APT（アパート）という表札があります。
この画廊はオーナーの兒嶋俊郎さんの祖父・兒嶋善三郎がアトリエとして建築家・藤森照信が作られたお宅です。

しまった！丘の上のAPTの写真を撮り忘れていました。
他の方の画像から写真を拝借して来ました。すみません。
今の壁の色はグレーに変わっていました。

画廊の中に入ると、琉球染物の展示会が催しされていました。

琉球染物の他にも日本の織物、世界中の布などがあり、全て個性があり美しかったです。
これを、兒嶋オーナーはマンツーマンで私に説明して下さるのです。
そして冷たいお茶までご馳走になり、有難うございました。

世界中の珍しい物が収集されており興味が尽きません。
これはアフリカかな。

これはアフリカの安産を祈る像と聞きました。

こちらもアフリカですかと尋ねたら。
いえいえ、こちらは縄文土器ですと。
これだから教養のない人は困ります。

オーナーご自身の創作品もあります。
木の枝を人に見立てた作品。豹柄をまとっています。

じーっと見つめるウサギ｡存在感あるな～

この間、霧多布岬で見たラッコかな。

オー恐わ、犬の顔。この模様が何処かの国の柄らしいのですが忘れました。

コケコッコー私も見てよと、強そうなニワトリ。

沢山の木彫り動物がそこら中に居ます。
おそらく夜になると動きだすのかな。

可愛い女の子、凄い想像力だな。
木材を見た瞬間に作品が思い浮かぶのだろうか。

内部を見終わって、建築家・藤森照信の作品家屋が隣にも有ると言うのでいったん外へ出ます。

こちらがチョコレートハウスと言う作品です。
飛び出している家は茶室だそうです。

私はこの奇想天外な建築物が一気に好きになり、建築家・藤森照信の大フアンとなりました。

気になる裸婦像がありました。
オーナーの祖父・兒嶋善三郎画伯の奥様がモデルだそうです。
オーナーが、おばあちゃんの裸だから照れるんだよと言うので笑っちゃいました。

小さい画廊ですが、この画廊には見たことのないような混とんとした世界が渦巻いており、とても珍しいものを見せて頂きました。
兒嶋オーナー様、本当にご案内有難うございました。

帰郷し、すぐに図書館へ行き建築家・藤森照信の本を借りました。
私の想像を絶する作品が紹介されており、現物の作品を一つからでも見に行きたくなりました。

この旅行記へのコメント （12）

• yamayuri2001さん 2022/08/19 14:51:07

  駅ピアノ！

  kenjiさん、こんにちは。
  国立に行かれたんですね！
  駅ピアノの番組が始まった当初、私は
  燃えました！
  これ、やってみたい！
  しかし、番組が進むにつれて、プロ級の人々が
  多数登場するようになり、無理だな・・・
  と思うようになりました。
  この前、大さん橋で真っ白いｐｉａｎｏがあり、
  誰でも弾けるようになっていました。
  弾こうかなと思いましたが、勇気が出ませんでした・・・
  
  ドイツの街並みと古い着物とお蕎麦・・・
  このミスマッチこそ、国立の魅力？！
  
  アトリエでマンツーマンで解説して貰ったなんて、
  贅沢ですね！
  ウサギとラッコは気に入りましたが、
  他の作品は、結構インパクトの強い物ばかりですね・・・
  
  kenjiさんも、やっぱり、夜には人間には解らない世界があると
  考えますか？
  そんな世界、あったら楽しいですよね！
  おもちゃのチャチャチャみたいな。
  
  チョコレートハウスの茶室が素敵ですね。
  ホットチョコが飲めるのだろうか？
  
  勉強家のkenjiさんは、すぐに図書館へ行ったんですね。
  向学心は、絶対に大切ですね。
  見習わないと！
  
  yamayuri2001

  olive kenjiさん からの返信 2022/08/19 16:05:10

  Re: 駅ピアノ！

  百合さんは音楽関係をたしなんでいましたよね。
  
  私も駅ピアノの番組見るの好きで、初めて国立でそのような場面に遭遇したものですから、やったーと思ってしばらく聴いていたのですが。
  皆上手すぎるし、予約台帳なるものがあり、もうびっしりと予約が埋まっていました。
  これって、ちょっとテレビの雰囲気と違うなと思って失礼しましたが、色々な人が習い始めの方からプロミュージシャン迄行きがかりで演奏する所がいいのにな～　まるで独演会か練習場みたいな感じで、そりゃ百合さんも躊躇したのは、なんとなく分かります。
  
  私はまだ夜の不思議な世界を見たことがありませんが、おそらくウオルトディズニーや宮崎駿やスピルバーグは、見える力を持っているのでしょうね。
  だから、あのような想像を絶する世界を表現できるのだ。
  
  図書館で本借りたと言っても、作品集を眺めるだけ、難しい文章はパス、パス、パス。睡眠薬よりご本の方が早く眠りにつけます。
  
  盛夏も少し秋の気配が入り込んで来たのでしょうか。
  そんな時、行ってみたいな～と思うのがサロマ湖畔かな。
  待っています新旅行記を。
  

• 唐辛子婆さん 2022/08/16 21:27:11

  くやちい

  olive kenjiさん
  
  こんばんは。すっかりご無沙汰いたしました。
  
  その間に国立のお蕎麦屋さんにいらしてたんですね！くやちい！
  いつだったかお花見に行った時このお蕎麦屋さんに寄ろうと思ったら
  長蛇の列で入れなかったんです。
  https://4travel.jp/travelogue/10759945
  
  それにしてもチョコレートハウスまでたどり着いておきながら
  タンポポハウス（テルボのお宅）訪問しなかったなんてっ！＾＾！
  
  それとわらわのことを「師匠と仰ぐなんて書かないでくださいまし。
  とんでもなく偉い人だと誤解されちゃうではありませんか！
  
  唐辛子婆

  olive kenjiさん からの返信 2022/08/17 06:16:10

  Re: くやちい

  唐辛子婆さま　ホント大変ご無沙汰しておりました。
  お元気でしたか。おそらくお元気そのものであったと想像します。
  また沢山の旅行記にまとめていいね有難うございました。
  
  あの、お蕎麦屋さんって、そんなに人気あるのですか。
  私は食べる唐辛子が珍しくて、ずーっと唐辛子の字を見つめていました。
  ところで、その国立の旅行記を読んでいたら、根川緑道と言う素敵な小川がありましたけど、あそこってキトリさんの家に行く途中の小川でしたっけ。
  よく似ているような、違っているような。でもあんな所で花見をするなんて、もう羨ましいも過ぎて過ぎて過ぎまくりです。
  
  タンポポハウスって近かったのですか。もうあの日は暑くて暑くて、もし１００m先にあっても、到達しなかったかも。またですね。
  
  やはり、師匠という呼び名はまずいでしょうか。
  では、先生、お姉さん、師範、おっしょさん、のどれがいいでしょうか。
  親鴨さんではいかかでしょうか。どう見ても、私は親鴨の後に追従している子鴨みたいです。
  
  

  唐辛子婆さん からの返信 2022/08/17 21:51:00

  Re: くやちい

  olive kenjiお爺さん
  
  すんばらしい方向感覚ですねっ！
  根川緑道は確かにkitoriさんのオフィスのそばです。
  
  あのお蕎麦屋さんは特に有名かどうかは知りませんが（以前食べた時はフツーにおいしかったです）お花見の時はものすんごい行列でした。
  もともとあの通りは（国立と谷保の駅の途中には）あまり食堂が沢山あるわけではありませんので。
  
  ＞タンポポハウスって近かったのですか。
  ＞もうあの日は暑くて暑くて、もし１００m先にあっても、到達しなかったかも。またですね。
  
  ELLiEさんと私も暑すぎて訪れられなかったのにolive さんを避難するなんて
  唐辛子婆のバカバカバカ。
  それにやっぱり屋根にタンポポの咲いてる時期がいいですよね。
  
  あらためてお孫さんお誕生おめでとうござりまする！
  
  唐辛子婆

• aoitomoさん 2022/07/29 23:31:13

  屋根を見ればわかる～　なんちゃって！

  olive kenjiさん こんばんは～
  
  海外に出にくいために、
  日本にあるプチ海外巡りって興味を引きますよね。
  そんななか、ドイツ風住宅が国立にあったんですね～
  
  深い木々に囲まれたロンドンの街並みは確かに納得です。
  olive kenjiさんのドイツ風と思った街並みの写真も、
  ドイツで撮りましたと言われたら、
  信じてしまいますよ。
  
  『兒嶋画廊さん』
  特に木彫りの動物のひとつそとつに存在感と、
  何か訴えるものを感じで興味をそそります。
  夜になると動きだすっぽいのは、
  そんな木彫りの動物たちだからでしょうね。
  
  『チョコレートハウス』
  屋根を見ると藤森照信さんの作品だと分かりますが・・
  なんて冗談ですが、
  olive kenjiさんが興味を持たれると、
  図書館でガッツリ調べるなんて流石です。
  
  滋賀県にある『ラ コリーナ近江八幡』には訪れたことがありますが、
  ここも藤森照信さんの作品でした。後で知りましたが。
  やはり屋根が個性的なんですよね。
  
  また藤森照信さんの想像を絶する作品に訪れて、
  紹介してください～
  
  aoitomo

  olive kenjiさん からの返信 2022/07/31 11:16:10

  Re: 屋根を見ればわかる～　なんちゃって！

  aoitomoさま　嬉しい事言ってくれますね。
  あの家がドイツ風と思えば、そう見えると言ってくれるのは、今のところaoitomoさんしかいません。
  私の思い込みはかなり間違う様で、一昨日は、高松の韓国料理屋へ。この店構えは絶対本場仕込みで美味しいにはずだと入店したのですが、不味いのなんの気持ち悪くなって、早々に引き上げました。そんなんばっかりです。
  悪いことあれば良いこともあり、封切りの映画ジェラッシクワールドはとても面白かったです。ここは冒険家aoitomoさんには絶対必見の映画と思います。
  
  藤森照信さん設計のお家は奇想天外なのが多いです。
  私も若ければ、そんな家を持ちたかったですけど、生活するのにはどうなんでしょうかね。どうやってその部屋にたどり着くんだとか。
  ラ コリーナ近江八幡も行ってみたいです。滋賀に学友が居るので、もし行く時は連れて行ってくれと今日命令しました。
  
  この旅行記を持ちまして、しばらくはお休みです。
  今の所どこかへ旅行する予定がありません。だからネタがありません。
  一昨日、県民割で高松市内のホテルで泊まったのですが、嫁からいつも来ている近所の街では旅行している気分にならないと苦言を申し受けました。
  全くそのとおりですね。旅行の高揚感まるで無しです。
  やはり、ちょっと離れても温泉が有って浴衣着る所じゃないとね。
  では　またお会いしましょう。
  

• ほいみさん 2022/07/28 15:03:51

  アイヌのおじちゃんに見せて上げて・・

  オー恐わ、の犬の顔・・・エチオピアの少数民族オモ・マゴの中に居そうな感じ。木彫りの動物園？、いいですね～
  阿寒湖のアイヌも、こんな木彫りを作ったら売れるだろうに。
  
  チョコレートハウス、こういうのも憧れます。この春、2回のベランダの一部を拡張して、ベランダから一部が飛び出した2m幅くらいのサンルームを作ろうと、大工さんに相談したら「あんた、そりゃ高くつくで」ってことでありきたりの造りになっちゃいました。
  
  ほいみ

  olive kenjiさん からの返信 2022/07/28 17:49:27

  Re: アイヌのおじちゃんに見せて上げて・・

  ほいみさん、私の真面目な冒険談もない旅行記にコメント頂くなんて、嬉しいじゃありませんか。
  
  そうですよね。アイヌの彫り物は80年前から変わってないのでは。
  ヒグマがシャケくわえている木彫りですよね。本当そろそろ変わんないとね。
  
  オモ・マゴって何だとパソコンで調べました。ビックリ！似ています。
  犬の模様と同じようなのを顔や体に描いているの民族なのだ。
  ちなみに撮影料は他の民族写真撮影より高いそうです。やはり彼らは自らの希少
  ほいみさんもチョコレートハウスみたいなのを作ろうとしていたのですね。
  そりゃ、部屋広くなるし、空中遊泳みたいだし、最高ですよね。
  でも、結局お財布の問題で、残念でした。
  格言・・・・人生の夢は金の問題でほとんど消滅する。
  
  ところで、もう旅行記のネタが切れてしまいましたので、しばらく夏休みします。次回の再開の日にまた会いましょう。
  ただ、コメントはまだまだ続けてやりますからね～　　お元気で。
  

  olive kenjiさん からの返信 2022/07/28 17:55:49

  Re: アイヌのおじちゃんに見せて上げて・・

  途中の文章が飛んで行ってしまいました。下記が正しいです。
  
  やはり彼らは自らの希少価値を知っているのだ。
  何より、ほいみさんの少数民族に関して博学なのには尊敬しちゃいました。
  段落
  ほいみさんもチョコレートハウス・・・・

• ふわっくまさん 2022/07/28 07:10:47

  国立市・・

  olive kenjiさん、おはようございます。
  東京・国立は私の幼馴染が、大学生活を送っていたところで・・
  とても興味深く、拝見させていただきました(^_-)-☆
  
  駅舎内に、ピアノが置かれているようで・・
  さすが！音楽の街と、いった気がします。
  私は途中でピアノを習うのをやめてしまったのですが、その幼馴染が私の結婚披露宴でピアノを弾いてくれたなぁーと思い出しました。
  ・・ドイツのような街 行ってみないとわからないって印象に残る、深い言葉ですね。
  
  その後に寄られた画廊も、オーナー様の説明付きで・・
  建築家・藤森昭信氏のファンになられて、充実した時間を過ごされたのですね(^^♪
  　　　　　　　　　　　　　ふわっくま
  
  
  

  olive kenjiさん からの返信 2022/07/28 08:01:33

  Re: 国立市・・

  ふわっくまさん　この様な地味な旅行記にコメント1号頂けるのは嬉しいです。ところで、やはり皆さんはふわっくまさんの１泊2日四国4県旅行には驚いていますね。それも関西発着ですからね。
  
  幼馴染の彼女はおそらく国立音大へ通っていたのでしょうね。
  そこで、国立音大って国立にあるのかと調べたら、国立市ではないのですね。
  これはどう言う事だともっと調べたら、なんと国分寺市と立川市の真ん中にあったので、その二つの名前を取って学校名にしたそうです。
  これってトレビアと思いませんか。今日から自慢しまくりです。
  
  私の名言いいでしょう。
  私は映画をよく見に行くのですが、帰ってから今回のはつまらなかったとよく口にします。それを聞いた嫁さんは、それなら行かなかったら良かったじゃないのと私を攻めます。
  そこで私は反論するのです。見てみないと、面白いかつまらないかは分からないじゃないかと。
  旅行も同じですよね。
  
  藤森昭信氏の作品は洋菓子店クラブハリエの店舗ラコリーナ近江八幡店がそうです。もしよろしければ、ご訪問して下さい。
  ローマからナポリより、はるかに近いです。