2022/4連休前の都心部ぶらぶら　雅叙園、国立西洋美術館、六本木ミッドタウンなど

2022/04/22 - 2022/04/25

2022ゴールデンウイーク前、平日休みに都心部をぶらぶら街歩き。
散歩の達人などの雑誌を参考に、歩いてみました。
コロナでいろいろ制限が出る世の中ですがだいぶ正常化してきて、美術展の類も予約不要で楽しめるものも増えてきましたね。

一日で回ったのではありませんが

目黒雅叙園　大正ロマンｘ百段階段　6/12まで
岡本太郎記念館「赤と黒」7/18まで
六本木ミッドタウン　サントリー美術館「大英博物館北斎展」6/12まで
六本木ミッドタウン　こいのぼりギャラリー　5/8まで
三菱一号館美術館　上野リチ展　5/15まで

サントリー美術館や岡本太郎記念館は予約不要です。
連休中、観光地は混雑しそうですが都内でもあちこち楽しめそうです。

エリア 青山(東京)

サントリー美術館行くので地下鉄千代田線で乃木坂で下車。
ミッドタウンなら乃木坂駅のほうがアクセスいいですね。

ふっとみるとイベント開催中。
こいのぼりギャラリー　5/8まで。

青空の下、風は弱いですが色とりどりのこいのぼりが映えますねえ。

どれもお見事。

しっかりと解説もあります。
約100のこいのぼりが泳いでます。

都会のど真ん中六本木で泳ぐこいのぼり、いいですね。

タコ？？

まぶしいです・・

ベビーカーの子連れの若い女性が多かった。もちろん六本木ですから富裕層のおしゃれな方ばかりでしたが。

北斎展へ向かいました。こちらは予約不要、撮影はごく一部を除いて禁止。

では地下鉄表参道駅から徒歩数分。
岡本太郎記念館です。
裏通りの細い道にはおしゃれなお店が並んで、さすが青山、表参道。
いつ、どこで着られるのか迷うような尖がった服がショーウインドウを飾るお店がずらり。

現在は「赤と黒」の特別展示中です。

おとな650円、各種電子マネーなど使えます。
館内は靴を脱いで鑑賞します。
写真撮影OKです。

昔のポスター。2011年、ちょうど東日本大震災の日に国立近代美術館に見に行ってました・・

岡本太郎作品はインパクトが強いから、気合入れて鑑賞します。

2階に上がると、さっそく真っ赤の世界。

壁も赤いので視覚がバクりそうです。

赤い部屋。
普段使わない脳の一部が活性化されそう。

これぞ岡本太郎的な世界。
いい刺激になりました。
手前の椅子にも座ることができます。座り心地はよくないですが。

こちらの赤いベンチに座って記念撮影できます。
いい感じです。

黒い部屋。
照明は相当暗いのですが最近のスマホはお利巧なのでかなりしっかり写真とれますね。

うわ～～

つよい作品に圧倒される・・

やはり芸術は爆発なんですねえ。

2階の渡り通路から、1階の売店を見下ろします。
魅力的なグッズが並んでますね。

1階の常設展エリア。
作品が並んで、すごい色合い、造形に目がついていかない・・

奥の椅子では岡本太郎、岡本敏子のお二人のにこやかな写真が見守っていますね。

迫力満点ですね。

さほど展示エリアは広くないのですが、作品の圧が高いので、コンパクトな展示室がちょうどいいのかも。

顔の表情がなんとも不思議。

奥にはアトリエもありました。

では、屋外の展示も鑑賞。
天気のいい日だったので屋外展示もゆっくり楽しめました。

屋外作品の説明です。

屋外展示は子供が喜びそうな、楽しそうな作品。

青山のおしゃれな一等地にある美術館で、こんな風に楽しめるなんて貴重です。

面白い・・

緑に覆われていい味だしてますね。

ではお次へ。
こちらの岡本太郎記念館は根津美術館のすぐそばなので両方見るのもいいかも。

では丸の内にて。

キッテのロビー。

三菱一号館美術館

上野リチ展
ウイーンと日本で活躍した女性、すごい才能爆発です。
内部は撮影禁止でした。
入場者は95％以上は女性。みなさんテンション高めの鑑賞。

撮影OKのエリアでは、お魚のデザインもちょこっと登場。

ブルーノタウトにも縁のある上野夫妻、すごいなあ。

東京駅丸の内口といえば北口、南口のドームですね。

では目黒雅叙園へ。

文化財の百段階段を利用した展示がよく開催されており注目ですね。
雅叙園のロビーから百段階段へ向かうエレベーターがすでに芸術作品。

大正ロマンとのコラボ。
インスタ映え間違いなし、女性がホイホイ引き寄せられそう。

ハイカラさんが通る　の世界かなあ。

こちらのソファに座って記念写真撮ることができます。

今回の展示もほぼ女性客がターゲットと思われ、映える作品がずらり。

人気の百貨店ワルツという作品。

架空のデパートが舞台になってますが、実際のデパートや往年の商品もコラボしてます。

見事な帯とか。

宝飾品もずらり。

ガラスケースの中も抜かりなし。

懐かしのインク壺。

エモい、というやつでしょうか。

もちろん、雅叙園の歴史あるお部屋で見られるのがポイントなのですが。

おしゃれですねえ。

ガラス細工、すごすぎ。

お次の部屋では一部がカフェとなっており、お菓子やアイスコーヒーを楽しめる席が設けてありました。
ステンドグラスもお見事で。

こんなところでお茶休憩、いいですね。

あかりもほんわかしていて。

お次は今回の展示のメインテーマ？竹久夢二作品の部屋。

本当に多彩な人だったんだなあ・・と感じます。

今の時代だったら、スーパーマルチクリエイターになっていたことでしょう。

夢二風の美人。
はかない感じが独特です。

美人画が有名ですけど、いろんな作品を手がけていたそうです。

子供向けの作品とか。

女性は美人かどうか好みがわかれそうですが、子供たちはみな穏やかでかわいいです。

音楽関係の作品も多数。

多才ですねえ・・

ガラス作品。

頂上の間到着。

歴史的建造物、このままうまく残してもらいたいものです。

雅叙園の歴史がわかりますね。

雅叙園のロビー。
もうコロナ自粛も終わり近いようで、ブライダルサロンとか賑わってました。

雅叙園から目黒駅方面に戻ります。
アマゾンの社屋近くを通り抜けます。
途中、鯉の姿もあったり。

では上野到着。
長らく改修、閉館されてた国立西洋美術館が再開です。

ロダンの彫刻はそのままに、敷地内の緑が減って従来の姿に戻されたそうです。
カンカン照りの日にはつらいかも・・

常設展のみ鑑賞できる時期だったのでおとな500円です。

吹き抜けのロビーがやはり斬新だったのですね。

常設展示はだいたい撮影可能です。

使用禁止の謎の階段があちこちにありますね。

ジョルジュ・ラ・トゥールの作品。

大型の作品です。スペインのスルバラン。

イギリス　ラファエル前派　ミレイの
「アヒルの子」

こちらも美少女
フランスのブークロー「少女」
目力すごいですねえ。

松方コレクションのモネの睡蓮。大型の作品です。

参考までに

モネの池に似ている？

という説のある井の頭公園池。
藻がたくさん浮かんでいて、一見睡蓮風かも？

写真の撮り方によってはモネの池風、にみえなくもないかも、です。

映して鑑賞するだまし絵作品。
なるほど、こんな感じですね。

ドニの作品だったかな・・

では国立西洋美術館設計でおなじみのル・コルビジュエ作品
絵画やら彫刻作品がずらり、です。

たくさん作品が並んでます。
建築家のイメージが強いので絵画作品が並んでいると意外な感じがします。

抽象画が並びます。

絵画作品なのか、設計図なのか・・

不思議な世界です。

独特の目の表情はムンク。

では鑑賞終えて、ミュージアムショップやレストランの横を通り抜けつつ出口へ。
ロビーではいままでの展示の本がずらり並んでおり、ゆっくり鑑賞することもできます。

都内をぶらぶらする際には、地下鉄24時間券（一日ではなくて24時間）や、JRの都区内パス（一日有効）を使うと便利です。
丸の内南口キッテ地下の観光案内所で地下鉄24時間券3枚セットを買ったのでこれからもガシガシ観光します。