ばあばの四国歩き遍路挑戦旅日記　17日目

2022/04/16 - 2022/04/16

今日は青龍寺近くの民宿から今夜の宿25キロほど先の土佐久礼まで拝観の寺はなくてくてく歩くのみ。昨日の土砂降りが嘘のような天気。宿のご主人の送迎で渡し船の発着所埋立まで同宿の皆様、しかし歩き遍路初回の私は全て歩くことにこだわるため1人先に宿を出る。詳しい地図をいただいたせいで非常にわかりにくいと言われたもののスムーズに到着。朝イチ7時10分発で他の宿からの遍路客も含め乗客は7人。620円の運賃で須崎市の運営だ。
対岸横浪港まで約1時間。お遍路にとっては正式な遍路コースとして認められている約11キロの体力消費節約だ。大師様も渡し船を使う辺鄙な場所と考える。静かな内海を1時間が瞬く間に過ぎ、到着した横浪港から歩き出す。

本日の歩行距離　　45,024
距離　　　　　　　29.61キロ

エリア 土佐市・須崎市(高知)

渡し船発着所

須崎市経営の渡し船

昨夜の民宿がある集落

船で一緒になって地元春野町の79代男性Hさんはお四国病不治の病(本人の弁)ですでに5回目の遍路だそう。茶蔵という美人ママの喫茶店で美味しいコーヒーをいただきながらHさんからお遍路情報をたくさん仕入れる。

須崎市に入り今日の楽しみ、名物鍋焼きラーメンを食べる。開店前からすでに並ぶ人が。喫茶店のママに言われて飛ぶように来て良かった。味は和風だしに中華麺、熱々であっさりして美味しい。

有名人の色紙など

JR安和駅からの景色がいいよとHさんに教わり寄って見る。

JR安和は無人駅

安和駅を過ぎてすぐに焼坂峠越えの古道がありアスファルトを歩くよりなるべく昔の道を通ると決めているので登り始める。歩き遍路が少ないせいか道が荒れていてかなり難儀をしたが2時間弱で土佐久礼のコンクリート道へ。

倒木などが多い

山を降りたところ

土佐久礼のシンボル大正町へ是非寄ってみようと思ったが、、、

3時過ぎですでに店は閉まっていた。今夜の宿は素泊まりなので美味しい魚を買って宿で食べるつもりだったが残念。