おとぎ話のようなお家を創るART建築キトリさんを訪問　立川

2022/03/30 - 2022/03/30

西国分寺のカフェ　クルミドコーヒーを出てから、そのお店を作ったキトリさんへ参ります。

キトリさんはおとぎ話の世界のような独創的なファンタジーな家具や内装を手掛ける建築会社です。
予約なしでは入れませんので、事前にフォロアーの唐辛子婆さんがアポをとって頂きました。
別に家のリフォームとかお店を作る話ではなく、ただデザインに興味あるだけで訪問するのだから、失礼な訪問客だと思われないだろうかと戦々恐々として訪問するのでありました。

尚、参考にした唐辛子婆さまの旅行記は以下のごとくです。
写真に文章など表現力は私とはうんでんの差があります。
ファンタジーな世界を覗いてみませんか。

こびとの小屋からはじまる楽しい旅
https://4travel.jp/travelogue_group/24486

今回の東京春の編は5部作の予定です。

エリア 立川(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

キトリさんへは立川南から柴崎体育館までモノレールで一駅です。
モノレールが珍しくて、いや女性運転手が珍しくて、ずーと操作を見ていました。

柴崎体育館前の駅からは、とっても平和な光景が広がっていました。
お母さんたちと子供たちがお花見をしています。
ここはいい所だと直感が働く。

行く途中の店舗の正面には面白いオブジェが飾っていました。
ブラジルカフェでもペット屋さんでもありませんでした。整体屋さんでした。

小さな小川が整備されており、お年寄りは花見に子供たちは水遊びに興じていました。ここの街の子は絶対情操教育に良いはずだと確信。

モデルのようなスタイルのいい金髪日本娘が桜を激写していました。
貴女が被写体に相応しいと思うのですが・・

会社まで公園を通り抜けて行きます。

大きな道の欄干に何か絵が描いています。

鷺の絵でした。
ここは鷺の多い生息地なのだろうか、それとも鷺伝説があったのでしょうか。
聞かずじまいで終わってしまいました。

キトリさんの会社に隣接する住宅には大きなオリーブの木。
これほどまでに大きく育てるのには結構年月がかかったと思います。
この家の住民には幸せが訪れますー自説

目的のキトリさんに到着です。
外観も普通の建築会社風から一変したそうです。

玄関に入るとカウンターと大きな絵画。
ここはバーじゃないですよ。れっきとした会社の受付です。
私も今まで沢山の会社を訪問しましたが、このような受付は初めてでした。

2階のオフイスに上がる階段の壁にも大きな絵画。
ここは美術館か。

ショールームでは、
妙齢な美しい女性が待っていました。
初めまして、社長さんのお嬢さんですか。
いいえ、妻でございます。
これは失礼しました。
奥様は絵描きさんで、ご主人のデザインなどのお手伝いをしているとの事でした。
玄関の絵もそうですが店内の絵は全て奥様が描かれています。
しばらくお話した後、店内を案内して頂きました。

地下室は作業現場。
左の明り取りもステンドグラス風で遊び心を感じてしまう。

事務室。
階段と中2階に特徴が有るようです。

国内海外から集めた細かい機材が所狭しと保管されていました。

木タンスの中にも変わったタイルが保管されています。

ドアにも奥様のメルヘンチックな絵画が。

ところで、奥様曰く唐辛子婆様のお宅のリフォームもキトリさんが手伝ったとのこと、唐辛子婆様のお宅は美術館のようで素晴らしいとのことでした。

天井を掘り下げた奥からの照明が幻想的に広がります。

トイレ床下は大きなサイズのタイル。

洗面場床下にも大きなタイル。
大きなタイルはインパクト強くてオシャレ感増します

屋上は木々植えこまれ、奥の建物は野外パーティー用の簡易調理場。
もうレストランですね。

対面にも小さな建物が。

雨などをしのぐ居間ですって。
ここにも奥様の絵画。
ここでお酒飲むなんて楽しいだろうな。

何故かアルハンブラ宮殿を思い出す照明器具。
社長さんは海外を放浪して、色々な物を見て、そこから独自の発想が生まれたそうです。
同じ放浪旅後の私の人生とは偉い違いを痛感してしまう。

何気ない扉だけど、この色この材質にアート感を感じてしまう。

お別れに、キトリさんには何の商売にも繋がらず申し訳ないと詫びを入れる。
奥様は、こうやってお会い出来たのもご縁でございますはと返してくれた。
ご縁か。私もご縁を感じながら会社を後にしました。
本当にキトリさん、そして仲介して下さった唐辛子婆さま有難うございました。

外へ出るとかわいいイラストが描かれたバスが走っていた。
ここ立川はデザインの街かと思ってしまう。

この後同じモノレールで、やはりキトリさんが施工した居酒屋さんに行ってみます。

北立川にあるキトリさん施工の居酒屋、伍楽です。
門構えがいいですね。これじゃちょっと飲もうかという気になる。
それにお昼から夜まで休みなしで飲めるから呑み助には嬉しい。

中に入ると大きな絵画が描かれていた。これ自筆ですって。
熱燗と焼き鳥を頼んで、今日の余韻に浸る。
一日中キトリ物件巡りでしたけど、充実感と希望が湧いてきたような気がする。
やはりご縁かな・・・

帰る時、北立川の駅内でこのような白板が目についた。
モノレール会社の職員から、これまで利用してくれた学生への感謝のお言葉である。
中々、いいことするじゃないかと感心し、なんか立川が好きになった。
そんな思いを持ちながら立川を離れました。

この旅行記へのコメント （6）

• aoitomoさん 2022/04/17 23:14:29

  素敵なカフェ&素晴らしいショールーム

  olive kenjiさん こんばんは～
  
  『クルミドコーヒーさん』
  木材を多用した素敵なカフェですね。
  それこそ本を持ち込んでコーヒーをすすりながら、
  ゆっくり読書も楽しめそうな空間です。
  随所にみられるこだわりの木材加工が、
  クルミドコーヒーさんのポリシーを感じます。
  
  『ART建築キトリさん』
  さらにクルミドコーヒーさんの建築に携われた、
  ART建築キトリさん、内装を見るからに、
  納得しちゃいますね。
  
  素敵な空間とメルヘンチックの絵画に圧倒されました。
  快く見学をさせてくれるのも太っ腹ですね。
  
  素晴らしいショールームもさることながら、
  美しい奥様も気になって仕方ありません。( ´艸｀)
  私もショールームは予約しようかな。( ´艸｀)
  
  明日から『湯西川温泉＆鬼怒川温泉』の旅、
  行ってきま～す。
  
  aoitomo

  olive kenjiさん からの返信 2022/04/18 07:23:52

  Re: 素敵なカフェ&素晴らしいショールーム

  もう埼玉に来ているのですね。aoitomoさま
  
  本当にaoitomoさんが、好きなるようなお店ですから、機会がありましたらお越しなって下さい。
  
  確かに商売にも繋がらないのに、よくお店を見せて下さったと思います。
  美しい奥様は、社長夫人でもあり、事務員でもあり、接客係でもあり、絵描きさんでもあり、不思議な夢を持っていそうな妖精のような方でもありました。
  会いたいでしょう、この機会にお家のリノベーションなど如何でしょうか。
  
  今日からは4トラベルなど忘れて、十分に親孝行をなさって下さいませ。
  
  

• アルカロイド ダリルさん 2022/04/17 22:51:47

  くるみ割り人形

  
  olive kenjiさんこんにちわ！
  東京滞在編ですねぇ～
  
  なーんかバレエの舞台の小道具が出現して、、、ナッツクラッカー（くるみ割り人形）さんがいるではないですか？　
  
  特に外国のバレエ団のは、ブサイクな人形が多く、アレをもらって喜ぶ主役の少女の気が知れなくて、感情移入がしづらかった覚えがあります
  
  カウンター席とかマジに読書のためのお店ですね～？　本屋の隣に生まれたので、毎日立ち読みしていたブックジャンキーのダリルには、ナカナカ危険な店かもしれない？　お尻に根っこが生えそうです
  
  くるみやドングリのリースは、虫が発生しないように茹でてから作ります！　十分に乾かすのですが、ソレでも割れたりスキマができたりと、ナッツ100％はなかなか苦労します
  
  結婚したばかりの時、虫を殺すため松ぼっくりを1,000個くらいレンチンしてたら、ダーリンは金縛りになって硬直してました！　（レンジで解凍したろか？）
  
  絵本のようなカフェだと思ったら、ホントに絵本から作ったんですね？　時空の狭間からはお手紙が届くし、立川に行ったら寄ってみたいです
  
  くるみ割り人形ではスペインの踊り（チョコレート）を踊ったダリル
  
  PS kenji様からのお手紙は店内にありますか？
  
  

  olive kenjiさん からの返信 2022/04/18 07:10:07

  Re: くるみ割り人形

  40歳までバレリーナだったダリルさん
  
  私はバレエとか医療薬に疎いのですが、よくダリルさんと接点があるものだと不思議に思っています。おそらく毒舌が共有財産なのでしょうね。
  
  本屋の横で生まれたから、本好きになり今は知識が豊富なインテリジェンスになったのですね。そうすると我家の横は何だったかと思い起こしました。
  思い出してみると古物商でした。だから私は大人になっても家がガラクタだらけなのでしょうか。幼児期の隣の家って、その後の人生に影響するのですね。
  
  ダーリンだけでなく、私だってそんなの見たら硬直してぶっ倒れてしまいます。2度とそのレンジは使いたくないです。いや、もう使えない。
  
  機会がありましたら、このお店に寄って下さい。
  私の手紙などある訳ないです。もしあったとしても、これコーヒーこぼれた時に便利だはとティシュ代わりに使われていると思います。
  
  　　　　　　　　　松ぽっくりは入室禁止　OLIVE

• 唐辛子婆さん 2022/04/17 21:40:38

  運転席の後ろに立つの大好き！

  olive kenjiさん
  
  私も運転席の後ろに立つの大好きです。ワクワクしますよね。
  
  根川緑道を歩いてkitoriのショウルームに到着されたんですね。
  楽しい散歩ができましたね。
  ヒョウ柄の美女、かっこいいモデルさんでしたね。
  さすが、女たらしは良い女を見つけるのが上手い＾＾！
  
  kitoriのショウルーム
  「クルミドコーヒーは設計図じゃなくて渡された絵本をもとに創った。」
  というのが納得できるショウルームだったでせう？
  私はkitoriのまわし者ぢゃないんですけど楽しいので応援したくなっちゃうんですよ。
  
  もうすぐ次の作品（園芸屋さん＆カフェ）がオープンするので
  そこにも行ってみようと思っています。
  
  唐辛子婆

  olive kenjiさん からの返信 2022/04/18 03:28:10

  Re: 運転席の後ろに立つの大好き！

  唐辛子婆さま　2回目のおはようございますです。
  
  あそこは根川緑道というのですか。いい所ですよね。
  あの公園の近くなら、住んでもいいなと思いました。
  こんなことしていたら、いつか豹か虎に噛まれるのではと警戒しています。
  
  ショールーム本当に良かったです。ご紹介有難うございました。
  社長奥様がマダムが色々な人を紹介して下さるので助かるとおっしゃっていました。また絵を扱う奥様がマダムの家のことをベタ誉めしていたぐらいですから、どんなもんかと想像してしまいます。
  
  次の作品また教えて下さいね。