大正時代創業の横谷温泉旅館でノンビリ過ごす。

2022/04/09 - 2022/04/12

今年創業から９９周年を迎えるという、横谷温泉旅館で３泊ノンビリまったり
温泉三昧。
　泉質抜群の温泉に何度も入って、痛風気味で痛かった足の痛みや浮腫みも寛解しました。
　昼食難民になり２日間“昼抜き”になるというハプニングはあったものの、これも普段の食べ過ぎ解消、と思えば、、、
　また行きたくなる、良い温泉でした。

エリア 茅野(長野)

• 旅行の満足度: 5.0

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

往路は、バスタ新宿から高速バスで上諏訪へ向かいました。
バスはほぼ満席。

バスタのチケット売り場です。

途中渋滞も少しありましたが、約３時間で到着。

諏訪湖の桜を見たかったのですが、まだまだ。

スイスイ泳ぐ鴨が、隅田川にいるのに比べると大きい。餌が良いのかな？

茅野駅まで一駅JRで移動。駅前の桜は満開でした。

また駅前には、C12の静態保存も。

事前に予約しておいた旅館の送迎バス。
他には一組のみ。横谷旅館に向かいます。

送迎バスから見えたのは、冠雪の八ヶ岳です。

駅から約３０分で到着しました。

早速チェックイン。

案内された、15畳の部屋は広めです。
ノンビリできそう。

まずは自慢の温泉へ。男女の風呂は夜８時に入れ替わります。

内湯。結構な広さなのでゆったり浸れます。

鉄分を含んだ茶褐色の湯がいい感じです。

３０ｍほど先に進むと。

この旅館の一番の売り。巨岩露天風呂があります。

渓流を聞きながらの温泉は最高ですね。

流れ出る湯は無色で熱い。

もう一つの露天風呂。

段差に注意です。

こちらは貸切風呂。プランに無料で付いていたので、２度利用しました。
洗い場がなくて、上がり湯が浴びれないのはマイナスポイント。

湯上り休憩所。給水のサービスありです。

初日の夕食。

その献立表。

途中で出てきた１０割蕎麦が美味しかった。

肉はまずます。

ヤマメ？

夕食から帰ると布団を敷いてくれていました。

２日目の夕食。

左端は、リンゴの天婦羅。好みはいろいろかと。

朝食です。シンプルですが十分。

朝食も毎日少しずつメニューが変わります。

２０時からはロビーコンサートが毎晩開かれます。宿泊者にはありがたいサービスの一つだと思います。

茶室らしいです。

近隣をブラブラ散歩がてら昼食に行くことにしました。
一番近いのは旅館直営の蕎麦屋さん『遊楽庵』
約１キロ、車ではない我が家は歩いて。

途中、横谷峡谷の遊歩道案内図を見ながら。

階段を１００段ほど降りたところにあるのが乙女滝。
意外と迫力あり。
マイナスイオンをタップリいただきました。

乙女滝を上からのぞくと。

小さな神社にお参り。
さあ『遊楽庵』を目指します。

ところが。
横谷旅館で５０％割引券を頂いたのですが、行ってみると『団体で一杯なので一般客はお断り』とにべもなく断られてしまいました。
近隣の店はどこも休みか閉店したか。食べるところはなさそう。

聞くと翌日も団体で満席とか。どうやら高遠の桜と、７年に一度の御柱祭目当ての観光バスツアーをキャパ一杯に受け入れているようです。
やむなく旅館に戻り『遊楽庵』との連携プレイをと、伝えましたけれど。双方ともに残念な対応でした。

という事で、我が家は２日間の昼食難民に。
簡単でも良いので昼食メニューがあれば助かるのですが、旅館の方にも日帰り温泉ツアーの団体バスが何台も来ていたので、やはりそちらで手一杯の様子でした。

温泉は良いのに、この旅館の口コミ評価が高くないのは、こんなところに原因があるのかな？

夕食時に少し出た蕎麦が美味しかっただけに全く残念。

あっという間の３泊を過ごし、もう帰る時間です。
日帰り入浴の団体客でごった返すロビーも、普段は落ち着いた雰囲気です。

昼食抜きにはなりましたが、全般的には満足満足の滞在でした。
茅野駅まで送っていただくバスの客は我が家のみでした。

茅野駅で１時間ほどの待ち時間を利用して、駅前の『そば茶屋』で美味しい蕎麦を食べてこの旅を締めくくろう、と考えていましたが、残念な事に臨時休業。
蕎麦にはツイていない今回でした。

それでも少し食べたいと。
茅野駅の立ち食いそばの店に。

やっぱり信州。立ち食いレベルを大きく超える美味さでした。

念願の蕎麦も、何とか食べてホームに。
上りのあずさが入線してきました。

車内はガラガラ。

車窓から八ヶ岳を眺めながら、ノンビリ湯を終えました。