2022年 春 熊野詣　その1

2022/03/19 - 2022/03/19

３月の三連休はいつか行ってみたいと思っていた世界遺産　熊野古道。
神戸からは片道車で4時間ですが、ちゃんと熊野古道を歩くことを考えると、中1日自由日がほしいと、２泊３日にしました。
想像以上の難所もあり、歩きながら筋肉痛になりましたが、お天気にも恵まれ、ゆったり良い気分転換になりました。

エリア 新宮(和歌山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

さて、土曜日出発。
道中、7年前の３月、大阪転勤の際からお世話になっている方違神社さんに寄り、1年ぶりのお札を納めて新しいお札をいただきました。
そして、向かうは奈良の天河大弁財天社。7年前、仕事で失敗して凹んでいる時なんか見つけて行った場所です。
道中、お腹すいたなあ・・と思った道すがら、「工場直売」の看板が。
なんだろう、、と車を停めてみたらば、こんにゃく工場でした。

桜の枝も売ってます。あら素敵。
帰り道なら買うんだけどなあ。

こんにゃくと胡麻豆腐の工場らしいです。
美味しそうな、こんにゃく。田楽味噌もあります。
レジでお金を払うとお皿をいただけます。
１本９０円也
一緒に、こんにゃくステーキ160円とおにぎり用にタネをとった梅干しパック350円も買いました。

こんにゃくはプリプリで美味しゅうございました。

で、みんなが食べてたおうどん。
かけうどんでいただきました。300円也。
おうどんは透明感があって美味しゅうございました。

ほんとは奈良吉野の桜も見たかったのですが、残念ながら、「蕾かたし」だったので、あきらめてたところ、広橋梅林の看板が。
桜はまだでも、梅は見頃のはずと寄ってみました。
梅は終わりがけ、、のようですがいい匂いでした。

きれいです。

そして、到着しました。
天河大弁財天社。
この龍のお水場が、とても特別な感じがするのです。
本殿は写真は撮れないのですが、とても厳か。
奥まった不思議な場所です。桃源郷のような？？
地域一帯が清廉な雰囲気なのです。。

そして、奈良の山を走り抜け、やってきたのは
熊野本宮大社。八咫の鴉の幕がかっこいいです。

参道も素敵です。

かっこいいです。白と黒。
無事お参りも済んで。3社のうちの１つを制覇です。
「熊野詣」とは、熊野三山（熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社）を参詣すること。今回の旅ではちゃんと３つ詣でます。
無料の駐車場の樹の里さん。 お礼に熊野古道ビールを買いました。350円也。

で、夕方16時半、今夜の宿に到着。
ホテルニューパレス。新宮にあるからの命名だそう。

ホテルのエレベータにはこのように綿棒が用意されています。
これでボタンを押して感染予防してくださいと。
初めてみましたが、慣れるとストレスフリーで快適でした。
ありがとうございます。

お部屋広い！！

シングルの部屋ですが、ベットはダブルサイズでテーブルと椅子もあります。

大浴場もあるので、このお風呂は使いませんでした。

一息して、ちょっと散歩。
ホテルから5分ほどのところの香梅堂さんへ。
前日の夜、ふと、熊野、おみやげで検索したらばこちらの鈴焼を買いに。
お店の前には行列が。駐車場も混んでます。
歩いてきてよかった。。。
鈴焼１袋20個いり325円を買いました。

ホテルへ戻って鈴焼とビールで一息。
鈴焼は本当に上品なお味。

和三盆、自然のものだけで作るからなの？
人気なのがよくわかる。変な甘さが口に残ることもない、
体よろこぶ、幸せなお菓子でした。

そして晩御飯。
今回は１泊２食で10,500円プラン。
ホテル周辺は街中でいろいろありそうですが、1人で居酒屋いってもいろいろ頼むことが難しいので、素直に食事付きはアリと悟りました。料理長おすすめ定食です。

飲み物は、、さっきビールはいただいていたので
日本酒にしました。
地酒　松本峠　990円也　辛口で美味しゅうございました。

お刺身、ハンバーグ、茶碗蒸し、わかめスープ、小鉢。

牛肉の陶板焼は下味がついてて柔らかくて美味しゅうございました。
春キャベツも甘い♪おなかいっぱい、、

タイムリーに友人が教えてくれたプロポーカーのヨコサワのYoutuberの動画を見ながら、うとうと。
早くラスベガスにまた行きたいものよ、、と思いつつ、寝ました。

さて、翌日。
朝ごはんはバイキングでした。
バランス良く？いろいろいただきました。
陶板焼セットもあったのですが、目玉焼きとか毎日家で作ってるので、ここはプロが作ってくれているスクランブルエッグにしました。

朝イチ、チェックアウトして向かったのは神倉神社。
熊野に最初に神様がおりた場所なんだそう。
でも、山の上、かなりの難所だとか。。
これが登り口。
正直、最初の登り口が一番きついです。登り始めて5分。あまりの急勾配で怖くなるのですが、降りるのももう怖い。。。ほぼ四つん這いになりつつ登しました。
降りてくる先輩女子に、怖いんですけど、どうしよう、、と泣き言を言ったら、ここまできたらのぼるべし、あと少しで一旦休憩場所もあるから、と励まされました。
でも、これ、、降りる方が怖いのでは？？と聞いたら、帰りは女坂もあるから～、、と。頑張ってのぼることにしました。下は振り向かず、上だけみて進みます。

して、思えば最初が一番きつかった。。無事到着しました。

帰りは女坂、と、入り口みると、獣道？的で悩んでいたら、ちょうど座っていた地元の人らしいおじいちゃんが、
「女坂はそこすすんで最初は右、あとは左に３回いくだよ」と。
でもなんか怖そう、、というと、
「こっちは転げ落ちて大怪我する可能性がある。女坂は転がり落ちる可能性がある。
こっちは毎年10名くらい転げ落ちて大怪我するだよ。。」と。
一瞬転がり落ちるのも怖いだろう、、と思ったのですが、確かに転がるほうが怪我は浅いかも。。と女坂にしました。
それでもですね、、結構な獣道でこの時点で足が早くも筋肉痛を覚えはじめました。

して、次は２つ目。熊野速玉大社。
朱色がきれいなお社でした。

桜と中庭もきれいでした。
駐車場の入り口にあったみかんやさんで、２個100円でしらぬいを買いました。
「こぶりだけど甘くて美味しいよ！」って。

そして、前日ホテルで調べていた熊野古道散策。
高谷坂登り口の駐車場に。

このルートは海が見えて気持ちがいいらしいと決めました。
おお、、ザ・熊野古道のような感じです。
人もほぼいなくて、1時間の散策で人とすれ違ったのはたったの2人でした。
特に有名な起点、終点でもないからなのか、、静かに歩きたい人にはおすすめなルートです。

こんな入り口も。

そして、海ーーー
歩きながら、聴こえる潮騒の音。

線路が並走していて、なんだか風情があります。
1時間ほどの間でしたが電車には会えませんでした。

途中みどころが何箇所かあるのですが、この時点ですでに筋肉痛。。
周り道はせず、、最短ですすみます。

後半は竹林。歩きやすく。。

弁慶の石。

そしてゴール。。この駅から駐車場までは公道で戻ります。
風情はないけど、歩きやすい（笑）

して、次に向かうは最後の3社目、那智大社と那智の滝。
事前に調べていたので和か屋さんの無料駐車場を目指します。
ちょうど、出る車がいて無事に駐車できました。

お腹もすいてきたので、お参り前に、まずは和か屋さんで黒飴ソフトクリームをいただくことに。350円也
あまーい♪朝から歩きどうしで疲れていた体にはしみる。
コーンもサクサクで美味しゅうございました。

して、お参り前にトイレもお借りしました。
すごいきれい！！！
和か屋さん、すごいおすすめです。

で、3社目です。那智大社。
これで制覇。極楽浄土への切符を手に入れました。

護摩木でお願い。家内安全＆世界平和。

海～♪

そして、、、那智の滝
これがまた、、下りが筋肉痛の足にこたえます。。

で、、戻ってきた和か屋さん。
お疲れちゃんで一服。。

抹茶と名物お滝もちのセット600円也をいただきました。
お餅は少し温めてくれていてのびーる、、美味しゅうございました。
お抹茶も久しぶり。。
昔高専の時、女子寮でお茶を教えてくれる先生が毎月来てくれていました。
当時はお菓子がうれしいくらいでお抹茶もそんなに美味しいと思わなかったし、お作法が面倒で面倒だったのですが、今から思うと贅沢な時間でした。
先生、ありがとうございました。