鳥羽の海と伊勢神宮癒しの近場1泊旅

2022/03/11 - 2022/03/12

今年初の旅行は一泊で隣県へ海を眺めに行くことにしました。
数年行っていない伊勢神宮にも久々に行って古いお札やお守りを納めます。

近場で客室から海を眺められる宿を探して見つけたのは鳥羽国際ホテル。
皇室や国賓の方々も訪れる老舗ホテルでフレンチが有名だそうで即決。

クーポンやポイントを使ってお得にオーシャンビュースイートが予約出来ました。

まだまだ自粛生活で会社と家の往復が続いていますが、気分転換とリフレッシュを目的に予定は詰め込まないのんびり旅行です。

エリア 鳥羽(三重)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

近鉄名古屋駅。
しまかぜがやってきました。

旅行気分があがる大好きな電車。
平日でも人気です。

近鉄特急の予約開始日が1か月前から2週間前に変更になっていました。
予約開始日10時30分ちょうどにクリックして2室しかない個室を無事ゲット。
今回は和風個室です。
こちらは外から見た洋風個室。

和風個室。
靴を脱いで下駄箱に入れてから入室。
大きな窓はホームから丸見えで外にいる人と目があうのでちょっと恥ずかしい。

少しだけ掘りごたつ式。
個室なので安心しておしゃべりが出来て、周囲を気にする必要がなく
とても快適です。

記念乗車券です。

今回は3月28日まで発売されているお得な近鉄前線3日間フリーきっぷで乗車しました。
連続した3日間近鉄全線乗り放題の乗車券で大人3,000円という安さ。
名古屋、鳥羽間単純往復でも乗車券は3,000円を超えるのでそれだけでも
すでに安いです。

テーブルの上にはメニューなど。
アテンダントの方がすぐに見えて、個室へはカフェ車両から全メニュー運んでこられます、とのこと。
せっかくなのでお茶と赤福を注文。

カフェ車両からコーヒー、紅茶、赤福を持ってきていただきました。

カフェ車両が近いので、結構人が通り、すりガラスのドアの隙間からめっちゃ覗かれます。何度も外にいる人と目が合う中でお茶をすする。
子供にはドアを開けられたり。個室には数回乗りましたがこんなに覗かれたりドアまで開けられたのは初。皆さん、長い自粛の中の旅行でウキウキが最高潮なのかしら。

あっという間に鳥羽に到着。
伊勢市や宇治山田よりも降りる人が多かった。

超快適な個室では1時間半も全く苦にならずもっと乗っていたいと降車が悲しくなるくらい。

駅からぶらぶら歩いてランチへ向かいます。
電車を降りてすぐに海が広がる景色に心が落ち着きます。
春を感じる景色にまたほっこり。

駅から5分程度で到着。
イタリアンのクッカーニャです。

クッカーニャ 鳥羽店 グルメ・レストラン

明日は海鮮丼と決めたので、初日のランチは洋食にしてみました。
地元では評判のイタリアンとのこと。

12時ごろすでにほぼ満席。
パスタランチをオーダーします。

パンとサラダ付きと書いていましたが、サラダというよりちゃんとした前菜。
キッシュにサーモンにハム、野菜も美味しかった。

ペスカトーレ、海鮮ごろごろ。トマトソースが美味。

牡蠣と青さのクリームソース。
牡蠣がぷりぷり、これもとっても美味しかった。
1組帰ってもすぐに次の1組、人気店のようです。
2階のテーブル席でしたが、階段がなかなか急で昇り降りがちょっと辛いかも。
夜お酒を飲んだら怖いだろうなぁ。

食後はぶらぶら海辺へ出てみます。
観光遊覧船がいっぱい。
呼び込みされたけど、1時間も船に乗るのは酔いそうなのでパス。
海風を感じながらちょっとだけ遊覧もしてみたい。15分くらいでいいかな。

しばらく来ない間に駅前に鳥羽マルシェが出来ていた。
地元でとれた野菜や海鮮をはじめいろいろなものが販売されていて面白い。
ひじきやわかめを購入。
生産者の名前入りでローレルやえごまの実なども売っていました。

噴水にイルカ。

30分に1本ホテルの送迎バスが鳥羽駅から出ています。
14時チェックインなので14時のバスに乗り込んだら貸し切り。

バスでほんの数分、丘の上のホテルに到着です。

鳥羽国際ホテル 宿・ホテル

ちょっと曇っていて残念だけどロビーに入ると海が広がり思わず感嘆の声が出る。
これこれ、この感じ。

広々したロビーは天井が高くて開放感があり、窓の外はテラスと海という素晴らしさ。

アフタヌーンティーやチーズケーキでインスタで見かけるロビーラウンジ。
こちらも海を一望。

鳥羽国際ホテル カフェラウンジ グルメ・レストラン

落ち着いたフロント側からはちょこっと日本庭園風の景色。

一番奥は売店です。
焼き立てパンやチーズケーキなどよだれが出そう。
真珠のミキモトもあります。

ミキモトコスメティクス開発のソープなど、お土産にちょうどよさそうで早速購入。

小さ目のエレベーターを降りるとシンプルで清潔なエレベーターホールがあり、
ウキウキで今回の目的、オーシャンビューのお部屋へ向かいます。

6階のお部屋。
入ると大きな窓から一面の海景色。

オーシャンビューのスイートは56平米。
大きなソファは座り心地よし。
広々快適。

望遠鏡。鳥羽湾に浮かぶ島々や船、養殖の様子が眺められるけどすぐに飽きてほぼ使わず。

ベッド側にも大きな窓。

窓から見えるのは海だけ。
この景色を求めていた。

テレビは小さめでちょっと古い。
海が主役なのでほぼ使わず。

ベッド、枕は固め。
浴衣ではなく着心地のよいパジャマがよかった。
浴衣ははだけるので一晩過ごすのは苦手。

２つある大きな窓。どこにいても海が見えてもう部屋から出たくない。

ベッドからの海。

落ち着いら早速大浴場へ向かいます。
敷地内にある潮路亭へは歩いても行けますが、フロントで依頼するとすぐに車を出してくれます。

ものの2分で到着。こちらは和風の旅館。
こちらにある常若の湯は、ミキモトコスメティクスが開発したパールオーロラ風呂があります。
ちなみに温泉ではない。旅館と常若の湯という記載で勝手に温泉と勘違いしていたよ。

お風呂上りにうとうとしていたらすぐに夕食の時間。
夜は二部制で、17時半を予約していました。
1階のレストラン、シーホースです。
17時半、割と広いのに満席で大賑わい。
スパークリングワインからスタート。

メインダイニング シーホース グルメ・レストラン

アミューズは鰆。

冷たい前菜は白身魚と小エビのマリナード
お魚は真鯛だったと思います。
野菜がピクルスのような酸っぱい味。

スパークリングワインの後はソムリエの方にお願いしてブイヤベースにあう白ワインを注文。サントリーニ島のワインでした。
温かい前菜はアオリイカときのこ。
エスカルゴバターのような味付けで、アヒージョ風。

期間限定、12月から3月までの伊勢エビのブイヤベース。
これを食べたくてプレミアムブイヤベースコースにしたのです。
スープがまぁ海鮮のお出汁まみれ。このスープはずっと飲める。
バケットも美味しくて、最高のスープに浸すと至福。

グラニテでさっぱり。

お肉料理は美熊野牛の網焼き。

デザートは3種類。
量が多すぎなくてよかった。
お茶と焼き菓子で終了。
2回転目も続々入店、宿泊客以外も多そうでした。

シーホースとはタツノオトシゴのことだそうで。
入口に小さな水槽があってタツノオトシゴが泳いでいました。

賑わっていましたが、海を一望できるしとても落ち着くメインダイニングでした。

朝です。
朝焼け、美しい。
この景色を愉しめるなんて来てよかった。

だんだん明るくなってきます。
しばらく眺めて二度寝。なんて贅沢な朝。

すっかり朝になりました。
昨日より晴れててよかった。

早めに朝食へ。しかし大混雑。
普段は個室になっている場所に案内されました。その後すぐに満席になり、
ドリンクコーナーで何組も待っていました。

ビュッフェは種類が多かったけど人が多すぎて写真はあまり撮れず。

評判の伊勢エビのビスクスープが一番おいしかった。
地元の食材を使った種類の多い朝食ビュッフェでした。

食後はまた大浴場へ。
動くたび検温とアルコール消毒、2日間消毒しまくり。

さざ波輝く鳥羽湾。
飽きないなぁ。もう2泊くらいしたい。

気温もぐんぐん上がって前日着て来たコートが不要に。
ヒートテックも着られません。

今日は久々に大きな披露宴があるそうで、お天気に恵まれてよかったですね。

行きかう船を眺め、無言でのんびり。そろそろチェックアウト、悲しい。

晴れて暖かいのでテラスがとても気持ちよかった。

ロビーには皇室の方々やエリザベス女王が訪れた時の写真。

次はロビーラウンジでチーズケーキが食べたいな。

チェックアウト後はホテルのシャトルバスで鳥羽駅へ。

バスは満席で待っていた人全員は乗れず。
残った方は別のバスに案内されていました。

鳥羽駅近くで行く予定だった海鮮丼ランチ、どうにもこうにも満腹で断念。
とっても楽しみにしていたのに。なぜ朝食をあんなに食べたのよ私。

鳥羽駅 駅

特急の時間まで駅でのんびり。

フォトスポット。
イルカとしまかぜが飛び出します。

宇治山田までの特休。
伊勢志摩エリアは特急料金がネット予約で割引になっていました。
乗車券は3日間フリーきっぷ、特急券は割引でうれしい。

貸し切り状態です。

あっという間に宇治山田到着。

宇治山田駅 駅

登録有形文化財のレトロな美しい駅。

駅前のロータリー。

バスに乗って今回は外宮へは寄らずに内宮へ向かいます。
前日と打って変わって暑い。コートと荷物はロッカーに入れました。

数分でバスが到着。
駅はガラガラ、バスも数人しか乗っていなかった。
土曜日なのにまだ観光客は少ないのかなと思っていたら
次の伊勢市駅では大行列、パンパンで外宮前へ。
外宮前はこれまた大行列、臨時バスも出ているようでした。
宇治山田から乗ってよかった。

ぎゅうぎゅうのバスで内宮到着。
帰りも同じように混むので余裕を持って乗車してください、
バスを降りる際には両替が必要な場合は先に両替して、とか注意事項が多くて運転手さん大変そうでした。

数年ぶりのお伊勢さん、久々の宇治橋に落ち着きます。

ここにも春。

五十鈴川。

マイナスイオンを浴びまくり。

大きな木々の隙間から光が射して美しい。

気温はぐんぐん上がってるけど木々のおかげでひんやりした空気の中
静かに参拝。すっきり。お札も返して新しいお札を手に入れました。

あまりお腹は空いていないけどそろそろランチにしましょう。
それにしてもすごい人。
待ち時間がほぼない豚捨に来ました。
コロッケは大行列ですがイートインは待ち時間数分。

豚捨 本店 グルメ・レストラン

かわいい豚の置物を見ながら涼んでいるとすぐに案内されました。

1階は牛鍋などの定食、2階は高価なすき焼きと網焼きです。

1階のメニュー。
牛鍋（1人前すき焼き鍋）を注文。
杉と桧の2種類あり、桧は肩ロース使用とのこと。
2種類頼んでみます。

こちらが杉。

こちらが桧です。
違いはお肉だけですが、どちらも柔らかくて美味しいので
1,000円以上の価格の差を感じない。

食後はタクシーに乗って宇治山田へ戻ります。
お茶でもしようと思ったら構内の飲食店がなくなって休憩スペースになっていました。

宇治山田からは伊勢志摩ライナーです。

伊勢神宮はものすごい人だったけどがらがらの伊勢志摩ライナー。
帰るには早い時間なのかな。

近鉄名古屋駅到着。
海鮮丼が食べられなかったのが唯一の心残りですが
海を思う存分眺めて大満足の小旅行でした。
また行きたないな。