2022/01/16 - 2022/01/16
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ミズ旅撮る人さん
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良く晴れた冬の日に思い立って、山梨県の蒸気機関車を見に行きました。
山梨県には蒸気機関車は、意外と少なくて4輌しかありません。
そのうちの1輌は富士河口湖町にある8月にしか開館しない博物館にあるので、
今回はその他の3輌を訪ねました。
C56126 小淵沢小学校
C56149 清里駅前
C125 韮崎中央公園
EF15・トラ3輌・ヨの編成も保存されていました。
甲府より西側の中央道に近い地域なので、半日で見て回れます。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
2021年末から日本各地で雪が多くて、
八ヶ岳も綺麗な雪景色になっています。
八ヶ岳を背景に建つ小淵沢小学校には、
広い校庭の外れに蒸気機関車が置かれています。 -
大きな煙突?が目立つC56です。
-
どうしても、頭の上の四角い箱から目が離せません。
説明板には、煙突の事は一切言及されていないので詳細は不明ですが、
これで通常運行をしていたとは思えないので、
静態保存をする過程で取り付けられたのでしょう。何故???
除雪板は、朽ちて落ち、地面に置かれています。 -
巨大な箱・集煙装置は横から見ると、こんな感じです。
長野式が割と四角いので、それを取り入れた形なのかもしれません。 -
運転席の窓にヒーターが付いていて、その周りに白いプラスチック板?
のようなものが嵌め込まれています。 -
炭水車に向いた窓枠が白くて、黒い車体の中で目立ちます。
-
運転室を覗いてみると、火室の蓋が開けられているのがわかります。
大抵は、厳重に閉められているのに珍しいです。 -
奇妙なことに、後ろにも除雪板が置かれています。
一体、どこからもらって来たのでしょう? -
C56126(1C過熱テンダ機関車)
昭和13年3月三菱神戸造船制作。
岩見沢・鹿児島・大分・飯山・松本・上諏訪・長野・
浜田各機関区に所属。
昭和50年2月廃車。走行距離1,564,805km。 -
足回りは真っ黒一色に塗られていて、個体番号は見えません。
-
シリンダーカバーに、やけにくっきりと数値が明示されています。
C56126は、1Cなので、先輪だけで従輪はありません。
(従輪があると1C1) -
ナンバープレートは失われたらしく、新調されていました。
-
特徴的な補修をしているのに、足回りが真っ黒なのが残念です。
だいぶ長い期間、補修を受けていないようなので、これからが心配です。 -
保護してくれる人を失った運転席は、部品もかなり欠損しているので、
もう自由に立ち入りさせてもいいんじゃないかな。 -
校庭の片隅にあったね程度の記憶より、上って遊んだなぁの方が
幸せな記憶だと思います。 -
次は、JR小海線の清里駅です。
蒸気機関車は、2009年に高根町から移転して来ました。清里駅 駅
-
避暑地として有名な観光地の駅前に、どうして誘致されたのでしょうね。
-
小海線で活躍していた縁で、2009年に清里駅に来た機関車は、
2019年にクラウドファンディングによって再塗装整備が行われ、 -
運転台への階段も新たに設置されました。
-
C56149
昭和13年6月28日三菱重工業神戸造船所製造。
昭和13年7月~14年12月
新潟鉄道局米沢機関区61,728.8km
昭和14年12月~16年12月
仙台釜石機関区106,769.6km
昭和16年12月~47年12月
長野鉄道管理局中込機関区1,478,507.7km
走行距離合計 1,647,006.1km
昭和47年10月31日廃車。
31年間走り続けた小海線では高原の「ポニー号」という愛称で
呼ばれていました。 -
丁寧な塗装を受けた機関車には、個体番号があちこちに見られます。
シリンダーの覗き窓には、なかなか見られないのですが、
これが見られるとは感激です。 -
黒く塗られた部品にもしっかり番号は見られます。
-
画面では見にくいかもしれませんが、実物を見たらはっきり見えますよ。
-
これは大きくて、あまり見ない場所に刻まれています。
-
動輪の中心には、車輪の番号などが刻まれていますが、
主連棒の頭付近に、C56149と逆さまにあるのが見えます。 -
こちらは動輪ではなく、連結棒の頭にC56149があります。
見づらいと思いますが、もし現地に行くことがあったら
参考にしてみてください。 -
このナンバープレートは、かつて塗装されていたのかな?
天井が鉄板ではないので、いつでも明るくていいですね。 -
後ろ側にはガラス張りの柵があって、
こちら側が反射して写り込んでしまいます。
左側は清里駅のホームです。 -
C56独特の炭水車の側面です。斜めに歩けるようになっています。
-
運転室の中は、どうしてどうして綺麗です。
火室には、金網が被せてあります。 -
でも、私の大好きな速度計はこんなになっています。うう、悲しい。
-
圧力計は左右で随分違います。
-
運転席のシートが綺麗なのは嬉しいですね。
ひじ掛けまで整備されています。 -
かつては若者であふれた清里だけど、
これからは落ち着いて余生を過ごせそうね。
清里って、いったい何があったんだろう?? -
清里と野辺山駅の間には、JRでの最高所があります。
清里に来る時に通る国道141号線をそのまま北上して、
線路ととても近くなった所なので、簡単に見に行かれます。 -
冬だからか、ほとんどシャッターの降りた駅前商店街の屋根の向こうに、
富士山が見えました。そう言えば清泉寮からも良く見えますね。 -
韮崎市中央公園です。
陸上競技場と、ヴァンフォーレ甲府のサッカー練習場があります。
左下に現在地があります。その更に下に遊具広場があり、
EF15などが展示されています。
それとは別に、陸上競技場の右肩辺りに、
「蒸気機関車」の文字が見えます。先ずはそちらを目指します。韮崎中央公園 公園・植物園
-
南アルプスの山々を背景に、EF15などが見えますが、
今は日が暮れる前に蒸気機関車を見に行きます。 -
EF15の前からは、陸上競技場を挟んで、向こう側の木立の中に
蒸気機関車が垣間見えます。 -
そしてトラックの反対側には、
傾き始めた冬の太陽に照らされた富士山が見えます。 -
韮崎中央公園には、ミニSLのコースがあります。
運行日は日曜・祝日の午前10~12時、午後1~4時です。
訪れた日は日曜日でしたが、運行している様子はなく、
コロナ対策で運休中と思われます。
このミニSLは、9600型の1/10の模型だそうです。
日本工業大学付属東京工業高等学校機械科の学習教材として
製作されました。
線路の全長は約242mです。
日本工業大学の埼玉キャンパス(埼玉県南埼玉郡宮代町)には、
動態保存されている1891(明治24)年イギリスのダブス社製の
SLがあります。
原則として第3土曜日の午後に運行されますが、線路は120mで、
ここのミニSLよりも短いです。
旅行記「日本工業大学で動態保存されているSL、そして「青天を衝け」大河ドラマ館」参照。 -
行く手に蒸気機関車が見えて来ました。
こういうシチュエーションで見ることは少ないなあ。
陸上競技場のトラックに沿って真っすぐの道があるので、
SLの真正面から近付いて行きます。 -
なんだか感じの違う機関車です。どうやら、煙室ドアの周りにある手摺が
金色に塗られているので、顔の印象が違うようです。 -
今回の表紙です。1C1のタンク車です。
-
C125。なんて若い番号なんでしょう。
C12の現存する一番若い番号の機関車は、
北海道の三笠鉄道村に保存されているC122です。
C126は、北海道の小樽市総合博物館にいます。 -
なんだか注意書きが目に付く機関車です。
塗装を施した時には機関車を目立たせるように、
金を多用して派手にしたのに、
後に塗装が剥げて来ても、注意書きをその上に貼り足すだけなんですね。 -
車体全体に塗装の剥がれと錆が見受けられます。
-
シリンダーの先端に突き出た部品は、普通は黒く塗るだけなのですが、
この機関車は金色に塗ってあるので、
真正面から見るとあれ?と覗き込んでしまいます。 -
C125
昭和8年2月汽車製造。宇都宮機関区所属。
以後、苗穂・遠軽・小樽築港・横川・甲府の各機関区で運行。
昭和45年4月廃車。走行距離1,274,284km。 -
尾灯には、金網が付けてあります。割られるのを防ぐためでしょうか。
公園ではいろいろありますから、
不格好ですが仕方ないのかもしれません。 -
右側面の方が状態は良いようです。
-
塗装はカラフルですが、個体番号は考慮されていないようです。
-
機関車を鉄くずのように考えているのかなあ。
大事に思っている人なら、こんな風にはしないだろうに。
テプラを貼る感覚なんだろうな。はあ。 -
貴重なC12の初期型なのに、
ちゃんと管理してくれる人がいないんだね。 -
シリンダーのカバーが無くなっています。
-
金色の塗装をしてくれた人が、今の君を見たら悲しむだろうなあ。
-
木立があるので、野鳥が見られるようです。
寒いので、羽毛を膨らませて、まん丸。
背中がツートンカラーなのは、おもしろいね。 -
韮崎中央公園は、サッカーのヴァンフォーレ甲府の
練習場になっています。 -
さて、EF15のある広場にやって来ました。
だいぶ夕焼けの風景になっています。暗くなる前に撮らなくちゃ。 -
車掌車「ヨ14041」。形式ヨ5000。
ヨは初期型は窓が4つで、徐々に数が減って行きます。 -
ヨ14041の内部です。
椅子がフェリーなどと同じように、床に固定されています。 -
反対側からも見てみます。
-
車掌車の先には、トラが3輌連結されています。
それぞれの荷台に乗ることが出来ます。 -
5輌編成の横には渡り廊下が付随していて、
ずっと歩いて見て行くことが出来ます。 -
木造の内装っていいなあ。
老朽化しやすいけれど、やはり温かみがあります。 -
途中の電気設備などもなんとなくガラス窓から見えますが、
如何せん興味がないので撮っていません。反対側の運転席です。 -
EF15198
昭和33年10月東洋電気会社及び汽車製造会社で製作されて、
愛知県稲沢第二機関区に配属。
米原・岡山・宇都宮・八王子・甲府・立川の各機関区で運行。
昭和61年2月EF15型としては最後の1輌として廃車となりました。
走行距離212万km。直流1,500V。
夕焼けになって行く風景が窓ガラスに映ります。 -
長く貨物列車の牽引用に活躍していたEF15ですが、
次第にEF60・EF65に置き換えられて行き、廃車となりました。 -
電気機関車にはあまり興味はないのですが、
かつて寝台特急たちを牽引していた懐かしさがあります
(EF15は貨物用だったようですが)。
蒸気機関車のように強い思い入れのある人は少ないかもしれないけれど、
こうして安住の地が得られて良かったね。
山梨県のSL探訪はこれで終わります。
最後の1台は、河口湖に8月だけ開館する博物館にあります。
いつ行かれるかなあ。
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