美術展めぐり：ムンク展とムンクの有名な作品です

2018/12/15 - 2018/12/15

美術展巡り：＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で開催された。



表紙のフォトの題名に「叫び」とあるが、「叫び」を聴いて耳をふさいでいる状態を描いている。
「叫び」とは、ムンクが聴いた幻聴のことである。ムンクはこの作品で、人間の実存的不安を描いた。ほぼ同じ構図の『叫び』をテンペラ、パステル、リトグラフなどで複数枚描いた。
本作「叫び」はその中でも最も有名な油彩画。
本作の左上には鉛筆で「Kan kun være malet af en gal Mand!（狂人のみが描くことができる!）」と書かれていることが知られていたが、2021年の鑑定によりムンク本人が書いたということが確定した。

エリア オスロ(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 4.0

展覧会の案内看板

ムンク1822　　〇2018「自画像」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

以後のフォトは、制作年代順に掲示されています。

ムンク1884　x『朝』ノルウェイ，ベルゲン美術館

ムンク1888　○2018「カーレン・ビョルスタ」オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1889　〇2018「ハンス・イェーガー」オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1889　　〇2018『浜辺のインゲル』ノルウェイ、ベルゲン美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1889　ｘ「春」ノルウェイ、オスロ国立美術館

ムンク1890　ｘ『カール・ヨハンの春の日』ノルウェイ、ベルゲン美術館

ムンク1892　ｘ「インゲル」ムンク美術館所蔵

ムンク1890　ｘ『サン・クルーの夜』ノルウェイ、オスロ国立美術館

ムンク1891　　〇2018「メランコリー」ベルゲン・コーデ美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1891　ｘ『ニースの夜』ノルウェイ、オスロ国立美術館

ムンク1892　〇2018『メランコリー、黄色いボート」ノールウェイ、オスロ国立美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1892　〇2018『窓辺の接吻』ストックホルム近代美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1892　ｘ『アウグスト・ストリンドベリ』ストックホルム近代美術館

ムンク1892　ｘ『カール・ヨハン通りの夕べ』ノルウェイ、ベルゲン美術館

ムンク1892　ｘ『モンテカルロのルーレットテーブル』オスロ、ムンク美術館

ムンク 1893　〇2018「死と春」オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1893 〇2018「夏の夜、人魚」オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
＊サイズ93.5×118cm

ムンク1893　ｘ『叫び』オスロ市立ムンク美術館所蔵
下絵でしょうか？？？

ムンク1893　〇2018『叫び』オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
＊世界的に超有名な作品です

ムンク1893　ｘ『少女と死』オスロ，ムンク美術館

ムンク1893　○2018『ヴァンパイア』オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1893　ｘ『月光』オスロ国立美術館

ムンク1893　ｘ『病室の死』オスロ市立ムンク美術館所蔵

ムンク1893　ｘ『嵐』ニューヨーク近代美術館

ムンク1894　　○2018「絶望」オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1894　○2018『不安』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1894　〇2018「マドンナ」オスロ市立ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1895　ｘ「思春期」オスロ市立ムンク美術館所蔵

ムンク1895　〇2018『ヴァンパイア』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1895　ｘ『月光』オスロ国立美術館

ムンク1895　ｘ『病室の死』オスロ国立美術館

ムンク1895　〇2018『自画像』オスロ，ムンク美術館
＊1894年頃からエッチング、リトグラフ、木版画などに取り組む。

ムンク1895　〇2018『嫉妬」ノルウェイ、ベルゲン美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1895　ｘ『煙草を持つ自画像』オスロ国立美術館

ムンク1895　〇2018『マドンナ』オスロ国立美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1896　　〇2018「不安」ムンク美術館・オスロ　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク 1896　　〇2018「女の髪に埋まる男の顔」
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1896 ○2018「メランコリー」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1896　　〇2018『声，夏の夜』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1896　　○2018『病める子』オスロ，ムンク美術館、
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
＊リトグラフ

ムンク1896　　〇2018「不安」　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1896　『叫び』オスロ，ムンク美術館

ムンク1896　ｘ『病気の子供』スウェーデン、イェーテボリ美術館

ムンク1896　〇2018『夕方，メランコリー』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1896　○2018『別離』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1897　〇2018「神秘の浜辺」
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1897　○2018「接吻」オスロ市立美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1899　　『子どもと死』ドイツ、ブレーメン美術館

ムンク1899　『ハラルド・ノレガードと妻』オスロ国立美術館

ムンク1899　『継承』オスロ，ムンク美術館

ムンク1899‐1900　　〇2018「目の中の目」ムンク美術館・オスロ
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
JPムンク展

ムンク1900　　〇2018「星空の下で」ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
＊90.5×120.5cm）

ムンク1900　　『汽車の煙』オスロ，ムンク美術館所蔵

ムンク1900　『ゴルゴダ』オスロ，ムンク美術館

ムンク1900　〇2018『赤と白』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1900　○2018『赤い蔦』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1900　〇2018《生命のダンス》オスロ国立美術館所蔵〕
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1900　　〇2018「星空の下で」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日　　
＊90.5×120.5cm）

ムンク1901　『橋の上の少女』ハンブルグ美術館

ムンク1895-1902　　○2018「マドンナ（石板）」
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日　　
退廃といえば、やはりこの作品だろう。恍惚のマドンナの周りに、精子と胎児が見える。

ムンク1902　〇2018「マドンナ」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1902　〇2018『キス』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1902　○2018『橋の上の少女』プーシキン美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1903　○2018『地獄の自画像』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1903　　『オースゴールストランの 4人の少女』オスロ，ムンク美術館

ムンク1903　『エヴァ，ブローチ』オスロ，ムンク美術館

ムンク1903　『リンデ博士の 4人の息子』ドイツ，リューベック，ベーンハウス

ムンク1904　『筆を持つ自画像』オスロ，ムンク美術館

ムンク1904　『赤い家のある海岸』オスロ，ムンク美術館

ムンク1904－05　〇2018『青いエプロンの 2人の少女』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1905　『満開のリンゴの木の下にいる2人の少女』ロッテルダム，ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館

ムンク1905　○2018「星空の下で」　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1906　〇2018　「フリードリヒ・ニーチェの肖像》オスロ市立
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1906　　〇2018「フリードリヒ・ニーチェ」ムンク美術館・オスロ　所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日　
201×130cm

ムンク1906　　『ワインボトルの自画像』オスロ，ムンク美術館

ムンク1906　〇2018「並木道の新雪」
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1907　　〇2018「クピドとプシュケ」オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1907　『嫉妬』オスロ，ムンク美術館

ムンク1907　○2018《すすり泣く女」ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1907　〇2018「嫉妬」　ムンク美術館　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
多色リトグラフ

ムンク1907　『ホルステン門のあるリューベックの港』ベルリン，新国立美術館

ムンク1907年　〇2018「マラーの死」　ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
殺されているのは、ダントン、ロビスピエールと並んで知られるフランス革命時の革命家、ジャン=ポール・マラー。、新古典主義の巨匠ダヴィッドの作品によって知られるテーマ

ムンク1907　　ｘ『病気の子供』テート・ブリテン

ムンク1908‐09　　〇2018「ダニエル・ヤコブソン」オスロ，ムンク美術館　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
＊204×111.5cm

ムンク1909　『病院での自画像』ノールウェイ、ベルゲン美術館

ムンク1910　〇2018「叫び」
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1910‐12　　〇2018「疾駆する馬」オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1912　〇2018『黄色い木』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1912　○2018《緑色の服を着たインゲボルグ》ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1910-13　　○2018「太陽」ムンク美術館　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
実にダイナミックな自然の描き方である。クリスチャニア大学 (現オスロ大学) の講堂の装飾画

ムンク1910-13　〇2018「太陽」　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
実にダイナミックな自然の描き方である。クリスチャニア大学 (現オスロ大学) の講堂の装飾画

ムンク1913　『ソファで』オスロ，ムンク美術館

ムンク1913　ｘ『朝，あくび』ノールウェイ，ベルゲン美術館

ムンク1913‐14　ｘ『家路につく労働者』オスロ，ムンク美術館

ムンク1913‐14　○2018『泣く裸婦』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1914　〇2018「月明かり、浜辺の接吻」ムンク美術館　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
＊接吻する男女の顔が一体化している

ムンク1915　〇2018「真夏」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日　
＊95.5×119.5cm

ムンク1915　　〇2018「真夏」　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
＊サイズ95.5×119.5cm

ムンク1911－16　ｘ『太陽』オスロ大学アウラ講堂

ムンク1911－16　ｘ『歴史』オスロ大学アウラ講堂

ムンク1911ー16　ｘ『母校』オスロ大学アウラ講堂

ムンク1918 　　〇2018「森の吸血鬼」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日　

ムンク1919‐21　〇2018「芸術家とモデル」ムンク美術館　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1922ー24　　〇2018「星月夜」　
英題では Starry Nightである。オスロ郊外のムンクの自宅から見た風景らしい。

ムンク1922ー24　　○2018「星月夜」
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日　
英題では Starry Nightである。オスロ郊外のムンクの自宅から見た風景らしい。

ムンク1925 〇2018 「命のダンス」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1925　『病気の子供』オスロ，ムンク美術館

ムンク1925　○2018「灰」ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1926　○2018《家壁の前の自画像》ムンク美術館所蔵
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

ムンク1929　ｘ『安楽椅子のそばのモデル』オスロ，ムンク美術館

ムンク1933－35　　〇2018「二人、孤独な人たち」　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日
　91×129.5cm）

ムンク1933－35　　〇2018「浜辺にいる二人の女」　
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日　
93.5×118.5cm）

ムンク1942 【庭のリンゴの樹】ムンク美術館

ムンク1940‐44　○2018『時計とベッドの間の自画像』オスロ，ムンク美術館
＃2018年「ムンク大回顧展」（都美術館）で来日

この旅行記へのコメント （1）

• Sobaka Flyersさん 2023/09/03 09:53:43

  叫びます（笑）

  不安や森へくらいしかムンクの作品見たことなかったので
  色々見れて感動しました
  40年前に奈良美術館でムンク展で日本に来てた叫び見たのですが、
  ガラス超しだったのでなんか微妙な気持ちでしたね