2021/12/23 - 2021/12/24
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akricaさん
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2021年9月より月一ペースで温泉を楽しんでいます。
河口湖、箱根仙石原、湯河原の温泉にそれぞれ一泊してきました。
そして12月には伊豆稲取温泉に宿泊し、前後に一碧湖と河津七滝を訪れました。
その様子をお伝えします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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朝、家を出て西湘バイパス、国道135号を通って稲取温泉を目指す途中、「道の駅・伊東マリンタウン」に立ち寄り休憩、そこから近い一碧湖を訪れました。
一碧湖には数年前にたまたま訪れ、紅葉の時期だったんですがとても印象に残っていて時期は違いますがまた来たいと思っていたんです。
ここは「大池(おおいけ)」と「沼池(ぬまいけ)」の二つがひょうたん型につながっていて、まず小さい「沼池」から。
沼池観察橋からの眺め。前回、近くに群れていた野鳥たちは離れたところに行ってしまってますね。一碧湖 自然・景勝地
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沼池を1周する散策路があるのに気付き、歩いて行くことに。
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沼池は木々や群生する葦に囲まれ、こもった感じ。
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水辺に近付ける木々の間に踏み入ります。
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黒い野鳥がいます。
オオバン、っていう鳥でしょうか。
警戒した様子ですぐに離れていってしまいます。 -
茂る葦と野鳥にワイルドライフ感があっていい感じ。
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青い空が映った水面もきれいです。
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沼池1周30分くらい。
とても気持ちよかった。 -
カルガモが飛び立ちます。
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1周して沼池観察橋に戻ってきました。
一碧湖といったら、まず大きなほうの「大池」が圧倒的にメインなんだと思います。
でも、私たちは小さな方の「沼池」がけっこう好きなんですよ。葦と野鳥の野生っぽさかな。 -
道路を跨ぎ、もう一方の「大池」に来ました。
一碧湖 自然・景勝地
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「沼池」とは対照的に、こっちは開放感あって清々しくていいんです。
穏やかな水面に空がきれいに映って、気持ちの良い景色。遠くに1艘の貸しボートが見えます。
紅葉の時期には、この上の枝に色づいた葉が覆いかぶさってまたいいんです。 -
この先にボート乗り場とカフェなどがある湖畔の道を歩きます。
以前は湖畔に美術館などもあったようですが、今は他に施設など何もなく人も少なく寂しくなったようです。でも逆に散策するにはとてもいい穴場だと思います。 -
「大池」にもカルガモやオオバンなど野鳥が見られました。
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ボート乗り場とは反対方向に何やら野鳥が集まって見えたので、そちらに向かいます。
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芝生公園の方まで来ると、二羽のアヒルがいました。
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黒い大判の群れは、私たちが近づくと陸から池の中に逃げてしまいますが、アヒルは全く動じません。
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左奥に「十二連島」という小島群を望みます。
「大池」側にも1周できる遊歩道があってとてもいいらしいのですが、2時間ほどかかるようなので今回は見送ります。 -
私たちが離れると黒いオオバンたちは陸に上がり、アヒルの周りに集まります。
何か食べるものがあるようです。 -
湖畔にはわずかですが紅葉が残っていました。
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温泉でゆっくりしたいので、早めに稲取に着くように先を急ぎます。
道の途中で昼食できるところを探しながら135号を行くのですが、なかなか適当なところが見つかりません。最後に見つけて何げなく入ったのが「一心」、ここが知る人ぞ知る名物親父の名店だったんです。
“めしや「一心」釣り親父の店”です。4トラには登録されてないようですね。私たちも知りませんでした。
釣り師の店主の釣った魚が提供され、看板メニューの「金目鯛石焼どんぶりシャブシャブ茶漬け」とか相当美味しいらしいです。私たちはそばを食べるイメージで入ったので「メカジキ大トロそば」にしましたが、スープおいしさかった~!
店主の親父のキャラもまた最高で面倒見がよく、お茶漬けをオーダーした客には美味しく食べる手順やSNSにアップする動画の撮影のコツなど楽しそうにレクチャーしていました。
ここはオススメです。できれば帰路にも寄っていきたいと思いました。 -
宿にはちょうど午後3時頃に着きました。
「稲取 銀水荘」です。(写真は翌日撮影したもの)
大型温泉旅館らしい趣き。目の前は相模湾、全室オーシャンビューの眺めの良い客室。非常におもてなしのレベルが高いことで評判の旅館です。稲取銀水荘 宿・ホテル
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ベーシックプランの私たちの部屋は西棟5階のほぼ西端の和室。
入ってすぐ真正面に相模湾の絶景が広がり感動的! -
広縁の椅子に座り、窓辺に足をのせてボ~っと海を眺めているだけで時間が経つのを忘れてしまいます。
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2枚を合成したパノラマ。
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いいところですね~。
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私たちの部屋の上階、6階にはラウンジとダイニングがあります。
ラウンジ「濤の音(なみのね)」は広々とした展望ラウンジで、ここで目の前の相模湾の絶景を眺めながらウェルカムドリンクをいただくことができます。 -
ニューサマー酒 ソーダ割り。
アルコールはこれと生ビールの2種類。 -
妻のフルーツビネガー・ニューサマーオレンジ(果実酢)と。
ソフトドリンクは他にもホットコーヒー、お茶、フルーツジュースなどいろいろありました。 -
沈む夕陽の絶景、素晴らしいです。
このラウンジは3年ほど前の6階ダイニングエリアのリニューアル時に新設されたそうです。
最近はどこもこうした工夫・改善がされていて感心することが多いです。 -
私の写真だけだとラウンジの広さが伝わらないのですが、この5倍くらいの窓辺の幅と、奥行きもかなりある広大さで椅子/テーブルもあり、ゆったりできるのです。
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静岡麦酒(生ビール)も。おかわり自由です♪
このあと部屋でゆっくりし、写真はありませんが大浴場で温泉を楽しみました。
2階にある大浴場からは外の露天風呂に出ることができ、伊豆半島の海岸線の夜景を眺めながら(よく見るのには中腰にならないといけませんが)温まることができました。
そして部屋が近いので入浴後にもラウンジに立ち寄り、生ビールをいただきましたよ♪ -
露天風呂で温泉を楽しんだあと、予約していた夕食です。
ラウンジと同じ6階の奥に進むとダイニング「銀の海」があります。ここも広く新しい。 -
会席料理の夕食。もっと豪華なプランもあるようですが、じゅうぶん盛り沢山です。
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名物の金目鯛の煮付け姿煮は二人で一尾。これがやっぱりおいしかったですね。
取り分けたあとの写真ですみません。 -
お味噌汁とご飯はセルフサービス。炊き込みご飯と白飯がありました。
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デザートはそば茶プリン。
満足しました~。 -
そして花火大会。
稲取温泉では冬の間けっこう頻繁に花火大会があるんです。それも、2カ所のうち一ヶ所はこの旅館の真ん前から打ち上げられるんです。それが決め手でこの時期この旅館に泊まることにしました。
午後8時30分打ち上げ開始。私たちの部屋からも見れるのですが、ラウンジからの方が正面で窓も広いのでここから見たいとスタッフの人に伝えたら、ラウンジの営業時間外でも見やすいように照明を暗くして開けて待っていてくださるそうで、おかげで本当にありがたく観ることが出来ました。
ラウンジには私たちの他にもう1組だけでした。 -
本当に目の前の海の堤防から上がるんですよね。
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そして見やすいように窓を全開にしてくださいました。
ただし外に出ないようにと。 -
花火の撮り方よくわからずすみません。
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これが最後の大きな花火。
約10分間ほどの小規模なものでしたが、これだけ間近に見ることって普通はないですから感激しました。
規模を小さめにして機会を増やしたんだそうです。 -
翌朝。
起きていちばんにお部屋の窓から。 -
朝食会場は夕食と同じくダイニング「銀の海」。始まる7時過ぎに来たので早くから並んでいる人たちもいましたが、窓辺の景色のいい席につくことが出来ました。
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バイキング式の朝食は久しぶりです。やっぱり好きなのを選ぶのは楽しいですね。
最初に食べるもの全部盛ってしまいました。朝からたくさん食べますね。
おいしかったです。 -
最後にやはりコーヒー。
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セルフのコーヒーサーバーに用意されていた持ち帰り用の紙コップにコーヒーを淹れ、それを持って隣のラウンジで更にくつろぎます。
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堤防が見えます。昨夜の花火はあそこから打ち上げられました。
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身支度をしチェックアウトを済ませ、さぁ出かけましょう。
1階のメインロビーも鯉もいて良さげ、おみやげ処も充実していそうでしたが、ほとんどゆっくりできませんでした。 -
銀水荘の前の海。
今日もいい天気。 -
2日目、どこに行こうか迷いましたが天気もいいし、事前にあまり調べてもいませんでしたが行ったことのない「河津七滝」に行くことにしました。
稲取からは30数分くらい。とりあえず河津七滝ループ橋の近くにある、町営駐車場に車を停め、遊歩道を上流に向かって歩き始めます。上流側には七滝のうち5つあります。 -
遊歩道を行くとすぐのところに河原に降りていける階段があり、行ってみるといきなり「カニ滝(かにだる)」でした。
落差2mの小さな滝ですが、周りの岩々や水の流れの美しさが印象的でした。
奥に「かに滝橋」と紅葉が見えます。河津七滝 自然・景勝地
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カニ滝の先に、ここだけ鮮やかな紅葉が残っていました。
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更に10分近く歩くと見えてきたのが「初景滝(しょけいだる)」。
ここには伊豆踊り子の「踊子と私」の像があり撮影ポイントなんですが、先客が撮影中でしたので帰りにゆっくり撮ることにして先に進みました。 -
「初景滝」脇の木の階段を見上げます。ここを登っていきます。
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かなりの段数ですが歩きやすかったです。
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階段を登ってさらに続く遊歩道。道に沿って水が流れています。
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河津七滝「足水処」なんだそうです。
きっと夏は気持ちいいでしょうね。 -
紅葉の葉が流れていました。
見頃の時期に来ていたらきれいだったでしょうね。 -
底に沈んだもみじの葉。
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「蛇滝(へびだる)」に着きました。
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上の方から見ると、周りの岩が蛇のウロコのように見えることからそう呼ばれるようになったとか。
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振り返ると逆光に光る木々の葉が川面に映りきれいです。
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遊歩道を進むと見たこともないような吊り橋が。
「河津踊子滝見橋」という橋で、片塔式ウェーブ橋という珍しい形式なんだそうです。 -
渡り切り振り返ったところ、すごいですね~!
けっこうしっかりした造りで、他の何人かとすれ違うとき以外はほとんど揺れず、安心して渡れます。 -
「エビ滝(えびだる)」。
「河津踊子滝見橋」を渡ったあと、小さな吊り橋のある脇の小道に入ったところにあります。流れが入り組んでいてちょっとおもしろい滝ですが、全体像を掴みにくいですね。 -
「釜滝(かまだる)」。
いちばん上流にある滝です。落差22mで、ここまでで一番大きな滝らしい滝です。
ここまで、それぞれの滝の間は歩いてだいたい5、6分間隔。この写真は展望デッキから撮影しました。 -
少し猿田淵方向へ登って見下ろしてみました。
この先にも駐車場やバス停があって、そちらから下る巡り方もあるようです。
私たちはこの辺りで来た道を引き返すことにします。 -
下っていきます。
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「河津七滝」、水が澄んでいて、どの滝の滝壺もとても青く美しいのに感動しました。
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急な階段を降りていきます。
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階段の木の床がいい感じです。
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とても歩きやすいです。
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「蛇滝)」に戻ってきました。
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行きよりも日が陰ってきましたね。
でもまだ12時半少し前です。 -
渓流の風景。
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再び「初景滝」。
結局「伊豆踊り子」の像と記念撮影するの忘れてしまいました。 -
遊歩道をさらにに戻ると「三個百円」と書かれ石がおいてありました。これは七滝の願い石というものらしい。
お願い事をした後、石を投げて川の中にある岩のてっぺんにのれば願いことが叶うという。
やってみましたが、残念~! 全くダメでした。 -
木彫りのミミズク、願い石近くの釜滝茶屋で買ったおみやげ。
高さ5cm、他にもいろんなサイズのがありました。
透かし彫りの中にも造作があって凝った作り、これで400円だったかな。安くないですか? -
行きにも見た木ですが、陽の当たり具合がさらに良くなって、鮮やかさが際立ちます。
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いい感じです。
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電柱みたいに真っ直ぐですが、樹の幹なんです。
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遊歩道のカニ滝の降り口の前あたりに、雰囲気の良さそうな茶屋の看板とメニューが出ていました。
まだお腹は空いていませんでしたが、せっかくですのでお茶していこうと脇の階段を登っていくと、鬱蒼とした竹林の奥に渋い民家風のお店が見えてきました。
「ひぐらし」というお店でした。レストランひぐらし グルメ・レストラン
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玄関の戸を開け入ると、正面に古いかまどが。
骨董ディスプレイかと思ってよく見たらお釜がぐつぐつといっていて、稼働中でした。
室内ばきに履き替え、1階で注文し2階に上がります。 -
2階に上がったところ。
窓から見える竹林。 -
おお、情趣に満ちた店内。
ここは美術館が併設されていて、というか美術館に茶屋が併設されているのかもしれませんが、店主の本業が画家でいらして、その個人美術館でもあるんです。 -
窓からの景色。
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椅子とテーブルのエリアもあったのですが、こちらの方が雰囲気が素晴らしかったので。
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窓から覗く竹林。
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窓から覗く竹林。
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栗の渋皮煮
かまどで煮た栗渋皮煮。お抹茶やコーヒーと一緒に「お茶セット」
妻は抹茶を選びました。
栗はこの時期の限定メニューです。う~ん、絶妙の甘さ! -
このお店は本当はお食事の方がメインで、「あじひもの膳」とか「栗ご飯膳」とか非常にそそられるメニューがいろいろあったのですが、何しろ朝食をたくさん食べてしまっていたので「お茶セット」で休憩だけにしました。
でも休んでいるうちにお腹が空いてきてしまって、後で少し後悔。 -
1階に降り妻が会計している間に窓の外を撮影。
窓の高さまでかまど用の薪が積み上がっています。竹も燃やすのですね。 -
町営駐車場近くまで戻り、今度は逆方向、お土産店やお食事処の前を過ぎて更に下流の遊歩道を下っていきます。
6番目の滝「出会滝(であいだる)」に着きました。
青い! -
支流と合流したり段になったり、くねくねと複雑な流れ。
ここはあちこちいろいろな角度から見るといいと思います。 -
そして7番目の滝、最後に見たのは落差30m、河津七滝で最大の「大滝(おおだる)」。
この時間、ちょっと日が陰ってしまいましたが、さすが豪快で迫力がある光景。
台風の影響だったか近くまで来れるようになったのは割と最近のことのようです。
河津七滝、予想より遥かによかったです。こんなところがあったんだ、来てよかった~。水の流れがきれいで素晴らしい。
まだ午後2時半頃でしたがもう満足、これをもって帰路につくことにしました。
来た道、海岸線を戻って帰ろうかと考えていましたが、目の前の河津七滝ループ橋を見てぐるぐる回って行きたくなり、ループ橋から修善寺経由でまっすぐ帰りました。
長大な旅行記、ご覧いただきありがとうございました。
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