20年ぶりにオーシャンパークに行ってきました。

2021/12/25 - 2021/12/25

地下鉄に乗って、オーシャンパークに行ってきました。半日の行程
でしたが山道を結構歩かされたのでふくろはぎがパンパンにはれて
しまいました。

これから行く方は、インターネットで入場料のチェックをしてからのほ
うがいいですよ。料金の違う同じような内容のチケットがいくつかあり
ますから。いずれも、入園料さえ払えばアトラクションはすべて無料です。

行き方は、MTRだけで十分なのでオクトパスを忘れずに。
MTR金鐘→MTR海洋公園→オーシャンパーク→MTR海洋公園→MTR金鐘

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 2.5
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

地下鉄（MTR）金鐘駅からひとつ目の駅が海洋公園。駅を出ると目の前がオーシャンパークの入口です。

入場券売場の手前に荷物検査があります。飲食物を持っていると持ち込めません。水筒はOKみたいでした。

入口手前。チケット予約済みの人、これから購入する人などを係員がチェックして窓口を案内してくれます。私たちは予約済みだったので
その窓口へ。

チケットとクーポン。クーポンは特別チケットの人だけがもらえます。金券ではなく割引券でした。

園内の地図。各所にありますが、見にくい。紙で印刷されたものはなくて、必要ならスマホのアプリからダウンロードするようにと言われましたが、言語は中国語と英語のみです。園内はwifiがフリーでした。

園内は平地部と山頂部に分かれていてとても広いです。最初に向かったのが入口から近い平地部にあるパンダ舎です。待ち時間表示は10分。

パンダはパンダでもレッサーパンダ。

その先にジャイアントパンダがいました。ガラスの透明度が悪くてきれいな写真が撮れませんでした。

もう一頭いたのですが、お昼寝中。

この後山頂部に向かうのですが、山頂部へは眺めの良いロープウェイ（現地表示ではケーブルカー）で行きたいところですが、行列していることが多くかなり待たされそう。

なので、時間を節約する目的もあり右側にある海洋列車で山頂部へ向かいました。こちらは待ち時間はなく、一番早いのに乗ることができました。

海洋列車という名前がついていますが、全線トンネル内を走ります。
内部は車両の両端に椅子があるだけで後の人は立って乗る感じ。香港空港のゲートとターミナルを結ぶ列車をイメージしてみるとわかりやすいかな。

山頂部につくとこんな感じ。トンネルをでていきなり山の上にでると
ちょっと不思議な気持ちになります。

付近にはたくさんのアトラクションがありますが、動いているのは半分ぐらいしかありませんでした。メインのジェットコースターすら動いていませんし、動いているアトラクションも軒並み待ち時間が40分以上だったので、乗るのはあきらめました。

アトラクションの近くでランチにしました。ファーストフードみたいなのしかなく、ビールなどの酒類は売っていないのでちょっとがっかりです。クーポンが使えただけでもラッキーでした。

園内マップがわかりにくくて、ショーの会場までたどり着くのに延々と歩くことになりました。結果的にはアトラクションのところから下ったところのそのまた奥にありました。

30分ぐらい待って（ちゃんとした入口から入ったつもりでしたがショーの開始時間がわかりませんでした）やっとショーが始まりました。
まずはアシカくんがやってきました。まだ修行中なのか簡単な芸だけ。

続いて登場してきたのが、メインのイルカたち。5頭。どの席からも見やすいようにとの配慮からか、二頭は左サイド、三頭が右サイドに展開していました。

イルカを見に来たのですから、このジャンプは必見です。だいたい二回連続で飛んでくれます。

二頭同時の連続ジャンプ、ショーの中ではこれがメインのようでした。一番盛り上がりましたが、今まで見てきたイルカのショーの中では平凡な気がしました。

園内の売店。つくりは違って見えますが売っているものはほとんど同じファストフードばかり。あとハーゲンダッツがありましたが、飲み物はコカ・コーラ中心。私が欲しいものは一つもありませんでした。ビールが欲しくなります。

平地部にもどります。今度は眺望の良いロープウェイで。入り口での待ち時間表示は10分でした。

ゴンドラは6人が丸く囲むような座席配置でしたが、混雑していなかったせいか、二人でゴンドラを一両独占できました。こちらは海側の眺め手前の深水湾、奥の高層ビルの下が浅水湾です。窓の一部が開いているので良い写真が撮れますが、風も入ってきます。

ロープウェイは次々とやってきますので混んでいなければそう待たずに乗れるはずなのですが、今まで平地部と山頂部を結ぶ唯一の手段だったので海洋鉄道とのすみわけがまだ進まずどうしてもロープウェイに人が集中してしまいます。左上にみえるジェットコースターが動いていないのもこの施設の経営状況の一端が垣間見れます。

ロープウェイは二つの山の頂を超えていくコースなので、こんなダイナミックな景色も楽しめます。トンネル内真っ暗客の半分が立ちっぱなしの海洋列車では勝負にならず、人がうまく分散できない理由が明白ですね。

平地部に戻ってきました。これから乗ろうとする客が行列をなしていました。表示を見ると待ち時間30分。やっぱりロープウェイは下りだけにして正解でした。

ロープウェイ乗り場近くにある昔の香港をイメージした商店街。ですが、半分以上が閉まっていて開いている店をのぞいてみましたが、看板に大きくでている「ウイスキー」は販売していませんでした。
なんだかなあ。

結構歩き回ったので、かみさんは帰りたがっていましたが、ひとつ見落としたような気がして、もう一度マップとにらめっこして、水族館をまだみていないことに気づきました。いったん出口のようなゲートをこえたこのパンダの道の先にありました。

アクアリウムに着きました。一見混んでいるように見えますが、それは入場者一組ずつ写真を撮ってあとで売りつけるという業者さんが足止めしていたからです。

水族館は20年ぶりでしたが、まあふつうの水族館という感じでした。

円筒形の水槽に魚がいっぱい。

天井からも魚たちが見えるようになっていて、それなりに工夫はしているようです。

出口近くにあったのが大水槽で、これが一番見ごたえがありました。
大きな魚やマンタが時折上からすっとやってくるのが圧巻。フィリピン人のおばちゃんなんか、靴を脱いで最前列に寝っ転がってずっと写真を撮ってもらっていました。

駅周辺には飲食店などがないためにどこにもよらずに地下鉄に乗って
帰ることにしました。園内はそれほど混んでいる感じはなかったのですが、帰りの地下鉄は超満員で乗り切れない人もいたほど。

結構疲れましたが、私が無料特別チケットを持っていたことに加えて、最低限であるパンダとイルカをみることができたこと、ロープウェイから景色を堪能できたこと、久しぶりに水族館を見ることができた半日であったことを考えるとまあまあの内容ではなかったか、と思います。

訪れる際には天気予報のチェックは必須ですね。最低でも曇り以上じゃないとロープウェイが楽しめませんから。