まだまだ遠くへは行けないということで、私の還暦祝いで近くのお宿で美味しいものを食べるという旅行を思い立ちました。<br /><br />おうちからは1時間もかからないので、うっかりしていましたが、唐津はお隣佐賀県でした。<br /><br />でもいつもお魚を買いに行くだけだった唐津、なかなか見どころ満載でした。

祝・還暦　近場の唐津で鍛錬遠足のように鏡山に登り、唐津城と旧唐津銀行へ。汐湯凪の音に泊まる①

62いいね！

2021/09/20 - 2021/09/20

35位(同エリア537件中)

エリア

唐津・虹の松原(佐賀)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 4.5

グルメ: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 自家用車

旅行の手配内容: 個別手配

私は宿に行って、お風呂にはいって、美味しいごはんを食べるだけと考えていたのに、珍しくいつもは自分の主張をしないオットットが、「ボク、鏡山も唐津城も行ったことないけん、当日は早く家をでよう。」と。

えー！
そんなぁ、疲れるやんと思ったけど、なんせ今回のスポンサーゆえ、黙って従うことにしました。

とりあえず、鏡山の頂上まで車できました。

向こうに見える橋は西九州自動車道。
有田陶器市などに行くときに通る道です。

でも、途中トイレがないので、高齢の母が一緒に乗っているときは用心用心です。
展望台に行ってみよう、ということに。

佐用姫って、聞いたことはあったけどよく知りませんでした。
展望台からの眺め。

眼下に虹の松原が見えます。
青々とした田んぼも見えて、風もすっごく気持ちがいいです。
この角度からも。
空がまだ夏っぽい。
虹の松原の中に小さな駅が見えます。
鏡山ってきたことあったけど、考えてみれば展望台は初めてかも。

くる途中、イノシシにも遭遇しました。
右のほうが福岡方面。

今日泊まる宿は見えるかな？
駐車場の近くに鯉がいっぱいいる池がありました。
オットットは鯉にえさをあげるのが大好きでどこに行っても、あげてます。
ここの鯉はおなかがすいていたようで、パクパク食べてくれました。

それがまた面白かったようで、オットットは2回もえさを買いにいきました。
今日の夜ごはんがはいらないといけないので、お昼は軽くそばにしよっか？

北城内というところにあったお蕎麦屋さんにはいります。

ずいぶん以前から営業していらっしゃるお店のようなたたずまいでした。

軽くしとこう、といいながら天ざるを食べてしまった・・・・。
次の来たのは唐津城。
小さくて、かわいいお城です。

でも、お城って、きっと上まで階段よね？
イヤな予感。
なんとここまではエレベーターでこれました。にんまり。
それから、お城の中の展示物を見ながら息もたえだえに天守閣まで。

ぜぃぜい。
向こうの方にまた虹の松原が見えます。
こっちは北側。
唐津市内です。

あっ、駐車場にうちの車がみえるね。
やっとこさっとこ、お城から下山して。
昔の人はいつもあんなところまで、登っていたんだろうか？大変ね～、と思いながら、次にやってきたのは、旧唐津銀行あとです。

東京駅をデザインした方の弟子が作ったとされているので、なんとなく雰囲気が似ています。
初めてきました。
お隣には大好きな松露饅頭のお店が。
でも、ごめんね、今日はおなかいっぱいになりそうなので、買えません。
東京駅をデザインした辰野金吾さんについての説明。
ふむふむ。

首席で卒業だって、すごいね。

こんな方だったそうな。
趣のある窓口。
高校生が作った模型も飾ってありました。
二階にも上がれるみたいです。
赤いじゅうたんがしゃれとんしゃ～です。
上がってすぐの吹きぬけ。
可愛らしい照明と鏡。
ひとつひとつに物語があるようなかんじです。
コート掛け。
ウィーンのカフェにもありそう。
こんなビロードの立派なカーテン。
きっとここを訪れた人は驚いたに違いありません。

でもこの窓から何を見てたのかなぁ。
当時の人はこんなシャンデリアだって、驚いたよね。

暖炉もありました。
重たそうな金庫の扉。
い、い、一億円！

でも案外少し。
むか～しの金庫の内部。

あと、館内にはここの歩みを知る映像などもあって、勉強にもなったし、見ごたえがありました。
唐津にこういうところがあったなんて、知りませんでした。
来てみてよかったです。
そして、次は石炭で財を成したという旧高取邸へ、

どんなところかな？
わくわく。
が、しかし、今日は休館日。
がーん。

でも、唐津は近いのでまた来ればいいね。

じゃあ、そろそろ今日のお宿に来ましょう♪
虹の松原を通って、ちょっと福岡方面に戻ります。
右手には有名な唐津バーガーが見えます。

今日は少ないね。
着いた～。

以前、予約していた日が台風で、このお宿は海のすぐそばなので、キャンセルしました。
やっとこれた～。

小さなお宿１００選にも選ばれたことがあるそうです。
ここここ、このエントランスがステキなので、来てみたかった。

チェックインは座ってできました。
冷たいお茶がありがたい。
チェックインをしたロビーはこんな感じ。
窓の向こうが海です。
お部屋に通されました。

私たちには苦手な和室ですが、このお宿はベッドのある部屋がないので、仕方ありません。
お部屋に生けてあったお花。
これはお昼寝用のマット。
お部屋に備え付けてあったドライヤー。

くるくるドライヤーまであって、うれしい。
お風呂に行くときに持っていくかご。
こういうのがあると、便利。
お風呂は本館をでて、すぐ前の道を渡るとあります。
立ち寄り湯やお昼のランチもあるみたい。
誰もまだいなかったので、パチリ。
窓の向こうが露天風呂。
露天風呂は、「向こうから見えないようにかがんでお進みください。」みたいなことが書いてありました。

立ち上がると目の前の海岸から、見えてしまいます。

でも海を見ながらお風呂にはいる、って気持ちいい。

それもまだ空が青いうちから入れるなんて、幸せ。
脱衣所はビショビショにならないようにマットが敷き詰めてありました。
で、お風呂をあがると休憩室。

これもお楽しみだったヨギボウ。

どんな座り心地、寝ごこちだか試してみたかった。
ヨギボウ～、とNIJIUの女の子たちみたいに座ってみたのはいいけれど、
これがなんというか、なかなか立ちあがれずに困った、困った。

買うのはやめとこう。
このお宿は館内いたるところにお花が活けてあって、それがすごくステキでした。
和風のお宿にぴったり。
階段下にひっそりと活けられていた花。
これはまた大胆。
この照明がステキ。
ロビーには自由に飲めるようにお茶やコーヒー、ジュースが用意してありました。

それをこの海が見えるテラスでいただけました。
こんなソファーに座ったら、きっと動けなくなる。
夕方になると廊下には灯りがともされました。

これだけで、違う世界に来た気がします。
さて、お楽しみの夕食です。

どんなのがでるかなぁ。
まず、最初にこの箱庭みたいな前菜がやってきました。

盛り付け方や小さな器が秋らしいし、とても可愛らしい。
お造り。
さすが唐津だけあって、お刺身はプリップリッ。
今日はイカが入荷しているというので、イカの活き作りもお願いしました。
まだまだ透明ですよ～。
これはゴマ豆腐？
さざえのつぼ焼き。
小さく切ってあるので、歯の悪いオットットも食べることができました。
うわぁ～い、松茸の土瓶蒸し。
今年、初めて食べる。

蓮根真丈黄身あげ。
あとづくり。

さっきのイカちゃんのゲソは天ぷらになりました。

実はさげていかれた時に、「あっ、まだお刺身残っとった。」と思っていたんですが、ちゃんとそれも天ぷらにしてきてくださいました。
伊万里牛ほほ肉の煮込み。

オットットはこのあたりから、おなかいっぱいではいらず。
ソースが濃厚でお肉はくずれるほどのやわらかさ。

食べられんなんて、もったいないね～。
ごはん。
オットットは松茸の土瓶蒸しも私にどうぞ、とくれたので、贅沢にもそれをかけて、サラサラサラサラとお茶づけにしていただきました。

あ～、至福のひととき。
デザート。

チョコレート豆腐のケーキ、洋ナシのよせもの、巨峰。

ケーキ、美味しいけど、これも濃厚で、たまりません、ってほどおなかがいっぱい。

おごちそうさまでした。
お部屋は大広間をこんな風に区切ってありました。
食後はここでくつろぐことに。

アルコール飲み放題のバーです。
でも残念ながら、オットットの好きなビールはありません。

まだ外は明るいね。
色々なアルコール、ソフトドリンクが置いてあります。
ちょっと写真がぶれてますが、こんなアンティークの家具の上におつまみも用意されています。
生ハムやチーズもあるけど、なんもはいりまっしぇん。

ナッツくらいならはいるかな？

こんな入れ物、おうちにもほしい。
そんなに広いスペースではないので、誰かきたら退散しようと思っていましたが、
その後、2時間くらいだぁ～れもこず、久しぶりに夫婦二人でゆっくり語らいました。

といいたいところですが、いったい何を話したのか？
まったく覚えていません。
このバーはセルフサービスなので、色々なカクテルの作り方を書いた冊子がおいてありました。
お部屋に戻るとこんな可愛らしいケーキが。

こういうささやかな気遣いがとてもうれしいです。

お伺いすると持ち帰ってもいい、とのことだったので、ありがたくいただき、今も家に飾ってます。

おなかもいっぱいになったので、アルコールも手伝って、このあとぐっすり
休みましたｚｚ

この旅行記のタグ

この旅行記へのコメント（6）

開く

閉じる

ぷりん18さん 2022/02/12 10:30:33

私も行きたかったです。

くわさん、こんにちは。

ご丁寧にメッセージくださりありがとうございます。

元唐津市民でいらしたんですね。
唐津は風光明媚美味しいものもあるし、いい所ですよね。

砂の器は、大好きな映画です。
￥9800だとしてもシネマコンサート行ってみたいと思いましたが、くわさんの感想を読んで
諦められました(笑)

でも￥500とは破格でしたね。

ぷりん18

ログインして返信する
くわさん 2022/02/11 22:21:58

ようこそ唐津へ

ぷりん18さん、はじめまして。

還暦を二年前に通過した「くわ」と申します。
私のしょうもない、シネマコンサートの旅行記にいいねをくださり、ありがとうございます。

ところで私、元唐津市民でした。ぷりん18さんの旅行記を懐かしく拝見しました。新しく高速道路がついにできたのですね。

渚の音は浜崎のお宿ですね。浜崎はお気に入りの場所で、ここに住んでもいいかなと考えたこともある場所です。
福岡から唐津にJRで帰ると、鹿家まで来ると「ああ、唐津に近づいてきたな」と実感し、浜崎まで来るともう完全に唐津に戻ったという印象でした。

↓あまりにも近場だったので旅行記ではなくしょうもないブログに唐津のことは投稿しています。高取邸はなかなかすごかったです。
http://kuwa72.cocolog-nifty.com/blog/cat23987009/index.html

くわ

ログインして返信する
ふわっくまさん 2021/12/01 07:42:02

はじめまして・・

ぷりん１８さん、おはようございます。
はじめて掲示板に、お邪魔します(^_-)-☆

このたびは還暦お祝いをされたそうで、おめでとうございます！
温泉&豪華な会席料理で、旦那様と楽しんで来られたのですね(^^♪

さて実は私も今月の中旬過ぎに福岡に泊まり、佐賀にも呼子のイカを食べに行く計画を立てています。
ぷりん１８さんの旅行記を拝見したところ、唐津城や旧唐津銀行にも訪れてみたくなりました。
・・土地勘がないだけに、少し不安もありますが・・
参考にさせていただきます、ありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　　ふわっくま

ぷりん18さんからの返信 2021/12/01 09:14:38

ありがとうございます。

ふわっくまさん、おはようございます。

ご丁寧にメッセージありがとうございます。

唐津はお魚が本当に美味しいところです。

ふわっくまさんもご予定があるんですね。
ただ、最近呼子はイカがあがってなかったり、何軒もお店が閉店してしまっているでの、要注意です。
そして、ずいぶん以前に比べてさびれてしまっている感じがします。

事前によく確認されることをおすすめします。
また人気店はものすごい待ち時間です。

ふわっくまさんもよく色々な所へお出かけになっているのですね。
どうか、いい旅になりますように。

追伸
可能ならば、唐津呼子方面はレンタカーの方がいいかと思います。

ログインして返信する
たらよろさん 2021/11/16 20:24:36

おめでとうございます

こんばんは、ぷりん18さん様♪

還暦だったんですね。
還暦をおめでとうございますと言ってよいのか、
いや、お疲れ様でした、、、なのかな？
あっ、でも今は人生100年時代だし、やっぱりおめでとうですよねー♪

鏡山展望台からの眺めが好きだなぁー。
やっぱり海が見える場所は気持ちよくて、
大好き♪
一生懸命上まで上がった甲斐があるってものですね。
海の見えるお部屋も良いなぁー
スモールホテルだからこそできる、痛いところに手の届くおもてなし。
ラウンジにビールが無いのは何故だろう？
お風呂上がりのビールは最高なのに、、、（笑）
きっと、お二人で還暦までの人生を語っておられたんじゃ無いかしら。
お互い歳とったねー
でも、今までありがとう。これからもよろしくね♪みたいな。。。（笑）

たらよろ

ぷりん18さんからの返信 2021/11/16 22:35:37

ありがとうございます。

たらよろさん、こんばんは。

メッセージありがとうございます。

> ラウンジにビールが無いのは何故だろう？
> お風呂上がりのビールは最高なのに、、、（笑）

きっとうちのオットットのように、際限なく飲む人がでてくるからじゃないからでしょうか？

> きっと、お二人で還暦までの人生を語っておられたんじゃ無いかしら。
> お互い歳とったねー
> でも、今までありがとう。これからもよろしくね♪みたいな。。。（笑）
>
たらよろさんの妄想劇場みたいだと、ステキですが、そんな言葉はみじんもなかったということは、しっかり記憶しています。

お互い、元気なだけでもよし、ということでしょうか？

またお邪魔させていただきますね。

ぷりん18

ログインして返信する