せとうち春の花々とノスタルジックな町並み（２）倉敷

2021/05/05 - 2021/05/06

２日目は倉敷を観光します。
倉敷美観地区は伝統的な白壁の町並みが有名です。
コロナ禍ということもあり、基本は老舗旅館でおこもり、観光は人の少ない時間帯を選んで散策程度、というプランです。
白壁の趣ある町並みと青空との対比が美しく、心に残る観光ができました。

□5/5 世羅高原、竹原町並み保存地区（倉敷泊）
■5/6 倉敷美観地区

エリア 倉敷(岡山)

竹原観光を終え、高速を飛ばして次にやってきたのは岡山県倉敷市。
倉敷美観地区に到着です。

美観地区は、倉敷川に沿って白壁が続く、町並み保存地区です。

灯籠のある景観もいいものです。

地酒を扱う酒屋さんのようです。

古い建物を改装したカフェや土産物屋さんが軒を連ねています。

倉敷川。
もとは物資を運ぶ運河として使われていたそうです。

こちらも地酒の看板。
酒屋さんが多いのでしょうか。

美観地区のそばにある倉敷アイビースクエアに歩いてやってきました。
レンガ造りの建物にびっしりとアイビーが。

倉敷アイビースクエアは昔の代官所があった場所が工場になり、さらに現在はホテルとなっています。
中庭の休憩スペースもおしゃれです。

お次は阿智神社にきました。
美観地区のすぐそばです。

水にさらされたお花が涼しげです。

阿智神社の階段を上がった先からは、美観地区のグレーの瓦屋根が一望できました。
風が気持ちよく吹き抜け、しばらくこの景色をボーっと眺めました。

統一感のある町並みです。

阿智神社の境内です。
連休最終日の夕暮れ時なので人影も少なく静かです。

また美観地区に戻ってきました。
昔ながらの街並みが続いています。

白壁の蔵屋敷の間を歩きます。
モノトーンの四角いこのような壁を「なまこ壁」と言うそうです。
この落ち着いた壁の風景、好きです。

倉敷川です。

川の両側には植えられた柳の枝が風に揺れていました。

中橋という橋です。

夕暮れ時、観光客もまばらです。

船頭さんが漕ぐ川船にも乗れるようですが、この日はもう営業時間が終わっていました。

橋と柳と川。
趣があります。

和風の美観地区の中でひときわ目立つ洋風の建物、大原美術館。
モネやエルグレコ、ルノワールなど、数々の西洋美術が収められているらしいです。

倉敷川に面する最高の立地にあるこの「旅館鶴形」。
今日はここに宿泊します。

旅館に入ってから入口を振り返る。
玄関のお花も見事なものでした。

2階もあるみたいですね。
宿の方によると、コロナ前はヨーロッパ方面、特に北欧からのお客さんが多かったのだとか。

お部屋に入りました。
至って普通の旅館といった感じです。
手入れが行き届いていて気持ちの良いお部屋でした。

夕食の時間です。
お部屋食でした。
上品なお料理の数々、さすが料理旅館。

名物の鯛茶漬けもいただきました。
ゴマだれがまた合う！

夕食後、夜の散策に出かけました。
蔵の町並み、夜も絵になっています。

コロナだからか夜だからか、人が少ないです。

洋風の建物は倉敷館観光案内所です。

夜の灯籠。

ショップも早々と閉まっていました。
連休最終日ですからね。

しっとりとした夜の町並みです。

昔の町並みそのままといった感じです。

美観地区のど真ん中のお宿に泊まったため、夜景もゆったりと楽しむことができました。

翌朝です。
今日も天気が良さそうです。

川沿いの柳の景観、良いですね。

お店もまだ閉まっています。

朝の静かな時間の散策もいいものです。

また倉敷アイビースクエアに来てみました。

こちらは児島虎次郎記念館。
赤レンガのモダンな建築です。

倉敷はデニムでも有名で、このようなショップもありました。

朝の倉敷川。
整然と川舟が浮かんでいました。

倉敷観光の最後は、宿泊した旅館の隣にある「くらしき桃子」です。
蔵屋敷を改装したカフェです。
大人気のようで、開店前から待っている人がいました（私もだけど）。

くらしき桃子の一押しはフルーツたっぷりのパフェ。
左は温室桃のパフェ。
右はイチゴのパフェ。
お値段はどちらも2000円以上しますが、フルーツがこれでもかとのせられていて、大満足のパフェでした。

最後に美観地区を見納めで記念撮影。
広島県、岡山県と瀬戸内の古い町並みを訪ねる２日間、十分に楽しむことができました。