せとうち春の花々とノスタルジックな町並み（１）世羅高原・竹原

2021/05/05 - 2021/05/06

広島県の世羅高原や竹原、岡山県の倉敷を訪れる旅です。
きっかけは、以前春に訪れて素晴らしかった世羅高原のお花畑にまた行きたいと思ったこと。
そしてついでに、前から興味のあった竹原の町並み保存地区も訪ねてみることにしました。
確かJALのCMで嵐の５人が出演しているものを見たことが、竹原の古い町並みを知るきっかけでした。
そして２日目は、これまた古い白壁の町並みが続く倉敷を観光しました。
花たちも古い町並みも楽しめた旅となりました。

■5/5 世羅高原、竹原町並み保存地区（倉敷泊）
□5/6 倉敷美観地区

エリア 世羅(広島)

最初は世羅高原農場からです。
ゴールデンウィークの連休最終日とは言え、結構たくさんの方がチケットの列に並んでいました。

入園しました。
かわいいチューリップがそこかしこに。

色とりどりです。

この色が一番気に入りました。
鮮やかです。

観光客もたくさんいましたが、まだ午前中なので休日にしたら少なめのようです。

ところによっては枯れかけの場所もありました。
品種の違いなのか、植える時期の違いなのか。

広大な敷地いっぱい使って、お花畑が広がります。
こちらは枯れかけでスカスカです。

時期としては、満開の時期は少し過ぎているといった印象です。

でも近くで見るとかわいいです。

ここの農場はすごい人気のようで、昼前に去ろうとするとここに向かう車の渋滞ができていました。
休日は午前中の方がオススメのようです。

次にやって来たのは、せらふじ園。
ふじまつり開催期間中でした。
ルピナスも咲き乱れていました。

園内は広く、たくさんのふじ棚がありました。

ほぼ見頃を迎えているようです。

うす紫の花が可憐です。

見事なしだれ具合。
きれいだなあと見とれてしまいます。

花がきれいで上ばかりに気をとられていると、ふじの根っこに躓いてしまいました。

見事です。

毎年見に来たいと思うぐらい、手入れの行き届いた素晴らしいふじ園でした。

次に訪れたのは「花夢の里」です。
大人気のようです。
ここの見どころは、ネモフィラ。
青一面のネモフィラ。

見頃は少し過ぎているように感じられましたが、撮影テクニックにより何とか満開っぽく見えるかな？！

ネモフィラ畑の周辺は、観光客が散策できるようになっています。

青い絨毯を敷き詰めたような景観に感動しました。

花夢の里ではネモフィラの他に、芝桜も観光の目玉になっています。
太陽の日差しが当たって、いい色をしています。

なぜかドラえもんのどこでもドアが置いてありました。
人気のインスタ映えスポットなのか、撮影待ちの行列もできていました。

広大な敷地に芝桜が植えられているので、すべてを歩いて回るのは大変です。
ゆっくり歩いて見て回ります。

休憩がてらアイスクリーム。
ネモフィラ色と芝桜色。

午後、世羅高原を後にして、竹原市にやってきました。
町並み保存地区へ向かうと、早速レトロな写真館が見えてきました。
今も営業しているのかどうか分かりませんが、昭和初期に建てられた古い建物だそうです。

町並み保存地区の散策開始です。

タイムスリップをしたかのような錯覚に陥りそうです。
レトロなカフェやレストランなどもあり、ゆったりと過ごすのも良さそうです。

西方寺へと続く階段です。
なかなか急な階段ですが、上ってみよう。
ここは昔の映画「時をかける少女」で、主人公がこの階段を駆け降りていく場面で出てくるそうです。

階段を上がりきった先の境内からは、竹原の町並みが見渡せました。
この構図、確か嵐の５人が出ていたJALのCMで見た気がします。

灰色の屋根が続いています。

鐘つき堂でしょうか。

普明閣という建物。
厳かな朱色です。

暑くもなく寒くもなく、絶好の観光日和です。

普明閣には靴を脱いで上がることができます。
ここからの竹原の町並みも格別。

たぶんここから見るのが竹原で一番の景観だと思われます。

高台の西方寺から下りてきて、次は町並み保存地区を散策します。
右側のちょっとモダンな建物は、竹原市歴史民俗資料館です。
元々は図書館として建てられたものです。

資料館の隣には広場があり、竹鶴政孝・リタ夫妻の銅像がありました。
NHKのドラマ「マッサン」のモデルとなった２人ですね。

町並みは整然としていてごみ一つありませんでした。
ところどころにちょっとしたお花が飾られていたりして、この町並みを大切にしている住民の方々の思いが伝わってくるようです。

胡堂という建物。

尾道や広島といった観光地の間にあって、有名とは言いがたい竹原ですが、なかなかしっとりとした見ごたえのある観光地でした。
今後この町は、さらにスポットライトが当たりそうな予感です。

さて、次はこの日の宿泊地、岡山県倉敷市を目指します。