2021夏 関西６：大阪歴史博物館と大阪城公園と天ぷら定食まきの

2021/08/12 - 2021/08/12

2021年の夏休みは３泊４日で関西へ。最終日はあいにくの雨。
ならばインドア。ということで、大阪歴史博物館へ。その後雨が小降りになったので、大阪城公園をブラブラ。天ぷら定食まきので、早めの夕食をいただき、伊丹空港から羽田へ飛び、帰宅しました。

エリア 大阪城・京橋(大阪)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

あいにくの雨なのでインドア
美術館や博物館で候補を検討した結果、まだ行ったことのない大阪歴史博物館へ

入り口
入って右はNHK、左に行くと大阪歴史博物館

中に入って、こちらはNHK

反対側の大阪歴史博物館へ

大阪歴史博物館、通常料金600円ですが、JAF会員割引で540円
博物館は、ビルの7階から10階
まずはエレベータで10階まで上がります

10階は古代フロア

古代の難波と世界
西暦600年代の世界の動向が示されています

難波宮の大極殿が再現されています
大極殿は、古代の宮殿で最も中心的な建物です
後期難波宮の大極殿は、42mｘ21mの規模

高御座
大極殿の中央に設置された天皇の座

宮廷の女官
高御座に現れた天皇の姿を隠すため、大極殿の左右に分かれて「さしば」を掲げた　そうです

そして、窓の外には難波宮跡
素晴らしいロケーション

フロアマップと順路

難波宮の発見と保存に半生を捧げた山根徳太郎先生の像

山根徳太郎と難波宮の展示

展示室

前期難波宮復元模型
我が国初の本格的な宮殿です

前期難波宮で使われた土器

後期難波宮復元模型
前期の跡地に再建された奈良時代の宮殿
中軸線も前期とほぼ一致する

古の都のロケーション、大阪、京都、奈良
当時の移動手段を考えると、かなり離れた距離なので、遷都も大変だったでしょう
いまなら0123に頼めば楽々だ

ビルの北端のスペースはガラス張りになっていて、大阪城が見えます

９階は中世近世フロア
中世都市の町並み

安治川橋復元模型、縮尺は2.7分の１

堂島米市

難波橋復元模型、縮尺は2.7分の１

だんじり

猛虎図

角の芝居復元模型
道頓堀には角の芝居と呼ばれる大芝居劇場や中小の劇場/芝居茶屋が並んでいた

８階は歴史を掘る・特集展示フロア

原寸大に再現した発掘現場

特集展示「豊臣秀吉 ゆかりの品々」
残念ながら中は撮影禁止

７階は近代現代フロア

昭和初期の「大大阪」

地下鉄
昭和9年(1934年)当時の淀屋橋駅ホームと地下鉄車両の後部を再現
大阪の地下鉄は昭和8年(1933年)に開業

公設市場
昭和15年の歳末大売出しの様子

町工場の仕事とくらし
第一次世界大戦を景気に大阪の工業は一段と発展を遂げ、「東洋のマンチェスター」と呼ばれ、日本を代表する大工業都市となった

展示室

日本万国博覧会 公式ガイド(左下)やパンフレット、スタンプ帳、会場マップなど

NHK(右)と大阪歴史博物館(左)

大阪城公園へ

重要文化財 大手門
寛永5年(1628年)の建築

大手口枡形の巨石
城内で四番目の大きさ、採石地は小豆島と推定されている

重要文化財 桜門、本丸の正面入口
寛永3年(1626年)に創建
明治維新の大火で消失し、明治20年(1887年)に陸軍が再建した

桜門桝形の巨石「蛸石」
城内で最大の巨石、推定重量108トン、石材は備前産の花崗岩
左端にタコの様な模様があることにちなんで名付けられた

蛸(タコ)に見えますか？

ミライザ大阪城
昭和6年、陸軍第四師団司令部庁舎として建設された

中へ

豪華なシャンデリア

時節柄、全店舗休業

大阪城に関する展示コーナーは開いていました

大阪城の歴史を学びます

大阪城

豊臣秀吉手植えの樟(くすのき)
今の大阪城の地表は豊臣時代と異なるため、秀吉手植えというのは事実ではなく伝説と考えられているそうです

大阪城
お城といえば、松本城や姫路城の様な現存天守木造という印象が強かったので、初めて中に入った時、鉄筋コンクリート造りでエレベータも設置されていたことが衝撃的でした

「残念石」
用材として準備されたが、使用されなかった石

大阪城

大阪城

各地から集められた石

石には出身地を示す記号が刻まれるています
記号の一覧表がこれ

極楽橋
明治維新の大火で焼け落ちたが、昭和40年に再架橋された

極楽橋から眺めるお堀

極楽橋と大阪城

青屋門、二の丸の北に位置する
明治維新の大火で被災し、昭和20年の空襲で大破した
現在の門は昭和44年に再建されたもの

JR大阪城公園駅

夕食は「天ぷら定食まきの梅田店」へ
人気のお店なので、早めに来ました
16時前だったので入店時はガラガラでしたが退店する時には、ほぼ満席となっていました

カウンター席

まきの定食 玉子天付き1090円
まずは、ご飯と味噌汁が来ました
塩辛は無料です

取り置きをせず、全ての天ぷらが揚げたてです

安くて美味しいのですが、関東には２店舗しかなく訪れる機会が限られています

なので、関西遠征時にやってきました
安定した美味しさです
ごちそうさまです

伊丹空港のラウンジ

時節柄、ビールサーバは停止
残念だが仕方ない
今回もマスク着用、密を避けるのを念頭に行動する旅行でした
いつになったら、自由度の高い旅行が実現するのだろうか？

この旅行記へのコメント （2）

• はなまま さん 2021/09/14 21:58:34

  ようこそ大阪へ！

  はんけん様
  
  ようこそ大阪へ！
  歴史博物館はわりと小綺麗で楽しい雰囲気に展示されていたように記憶しています。
  
  はなままは大阪城のお膝元で育ったのですが、10年ほど前からはすっかり観光地化されてコロナ前等は外国人観光客が溢れかえり、遊園地のような汽車が走っていたり、堀に金ピカの船が浮かんでもはや歴史のカケラもないアミューズメントパークになっていたので度肝を抜かれました。
  今はもう落ち着いて静かそうですね。
  
  ミライザももともとは陸軍司令部の頑丈な建物ではなままが小学生の頃には博物館だったので、未来へのカプセルだったかに詰め込まれた品物が展示されているのを見て怖かった記憶があります。
  
  いずれにしても大阪の町は歴史が浅いので、わざわざお越しいただいて申し訳ないような気にもなりますね(｡ŏ﹏ŏ)。
  
  大阪城よりは天王寺周辺の真田幸村にまつわる地巡りや住吉大社の方が歴史を感じられるかもしれません。
  
  うーん、悩めるはなまま(*^^*)
  
  
  
  

  はんけんさん からの返信 2021/09/15 22:12:11

  RE: ようこそ大阪へ！

  はなままさん
  こんにちは。
  
  はい。歴史博物館、老若男女が楽しめる様に工夫されているなぁと感じました。
  観光立国を目指す？日本ですが、やはりそれぞれの暮らしに根付く懐かしい地元が変わってしまうこと、もしくはそのまま残すことができないのか？というのは、大きな問題ですよね。
  
  大阪は、やはり京都・奈良・神戸などの観光のためのハブ大都市というイメージですよね。(すみません)
  
  はんけん