2021/08/25 - 2021/08/25
215位(同エリア274件中)
たまおさん
「足摺岬」
足摺岬は、四国最南端の岬。これを聞いただけでもう旅情掻き立てられそう
ですよね。ずっと行きたいと思いつつ、なかなか実現せずにいました。なぜかというと、それは交通の足がネックにありました。私は車の免許を持っていないのです…いや、正確に言うと、持っていました(失効させました!)
公共交通機関では行きづらそうだな~と思って、敬遠していましたが、行けなくはないのです。なら、海外旅行に行けないこんな今だからこそ、実現させようではないか!そう思って、本腰を入れて行き方を調べることにしました。
そしてもう一つ、行きたいところがありました。
「大歩危小歩危」
「おおぼけこぼけ」というこの名前に惹かれて、どんなところか見てみたかったのです!
この二つの場所は、もう十数年以上前、総合旅行業務取扱管理者の資格試験に向けて勉強中の時に知ったのでした。あの時は、好きなことを勉強することが楽しくて、合格通知を手に入れたときには、正直、うれしさと同時に残念な気持ちにもなりました。もう勉強できなくなるのかと…。(勉強はできますがね!)あれからずっと行きたくて、十数年…。
本気で計画を練り始め、この二つの場所を繋げていくと・・・
(羽田ー高知龍馬空港ー高知駅ー中村駅ー足摺岬)ー
足摺岬→四万十川(中村)→高知市→大歩危小歩危(阿波池田)→徳島市
のようになり、結果的に、四国を横断する形になりました。
全部公共交通機関を使って、5日間かけて旅をすることにしました。
★それでは、1日目の旅日記です。
初日のこの日は、高知龍馬空港へ飛び、そのまま足摺岬へ向かいます!
長い長い道のりの始まりです!
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ANA561便 羽田7:55ー高知龍馬空港9:20
貯まっているマイルで特典航空券と引き換えました。往復飛行機代無料♪
空港でさっそく龍馬さまがお出迎え。 -
バスで高知駅に向かいます。
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バス停はこちら2番乗り場になります。
空港→(バス)→高知駅→(電車)→中村駅→(バス)→足摺岬
という行程になります。 -
高知駅到着。
駅前には、偉人たちの銅像。左から、武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。
実は、高知駅に到着し、中村行きの電車の切符を買おうとしたときに、ちょうど電車が行ってしまいました。次の電車まで1時間40分の待ちぼうけです。地方あるあるですね…。でも、いいんです。もともと次の電車に乗るつもりでいましたから。もちろん、一本前の電車に乗れたらよかったのですけど。 -
時間が有り余って、朝食をまともに食べてなかったので、駅構内のパン屋さんで朝食を食べ、そして、市内をぶらぶらすることにしました。2日後にまた高知に来るので、その予習もかねて。
ということで、まずは、有名なはりまや橋。もっと大きな橋だと思っていたので、ちょっと拍子抜け…。 -
商店街。私、商店街ぶらぶらするのが好きなのです。旅行先で、商店街に出くわすと必ず見てみます。
閑散としていて、多くの店のシャッターは降ろされていました。今は多くの地方の商店街はこうなってますね。 -
11:40、特急あしずり3号にて、中村駅に向かいます。1時間44分の乗車です。
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中村駅で、駅前から出ている、足摺岬行きのバスに乗り換え、1時間45分。ようやく本日のお宿に着きましたー!!
「ホテル足摺園」です。
白皇神社前下車、目の前です!私のように車を持っていない人にはおすすめです! -
さっそくチェックイン。昭和の懐かしい感じのする旅館です。(いい意味で!)
すでに時間も15時半を過ぎているので、休憩もそこそこに、足摺岬に向かうことにしました。 -
足摺岬行く途中にある、金剛福寺。四国八十八か所の霊場の一つということで、ホテルのオーナーさんにお勧めされました。
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お遍路さん、ここを訪れるんですね!敬意を表します!
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庭園が美しくて、お勧めされた理由が分かりました。
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これから続く旅の安全を願って、私もお参りしました。
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正直、足摺岬に早く行きたい一心でしたが、訪れてよかったです。
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権現堂
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これ、鍾乳石!?こういうのって洞窟でしか見られないものだと思っていたのでびっくりでした。地面からもできるんですね!
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ついに到着しましたー!四国最南端、足摺岬。
ようやくスタート地点に立てました! -
さっそく展望台に上って景色を眺めます。
いい景色! -
同じ景色ですが、ずっと見ていたいです。
待ち焦がれていた景色です! -
灯台が見えます。後で、あっちにも行ってみましょうか。
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天狗の鼻にも来てみました
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誰もいないので、この景色をのんびり一人占めしていたら、何やら草藪の中からゴソゴソと物音が…。何?と思って近づいてみると、イノシシが出てきました!
ビックリ!!慌てて私は上の方へ逃げるように駆け上がり、イノシシは一瞬こちらへ向かってきそうな気配がありましたが、私は目を合わせないように、イノシシから見えないようにし、じっと物音立てず、少しして、イノシシは去っていきました。
小さいイノシシでしたが、怖かったー!
誰もいないので本気で怖かったです。襲われたらどうしようと…。
帰り際に気づいたのですが、入り口付近に「夜間はイノシシが出る可能性あるので注意」との看板がありました。 -
灯台へ向かいます。
このような遊歩道を歩きます。 -
遊歩道はひらけていないので、景色を楽しむことはできません。
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来ました!灯台!
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「足摺岬灯台」
そのまんまやん -
またもと来た遊歩道を戻っていたら、脇にこんなものがありました。
「地獄の穴」
このネーミング、気になりますよね。
説明文を読むと、「この穴に硬貨を落とすと、チリンチリンと音を立てながら落ちていきます。穴は金剛福寺の本堂のすぐ下まで通じているといわれています。」
金剛福寺って、さっき行ったところやん。私も硬貨を入れてみました。そしたら確かに音を立てて落ちて行きました。耳を澄まさないと聞こえないレベルです。
このお金の行方が気になりますが…。本堂の下って?? -
もう一度展望台へ。
同じ景色ですが、脳裏に焼き付けます。名残惜しいですが、そろそろ去ります。 -
中浜万次郎像。通称、ジョン万次郎ですね!
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明日の帰りのバスの時刻を確認。
そこへ、ホテルのオーナーさんと出くわしました。オーナーさんはとても親切で気さくな人でいろいろ教えてくれました。バスの便数は、人口の減少で半減してしまったこと、昭和45年が人口の最盛期で足摺だけでも1400人いたそうですが、今は700人ほどになったそうです。 -
これは翌朝、バスを待っているときに撮ったバス停からの写真ですが、右の電柱の後ろに隠れている白い建物がオーナーさんが通っていた小学校なんだそうです。ここで生まれ育ったのですね~。
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夕食です。
どれもどれもすごく美味しく頂きました!…その中でも特にカツオがうまい!!さすが高知。上に見える揚げ物は、アカメ(?)の天ぷらだったかしら。これ以外に陶板焼きもありました。おいしゅうございました。
今回は、周辺に食べるところがないので、朝夕食付きのプランにしました。夕食は18時から30分刻みで時間が選べました。私は一番遅い19時半で。他の宿泊客が食べている間に、温泉に入ろうと目論みました。おかげで、内風呂も露天風呂も一人占めできちゃいました! -
デザート。巨峰とキウイフルーツ
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朝になりました。
部屋からの景色。 -
朝ぶろに露天風呂へ来ました。景色が最高。
普通、お風呂に入るのにスマホなんか持って行かないのですが、誰もいないので、入った後で、急いで部屋に戻り、誰もいないことを確認して撮りました(笑) -
こんな景色、お風呂に浸かりながら、夕べも今朝も一人占めできるって、こんな幸せなことありますか?
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朝食です。美味しくいただきました!
本日は四万十(中村)へ向かいます。(次回へつづく)
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